Taejunomics

            政治、経済、社会、哲学、芸術、文学、スポーツ、マイクロファイナンス、教育などなど、徒然なるままに書き綴ります。 ※お初の方はカテゴリー欄の「Taejunomicsについて」、をご覧ください。
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頑張れ!
himawari2.jpg

 11月29日撮影。

 12月まで残っていたら、君を歌にします。
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手帳購入しました。
 日本最大の文房具店といえば、
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 ここ、銀座・伊東屋。 
 JR有楽町から歩いて5分強。

 
 購入したのは、綴じ手帳。 下の写真の2冊をあわせて購入。
tetyou.jpg


上から: 
 ・「Rido Mini Plannner」。ドイツより伊東屋が直輸入。 蛇腹式になっていて、裏表を合わせて、一年とその時間割を見通すことが出来るスグレモノ。 長期的視点をもって段階的に自分を向上させていきたいので、これは、なかなか使い勝手が良い。 値段も安い。 400円程度。

 ・「伊東屋オリジナル24時間手帳」。 その名の通り、一日の欄に24時間分の目盛りがついている。 寝る時間以外は基本的に使いこなしたいので、これも、とてもありがたい。 カバーつきで、1575円なり。

 これを、一つにあわせて持ち運ぶことに決めた。


 この期間、何回か足を運んでの購入。かなりの時間を使った。
 これから、手帳を一生の財産として残していくことに決めたからだ。

 
 具体的に、手帳をどうやって使うかについても、今回を期に改善させている。  その内容について、興味をもって読んでくれる方、コメントくだされば幸いです。 ちょっと長くなるけれど、頑張ってエントリーを書きますね。 
マッキンゼーBASICSに学ぶ。
 マッキンゼー&カンパニーは、世界最高のコンサルタント会社の一つ。この会社は出版事業も行っているのだが、そのレベルもビジネス関連の本ではかなり高い部類の属していて、読み応えがある。 現実に則しているので、実践にすぐ活かせる、即戦力的な知識が手に入る。

 よく、ビジネスの知識を、ビジネスのみに限定して考えている人がいるが、それは残念なことだと思う。 ビジネスの現場で得られた知識、そして知恵は、生活全般について、活かすことができる。

 先日読んだ、本で紹介されていた、マッキンゼーの「事業再生の基本(BASICS)」を見てみよう。

 BASICSは:
 Build new business 新規ビジネスの立ち上げ
Adopt core business 中核事業の適応
Shape the portfolio and ownership structure ポートフォリオと会社所有の構造を作る
Inspire performance, and control risk パフォーマンスを触発、リスクをコントロール
Communicate corporate strategy and values 会社の戦略と価値について伝える。
Set the pace of change 変化のペースを設定する


 の頭文字をとったもの。 この、覚えやすくする工夫もすばらしい。
 

 1.新規ビジネスの立ち上げ
 過去20年間において、成功した企業は、コア事業のみに依存せず、新規事業を立ち上げそれを成功させている。 例えば、IBMは、80年代に開始したグローバルサービス部門が収入の40%、利益の50%を上げている。

 →個人レベルでも、常に新しいことにチャレンジしている人は、輝いていると思う。 



 2.中核事業の適応
 コアとなる事業を市場の変化に適応させる。 効率的な生産体制や、サプライチェーン・マネジメント(供給の連鎖がうまくいくようにすること)などが、有効な場合が多い。 ウェストミンスター銀行は、80年代は世界最高のリテール銀行の誉れ高かったが、コスト体質を改善できなかったので、はるかに小さい規模のロイヤルバンク・オブ・スコットランドに買収された。

 →個人でも、本業としてやる仕事はきっちりとやるべきだし、それは、常に社会の変化に対し柔軟であるべき。 変化に対応できないものは、恐竜であっても滅びる。 僕がファンドを作るとしても、形態は市況を見ながら決めていきたい。
 

 3.ポートフォリオと会社所有の構造を形作る
 ※ポートフォリオは、旅行カバンのこと。 旅に出るとき、旅行鞄の限られたスペースの中に、必要なものを入れますよね? だから、限られた資金の枠組みで、効率的に投資をするために、株や債券を買った組み合わせをポートフォリオといったりするんです。

 事業におけるポートフォリオとは、会社が取ることができる戦略の集合。 成功してきた会社は、自社の事業や戦略の集合をきっちりと管理している。

 →計画を立てるとき、やりたいことは多いが、時間には限りがある。 だから、もっとも有効な組み合わせを考えたい。 例えば、哲学の知識は全ての分野につぶしが利くから、哲学をまず勉強するとか。 さらに例えば、走りながらリスニングの練習をするとか。

 
 4.パフォーマンスを触発し、リスクをコントロールする。
 パフォーマンスを促進するために、人々を触発させる。 システム的な枠組みも重要だが、ソフトな側面からも必要。 必要性の理解、社員トレーニングプログラム、手本となる事例を作ることなど。

 →誰でも、触発されるものが必要。 時間の枠組みを作ったりすることも重要だが、やる気を保つための気の持ちようなどのモチベーションもうまく作っていきたい。


 5.会社の戦略と価値について伝える。
 会社の利害関係者としっかりとコミュニケーションをとることにより、予想外のハプニングを避けることが出来る。 また、人々との意志の疎通を通じて、より効果的に事業を進めることが出来る。
 
 →個人としても当たり前なこと。 必要なことを常に伝えておかないで、あとで大変なことになったりする。 進路の問題や恋愛など、枚挙にいとまなし。 
 また、夢は語るべき。 それにより、自分のビジョンを明確に出来るし、人々から援けも得られるかもしれない。 これは、まえのエントリー参照


