Taejunomics

            政治、経済、社会、哲学、芸術、文学、スポーツ、マイクロファイナンス、教育などなど、徒然なるままに書き綴ります。 ※お初の方はカテゴリー欄の「Taejunomicsについて」、をご覧ください。
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エアコンのない夏。
今年の夏は、エアコンのない生活を成立させようと画策中である。
 自分からはエアコンをつけない。

 ちなみに我が家は東京砂漠の中にあり、工業地帯も遠くないため日中の気温は、天気予報のそれを常に超えている。 夜もいわゆる熱帯夜。

 環境にもよいが、健康にも、精神力を鍛えるのにもよい。
 家で勉強をしていると、知恵熱と相俟って、汗が滝のように出てくる。 でも、続ける。 これで、代謝もよくなるし、集中力もアップ。 暑さに対する肉体的・精神的耐性もつき、地球温暖化の歯止めにも貢献。  人間は汗を1リットルかくと、熱量を400キロカロリー(体重50キロの人が8km走るのに相当)消費することになるという。 気分も少しばかり、古き良き時代にタイムスリップした不思議な感覚になる。

 と、色々考えてみると、エアコンって、つけない方がメリットが多いような気がしてきた。 いかがでしょう。
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中国成長の要素のついての考察。
 中国の石油公社CNOOC(China National Offshore Oil Corp.スィーヌックと読む事を、この頃知った。。)によるアメリカのユノカル買収騒動や、ドルペッグの廃止(これは、2%の通貨引き上げより遥かに重要な変更だと思う)に代表されるように、現在の中国経済の成長は、まさに破竹の勢い。
 ちょっと、この成長の要因について考えてみたので、備忘録代わりに書いておく。

 中国が、海外投資をここまで引き込めた理由は次のようなものだと思う:
 1.豊富な人的資源、地下資源
 2.中国政治の安定性
 3.合理精神 
 
 1.は、もう説明の必要も無いので割愛。

 2.中国政治の安定性
 市場経済を取り入れたとしても、中国の一党独裁は変わっていない。 国内の政治不安は、よほどのことが無い限りありえない。 これは、他の多くの途上国と比べて特筆すべき点である。 投資家達は、クーデターなどのリスクをさほど心配せずに投資をすることが出来る。 安定した政治情勢が安定した経済成長をバックアップするのは言うまでも無い。
 対外的にも、軍事力・外交力を背景として常に安定した政治路線をとっているので、国際関係の急なこじれもあまり考えられない。 これも、投資のリスクを下げている。


 3.合理精神
 ステレオタイプ、暴論のそしりを受けることをある程度承知しながら、それでも書く。
 皆が皆とは絶対に思わないが、中国の人々には、かなりの合理精神が根付いていると考えられる。 個人的な交友からしても、これは感じること。
 「じゃあなぜ、中国の人々は毛沢東の文化大革命にのってしまったのだ?」という人がいるかもしれない。 けれど、これも、合理性の観点から説明をすることが出来る。 文化大革命というシチュエーションが出来上がってしまい、それを所与と捉えるのならば、その中で行うべき合理的行動は、文化大革命を先頭切って推進する人民となることなのである。
 この、合理的精神が土台にあるため、中国における資本主義の論理(契約はしっかり守る、など)の導入がこれほどまでにスムーズに行ったのだと考えられる。 合理性に基づいて社会主義の論理で動いていた人々が、これまたおなじ合理性に基づいて資本主義の論理で動くようになったのである。  これも、投資の際のリスクを下げる要因として作用している。
 実際に色々な人の話を聞いてみたが、投資する人間にとっては、相手側の思想・信条などは正直どうでもいいようである。 用は、「やるべきことをやってくれればよい」のだという。 そして、その「やるべきこと」をやらない対象には、投資はまず行わない。 
 傍論であるが、事例を一つ。 十数年前、某国はヨーロッパのある先進国に対して債務を踏み倒したことがある。 結果、その国は、ヨーロッパの全ての先進国政府・投資家から融資を受けるのが著しく困難になってしまったのだそう。 後悔後先に立たず。
  

 
 国でも企業でもそうであるが、成長するところは、成長のための要件をしっかりとそろえている場合が多い。 中国もそうだと思う。
 ちなみに、中国共産党はいまだに「我々は我々のやり方で社会主義建設を推進する」と語っている。 この先どういう路線をとっていくのか、引き続き注視していこうと思う。
ヨーロッパ最大のPEファンド誕生。
 ヨーロッパのPEファンドのCVCが、PEファンド、CVC European Equity Partners IV ("Fund IV") の最終クロージング(ファンドに対する出資の締切)を完了させた。 (CVCのサイトはこちら

 ファンドのサイズは、60億ユーロ(72億ドル)。 ヨーロッパ最大のファンドになる。 (ちなみに、CVCのチームのメンバー数は、50人強。) 
 近年のCVCファンドは、シティグループが共同出資家であったり、シティグループとのジョイントベンチャーであったりした場合が大方のだが、今回は単独によるもの。
  
 欧米では大型買収案件が増加しているので、これからも、ファンドの大型化が進みそうだ。 ちょっと注目です。 
PEファンドについて②ファンド関係者との会話から。
 PEファンドの関係者とのQ&Aのうち、ブログに書いても問題ないと感じたものについて以下に書いた。 
 ちなみに、これは、Q&Aを通じて自分が得た理解について書いている。 原文ママではない。



1.PEファンドで働くのに、必要な能力は何か?
 一言で言えば、「頭がいいこと」。 インタビュー(面接)の際に見るのはここだという。 「」つきで書いているように、この言葉は、額面どおりに受け取ってはいけない。 ここでいう、「頭がいい」とは、「大局観をもちビジネスをつくれる」ということである。
 「頭がいい」能力は、知性、有能、経験からなっている。
・ 知性は、知識とセンスによるもの。
・ 有能は、いわゆるIQg(一般的知能指数。活動全般で発揮される賢さ。例えば、段取りがいい、とか。) のこと。 
・ 経験は、当然ながら、時間と密度による。 最低でも5年くらいは見た方がいいという。 ある程度の経験を積むと、仕事に安定感が出てくる。

 また、PEファンドが人的関係をとても重視するため、対人折衝能力は必須だといわれている。

 そして、採用する際の最低限の基準は分析能力だという。 分析能力は、知識とセンスから成り立っている。 分析に当たって、自分なりのロジックを持つ必要がある。 その能力をつけるためには、日ごろから、分析する癖をつけるのがよい。 お金に余裕があるのなら、実際に株を買うのが良い。それにより、分析に身が入るからである。 また、隣接業界で働くのが、能力をつけるのに一番よい。 コンサルタント会社、投資銀行、証券会社などで働くことにより、分析に要する知識とセンスの両方を磨くことが出来る。


2.PEファンドで働く人に一番大切な資質は?
 「人を動かせること」だという。 
 このためには、最低限のソフトスキルが必要である。 人が投資行動を決定する際の真理に関する洞察、会社の力学に関する洞察、コミュニケーション能力全般が要求される。 人を動かすのにあたって、方程式は無くても、ロジックは構築可能である。そのロジックを持っている事が重要である。 ―人により強い動機を与えるきっかけは少しずつ異なるので、ロジックを持ちつつも、それを金科玉条とせず、ケースバイケースで対応していかないといけない。
  そして、やはり、人間的魅力が重要となる。 しかし、これは、訓練して得るのがなかなか難しい。 しかし、日ごろの行いである程度の努力は出来る。 他人のためにリスクを取れること、人としての基本をしっかりと守ること、などである。 



3.10年後に自分がPEファンドを設立するのなら、何から始めるか?
  ゴールの設定と、それに至るまで必要なものを知れば、何から始めるか見えてくると思う。
まず、当然だが、どんな企業に対しどのような投資を行うのかを明確にする。 その結果、どれくらいの資金が必要なのかが見えてくる。
   それと同時に、「人はどういうときに金をだすのか?」という問いに対する答えを自分なりに考えておくことも重要。
  それらを考え、そのために必要な能力、資質、経験を今から積んでいく。 


4.PEファンドで働く人の一日はどのように流れるか?
 大きく3通りに分かれる。
 ①特に何もないとき:案件作りで時間をすごす。 基本は調査。
 ②ディール時はそれで時間いっぱい。
 ③投資直後は、会社に出向き、その会社の問題をあぶりだすために多くの時間を割くようになる。 なるべく多くの社員に会い、食事などをしながら話を聞くようにする。


5.ファンドのチームワークが重要と思うが?
 その通り。 現在のチームはすばらしい。 このメンバーでしか出せない相乗効果がある。 この楽しさは表現が難しい。
 このすばらしいチームワークは、創立者によるところが大きい。 彼はディシプリンマニア。 彼がいるから、今まで幾度かの不要な成長の誘惑に乗らずに、いいチームをつくってくることができた。


6.ファンドのサイズは、必ずしも大きければよいというわけではないのでは?
 たしかに、そうはいえない。 ファンドには最適サイズがある。 投資の対象を明確にすることにより、最適なサイズが決定される。 必要以上に大きくても使い切れないため、結果収益率は下がる。 
特にうちのPEファンドは少数精鋭。かつ、日本の事情(先のエントリー参照)により、担当者が案件にかかわることになる時間はかなり多い。 そのため、一度のファンドの組成に当たり、最大で10回が限界。 