 6.変化のペースを設定する。
 組織が行わなければならない戦略の数と、その実行の困難さを見極めることが重要。 その見極めに従い、時間を設定する。 急激過ぎる変化も、遅すぎる変化も、会社に悪影響を及ぼす。

 →人間も同じ。 ラテン語の格言に、"Festina lente."というのがある。 意味は、「ゆっくり急げ。」 
 


 このように、重要なことは、概念を学び、それを関連分野の実践に活かすのみならず、自分の生活の全分野に応用することにあると思う。
 そうすれば、もっと色々と見えてくる。

 そうするうちに、知識は知恵へと発展を遂げる、と、僕は感じている。
楽しめるための努力。
 最近、心がけていること。 しおりとして使っている絵葉書に書き留めている。

一生懸命。
目的を持って。
そして、
楽しみながら。


"take a sad song and make it better"
 悲しい歌でも、気の持ちようで楽しくなるものさ
 (ザ・ビートルズ、"ヘイ・ジュード"より)

 楽しめるための努力・工夫の重要性を感じる今日この頃です。 
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病・身体・生活と、自然循環システム。
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「ガイア仮説」というものをご存知だろうか?
 漫画、ARMSでも取り上げられている概念だ。

 研究プロジェクト「ガイア」を立ち上げた、ジェイムズ・ラヴロック(フリーランスの科学者、74年に王立協会のフェローに選出)によれば、その内容は、以下のようなもの。

 我々の惑星を構成している全てのものは、物理的なものであれ、生物的なものであれ、あたかも単一の生きたシステムとみなすことができる。 すなわち、全体を平衡に保つべく、変化や損傷を自らの内部で保証できるような自己調節をする存在とみなすことができる。
 
 宇宙といった大きな単位でなくても、この、「循環システム」という考え方に基づいて物事を考えると、本当に色々なことが見えてくると思う。 これをもとに、次々と起こる疫病などについて考えてみようと思う。


1.自然の循環システムの複雑さ
2.新種の病気の発生と循環システム
3.人間の身体と循環システム
4.循環システムとともに生きる



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 1.システムの複雑さ

 循環するシステムというのは、とても複雑なもので、数多くの要因が交じり合って、一つの結果を生み出している。
 たった一つの事柄について、「ああすれば、こうなる」というのは、システムの構築においては殆どありえない。 何らかの波及効果が思わぬところに生じたりする。

 1971年まで散布されてきた農薬DDT。 これを散布すれば、害虫がいなくなると考えられていた。 結果はどうなったか。 確かに害虫は一時的にいなくなったが、また、耐性をつけて戻ってきた。 さらに、その農薬が大量に含まれた野菜を食べた人々の健康には重大な被害を及ぼした。 興味のある人は、レイチェル・カーソンの「沈黙の春」を参照。 ちなみに、トリビアだが、この沈黙の春の著述に大いに貢献した農薬の検出器は、上で述べたラヴロックが開発したもの。

 人間の世界でも似たようなことがある。 例えば、「あいつを追い出せば、自分たちの組織は良くなる」という類のもの。 組織が悪いのは、その人個人によるのみならず、それ以外の多くの要因によるところが多い。 それを直さない限り、どうしようもない。 また、その、追い出そうとしている人が、他の人々の知らないところで、重要な役割を果たしていることも十分考えられる。
 
 経済に関しては、それ一つでエントリーがいっぱい書けそうだから、割愛。 ちなみに、人間の意識が届かないという意味においては、市場もまた自然と呼べると思う。
 


doubutu.jpg

 2.新種の病気の発生と循環システム
 社会的に大きな問題を生じさせる病気は、多くの場合、自然の循環システムに何らかの形で介入したために起こっていると思う。
 
 狂牛病がなぜ生じたか、覚えている人は多いと思う。
 牛の骨を砕いて牛に食べさせるという、自然の循環システムに無い食生活を、牛にさせたがために、狂牛病が生じたのだ。 共食いをさせられた牛とそれを育んだ自然からのしっぺ返し。

 エイズ。 元々人間の入ることがなかったアフリカの森の奥地に、人が入り、宿主である動物(猿だったっけ)と接触したことが原因。 入ってはいけない地に踏み込んだ人間に対する、自然からの悪夢の贈り物。

 そして、現在流行の鳥インフルエンザ。 卵を多く産むために、薬漬けの餌を与え、かつ、24時間中、昼のように明るいライトを、鶏がありえないくらいにびっしりと入った小屋に照らし続けた。 食べられるため「だけ」に生きる命からの報復。


 病ではないが、毒のダイオキシン。 やはり、プラスチックなど、自然に分解されない(=自然の循環システムの中に入らない)物を作り出したことが、その要因になっている。

 ベトナム戦争時にアメリカが撒いた枯葉剤。 これも、もともと、自然には無い毒。 自然の循環により浄化することが非常に困難な毒。hito.jpg


 3.循環と人の身体
 人間を自然と対立させるのは間違っていると思う。 人間も自然の一部で、自分自身のうちに自然を持っている。 自然に対置させるべきは、意識。 その意識が届かない領域が、自然たる人間の身体の中にあるということを、僕たちは忘れてはいけないと思う。 ままならないものなのだ。 ここらへんは、養老氏の「一番大事な事」参照。
 
 水が変わっただけで、人間の身体は、大きな変化を起こす。 例えば、僕は、日本以外の土地に行くと、水が違うためお腹を下す。 
 
 髪の毛はいつも生えては抜けていくし、皮膚は常に新しいものを作り上げている。 爪はどんどんのびるし、骨もどんどん入れ替わっていく。 循環しないもの、変わらないものは何も無い。 
 
 循環システムの中に無いものが身体の中に入ると、大変なことが起こる。 戦後ベトナムで撮られた上の写真で、もう十分だろう。 


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 4.循環システムと共に生きる
 僕たちがするべきことは、どこかの哲学が主張するように自然を征服したり収奪したりすることでは決してなくて、自然とともに生きることにあると思う。 
 自然の循環システムの外にあって、それを外から変革しようとするのではなく、自分もその循環システムの中にいるという事を自覚して、内から変革しようとするスタンスが、とても重要だと思う。 自然環境においてもそうだけれど、人間社会の組織においても、同様のこと。 

 自然に対しても、社会組織に対しても、「外からの介入」を主導する人が多いと感じる。 だから、こんなエントリーを書いてみた。

 自然とともに生きる。 それが、自然に生きるということなのだと思う。
 ブッダが弟子たちに語ったように。
 老子が道について説いたように。
 リバプール出身の四人組が「Let it be(あるがままに)」と歌ったように。
シェイプアップ法。
 冬眠する熊のように脂肪のつきやすい冬に向けて、シェイプアップ法を。

 僕の体脂肪率、現在9.8%。
 男の人だったら、日に40分時間を投資して、ちょっと生活習慣を変えれば、体質にもよるけれど、体脂肪率は10%前後に出来ると思う。 人間の身体は、もともとそうなっているのだから。
 女の人に関しては、具体的な数字はよく分からないけれど。 

1.基本原則
2.注意すること
3.運動
4.食事
5.睡眠
6.結び



1.基本原則
 漫画、「鋼の錬金術師」によく出てくるセリフに「等価交換」というものがある。 簡単なことで、「1+1は2以外にはならない」、といったこと。 主人公はこの等価交換の原理によって腕をなくしてしまう。おっと、脱線。

 減量においても全く同じ。 

 減量をしたいのなら、「食べた分、エネルギーを消費する」以外に方法は無い。

 脂肪を1kg減らすのに、必要なエネルギー消費量は、7000kcal。 これは、体重70kgの人なら、100km走った時の距離の相当。
 ちなみに、水泳なら、1時間程度で平均して1500kcalくらい消費する。 さすが、全身運動。

 基本スタンスは、食べる量は変えずに、エネルギーの消費量を変える事。 もちろん、日ごろ食べ過ぎていたら、それは是正すべきだけれど。



2.注意すること
 無茶はだめ。 個人的な経験で言うと、無茶をしている人で長続きしている人は見たことが無い。 やっている期間、肉体的のみならず、精神的にも不健康そう。

 朝っぱらに、必死な顔してウォーキングをしたり、「欲しがりません、勝つまでは」さながらに食事を制限したり。 続くのならいいけれど、続かないでしょう。
 
 長続きするためのコツは、簡単なことをやること。 そして、簡単な決まりごとを作っておくこと。 単純化が重要なのです。

 

3.運動
 ポイントは、あまり負担を感じず、楽しめる程度にやること。 きつい運動をしても楽しめるのなら、その人は、それをやればよい。 

 多くの場合、必要なのは、ほんのちょっと気をつかうこと。

 例えば、バスや自転車で行く距離を歩けばいい。
 歩きながら、風景に見とれるもよし、本を読むもよし、空想に耽るのもよし。 ちなみに、歩くのは、脳をとてもよく刺激するので、勉強をする人にもお勧め。

 他に、筋トレもいい。
 懸垂とバービースクワットは、とてもお勧め。 筋トレをすると、6時間くらい、体の代謝が上がりっぱなしになるので、何もしないでもエネルギーをかなり消費することになる。 たった5分の筋トレで、かなり差がつく。 
 身体を大きくしたくない人は、15回で1セットになるような筋トレをお勧めする。 少ない回数しか出来ない類の筋トレは、筋肉を太くしてしまうので。



4.食事
 三食きっちりととること。 一食抜かすと、胃がすごい勢いでエネルギーを吸収しようとするから。 これは、飢餓と闘ってきた人類の身体に浸み込んだ習性だからどうしようもない。 できるだけ、朝と昼に多めに食事を取ること。 

 水を多めにとること。  これによって代謝が活発になるし、食前に水を飲んでおくと、食事の際、早めに満腹感を得られる。 むくむという人は、夕方以降はあまり飲まないようにしておけば、大して問題は無い。
 
 酒は飲んでも太らない。 甘いカクテルはちょっと太りやすいけれど。 問題は、酒でなくて、それと一緒に食べる脂っこい肴。 なるべく、脂肪が少なめのおつまみを食べるようにだけ注意しておけば、大して問題なし。

 

5.睡眠
 睡眠をしっかりとること。
 統計でも、睡眠不足と肥満にはある程度の相関があるのだという。

 寝ないと、代謝が悪くなるからなのかな。


6.結び
 別に、体脂肪や体重を減らすことが目的じゃない。
 人間本来の身体に戻すことが重要だと思う。 
 飽食の時代に運動不足が重なって、現代人は太っていく傾向にあると思う。
 その傾向にちょっと歯止めをかけるために、生活を改善して、元の身体性をとりもどす。 そんなイメージを持ちたい。 

 やってると、体のキレがよくなるのみならず、頭の回転もよくなる、と、僕は感じている。 同じ身体なのだから当然かな。


 ほんのちょっとの気遣いで、身体性は改善できます。 
 是非、お試しあれ。 
Googleで一番有名ってこと?
 再度小ネタ。友人から教えてもらった。

 Googleで、"t a e j u n"と入力すると、このブログが一番最初に来るではないか!