7.案件は、持ち込まれるものと発掘するものどちらが多いか?
 50:50くらい。 
 持ち込まれる案件は、年に100くらい。 
 案件を自分たちで発掘するときには、トラックレコード、インタビュー、経営陣との食事などを通じて、会社の情報をとり、吟味する。


 8.精査時に粉飾は見抜けるか?
 精査は会計士や弁護士に依頼して行う。これで基本的に粉飾は発見できる。 また、もしものときのために、事前に契約書に提出された情報に粉飾があった場合の条項を盛り込んでおく。 見つかれば、買収価格の引き下げ等を行う。


9.資金調達比率はファンド・出資者・相手企業の三者にとってとても重要な決定事項だと思うが、それはどのように決定しているのか?
 事実資金調達比率の決定は重要事項。 だが、これといった比率はない。 最適な比率は、企業ごとに違う。 現状で倒産のリスクが高い企業などには、レバレッジは低めにかける。 ケースバイケースで対応している。


10.再生・モニタリング過程で一番重要なことは?
 ガバナンスの仕組みづくり。 言い換えれば、正常な意思決定をできる枠組みをつくることが一番大切。 そうすることによってリスクをコントロールする。


11.回収の際に何%ほどの年利を上げることを目的としているか? また、対象企業を他企業に売却するかIPO(株式の公開)かで、経営者との対立があるのでは?
 目標は30%。
 対立は可能な限り避けたい。 足並みをそろえた意思決定を出来ることが大切。 でないと、レピュテーションに傷がつく。 一人の従業員が偶然メディアにぽろっと不満をこぼしただけで大変なことになる。 レピュテーションは、今後の活動のために最も重要な無形資産。
 また、対立がなるべく生じないように、ディールに回収時のことについて盛り込んでおく。


12.買収されると決まったときの被買収企業の反応はどうか?
  冒頭で喜ばれることなどは、基本的に無い。 それが普通の感情だと思う。 そのあとにどうして行くかが重要。


13.PEファンドやヘッジファンドの業界には秘密がおおい気がするが?
  有名になる必要が無いので、要求されない限り情報を流す必要がない。 われわれのパフォーマンスの評価は、実際に投資を行った先の結果を見ればそれで分かること。 また、有名になることにより得られるメリットよりも、デメリットの方が通常大きい。


14.EBITDA倍率は実際にどのくらい?
 (※EBITDAは、earnings before interest, tax, depreciation and amortizationの略で、EBITDA=売上―費用―利子払い―税+減価償却費+無形資産の償却費である。 そのうち、なぜEBITDAが使われるのかをエントリーで書くことにする。)  
 日本において現在は3~10くらい。 しかし、今後は業界の平均5~10倍に落ち着くと思う。 このEBITDAは、資本を最適化することを想定して算定したEBITDA。
妥当な倍率で購入するのが望ましい。 そのため、事業価値を不当に吊り上げてしまう(=倍率が不当に上がってしまう)可能性を持つオークションは好ましくない。 

15.やりがいを感じるときはどんなときか?
 投資対象において、新たな一歩のための意思決定が下され、会社の従業員が動くときに沸々と感じる。 その意思決定は従業員皆の生活に影響をするのだから。
 また、若年でありながら、現場で重要な意志決定過程に携われることにもやりがいを感じる。 それを通じて多くのことを学んでいる。

  

 これら話を通じての感想は、今度書こうと思う。 
土と雨と光に感謝を。
20050730081643.jpg

 精神的強さには二つのタイプがあると思う。 

 かなり強いが一回壊れるともろいコンクリートビルタイプと、容易につぶれるがすっくと立ち直る植物タイプ。 

 偉大な業績を成し遂げた人は、必ずといっていいほど、植物タイプの精神的強さを持っている。

 その植物タイプが、なぜ強いか。
 植物そのものの性質のみによってではない。 土と雨と光によって強いのである。 それに気づき、はっとした。

 己の力のみで育ってきたと勘違いしている草ではなかったか。 自省せねば。
PEファンドについて①全般。
 (めちゃ、長いです。 ちなみに、今日7月28日はこれ以外に一つエントリーがあるので、よかったら、それだけでも見てやってください。)
 アクセス解析を見ると、ビジネス関係の需要がとても高い。 そういえば、このごろビジネス・経済関係を書いていない。 ちょっとバランスをとるためにも、ここいらで、ビジネス関係も書かねば。

 前にプライベートエクイティファンドについてちょっと述べたが、その部分(ここをクリック→前回の部分その1その2)となるべく重複しないように、書いてみる。 全二回構成。 第一回は、最初にしてもらった説明ともども全般的に書く。 第二回は、前にPEファンドの関係者と話したことを重点に、あまり書籍では見つけられない事柄について書いていく。


 1. PEファンドとは
 プライベート・エクイティ投資は、本来は未上場企業に対して成長資金を供給する(=プライベート(未公開)・エクイティー(株式)投資としてアメリカを中心に発展してきた投資形態である。 とくに、近年は、上場企業を経営陣が非公開化して独立するマネージメント・バイアウトや、再生企業の債権などにおいてスポンサーとして資金提供をするという投資形態も増えている。
 ヘッジファンドなどと並んで、PE投資は代替的投資(オルタナティヴ投資)の一つとされる。
 PEファンドは、広義の意味では、ベンチャー企業に投資するベンチャーキャピタルを含む。狭義の意味では、上で述べたようなPE投資活動を行うものをPEファンドという。 ちなみに、PEというと、この①プライベートエクイティ投資をさす場合と、②それを行うPEファンドをさすような場合の、二種類の用語法がなされているのが現状のようである。 新しい分野なので、かなり用語が紛らわしい。
 
 PEファンドには、企業再生ファンド、バイアウトファンドなどなど、いろいろな呼ばれ方があるが、それは、当該PEファンドが行っている活動がどこに重点を置いているかにより呼び方が変わっているだけのことである。全てに共通しているものは、ファンドが投資・買収した企業の価値向上という目的のみ。
 日本において、PEファンド=リップルウッド=ハゲタカというとんでもない方程式を成り立たせている人々がいるが、これは、正しくない。 リップルウッドがPE投資をする会社であることは正しい。 ただし、ハゲタカファンドとは通常、投資・買収後、企業の価値向上のためにはどんな手段をも辞さず、結果、被買収企業はめちゃくちゃ、ファンドとそれに対する投資家だけぼろもうけというような結果をもたらすファンドの事を言う。 リップルウッドが日本で行ってきた投資を見る限り、ハゲタカという表現は適切でないと思われる。 欧米にはもっとえげつないPEファンドがいっぱいあります。。

 PEファンドは、日本でもここ6,7年の間に浸透してきた感がある。
 近年、終身雇用、金融機関・資本市場による無規律な信用提供、国内外市場における日本企業の相対的優勢性といった、過去の日本企業の成長を支えていた事業環境が大きく変わってきている。その中で、大企業やオーナー系の企業を含めて、抜本的な資本政策と事業戦略遂行のニーズが増えてきているのが背景としてある。 90年代後半の金融機関の大型倒産は、PEの浸透の明確なきっかけであるとされる。 

 2.PEファンドの活動内容
 だいぶ前のエントリー(クリック)でも書いたので、活動サイクルの部分は割愛。
 「ほとんどの企業は、成長のための価値を持っている」という、基本的な考え方をもって投資をすることになる。
 投資・買収後に投資先が長期的な成長をおさめるために行う基本的なオペレーションとしては:
1) 成長基盤を作るための資金調達
2) 経営チームの組成
 -必要に応じては、外部から取締役を連れてきたり、ファンドから取締役を就任させるようにする。
3) ストックオプションや給与・賞与を会社の方針とあわせるインセンティヴ作り
 -多くの場合、MBOによりインセンティヴが上がりにくいしがらみを取り払うことが出来る。
4) 事業戦略の立案と経営のガバナンスへの参画
 -事業計画の立案はさほど難しくない。
 -重要なのは、事業計画と現実のギャップに対するレスポンス。 そのレスポンスが、ガバナンスの役割。
 -ガバナンスの本質は意思決定過程にある。
5) 財務・経営企画部門の側面支援
 -コンサルタント的な役割。
6) M&Aや資産処理プロセスの遂行
 -成長の過程に必要となるM&Aの支援。
 ―無駄な資産の削除が資産処理の基本。


3.PEファンドの経営参入の度合い
ざっくり見積もって、4段階がある。

LV1(インフルエンザ治療級):取締役就任(非常勤として)
・業績報告のチェック
・予算・投資案、戦略策定時のインプット
・経営陣の評価・報酬の決定
・月次取締役会+α
  を、行う。 ファンドの介入の度合い(=ファンド関係者たちの消費する時間量)は少ない。
欧米におけるPE投資において、ファンドの経営関与の度合いはでは基本的にLV1である。 多くのプロの経営者の存在があるので、PEファンドがそれ以上の事をする必要がない。 ディールを作り経営者を連れてくればそれで問題が解決することが多い。そのため、欧米においては、「ディール作り」と「適切な経営者選び」が、ファンドが行うもっとも重要な仕事である。 この前提には、欧米にはプロの経営者集団のプールがあるという事実がある。 

LV2(早期発見ガン治療級):特命プロジェクト
・事業戦略見直し、資産売却、事業買収
・管理会計導入、コンプライアンス強化
・調達方法の見直し、生産効率の改善
 を、行う。 週1~3日担当者が会議主催、または直接遂行する程度。 これも、まだ、ファンドに対しての時間的負担は少ない。