 みなさまのおかげです。 m(_ _)m
すぐ始められる我流の速読法を紹介します。
 以前、僕が卒業した大学で勉強法セミナーをした時のこと。

 「誰か、今、本持っている人いますかー? 持っていたらやって見せましょう。」

 セミナーを聞きにきた学生達が、かなり速読に興味があるようだったので、ハッタリ交じりでの発言。
 
 だれも持っていなさそうな雰囲気。 安堵。

 けれど、運命の神はこういうときにいたずらをしたがる。
 
 いた。

 しかも、よりによって、、

 岩波新書・緑
 「社会科学の方法」
 大塚久雄 著 


(大塚久雄は、大経済史学者。 マルクスとヴェーバーをリミックスした彼の歴史観は、「大塚史学」と呼ばれている。)

 今日び、こういう本を読んでいる学生がいることは、とても喜ばしいのだが、今回ばかりは、血の気が引く思い。
 
 しかし、落ち着いて、ポーカーフェイス。
 
 「じゃあ、10分間休憩取ります。 そのうちに読んで、内容をこの場で発表しますね。」
 
 休憩開始後、舞台裏に隠れ、必死に読むこと、10分。

 ご丁寧に時間を計っていた後輩が、「先輩、時間です。」と催促。

 きゃいーん。

 恥を忍んでの発言。
 「えー、、、真に申し訳ないのですが、140ページくらいまでしか読めませんでした。 そこまでの内容でいいのなら、ここで、解説したいと思います。」
 そして、そこまでは、きっちりと、ホワイトボードに図を書きながら解説。

 許してもらえた。 ああ、助かった。。

 
 そんな、たいしたことの無い我流の速読術だが、紹介をしようと思う。
 ※あくまでも、参考程度にしてください。


 1.基本的な考え方
 2.注意事項
 3.実際の方法
 

 1.基本的な考え方。
 1)著者の気持ちになって考える。
 一人でも多くの人に読んでもらいたいと思うのが、著者の人情。 だったら、どこに、力を入れるか? 
 当然ながら、頭と尻尾の部分に気合を入れて、自分が一番強く主張したい内容を書く。 それを知っているだけで、かなり効率の良い読み方が可能となる。
  
 2)人が本から情報を得る効率は、時間が過ぎるに従い低下する。
 一冊の本を1時間で読んだ場合、その本の情報の全体の70%(情報の重要性比)は得られるが、それを5時間かけて読んだら、90%くらいは得られるといった感じのイメージ。 
 時によっては、時間を短くしてぱっと読んだ方が本質的な情報だけを掴むことができてより効率的な場合もあったりする。
 
 3)人は、視界に入ったもの全てを認識している。
 僕達は、本に限って、一列一列しっかりと読んでいるが、実際の生活では、そんなことはしていない。 例えば、ぼーっと全体を見ながら、「あ、鳥が飛んだ」とか、「自転車っ。あぶない。」と、察知できている。 本について、それができないという法はない。

 
 2.注意事項
 1)出来る本と出来ない本、するべき本とすべきでない本がある。
 僕の方法で出来るのは、論理構成がしっかりしている本に限られる。 また、古典といわれるような書物については、それをじっくり読みながら著者の思考をたどるのが重要だと思うので、お勧めしない。 
 文学作品については、僕は出来ないし、出来るとしても、やるべきでないと思う。 美しい文を心の中で音を出しながら読むから楽しいのだ。
 
 2)読み違える可能性があるので注意。
 とくに、回りくどい叙述をしている本には注意が必要。

 3)前提として、一定程度の知識は必要。
 前提知識が必要でない書籍もあるが、大体の書籍については、ある程度の基礎知識を持っていないと、困難だと思う。 例えば、ビジネス・経済用語を全く知らない人間が、日経ビジネス文庫を速読できるわけがない。


 3.実際の方法
 1)序文とあとがきを読む。
 ここに、著者は一番伝えたいものを織り込むもの。 だから、序文とあとがきだけは、ちょっと時間をかけてしっかりと読むこと。
 序文とあとがきの内容によって、読むのに用いる時間を決めるのもいいかもしれない。 その価値があると思ったら、速読せずにじっくり読むのも十分ありだと思う。

 2)章立てを見る。
 序文とあとがきで話された内容が、どういった順序を踏んで展開されていくのかを、章立てを見ながらイメージする。

 3)章、節、段落は、頭と尻尾を重視。
 一番重要な内容は、通常、最初と最後にかかれるもの。 章でも、節でも、文章内の段落一つでも同じ。 その事を理解しながら読んでいく。 普通に読み進むときも、頭と尻尾をパパッと見るだけで、大分効率が違ってくる。
 
 4)中間にある重要そうなところを拾い読み。
 さらに、視界に入ってきた重要っぽいところを、ちらちら探しながら読んでいく。 「しかし、要約すれば、つまり」とかはかなり重要な単語。これが目に入ったら、その周りの文は読むのがいい。  反面、あまり重要でなさそうなのが、「また、なお」といった、付け加える系の言葉。 

 5)読みながら、常に、頭の中に本の構造を組み立てていく。
 ただ闇雲に読めばいいわけではない。
 本の論理展開だけは、頭の中できっちりと骨組みを立てるようにする。 頭で立てるのが大変なら、ノートをとるのが良い。 頭で論理展開をイメージできても、ノートをとることを強くオススメする。  
 そして、そのノートを、次の日にでも眺めると、さらに記憶が強固に定着する。


 見れば分かるように、特別な訓練を別に必要としない。
 けれど、やればやるほど、どんどん慣れていってスピードは上がっていく。


 僕の場合、以上のことをやって、一日に平均して一時間くらい使って一冊ずつ本を読んでいく。 他の勉強が多いので、それ以上の時間は、ちょっとかけてあげられない。 けれど、一時間の時間の投資効率はかなり良いと思う。 知識のみならず、現在注目している問題に関して、色々新しい観点を与えてくれたりするから。
  
 
 論文を書くときにはちょっとオススメできないけれど、「明日までにレポート出さないとっ!!」、といったときには、十分対応可能です。 


 (勉強法セミナーの内容は下記参照)
  ・第一回
  ・第二回
  ・第三回
  ・しめ
 -------------------------
シビル・アクション
 家に帰ったとき、偶然TV番組「アンビリーバブル」が流れていた。
 普段TVを見ない僕だが、引きずりこまれた。

 金本位主義の弁護士ジャンが、多くの死者を出した環境汚染の原因を生んだ企業を相手取り訴訟を起こす。
 きょう、アンビリーバブルでやっていたのは、その実話の再現版で、その実話を映画化したのが、これ。 実話を忠実に再現しているとのことです。

 シビル・アクション
 20051124210332.jpg



 中坊公平のプロジェクトX、もしかしたらそれ以上。

 アメリカの訴訟は、金銭的な利害がメインだと思っていた僕に、清冽な感動を与えてくれた。
 法曹を目指す人、環境問題に取り組んでいる人、モチベーションをあげるために、是非見てください。 


 取り急ぎ。
現代最高のピアノトリオ。
 現代最高のジャズピアノトリオと言えば?

 ビル・エヴァンス・トリオがない今、僕は迷わず、キース・ジャレット・トリオを挙げる。

 最近聞いたライヴ盤、The out of towners 20051123193631.jpg
が、あまりにもかっこよかったので、ここで、キース・ジャレットと、そのトリオについて書いておこうと思う。

 ピアノトリオと言うのは、大体、ジャズにおいて、ピアノ・ベース・ドラムの編成のバンドのこと。 トリオは、3人バンドのこと。 ちなみに、カルテットは4人バンド。 


 キース・ジャレットはアメリカのジャズピアニスト。
 ドラマーの僕が聞いても、「このピアノはとんでもない。。」と分かるくらいの技術と抑揚。 運指とか、すごいです。
 とても情熱的なピアニストで、演奏中にノッてくると、中腰の状態になりピアノを弾き始める。 同時に、うなり声を上げる。。 うなり声は、ピアノとのハモリだったり、旋律そのままだったり。
 もし、彼の演奏のライヴ盤をはじめて聞くときに「うにゃにゃーー」という変な声が聞こえてきても、「呪いかっ!??」と驚かないでくださいね。。 かくいう僕は、そのうなり声にびっくりした一人。 
 慢性疲労症という難病にかかっていて、最近アルバムのリリースが減り気味だが、2004年にリリースされたこのアルバムでは、変わらず元気な演奏を聞かせてくれていて安心した。


 ベースのゲイリー・ピーコックは、正直僕は良く知らないベーシストなのだが、当然、演奏は十分すばらしいもの。 誰か、ご存知の方、付け足してください。


 そして、ドラムのジャック・ディジョネット。 この人は、ジャズの歴史にその名を残す名ドラマーの一人。 トニー・ウィリアムスの次の世代の代表格がこの人。 
 歌心あるドラムに、ものすごいテクニックが同居している。 スリリングな展開を旨とするトリオ演奏において必須である反射神経もずば抜けている。 プレイスタイルは、トニー・ウィリアムスに結構似ていると僕は思う。 ドラムソロをわざと決まった小節以上に延長させて、小節の頭にきっちり入ってくるピアノとベースとともに絶妙の間を作ったり。 あと、ハイハットシンバルとスネアドラムの演奏の組み合わせ方も、似ている。
 この、The out of townersの、2曲目(だったはず)での3分くらいのドラム・ソロ、初めて聞いたときは、ちょうど自転車に乗っていたのだが、その場に立ちどまって聴き入ってしまった。 ソロというのは誰でもある程度気負いしながら入ってしまうものなのに、最初の数十秒、ひたすら最もシンプルなレガート(チーチッチ チーチッチ ってシンバルを鳴らすやつです)を続けている。 ピアノやベースなら、同じリズムで同じ音を出し続けることに相当。 普通怖くて出来ません。。 


 と、ちょっと説明に熱が入ってしまったが、本当にすばらしいピアノ・トリオなんです。 

 このトリオで一番有名な演奏は、これだと思うので、一緒に紹介しておこう。
 Standards Live、邦訳、「星影のステラ」。


 ちなみに、キース・ジャレットはソロ活動も行っている。
 一番有名なのは、これ。
ザ ケルン コンサート
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 寒い日には、ピアノがよく似合うと思う。
 煌びやかな音色が、宵闇にはらはらと舞い誇る六花を想わせるからか。 (六花は、雪の異称です。)
 よかったら、御一聴あれ。
シャロン首相の離党について。
 知っている人も多いと思うが、イスラエルのシャロン首相が、自らが党首となっていたリクード(党の名前)を離脱し、新党を結成するとのこと。

[エルサレム 21日 ロイター] イスラエルのシャロン首相は、自ら率いたリクードを離党した後初めて公に発言し、今後結成する予定の新党はイスラエルとパレスチナの間に恒久的な境界線を確定することに尽力する、と述べた。