LV3(脳移植手術級):経営陣の外部調達
・新経営陣(一部または全部)を組成
・新チームの円滑なスタートをサポート
を行う。 ファンドチームの中の担当者が買収後一定期間常駐することになる。 
この段階から、一気にしんどくなる。 関与の度合いがかなり上がる。 しかし、日本ではLV3以上の案件が多い。 ファンド関係者のみならず経営者も、従来の従業員たちもより多くの困難に直面することになる。 そのため、リスク要因が上がり、収益がぶれる可能性が高くなる。


LV4(ブラックジャックの手術級):直接経営
・ファンドから経営執行のトップに就任
・事業再生、特定の業種専門家の場合
を、行う。 ファンドの担当者は、相手先に長期間常駐することになる。 
日本で多いのはLV3、LV4である。 オーナー企業の多さ、そのオーナー経営者の放漫経営が多くの場合原因となっている。 
ちなみに、海外ではLV4はありえない(時間がかなりかかるため)、というより、LV4は、欧米PEファンドでは基本的に投資対象とみなされない。 これが、海外のファンドが日本にあまりこない理由の一つなのだという。 


 パソコンの熱が、手のひらに伝わって、かなり気色悪い。
 今日は、こんなところで、ご勘弁を。
けんすい。
(格闘技というより、筋トレネタ。)

 選挙事務所で働いていたときに知り合いになった人がいる。 スポーツビジネスではかなりのやり手。 自身も元デカスロンの選手で、プロ野球選手、サッカー選手のみならず、プライドやK1の選手にも知人、友人が多い。

 そんな彼から聞いた、プロの格闘家が、みな共通して行っているトレーニング。 

 
 それは、懸垂。 けんすい。 あの、鉄棒にぶら下がって、あご、もしくは後頭部の出っ張り部分が棒の上を越すまでがんばる、あのメニュー。  体育の時間に、年に一度はやらされるあのメニューである。

 じつは、懸垂は反動をつけてやるのがいい。 そうすることにより、全身の筋肉が満遍なくつく。 背筋のみならず、腹筋など、体幹部の筋肉が全てつく。 これは、パンチやキック全てに生きてくる。 これが、プロの格闘家たちが皆懸垂をやる理由であろう。 

 ミルコやヒョードル、シウバなどの練習メニューには必ずこれが組み込まれている。 回数にして、基本は30回×6セット(ミルコ・ヒョードルは、知り合った彼から聞いた。シウバは、立ち読みで情報ゲット)!! 自分は、やっと一回だけ30が限界。。 セットなんて、とてもではないが不可能。
 
 今日は、母校の高校で恩師の先生とこの懸垂をする。 隣ではFCコリアが練習しているが、お構いなし。

 内容は、6回×10セット。
 しかし、ただの6回ではない。 
 上るときは、前・後交互(=鉄棒を目の前にして上るのと、鉄棒を頭の後ろにして上るのを交互)。
 下るときは、5秒くらいかけて下る。手を完全に伸ばさないようにする。
 
 これで、明日は筋肉痛確定。 体幹部が、きてますきてます。 首の下とかが熱い。。

 年始に立てた、打倒シウバのための、器具を使わずに、筋肉だけで10キロ増量の目標、やっと5キロだけ達成している。 もうすこし頑張らねば。

 と、全体的におどろおどろした書き込みとなってしまったが、懸垂は、間違いなく、トップクラスにバランスのよい筋トレ。 老若男女かまわずお奨めできます。 是非一度、おためしください。
邂逅。
 友人のおかげで、26日の夜、日本で3本の指に入るPEファンドのディレクターと、マンツーマンで話が出来ることに。
 
 PEやヘッジファンドなど、代替的投資分野のファンドは、かなり機密性が高いので、貴重な機会である。

 時間は2時間。 
 
 質問をこのところずっと考えていた。 

 質の高い質問をする能力は、とても重要だと思う。 質問だけで、ある程度までは事の本質まで至ることができるのだから。

 うーん、楽しみ。 行ってきます。
使命かつ機会として捉える心持。
 つらい状況にあるときに、自分をモチベートする方法は、今のところ二つである。
 
 一つは、使命として、いま課されている物事を捉えること。 「自分がやらずに誰がやる」的な、見方によるとちょっと英雄主義的な考え方。 これの極致は、フェゴロッの、ラジャグトゥンパネソの場面。 その根底には、自分の経験に基づいた思い出などがある。

 そして、もう一つ、このごろよく考えるようになった方法。
 それは、つらい状況を、機会として捉えること。
 例えば、風邪をひいたときなどは、「これは、自分が将来つらい状況でもそれをぐっと耐え切る能力を鍛えるチャンスだ!」、と思ってみる。
 何かしらの決定を長い間待つときに(もうかれこれ2ヶ月くらい待っているわけだが・・・)、「王陽明(中国の思想家)も耐閑の重要性を語っていた。 これは、自分が将来もっと長い、待たざるを得ない時期にあるときに、それを耐え抜く精神力を養うチャンスだ! 」、と考える。
 
 二つをあわせることで、かなりバランスよく自分を駆り立てることが出来ることに、このごろ気づいた。
 前者だけだと、すこし悲壮的な感も漂いかねず、時にネガティヴになってしまう。 後者だけだと、これまた、ちょっと皮相的になりかねない。 二つを両方行うことによって、なかなかいい感じである。

 日々の生活を、使命かつ機会として捉える心持、是非お試しあれ。 
必要なものリスト。
 やりたいことが明確になると楽である。
 そこへいたるまでの当面の道筋が見えてくると、もっと楽である。
 
 気分は、ハンドルを持たずに、アクセルだけ全開する車の気分。 

 備忘録として、ぱっと考え付く必要なものを、書き出してみる。

 ・ファイナンス関連の知識。 証券アナリストの第一次受験勉強を開始。 第一次に合格してやっと第二次用の試験勉強を受講可能となるので、最短でも、あと2年かかる。
 ・会計の知識。 US会計士の資格も、4年後までに取得するつもり。
 ・経営の知識。 知識は知識として得ておくべき。 ディシプリン(既存の知的枠組みによる訓練とでも訳すのか)で対処できる部分は少なからずあるはずであるから。
 ・哲学、心理学。 言うことなし。
 ・歴史。 参照の枠組みとして。 特に、あまり勉強してこなかった金融関係の歴史か。
 ・宗教。 ファンドをもって世界的に活動していくには、他者理解がとても重要。 無宗教の人は、むしろ少数派なのである。 その他、異文化に対する一定の知識ももちろん重要。


 一般的に、ある分野でトップを張るのに必要な学問は、
 ・その分野の知識
 ・経営学
 ・心理学、哲学
 ・歴史
 なのだという。
 
 だから、上で挙げた事柄は、別に途方も無く欲張りなものではなく、むしろ、最低限のものなのである。 出来たからといって、成功するとは限らない。 
 多い…、などと嘆いていられない。 コツコツと、積み上げていきましょう。
apple store in Ginza。
 のどの痛みは治った。 が、今度はくしゃみと鼻水がじゅるじゅる。 ここで、果敢に日課の10km走(含800mダッシュ×5)をやれば、治るかもしれない。細胞が活性化したりして。 決断は2,3時間後に下そう。

 


 ipod shuffleの具合がいまいちなので、修理をしてもらうべく、銀座のアップルストアに先日行ってきた。 
 今まで通りすがったことはあったが、入ったのは初めて。
 
 修理の待ち時間が1時間ほどあったので、店内をうろつく。 中で写真をとろうとしたら、店員に「お客様・・・」と言われてしまって、撮れず。 

 感想。 うん、これなら、顧客ローヤルティ(顧客の商品に対する忠誠心)は高まるなあ。
 まず、店の内装。
 内装と商品に一致したコンセプトを感じることが出来る。 近未来的で清潔感と知性を感じさせる空間となっている。 そのための店内の配色もうまい。 こういう、一種独特の、ある意味排他的な空間を作り出すことは、ブランド力を高めるに当たってとても大切。 商品を購入する人々の多くは、自分もこの一種排他的な空間の住人なのだという感覚を持つようになる。
 次に、サービスの質。
 これも、とても高い。 基本である、「相手の立場に立ってものを考える」が、しっかりしている。 以前のエントリーにて書いた、某量販店とは天と地の差である。 さらに、毎日無料で初級者から上級者までレベルに合わせたセミナーを開催している。
 三つ目に、アフターケアの充実。
 専門的にトレーニングを受けたジーニャスと呼ばれる専門員たちが、丁寧にケアを行う。 顧客からすると、ここに望むものは、多くの場合、安心感とスピード。 それを、ちゃんと満たしてくれる。 混んでいても、自分があとどれくらい待てばよいのか、事前に正確に知らせてくれる。整理券制度とは大違い。 自分のアイポッドも、その場であっさり新品と交換してくれた。 (ただ、もしかしたら、このあっさりと交換してくれた理由は、自分がこのジーニャスに「ウィンドウズユーザーです」と言ったことにあるのかもしれないが。。)
 いうまでもなく、これらが、商品そのものが持つ高い性能を土台として、効果を高めている。
 
 以上が店内を見ての感想。

 次に、アップルの対ウィンドウズ戦略としてのiPodについて少し。
 MP3プレーヤーから入ったのは、大正解だったと思う。
 パソコンの業界では、周辺機器が本体を規定するという状況がある。 例えば、メモリースティックを使っているカメラ→ソニーのパソコン、iPod→iMacなど。 ソフトの互換性が高まっている昨今、シェアの維持において周辺機器の持つ役割は高まっていると思う。
 そのため、アップルがウィンドウズから顧客を引き込むにあたって、周辺機器をおさえるるのは、とても有効な戦略であると思う。 iPodのユーザーたちは、今のパソコンがウィンドウズでも、次に買うのはマックにしようという動機を多少なりとも持つようになる。 
 さらに、この戦略立案者らは、パソコンを使用する主な理由が音楽、ネット、写真編集にあるということをよく理解していると思う。 以上を鑑みると、個人的には、次にアップルが出すのはデジカメでは、と考えている。 多角化による失敗の事例は数多くあるし、技術障壁も低くは無いので、なんとも言え無いが。 個人的に、アップルから出るデジカメならば是非、見てみたい。 


 10年先はどうなっているのだろう。 すこし、楽しみである。

 それにしても、ただで新品のシャッフルと取り替えてもらい、ほくほくの一日であった。
風邪。
 (修正あり。かおり→かをり)
 本格的に、風邪を引いた。
 喉がめちゃくちゃいたい。 鼻水が出る。 熱は、微熱。 頭が痛い。 身体の節々も痛い。 脳のスペック低下。 日課の運動も今日はあきらめる。

 そこのお医者様、いい療法を教えてください。

 てなことを、真鍋かをりのブログとかに書いてあったら、1000人くらいからコメント&トラックバックもらえるんだろうなぁ。 はふう。
 
ホンチャンス。
 ホンチャンスが勝利!!!!!!!!!!
 
 いやー、嬉しい。

 彼の母校は自分と同じで、自分の弟などは、彼とかなり仲が良いようである。 しかし、自分には、大した面識は無い。 高校の委員長だった頃、講堂のそででちょっと話したことと、その後市民運動の賛同人を募るときに電話をした程度である。 

 しかし、ホンチャンスの応援には思い出がある。

 大学一年生の頃の夏休み。
 
 ホン・チャンス、初の世界タイトルマッチ。 
 朝鮮人として出場するため、彼にはスポンサーがつかなかった。 そのため、日本で行われる世界タイトルマッチにもかかわらず、広告がほとんどされなかったのである。
 
 そこで、自分がとった行動、それは、「走る広告塔」となること。

 自転車に、彼のタイトルマッチのポスターをべたべたと貼り付け、Tシャツその他にもマジックで事情を書き込み、F1カーさながらに走る広告塔となった自分は、東京からタイトルマッチの地である大阪まで走りに走った。
 さらに言うのなら、自転車は、シティサイクル。 家には、マウンテンバイクはあった。 しかし、マウンテンバイクには、ポスターをあまり貼り付けられなかったため、シティサイクル、通称、ママチャリを使用。 
 さすがに、ママチャリでの箱根越えはかなり厳しかった。道行く車に乗った人がもの珍しげに自分を見ていた。 静岡あたりで、道に間違えていつの間にかバイパスに入り込んでしまい、肝を冷やしもした。
 しかし、5年前の大阪の体育館での熱狂は、全てを取り返してくれた。 
  
 いやあ、若かった。
 その時の興奮を、ふと思い出した、昨日。
 いつまでも、感動の多い生活を送りたいものである。 
 そのためにも、いつも、当事者に近づく努力をしたい。 行動のないところに、感動は無い。
学習セミナー④締め。
 セミナーで話すべき内容を一通り話した後に、最後に自分の物語と理想を話して締めた。 自分が経験した、つらかったこと、悔しかったこと、そして、乗り越えてきたことと、嬉しかったことを話した。 それに基づいて、志と努力の大切さ、自分の描こうとしている将来を話した。 
 情報を伝えるよりも、熱意を伝えるのが、この締めの目的であった。 実は、何よりも話したい内容は、これだったのかもしれない。
 
 方法は、いくらでも学習することが出来る。 しかし、当事者が第一歩を自らの足で歩き出さない限り、何も変わらないのである。 当事者も変わらないし、当事者の周囲も当然変わらない。 社会はいわずもがな、である。 第一歩を踏み出させるエネルギーとなるものは何か。 その人の志と熱意であると思う。 人から人へこれを伝播させるのも、論理ではなく、志と熱意であると思う。
 
 セミナー後の感想文を見ても、その後訪ねてきてくれた後輩たちの話を聞いても、この最後の締めの部分の反響が一番大きかった。 のみならず、自分が伝えたかったメッセージがかなりの人に正確に伝わっていることが、本当に嬉しかった。 「今回の話を通じて、新たに第一歩を踏み出す決心がつきました。 ありがとうございました。」、と話してくれた後輩の前では、涙を流しそうになった。 

 本当に、やってよかった。
 これからも、機会があればやって行きたい。
勉強セミナー③聴講、読書、時間管理
 更新が遅れた。
 喉が、人生トップ3で痛い。 なんだなんだこれは。 


 閑話休題。 やっつけてしまおう。 ちょっとはしょるが。


 1.聴講
 1)講義で得るもの
 講義の持つ最大の特色は、人から学ぶということにある。 
 本から新しいものを引き出すのは難しい。
 しかし、人間が相手であれば、それは困難でない。 
 「求めよ、さらば、得られん」である。
 
 講義の場は、
 ・知識
 ・論理力
 ・要約能力 の3点を養成する場として参加したい。

 また、講義のパフォーマンスを最大化させるために、学生と教師の間の緊張感がとても重要だと考える。 


 2)方法
 復習や予習などについては、以前のエントリーで述べたとおりである。 
 論理力や要約能力を身につけるためにも、自分の力で納得するまで考えつくす習慣をつけたい。 そのためにも、質問や意見はすべきである。 

 個人的な経験では、自分の知的な能力を大いに上げたきっかけは、一年生の頃の憲法の講義であった。 質問を通り越して、講義ごとに、教授と意見を戦わせようと勉めていた。 当然のように、毎回毎回コテンパンにやられる。 悔しいから、勉強する。 これを通じて、かなりの論理の力がついたと思う。


 
 具体的には
 A:論理の流れのノート
 論理の流れについて、ノートに書き込む。 単語や矢印などを使い、全体の流れを掴むことに力を回す。 こうすることにより、本質的に考える能力や、文脈を考える能力がつく。 右脳にも良い。

 B:ノートに要約
 講義のノートの一番上に、その日の講義の内容を一文で要約する。 場合によっては、2文。 

 を、やっていた。

 

 2.読書
 1)読書の目的
 ・情報としての知識:専門書籍、新書等
 ・思考としての知識:哲学、専門書籍など
 ・精神      :古典文学、哲学書など
  の三つを習得することに、読書の目的があると考える。

 2)方法
 ・方法のメカニズムをここでも活用。
 ・読む目的をはっきりさせる、積極的な態度で読書に臨む、など。
 ・24時間読書(24時間以内に、3回読む(一回読み、2回復習))を基本としたい。

 A:体験としての読書
 特に、精神を高めるための読書をするときに有用と思う。
 可能な限り、感情移入をして、一気に読みきる。 そのために、静かで長時間いられるような場所を確保するのが良い。
 読んだ後(体験した後)、その内容を書き付ける。

 B:教材としての読書
 情報としての知識を得るための読書をする際に有用。
 本の内容を後に人に15分程度で教えるつもりで本を読む。 そのために、必要ならば要約をしながら読みすすめる。
 読んだ内容を書き付けるか、人に話す。 話し相手は、専門家ならばなおよし。

 C:筆者としての読書
 思考としての知識を得るための読書をする際に有用。
 著者の気持ちになり本を読む。 筆者の思考の流れを意識しながら整理をする。 特に、文脈について意識をする。 
 読んだ内容について、これも、専門家と議論するのが良い。

 D:研究・知識集積としての読書
 研究をする際に用いている。
 マーカーを4種類準備、それぞれ
 ・筆者の意見
 ・筆者以外の人の意見
 ・事実
 ・自分が「おっ」と感じたところ
 について、色を分けてマークをする。 
 色毎に、書籍内の情報が分類されて整理されていくので、研究をする差に重宝している。

 
 3.時間管理
 1)時間に対する考え方
 自分は、時間を以下のようなものとして考えている
 -時間はつぶすものではなく、利用するものである。
 -時間はそのままでは不可視である。
 -時間は(主観的な意味では)作り出すことが出来る
 -勉強で高下を出すためにはある程度のかたまりの時間が必要である。
 -時間を大切にするということは、己の生を大切にすることへつながる。

 2)方法
 -まず、自分の時間使用状況を確認する。
 -長期的目標をしっかりと立てて毎日を生活するようにする。
 -時間を可視化する努力をする。
 -時間使用の合理化を促進する。 会議運営の合理化、雑用の処理法の確立、など。
 -意志を持つ。 これが一番大切。 さまざまな誘惑に勝たなければ、どんな計画を立てても画餅と帰す。

 より、具体的には、
 A:時間観察
 1時間単位の升目の表を作る。 
 それに、1週間自分の行動を書き込んでみる。 
 かなりの無駄があることに気づく。 それをどうやって省いていくか、考えるのが、第一段階。