 首相は、「多くの疑問に直面して」リクードを離れたと説明するとともに、今年行ったガザ地区からのユダヤ人入植地撤去のような一方的な撤退をこれ以上行う計画はないとあらためて述べた。ただ、パレスチナ国家建設を目指す米国主導の新和平案(ロードマップ)が完了したら、ヨルダン川西岸の一部入植地は撤去しなければならないだろうとし、無認可の入植地も撤去されるだろうと付け加えた。



 皆さんは、彼が今年の夏、パレスチナからのイスラエル人の強制退去を行ったのを、覚えていると思う。 僕は、このとき、彼の真意を理解できなかった。 
 なぜなら、元軍人のシャロン首相は国防省となった時から今まで、軍事演習の名の下のパレスチナ人虐殺の指示を直接間接に下してきた当事者の一人なのだから。

 
 けれど、この離脱声明を聞き、僕のうがった(疑心暗鬼な?)考えは一応一気通貫したものになりそうだ。

 シャロン首相が離脱して新党を結成する。
 新党の政策の主な趣旨は、パレスチナ国家建設を後押しすること。
 
 けれど、今まで、新党が発足後すぐに政権を握ったことなんか、僕は聞いたことが無い。
 
 次の選挙において、新党が政権をとることができる可能性は高くない。 そして、シャロン首相以上に過激で、かつパレスチナに対する妥協を一切認めないベンヤミン・ネタニヤフ元首相がまた首相になる可能性がある。 決して低く無い可能性。

 そして、何が起こるか。
 皆さんの想像にお任せする。

 
 杞憂に終わってくれればよいけれど。
RTC勉強会:Web2.0について①。
 "Web2.0" ってご存知ですか?

 今日、RTC(Real Time Context)勉強会に参加してきました。

 今回のテーマは、Web2.0。 
 色々と感じたことを書く前に、今回は、web2.0の説明から。

 有名な報告として上げられているのが、これ。
 http://japan.cnet.com/column/web20/story/0,2000054679,20090039,00.htm

 主催者の一人の近江商人さんのサイトもご参照。
http://ceonews.jp/archives/2005/10/web20_7map.html
 彼曰く、
 「Web2.0とは、webをプラットフォームとして位置づけ、オープン志向・ユーザー基点・ネットワークの外部性といったインターネット本来の特性を生かす思想に則って提供されるサービスの次世代フレームワーク」
 とのことです。

 概念的なところの説明は、これら報告で十分されていると思うので、今回のエントリーでは、Web2.0について事例を挙げつつ直感的に説明していこうと思う。

 Web2.0とは、環境である。 どんな環境か。
 

 例1。 友人の日記の更新チェック。

 Before
 自分のブックマークから、友人が日記代わりに使っているブログを訪問。 更新されていない。
 「こいつ、更新おせーなー。」
 と、ぼやきつつ、またまたブックマークから他のサイトへ移動。

 After
 Mixi、GREEなどのソーシャルネットワーキングサイトに参加。 
 友人登録をしておけば、友人の日記が更新されると、ホーム画面にその日記の題名や前半の文章が表示される。
 
 もう、「こいつ、更新おせーなー」と、言う5秒が無駄になることは無い。

 RSSやAtomというものを用いても同様のことが可能。
 
 これぞ、web2.0的環境。



 例2.本のお買い物。
Before
 本屋のサイトを見に行く。
 大体、背表紙に書かれている文章しかサイトには掲示されていない。
 本って結構高いし、、悩む、悩む。
 意を決して購入。
 
 本が郵送されてくる。
 読む。
 つまらない。 より、正確には、内容が望んだものでない。
 「なんじゃこりゃー!!!」
 と、本を投げ捨てたくなるのをぐっとこらえる。 


 After
 Amazonを見に行く。
 目星の本を見る。
 レビューが何件か書かれているので、それを読みながら、あなたは本を選択することが出来る。 レビューしている人が1人でなく、10人くらいが絶賛しているこの本なら、間違いはなさそうだ。

 本が郵送されてくる。
 読む。
 「これよ、これ!」
 
 さらに、多くの場合、関連書籍も芋づる式に発見可能。

 次は、自分でもレビューを書いてみようかな。


 これぞ、web2.0的環境。



 例3.分からない言葉の意味を調べる。
 Before
 個人的経験を。
 9月末にある劇団の演劇に出演した時の練習中のこと。

 座長:「よし、Taejun、そこで、ハードゲイの「フォー!!」やってみよう。」

 T:「は? なんすか、それ?」

 座長:「え、知らんの!?? 最近TVに出まくっとるやないか。」

 T:「テレビ、、特別な番組が無いときは、一日に10分も見てません。」

 呆れ気味の座長。 演劇中のハードゲイネタはボツになった。

 それでも、探してみる。
 電子辞書に載っているわけが無い。
 ネット上の辞書ツールで探しても、芸人の名前なんて出てこない。
 

 After
 Wikipediaに行き、言葉の意味を調べる。 Wikipediaは、みんなで作り上げる辞書のようなもの。
 おお、なるほど。これのことか。
 ハードゲイはネタであって、もともとは普通の芸人さんだったんだ。
 本人も、「これが流行るなんて世も末」ってよく自覚しているようで。 
 けれど、ゲイバーに通いつめてネタを仕込むとは、すばらしい芸人魂。
 
 パパパパッパッパッパー♪(ドラクエのレベルアップの音楽)
 Taejunは、「時代についって行っているレベル」が2にあがった!
 芸能関係が 3 アップ!
 ファッション知識が 1 アップ!
 まほう 「○○フォー!」 をおぼえた!