 B:やる事の区別。
 ①やらなければいけないこと、やらないでよいことを区別。
 ②やらなければいけないことの中で、今やるべきことと、そうでないことの区別。
 ③今やるべきことの中で、時間がかかることとそうでないことの区別。
 やらなければいけないが緊急でないものは、ポストイットに書き付けて、手帳の裏にはっておく。
 すぐやらなければいけなくて、時間をさほど要さないものは、ポストイットに書き付けて、今日の日付の部分に貼る。
 すぐやる必要があり、時間がかかるものは、手帳に記入。

 C:時間の塊つくり
 勉強の効率を良くするためにも、時間の塊を作る。 理想は90分。
 そのために、雑用などは、細切れの時間に落としこんだり、自分が開始時間を決定できるものに関しては、合理的な時間帯に落とし込む。 時間そのものの使い方も合理化を進める。
 例えば、自分は、学生の頃、生徒会の仕事(人に会う、会議、など)を、朝8時10分~朝の会合の間、その後の休み時間、昼休みの時間に落とし込んでいた。  会議の運営法なども、色々な本を読んで研究した。 
 もちろん、時間内に出来ないことは、放課後等に移した。 が、制限された時間内に人にあったり会議をすることによって、情報の伝達における無駄を省こうとするインセンティヴがとても強くなったため、時間の使用効率はとても高かった。
 
 そうやって、塊となった時間帯に、勉強をしていた。  


 D:時間の緩衝帯作り
 ずれ込む予定や、予期しない出来事が入るものなので、1時間ほどは、予定に空き時間を設けておく。
 それにより、不意の出来事に対しても焦らないで対応できる。これが、結果的に、時間利用の合理化にもつながる。


-----------------------------
 だいぶ端折ってしまったが、これが、セミナーの期間に行った大まかな内容である。

 以上。  
 
適当な日記。
 背中が筋肉痛で長時間タイピングがしんどいので、セミナー三日目の内容は明日書く。

 3年ぶりに海に行った。
 3年ぶりに泳いだ。
 ブイまでの往復を4回。 
 80分くらいかかった。
 阿呆なことに、下半身は長ジャージ。 
 足にかかる抵抗が半端じゃなかった。
 沖に向かって泳ぐとき、サメが来ないかとびくびくしているパラノイアは自分だけだろうか。
 このごろはさらに、地震による津波も怖くなった。 
 なんでも、年に1度くらいは海水につかるのが健康によいらしい。
 帰り道、レディオヘッドのクリープのよさに気づく。
 多分、この歌は、ドストエフスキー、太宰治、芥川の作品などと相性がいい。

 眠い。 
 おやすみなさい。
勉強セミナー②英語の勉強法。

更新が遅れてしまったが、2日目英語。
眠い。。。
ちょっと適当になるのが恐ろしいが、今日しなかったらもう書けなくなるかもしれないので、頑張って書いてみる。 推敲は、後日。



 英語の勉強も、第一日目に話された内容を軸にして、行うべきである。

1.言語の要素
2.言語の勉強
3.方法


1.言語の要素

 ①聞く
 ②読む の受動的な二つ、
 ③話す
 ④書く の能動的な二つ、からなる。

 それぞれの能力は、独立的に上達する。
 が、一方で、勉強の方法の性質から、聞くこと・話すこと、読むこと・書くことの上達には一定の相関関係が見られる。
 


2.言語の勉強

①単語
 一番重要。 
 理由は、
 第一に、ある程度の単語能力は、ある程度教養のある会話や読解をするのに必須で、
 第二に、単語は事象と思考を結びつけるものであるため。 

 目標は、10000単語。
 一日に30個ずつ覚えれば、1年で可能(そんなにうまくいかないが)。
 文字、音で覚えるようにする。
 一般的に用いられる分野、自分の生活で用いられる分野の単語を別々に覚えるようにする。


②リスニング
 上達が一番遅い。
 英語を音として理解する機関が脳に出来るまでに、1000時間かかると言われている。
 聞き取れないには二種類の理由
 -発音される単語そのものを知らない
 -知っている単語であるが、発音がわからない。
 の二つがある。
 これをしっかりと理解する必要がある。


③文法
 重大性はさほど高くない。
 高校程度のレベルで十分。
 勉強を開始する前に2週間ほど、高校の参考書を見て確認。
 あと、わからない点については、ロイヤル英文法などを見ながらそのとき毎にチェックする。


④リーディング
 単語力と慣れが重要。
 長い文章は、パズル感覚で読む。
 一つずつ、単語を探そうとしない。 
 
⑤スピーキング
 ①~④までがしっかりしていれば、すぐ、身につく。
 恥ずかしがらない。 過度に発音を意識しない。
 自分の表現集をあらかじめ準備しておく。
 

⑥ライティング
 ①~④までがしっかりしていれば、すぐ、身につく。
 過度に文法を意識しない。
 自分の表現集をあらかじめ準備しておく。



3.方法

 原則 
 -はっきりとした目標を持つ。
 -こつこつと努力する。毎日2時間以上が理想。 無理でも、一日に30分はふれるようにする。
 -勉強の半分は復習にまわす。
 -勉強の方法論
  ・記憶のメカニズム
  ・意識のメカニズム
   を、最大限活用する。


①単語暗記
 -カード作成
  表には単語を書く。 読み方がわからなかったら発音記号を書く。
  これだけかいて、意味を見ない。
  まず、文章を見て、意味を推理する。 
  次に、類語辞典を見て、さらに推理する。
  そして、意味を見る。
  意味を見た後に、語源を調べる。 
  このようにして、
   ・文脈
   ・類語
   ・語源
   で、関連性を持たせて覚える(=記憶のメカニズムの活用)。 

 -箱を作成
  靴箱ほどの箱を準備して、6つの区画に分ける。
  1つ目の区画:毎日チェック
  2つ目の区画:毎日チェック
  3つ目の区画:週に2度チェック
  4つ目の区画:週に2度チェック
  5つ目の区画:週に一度チェック
  6つ目の区画:つきに一度チェック。

  チェックした時に
   覚えていたら   ・・・次の区画へ
   覚えていなかったら・・・1つ目に戻る。

 -記憶の整理用のバッファを準備
  1つ目の区画にたまった単語が50を超えたら、2つ目にたまっているのがゼロになるまで、いったん覚えるのを中断する。

 
②リスニング
 ディクテーションが一番効率的。 なぜなら、聞き取れていない単語をしっかりと理解することが出来るようになるから。
 最初にスクリプト(原稿)を読まない。:意識のメカニズムの活用
 わからなくても、10回は聞く。 それでわからなかったら、初めてスクリプトを読むようにする。
 教材が難しすぎて、全く聞き取れない場合は、原稿をまずさらっと一度読んでみてから、ディクテーションを開始する。
 
③シャドウィング
 音声教材の発音のすこし後からついていくように、ごにょごにょと発音する。 
 会話者の気持ちになってシャドウィングを行うのが効率的。
 やりすぎると周囲から怪訝な目で見られるため、注意が必要。  

④英文を覚える
 一定の長さの文を丸ごと覚えてしまう。
 A4一枚分くらいの長さを覚えるのがよい。
 全ての能力が身につく。
 音声も、感動する内容のものがいい。おすすめは、
 ・キング牧師のI have a dream
・チャップリンの、final speech of "The great dictator"
 ・エミル・ゾラの、"Dreyfus is innnocent"

⑤英語の歌を覚える
 本当に英語が嫌いでしょうがなったら、これからはじめるのがよいと思う。
 もと英語が大嫌いであった自分を英語へと向かせたのは、ビートルズであった。
 発音がしっかりしていて、詞がある程度文法に従っていて、なにより、ボーカルの音がききやすいものがよい。
 ビートルズ
 ポップ
 ジャクソン・ブラウン が、個人的にはおすすめ。
 

 ※英語教材の選択基準
 -わからない単語
 1ページあたりにわからない単語が10個程度のものがよし。嫌気がさせいてしまうから。
 気合が満タンであるのなら、あえて難しいものにチャレンジするのもよい。
 例えば、速読速聴英単語の一番難しいものなど。
 
 -音声
 音声教材は必ずついているものにすること。
 また、音声が一定の長さ(1分以上)を持っていること。
 ちなみに、ディクテーションの効率などを考えると、最高の音声媒体はテープである。 テープ以上に、すばやい2,3秒巻き戻し(ディクテーションの練習に必要)が出来るものが無いため。 
 

あいさつ。
 勉強セミナー二日目は、明日にでも。
 ふと気付いたこと。
 
 なぜ、目上の人には、相手があいさつをするのを待つ人が多いのだろう。 かくいう自分もそのうちの一人だったわけであるが。

 しかし、あいさつの目的-ふれあいやちょっとしたやりとり-などを考えるのならば、全くのナンセンスであることに気付く。 目をあわせて、あいさつを待つのは、とても気まずい。 されなかったら、もっときまずい。 だったら、してしまえばいいのである。
 よく考えてみれば、別に、自分からあいさつをしても、何もおかしいことは無いのである。 なぜ、変な感じがしていたのだろう。 変なプライドや年功序列的な精神がそうさせてきたのだろうか。