 
 これぞ、web2.0的環境。 
 

 個人的に感じているキーワードとしては:
 ・三人寄れば文殊の知恵的なコミュニティ
 ・みんなで作ってきましょうよ型
 ・DNAもびっくりの進化スピード
 ・今までより簡単
 ・多い事はいい事だ(データの量に関して)


 といったところ。

 以上、web2.0の大まかな内容はおしまい。
 その②はもうちょいまともな内容を書いていきます。。 
本当に世界の内需は経常収支不均衡に依存しないの?
 (経済学のエントリーです。 説明はかなりはしょっています。 興味の無い人は、読み飛ばしてしまってください。)

 この頃読み進めている本の一つ、経済学とファイナンス。 ファイナンスの側面から経済学に切り込んでいて、なかなか面白い本。 特に、前半が白眉だった。 斬新な経済学の教科書だと思う。

 問題の部分を担当されている須田美矢子さん(日本銀行政策委員会審議委員)の叙述に、ちょっと納得がいかない点があったので、どなたか解説、もしくは議論してくださる方がいればと思います。

 同書p496あたりで、2国モデルについて叙述をしている。


 Y(A国)+Y(B国)≡Ya、
 i(A国)+i(B国)≡ia
とすると、2国の所得の和は、

 Ya=cYa+ΣCo+I(a)+ΣG 
 となる。なぜなら、所得の一般式は、Y=C+I+G+X-Mだが、輸出Xと輸入Mは相殺されるため。

 ここまでは、まあ、その通りだろう。 問題は、この後のコメント。

 「世界全体の所得は2国のアブソープションの和(いわゆる、世界の内需の大きさ)によって決まり、2国の経常収支不均衡の大きさに依存しないことが分かる。」(アンダーラインはTaejunによるもの)
 
 これは、同意しかねる。


 本当に、世界全体の所得は、2国の経常収支不均衡の大きさに依存しないのだろうか?
 
 経常収支が多少の不均衡であれば、無視はできると思う。

 例えば、
 A国:20円の経常赤字
 B国:20円の経常黒字 の場合なら、

 ここで、A国は20円の赤字に見合って自国の内需を減らすであろうし、B国は逆に増やすであろう。 

 A国における内需の減少+B国における内需の増大=0、もしくはそれに近いのならば、著者の意見通り、2国の経常収支不均衡の大きさに依存しないということは可能だと思う。


 けれど、赤字と黒字の額が大きかったらどうなるだろう。
 
 ご存知の通り、所得の増加に伴う消費や投資の増加は逓減する性質のもの。 所得が増加すればするほど、それが消費や投資に与える影響は小さくなるし、所得がかなり落ち込んでも、一定額で消費・投資は保たれる。

 赤字と黒字の額が大きいと、、例えば、A国10兆円の赤字、B国10兆円の黒字の場合とか。

 A国における内需の減少+B国における内需の増大=0、もしくはそれに近いものとなる保証は無いと僕は思うのだけれど。

 モデルを作成する時に重要なことは、経済に影響を与える変数はしっかりと明示すること。 ファイナンスにおけるバリュエーションの際にもこれはかなり重要な事で、これをやっていないととんでもないところで躓いたりする。

 というわけで、僕だったら、問題の式は

  Ya=cYa+ΣCo+I(a)+ΣG+E(σCA) とでも書き換えようか。
 
 σCAは各国経常収支のバラツキ(こうしておけば2国以上に拡張した時に便利そう)、Eは経常収支の不均衡が世界全体の内需に与える効果の関数。
 

  
 どなたか、ご意見・指摘くださいm( _ _)m。 素人の僕がとんでもない間違いを犯している可能性があるので。

 もしかしたら、単純化のためにわざと上のような解説をしていたのかもしれないですね。 その時は、ごめんなさい。著者の方にも、ここまで御読労してくださったみなさんにも。
数学頭の作り方。
 僕は、属性的には理系だとおもう。 コミュニティの大学ではなく、他の大学への進学を考えていたときは、赤チャートとかを解いていた。 もともと、理系的なものは好きだったし。


 けれど、高3の頃から大学を卒業して1年経つまで、ほとんど数学には触れずじまい。学校のテストの数学は、一夜漬けでやりすごせたので、授業中もほとんど上の空。 完全な文系頭が仕上がっていた。 

 ファイナンスの理論を修めるのに数学は必要不可欠。 だから、頭を数学頭に改造しないといけない。

 どうやって、数学頭を作るか。
 やり方は、さほど難しくない:

 1.数学を好きになる。 
 好きこそものの上手なれ。 
 数学関連の小説などを見てみましょう。 オススメの映画は、「ビューティフル・マインド」。 ノーベル経済学賞受賞者のジョン・ナッシュ氏の生涯をつづったもの。


 2.数式をしっかりと解読する。
  数式を教科書などで発見したら、「あ、そう」とやり過ごさずに、きっちりと目を通して、その式が内包している意味を理解しようとする。

 3.実際の数字を当てはめる。
 式の意味を完全に理解していなくても、何回も数字を代入していくと、「あ、こんなもんか」という一定の理解にいたる。 関数電卓があると便利。

 4.導出の過程は、自分で書く。
 これも見ていて理解が出来ても、書くのと見るのとでは全然違う。 いまいち理解をできていなくても、書くうちに理解が深まっていく。 嘘のような本当の話。

 5.日ごろの問題を、数学的に説明してみようと考えてみる。
 個人的に一番やりやすいのは統計学。 当たり前か。 あと、微分も結構やりやすい。 

 
 数学も、哲学と同じで、世の一般原理を表現する一定の形式知だと思う。 もう学校の試験とかから解放された皆さん、純粋に楽しむ気持ちで数学に再度取り組んでみては。
ほっとするひと時。
 昼休みに行く公園。

 以前紹介した、猫がいっぱいいる公園だ。 最近、ほっとできる時間を希求しつつある僕としては、なかなか貴重なひとときだったりする。

 弁当のおかずを分けてあげるのが通例になっているのだが、このごろ、この猫たち、身体とともに態度も大きくなってきている。 まあ、かわいいから許そう。

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 10匹くらいでお出迎え。
 
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がおー。


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 個人的に一番気に入っているショット。
PEバブル。
 今日のヘラルドの記事。

 Trillion-dollar query: Will buyout bubble burst?