 さっそく、撤回することに決めた。
 顔を知っている後輩には、目が合えば、後先きにせずに、あいさつをする。
勉強方法セミナーの内容①
 3日間にわたって、母校の大学の後輩たちの希望者を対象に、勉強方法のセミナーを行った。
 四日目に特別に行ったものを含めると、一回でも参加した人は、100人くらいになるのであろうか。 

 その期間に行った内容について、さらさらと書いていこうと思う。
 内容は
 一.学びの一般論
 二.英語の勉強法
 三.聴講法、読書法、時間管理法

 であった。
 
 「一、学びの一般論」
 0.知について
 1.学びの効率について
 2.具体的なアイディア


 0.知について。
 知は、三つの構造を持っていると考える。
 広さ:一般教養、知識
 深さ:専門知識、
 高さ:知恵

 である。 
 球体が、体積に対しての表面積を最小にするに当たって最適な形であるように、知識も、3つのバランスが重要であると考える。 オルテガ・イ・ガセットが言っていたように、我々は、野蛮な専門家になってはならない、と思う。 特に、universalなものを学ぶ(はずの)大学生たちは。

 各知は、それぞれ、勉強、体験、思考によって得られる。 

       勉強  体験  思考
 知恵    △   ◎   ◎
 一般教養  ◎   ○   △
 専門知識  ◎   ○   ◎
 

 また、この知の球体は、志という棒にくっついた団子のようなものと考える。 志向性がしっかりしていれば、知識もその周辺にしっかりとまとまってついていくものと、考える。 
 

 1.学びの効率について 
 以下のような掛け算を考える

 勉強の効果=心×密度×方法

 一つでもゼロであると、結果もゼロである。

 
 1)心
 ①楽しいこと
 ②必要性を感じること
 ③できると思うこと
 の三つが特に重要である。
 
 人は、楽しいと思うとき、脳が最大に活性化されるのである。 イカの研究をしていた脳の科学者は、この事を、「人は輝くために生きている」と表現したそうである。 かっこいい。
 強制収容所で労働を即座に覚えた人々のように、人間は必要性を感じれば、すごいスピードで対象について学ぼうとする。
 また、ある科学者(名前は忘れた)によると、脳は、できると思い込む事によって、最大限のアウトプットをしようとするそうである。これは、最近のプレジデントの記事に書いてあった。
 
 以上のことから、学ぶ際にも、それを楽しみ、必要を感じ、自分に自信を持つことが重要だと考える。


 2)密度(集中力)
 密度は集中力の産物である。
 集中力は、以下のものによって決まると考えられる。
 ①訓練
 ②主観的状況(心身の状態)
 ③客観的環境
 
 
 3)方法
 効率のよい方法について考える際に必要なことは、
 ①記憶のメカニズムに対する理解
 ②意識のメカニズムに対する理解
 ③発見のメカニズムに対する理解
 の3つである。
 ここは、ちょっと詳細に考えていく。 

 ①記憶について   
 ①-1人間は、諸説あるが、7つのワーキングメモリを持っているという。 これは、人は、長期記憶になる前の記憶について、7つの単位までしか覚えることが出来ないことを意味する。 であるから、電話番号を一つまでなら覚えられても、二つ以上は難しい。
 しかし、例えば、
 6424653066366742
 こういったかずがあるとしよう。 これは、普通に覚えようとしたら大変である。 しかし、
 6×4=24、6×5=30、6×6=36、6×7=42
 と言う風に覚えれば、上の数字は容易におぼえることが出来る。 一つの情報の塊として把握するからである。
 友人などを見ていても、難関試験を合格する人々などは、この能力がとても高いと思われる。所謂、要約能力である。 これが高いため、より多くの情報をひとまとめにして覚えられるのである。

 ①-2
 人間は、覚えたものを一定の周期ごとに忘却する。 忘却は、なだらかなカーブではなく、周期ごとに階段のように急な曲がり角を示す。
 その、忘れる周期は、一般的には、30分、1日、3日、1週間、2週間、1ヶ月と言われている。
 このタイミングを理解して復習をすることが重要である。 そうすることにより、短期的な記憶が長期的な記憶として定着するようになる。
 
 ②意識について 
 カクテルパーティー効果と言うものをご存知であろうか。
 パーティ中に、自分の相手の話を聞き取れる事をさす。 実は、みんなが話をしているパーティー中に、対象の話だけを聞き取れる(いこーる、不要な話はシャットアウトをしている)と言うことは、意識の働きの賜物なのである。 
 だから、学ぶに当たっても、「これから何を得るか」、という目的意識が非常に重要となってくる。
 
 ③発見について
 林檎が落ちるのを見て万有引力を発見したのがなぜニュートンだったのか。 他の人々も同様の光景は見たはずである。 
 ニュートンが日ごろから、その周りについて問題意識を深め、学んできたためだと思われる。 このように、発見や理解に出会う可能性は、その分野に対して集中的に学ぶことにより増すと考えられる。

 
 2.具体的なアイディア

 1)心、志 関連

 A:五回なぜ
  感動経験などについて、書き綴り、「なぜ?」、を五回繰り返す。 例えば、
  富士山の頂上を極めたのが感動的だった。
   なぜ? 
  達成の満足感がすばらしかったから。
   なぜ?
  達成は、自分を乗り越えて行われたから
  ・・・と、五回。
 これを通じて、自分の性質が見えてくるのである。
 書くのもよいが、友達と話をしてみるのもよい。

 B:感動探し
 感動すると評判のよいものを、見聞きする。 その感想を書く。 ある程度まとまってくると、これまた自分の志向性が見えてくる。 

 C:挑戦
 いつも身体にきついと感じることを達成する。
 半年に一度は、新しいものを体験してみる。 学問の分野、趣味、社会活動、などなど。

 D:○○なら
 「自分が○○(尊敬する人物)なら」と考えながら、行動をする。 人間の徳行は、真似から始まる場合が多い。 一週間行うと、行動がだいぶ改善されてくる。 それを続けていると、いつのまにか、自分のものになっている。

 E:20年時間割を作る。
 長期的目標を立て、
 そのために必要なもの、人、かねを考える。
 それをいつまで、どうやって、得るかについて表に書く。
 これにより、日ごろの行動が将来と結びつきより一層明確な方向性を持つようになる。

 F:毎日総括
 自分の総括の基準を作る。 基準は、日ごろ目標としていること、日ごろ自分に不足していると感じていること。
 毎日、夜、それに準じて己を省みる。 そして、よくなかったてんについて、なぜ出来なかったか、どうすれば改善することが出来るかを考える。
 これを、声に出す、もしくは、書くようにする。 暗黙知と、言語化された知は多くの場合かなりの違いを持っているからである。 言語化する事によって、問題の所在をよりはっきりさせられるようになる。
 これを行うと、次の日の朝から、何かが違う。

 G:自己暗示 
 スラムダンクの流川なみに、寝る前に自分の将来についてのイメージを強烈に持つ。 
 
 
  2)集中力 関連
 A:持久レース
 アラームつきのタイマーを購入。
 時間を設定して、タイマーがなるまでほかの事を一切やらずに打込む。 きつくても続ける。 
 目標は二時間。 試合や試験があるのならば、その時間に10分ほど上乗せして行うといい。

 B:部活を一生懸命
 もし部活をやっているのならそれを一生懸命やる。

 C:神経衰弱的な会話
 会話に対して何かの目的を持って話す。
 相手の論理構造を頭でスケッチしながら話す、よく使う単語を禁句として作っておいて、それをしゃべららないように考えながら話す、など。

 D:集中できる場所探し
 これは、そのまんま。 香りなども試してみるとよい。

 E:集中できる身体状態を作る。
 地球-自分の腰-頭-星が一直線になるのをイメージした姿勢や、腹式呼吸、集中のためのイメージトレーニングなど。

  3)方法 関連
 具体的なものは、次回から書くことにするが、方法の原則について

 A:三回復習
 専門的に行おうと思っている事柄については、三回復習をする。 そのタイミングは、最初は、勉強して10分休憩をした後。 次に、12時間以内。 次に、24時間以内。
 

 B:要約の訓練
 相手の話や本の内容についてつねに要約をする習慣をつける。 人と話す場合などは、「要はこういうことですね?」と確認をしながら練習をする。

 C:構造探し・仮説検証
 新聞の記事などを用いて、
 ①その枠組みを三つ考える。
 ②その問題について仮説をたててみる「~~ではないか?」と。 
 ③仮説について、イエス、ノーで答え、その理由を三つ述べる。
 ④具体的な行動案について3つ考え、その長短を述べる。
 ⑤どれを採択するか結論をだし、その理由について3つ述べる。

 毎日すると、すごい能力がつく。 枠組を分けて捉える事によって、物事について、より本質的に考える能力が身につく。


 D:テーマ設定 
 すべての行為に対しテーマを設定し臨む。
 小説をリーダーシップの観点から読んでみる、飲み会に交渉術(なにを交渉するんだ。。)向上の観点から臨む、など。
 
 E:分野は三つ以内に。
 発見のメカニズムに従い、集中的に学ぶものは3つ以内に限定する。


  
 以上、初日目終了。 
ちょっとしたお話。
 とても貴重な情報が入ってくる。 機密の情報に関して話すのは無理だが、その周辺の話ならいくつかしようかと。

 その一。

 ODA資金の、既得権層と民衆の間の分配比率。
 東アジア :40:60
 東南アジア:50:50
 アフリカ :70:30 ひどいところは80:20。
 南米は、あまりかかわりが無いのでよくわからない。

 民衆に届くのは、ひどい場合、たったの20%。 厳しいがこれが現状。 ボランティア活動をする人々も、同様の悩みを抱えている。 
 既得権層の横暴を抑えるために、某国が国家機関と機関銀行を通じて介入するようである。 出す側としては、それが目的とする人々に渡るのはとても重要なことであるが、内政干渉とも一面では見て取れるので、すこし判断が難しい問題だと思う。


 次。 
 喧嘩的な駆け引きの重要性。 
 海千山千の相手方。 契約を交わして金額を支払った後に、契約内容を無理やりに変更しようとするとんでもない人々がかなりいる。 多くの場合、経済的立場が弱い国が取る手法。 以前は東アジアのいくつかの国が、当時の先進国相手にとってきた。 今は、その国達が泣く立場に立つこともあるらしい。


 最後。
 情報の重要性。
 貴重な情報は、人伝いでしか入ってこない。古今東西変わらない。
 その情報を持っていれば、ファイナンスの理論を大きく逸脱しても、利益はガツンと得ることが出来る。 
 この類の情報を持つ人たちの動きが、市場の説明不可能な乱高下の一因なのだということを痛感。

  
 後の二つは、当然といえば、当然のことなのだが、実体験をベースにした知識は重みが違う。 色々と考えさせられる今日この頃である。
物語を伝え、未来を語る。
 気づいたことがある。 あまりにも当たり前の事であるが。

 面白い話だけでは、人は動かない。
 
 この、「面白い」というものは、ギャグが面白い、知的に面白い、など、様々な面白さを含む。 その土台には、分かりやすさ、も含まれる。

 面白いのは悪くない。 つまらない話よりは、面白い話がいい。 しかし、面白いだけでは、人は動かない。
 今まで、プレゼンテーションをする際に、一番自分が気を遣っていたのは、多くの場合、「面白さ」であることに気がついた。ギャグはへたっぴなので、知的な面白さである。
 だから、話を聞いて、「おっ、面白い。」と、思う人、「自分も何かしないとな。」と、思う人はあっても、「決めた。自分はこうする。」と決心した人はいなかったと思う。 もともと走っていた人をスピードアップさせる力を与えることは出来ても、止まっている人には走る力を与えられていなかったであろう。 面白い話の限界である。
 
 では、面白い話に上乗せして、何を話せばよいか。

 誠意と真心を持って、自分の物語を、恐れずに、正直に伝え、その物語に基づいて自分の理想と信条とビジョンを語ることに、一つの答えがあると思う。
 世界史に残るような偉大な事業をなしとげたリーダーたちは、皆、このことを行っていることに気がついた。 彼・彼女らは、自分の、自分だけの物語を、話や行いを通し、人々に伝えている。 そして、それに基づき、生きた理想と信条とビジョンを語っている。 だから、人が動くのである、と、このごろ考えるようになった。
 そういえば、高校生の頃は、大学生の頃以上に、これをしっかりと行っていた。 しかし、大学に入ってからは、物語を語ることなく、積み木の城のようにもろい知識を土台として、理想やビジョンを語っていた。 下手に知識をつけた弊害か。 
 知識はあったほうがよい。 しかし、それをむやみやたらと振り回すのは、よくない。 知識に支配されるのではなく、知識を使うことができる人となることの重要性を考える。

 今日から三日間にわたって、母校の学生の希望者約120人を対象にセミナーを開催することになった。 セミナーの内容は勉強の方法。 必要な知識や技術を伝えつつも、一番肝心なモチベーションの部分を伝えたい。 これを通じて新たな決意をする後輩が一人でもいれば、この上ない幸せである。 
走れ手順。
 手順は激怒した。 必ず、かの邪智暴虐の役人を除かなければならぬと決意した。手順には車の運転の仕方がわからぬ。 手順は、一介のドラマーである。
 ドラムをたたき、野良猫と遊んで暮して來た。けれども邪悪に対しては、人一倍に敏感であった。

 母が車を路上においていた科で、役人に咎められた。
 母は、偶然免許証を持ち合わせていなかった。
 家に忘れてしまったのだ。
 
 母から、手順への火急を告げる連絡が入る。
 家に向かい、母の運転免許証を取り、麻布まで来てくれと。
 
 制限時間は、時計の針が12時を打つまで。のこり40分ほどしかない。
 家までは、数百メートル。 そして、家から麻布までは、8キロほどの道のり。

 タクシーが走っているし、家には備え付けの自転車もある。 しかし、ドラムをたたき、野良猫と遊んで暮らしてきた手順には、そういった文明の利器を用いる考えがついぞ浮かばなかった。

mori.jpg

 Tシャツにハーフパンツ、タオルとi pod shuffleを首に巻き、エアマックスを履いたいでたち。

 そして、全力で

 海岸通りを走る。

 品川駅前の人ごみを走る。

 白金台の坂道を走る。


 交番の時計の針が丁度12時を打つ寸前、手順は疲労困憊しつつも交番へと。
 間に合ったのだ。

 安堵のため息とともに、その場にへたり込む手順。 
 充実感が、身体にはみなぎっている。

 幸い、殴り合いイベントは、発生せず、帰路に着く。 
 

 あ、帰り道も、走るのか・・・ 
 やっと気付いた手順。

 後悔、後先に立たず。 


--------------------------------------
 数日前の、昼下がりの出来事。


 ※参考文献
 「走れメロス」、太宰治 著
聴く力。
yama.jpg


 自己顕示欲というものは魔物のようなもので、大人の精神でさえもあっさりと呑み込んでしまうようである。 そういう人を見ると、とても残念な、悲しい気持ちになる。 それと同時に、自分を戒めようと思うようになる。

 顕示してもしなくても、美しいものは美しいし、大きいものは大きい。 ひっそりと咲いていてもタンポポは美しいし、黙っていても富士山は大きい。
 
 人間だけが、我が我がと自己顕示。時に人をやりこめようと息巻き、時に自分を誇張しようと躍起になる。 そういう行いが、結果として己を貶めていることに気付かない。 


 大好きな詩人の一人、茨木のり子の詩に、「聴く力」というのがある。


hana.jpg

 
 ひとのこころの湖水
 その深浅に
 立ちどまり耳澄ます
 ということがない
 
 風の音に驚いたり
 鳥の声に惚けたり
 ひとり耳そばたてる
 そんなしぐさからも遠ざかるばかり

 小鳥の会話がわかったせいで
 古い樹木の難儀を救い
 きれいな娘の病気まで直した民話
 「聴耳頭巾」を持っていた うからやから

 その末裔は我がことのみに無我夢中
 舌ばかりほの赤くくるくると空転し
 どう言いくるめようか
 どう圧倒してやろうか

 だが
 どうして言葉たり得よう
 他のものを じっと
 受けとめる力がなければ


 
 そんな、聴く力の重要性を、ことさらに感じる今日この頃。 自己顕示欲を克服するための最も大切な事柄の一つは、自分以外のものへ傾聴する姿勢にあると思う。
 自分が出ようと思っている世界は、特に自己顕示欲の強い場所である。 今のうちから、戒めねば。
ミュージックバトン。
 ミュージックバトンなるものが、トニー先輩から渡ってきた。 書いてみようと思う。

◆Total volume of music on my computer
[今パソコンに入ってる音楽ファイルの容量]
 20ギガくらい。 



◆Song playing right now
[今聴いている曲]
 歌ではなく、いまitunesから流れているのは、落語。 はは。
 その一つ前は、ジャクソンブラウンの、Late for the sky。 ジャクソンブラウン大好き。


◆The last CD I bought
[最近買ったCD]
 ポンタBOX。 日本を代表するドラマー、ポンタのアルバム。 この人の演奏、尾崎豊以外で聴いたこと無かったので購入。
 うまいんだけど、演奏全般が、軽い気がする。まあ、軽快といえば軽快なのだが。 (生意気な。)


◆Five songs I listen to a lot, or that mean a lot to me
[よく聴く曲、または自分にとって特に思い入れのある5曲 ]
 -ビートルズのイェスタディ
  ビートルズは、永遠のスタンダード。 彼らがいなかったら、今の自分は無かった。英語は勉強しなかった。

 -ジョンスコのピックヒッツライブの1曲目。
  デニチェンにぶっとんだ。 音楽観ががらりと変わる。

 -エヴァンスの枯葉inポートレイトインジャズ
  これを聴いて、ジャズにはまりだしました。 甘美。 

 -ブランキージェットシティーの幸せな人
  人生初めてのライヴの最後の曲。 バンド演奏の楽しさをかみしめながら、ライヴ終盤の充実感と虚しさとスポットライトが入り混じったあの時間は、永遠です。
 
 -アルム 
  自転車乗りながらつい口ずさんでしまいます。 個人的に、歌詞がかなり気に入っていて。 そのうち、自分の作った曲を全部編集しなおすつもりです。



◆Five people to whom I'm passing the baton
[5人にこのバトンを送る]
 ブログを書いている人&これを見ている人ということで、、
 -イッキョ
 -サンジュン
 -しも兄
 -3
 -☆姉


 の五人で。よろしくお願いします。
「けれども!」と叫ぶ、生きる力。
 友達が、文学の世界最高傑作として紹介してくれた本、それが、カラマーゾフの兄弟。 ロシアの文豪、ドストエフスキーが逝去する80日前に完成させた長編小説である。
 
 かなり長い本である。 字がかなりびっしりと詰まっていて、合計約1500ページ。 改行も少なく、ドストエフスキー特有の、肺腑を抉る表現で埋め尽くされている。 本をあまり読まない人には決して読みやすい本ではない。
 
 しかし。
 
 この本は、読むのが絶対によいと断言できる。 特に、人間とは何か、と言う問いを発したことがある人々は。

 それが、読後の正直な感想。
 好きな古典文学では、今までは、ゲーテのファウストがダントツの一位であったのだが、今は、ファウストとカラマーゾフの兄弟はともに一位となった。

 大まかな内容。  
 物欲の権化であるフョードル・カラマーゾフの三兄弟、ドミートリイ、イワン、アリョーシャと、その周囲の人々との間の泥沼の愛憎劇。 これだけで、かなり複雑な話ではあるのだが、その上さらに、神の問題が絡んでいる。 そのため、この本を要約しなさいと言われたら、答えに窮してしまう。

 カラマーゾフの兄弟たちは、作者のロシアに対する考えの人格だと思われる。
 粗暴、誠実、残忍、率直など、ロシアの風土が培ってきた感情が同居する激情家のドミートリイは、これまでのロシア。
 知性、冷徹、無神思想、皮肉等の感情を持ち合わせるイワンは、西ヨーロッパからの思想が輸入されてきた、当時のロシア。
 修道院に暮らし、慈愛に満ち溢れているアリョーシャは、当時の無神論的な社会主義運動を非難していたドストエフスキーが思い描いた、未来のロシア。

 こんなことを分析したところで、詮無い。
  
 自分が感じたこの作品の最大の魅力について、話さねば。
 
 自分が感じた、最大の魅力は、人間に対し著者が注ぐ慈愛のまなざし、その現れである叙述全般にあると思う。 人間の強さと弱さ、苦悩、信仰、醜悪さと美しさを全て人の性質として認めた上での、慈愛のまなざしである。 
 そのような、苦悩しつつも前へと力強く進んでいく人間たちに対する著者の慈愛のまなざしの一つの頂点として、この作品の山場の一つである「大審問官」の節があると感じる。 愛に溢れている。
 目を背けたくなるような厳しい現実に直面しつつも、それでも生きていかねばならぬ人間。  否定することの出来ない、そこにある日々の現実の中で喜怒哀楽し、愛憎し、刻苦する人々に、生きる力を与えてくれる本であると、感じた。 生きる力というよりも、残酷な運命に直面しつつも、最後まで「けれども!」を叫べる力と言うのが、より表現としては的確かもしれない。
 

 読むのに、かなりの時間を要するが、是非一読を。
ミルコのキックについての研究。
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 初めての格闘技エントリー。 このブログをたまに見ているイッキョとゲンチンが突っ込んでくれることを願って。
 
 格闘技でよく見るのは、やはり、プライドの試合。 急所攻撃以外基本的に何でもありの総合格闘技である。 

 その中でも、一番好きな選手は、ミルコ・クロコップ。 クロアチアの国会議員も兼ねている。 

 クロアチアの選手たちが内心に記している国を愛し発展させようという心には、たびたび感銘を覚える。 一番初めに鮮烈な印象を与えてくれたのは、98年ワールドカップにて6点を挙げ得点王となった、シュケルのインタビュー。 「祖国の人々に力を与えてあげるために、私たちは戦っているのだ」と。 ユーゴの内戦から間もないぼろぼろの国内状態にもかかわらず3位を達成したクロアチアチームの根底には、このモチベーションがあったに違いない。

 プライドは試合そのものにショー的な要素は無いが、その前の宣伝には多分にショー的な要素が含まれている。 そのため、ミルコも傲岸な発言が流れること(あおり目的の誤訳がほとんどとの事。実際英語のインタビューを聞いたときは、「おいおい。。」と思いました)が多いが、彼の内心に流れるものはシュケルのそれと大きな違いは無いと思う。 そうでなければ、彼の本国での行動は説明しがたい。


 さて、前置きが長くなってしまったが、いよいよ本題。 ミルコのキックについて、初心者ながら研究したものを書こうかと思う。
 ミルコ・クロコップの左ハイは、もはや、芸術と呼ぶレベルにふさわしい。 数々の猛者たちを叩き伏せてきたそのハイキック。 ビデオを何回もコマ送りにしながら、彼のキックの研究をしてみた。 

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 ①まず、軸足。
 蹴る対象に対して、軸足を20センチほど外においている。 角度は、外に30度ほど開いている。 蹴る前と蹴った後に、軸足が動かない。 これは、テコンドーの回し蹴り(蹴った後に、軸足を相手と180度の角度においている)や、空手のそれ(多少は軸足をひねる)とはかなり異なっている。 よく見ると、足の裏で、地面を力強く握り締めている。 この、ぶれない軸足が、特徴の一つと思う。

 ②モーションはじめ
 まず勢いよく上体を惹き起こし、それに連動して腿が跳ね上がっている。 腿が上がるまでの動きは、100m走の陸上選手の腿上げに酷似している。 


 ③ひざ
 勢いよく跳ね上がった腿が打撃の高さに持ち上がるまでは、ひざの関節は閉じたままである。 膝を出す角度は、打撃対象からわずかに(10cmほど)外。 

 ④打撃
 上体を後ろに倒しつつ(20度くらい)、ねじる(約90度)。 それと同時に、膝が伸び、蓄積されたエネルギーが一気に相手へと。 彼のキックの回転軸は、股関節よりちょっと高いところにあるようだ。
 打撃に至る直前まで、力が入っているのは(ビデオを見ながら筋肉が張っているのは)、地面をしっかりと踏みしめている軸足のみ。 蹴り足の腿は、相手に打撃を当てる直前まで、恐ろしいほどの脱力がされている。 当たる直前に、けり足の裏腿がものすごい張りを見せている。


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 うーん、見れば見るほど、芸術的なキックです。 ガードごと相手の意識を吹き飛ばせるキック。 今、自分が一番欲しい武器(おい)。
 これほどのキックの習得するために、どんな練習をしたのだろう。 とても気になるところ。 誰か、彼のトレーニング内容を知っている人、教えてください。 
ちょっとした発見。
 他人に分け与えられるだけ与えてしまっても、なお、自分のうちにあふれているものは何か。


 おもいやり。


 そう自答したとき、ちょっとさわやかな気分になりました。
コミュニケーション④各論、対策。
更新が遅れて申し訳ない。

 さて、件のコミュニケーションにおいて重要な4要素

① 相手を尊重し、自己を抑制できること
② 人として信頼できること
③ 論理的であること
④ 考えたことの言語化がうまいこと

 を、鍛えるための方法を考える。

 本や雑誌、TVで紹介されているものと、自分が考えたものを載せておく。 

 あ、これは、と、思ったものについて、ためしにやってみてはいかがかと思う。 自分も当然、これを全部やっているわけではない。



1.相手を尊重し、自己を抑制できるようになるために

 ①メモ帳を用意して、相手の話を聞くようにする。
 ②話の合間に、相手の言っていることを、「それはつまり、~ということですね?」と言い換えたりして確認する。
 ③自分が抑制が効かなくなるタイミング(馬鹿にされた時、相手の話が気に食わない時、といった感じで)を、自分の経験から洗い出して書き留める。 その場面にあいそうになった時に、注意する。(ちなみにこれは、他の中毒系のものを直すのにもとても有効な方法)
 ④10分間瞑想し、自分の周りの音全てを聞き分けるようにする。
 ⑤腹式呼吸など、精神をニュートラルに保てるような身体的方法を決める。


2.人として信頼されるために
 ※正直なところ、即効性のある対策はよく見つからない。
 ①約束を守る、人の名前を忘れない。
 ②自分の明確なビジョンを持つようにする。
 ③自分がもし○○(尊敬する人物)だったらと考え、日ごろ行動をする。

 積み重ねが大事。 



3.論理的に話をするために ①ぱっと目の前に入ったものを構成するフレームワークを3つ考える。(例:かばん→機能性、デザイン、価格) 
 ②新聞などの記事に対し、「~できないだろうか?」と仮説をたて、それを検証する。 検証内容について、理由を3つ考える。
 ③人の話を効きながら、その論理図を書く。
 ④ある政策などの代替案を3つ考え、その長所短所を同時に述べ、自分がどれをとるか、それはなぜか、考える。
 ⑤結論→理由、をまず述べてから、話を展開するようにする。(場合によりけり)
 ⑥会話中に、その軸を探す練習をする。 
 ⑦日ごろから、自分の主張を補強してくれそうな具体例を探す。 それを、会話中に、「例えば~」の形で使えるようにする。(やりすぎに注意)


4.考えたことの言語化をうまくするために ①学んだ理論や概念についてのうまいたとえ話を作ってみる。
 ②小説や詩などを読んで「お見事!」と感じた部分を集める。 それを一日に一回は使えるようにする。
 ③何かを読み、その感想文を書いた後に、それを一言で要約する。
 ④一日を振り返って、それを一つの単語で要約する。
 ⑤日記を書く。 ブログもオッケー。 

 

 まあ、とりあえず、こんなところでご勘弁を。
 全部やるのはさすがに問題なので、友達に率直な意見を言ってもらい、自分に足りないと感じた部分を要点的にやるのがいい。

 以上です。 はふー。
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