 PE業界のさきがけとも言える、Henry Kravis氏がNYにてスピーチを行う。 内容は、簡単に言うと、PEの業界はそろそろバブルがはじけまっせ~、という話。 
 ※PEファンドについては、http://stjofonekorea.blog6.fc2.com/blog-entry-168.htmlとか、Financeのカテゴリーに色々書いているのでそちらご参照。 

 現時点で、ファンドにつぎ込まれた資金総額が5000億ドル。 レバレッジをかけてそれを運用するので、軽く見積もっても2兆ドルレベルの資金が企業買収・再生に用いられることになる。 それでも、世界でファイナンスされている資金の量を考えればわずかな量ではあるのだが。
 
 現時点でも、PEファンドの業界の競争は過当といえるものになっている。 どんどんディールのコストが上がっていて、多くのPEファンドは生き残りをかけて血眼になっている。 アメリカなどではもう有力な案件を探すのは難しく、今後、新たな機会を求めて、アジアや東ヨーロッパなどへの事業の展開が予測される。 最近の東アジアへのKKRの進出なども、その表れだろう。

 
 業界の成長性を無視して過剰な資金が注ぎ込まれる中で、超過利潤を得るために激しい競争が展開されると、どのようなことが起こるか。 歴史が立証しているように、やるべきことをきっちり行わない企業が出てくる。 ファンドの業界であれば、デューディリジェンスを怠ったり、長期的成長を犠牲にして短期的成長を追求する戦略をとる企業が出てくる。 近いうちに、PEファンド業界においては相次ぐ倒産や統合が行われると、多くの関係者達が感じている。 僕も同感だ。


 アメリカは、80年代のLBOブームの結末として、一度似たような痛い目にあっているのだが。 歴史を読み、歴史について瞑想せんことを祈る。

 ここら辺のリアルタイムの市況を見ながら、センスを磨いていければと思っている。 今後とも展開が見逃せない。
夢を語ることの大切さ。
 なぜ人は、大人になればなるほど、夢を人前で語ることを躊躇するようになってしまうのだろう? 青臭いくて大それた考えだと人に思われることを恐れてなのか、はたまた、夢そのものを忘れてしまったのか、理由は様々だと思うけれど。

 でも、実現したいのなら、夢は語らないといけない。 僕はそう思う。

 観念論ではない。 実際に僕が知る限り、成功した人間は常に人前で夢を語っている。ビジョンと言ってもいいかもしれない。
 例えば、孫正義。 会社設立当初から、極貧の中、みかん箱の上に立って社員の前で演説を行っている。 経営者のみならず、運動家ガンジー、藩主上杉鷹山、枚挙に暇がない。 皆、恥じることなく、己の夢を人前で語っている。 当時多くの人から、「絶対に無理だ」と批評された夢を。


 なぜ、語る必要があるのか。
 語ることによって、自分の考えがより具体的になるとともに、夢を聞いてくれる人からのアドバイスを受けて、その夢をビジョンとしてより明確に出来るから。 そうやって培われた理想は、その人を衝き動かす強い力になる。
 夢見る力は、よりよく生きる力になる。 自分のみならず、その夢を聞いて刺激を受けた人にとっても。


 だから、僕は、恥じることなく、人に自分の夢を語る。 時にクレイジーだといわれようが、無理だと言われようが。

 
 人前で、夢を語ってみてください。 理に適った批判は、真摯に受け止めて、それを乗り越えるために、また考えを深めればいい。 


 ただ、可能性の低さのみを理由に、無理だ、と言う人がいたら、「くそったれっ!」って叫びましょう。 必要とあらば、僕も一緒に言いますんで。笑 さらに必要とあらば、ギターを持っていって、ブルーハーツも歌います。 さらにさらに必要とあらば、コーラスまでしましょう。

 クソッタレって言ってやるー、クソッタレって言ってやるー、クソッタレって言ってやるー
 ♪僕はここに立っているよ
ペンの持ち方で字が断然きれいになる!
 きょう、すばらしい事を知った。
 
 ペンの持ち方一つで、字が格段にきれいになる。

 はい、そこのあなた、当たり前だろって突っ込まないでください… 本当に、知らなかったんです。
 習字教室でも教えてくれなかったし。。


 
 話はちょっと前のこと。
 演劇にて黒板に書いた自分の字を眺めながら、決心をした。

 字をきれいにする。

 字がきれいで損することは無いであろうし、多分僕の生涯は、かなりの時間、字を書くことに費やされるはずだから。 一生字とつきあっていくのだから、字をきれいにするのに努力するのは、すばらしい投資だと考えた。
 
 一時期は、漫画Monster(超おススメ漫画)にでてくるルンゲ警部みたいに、キーをタイプすることで記録をしようとしていたのだが、どうやら、タイピングは、字を書くほどには脳を活性化させないらしい。 実感もしていたし、実証結果も出ているみたい。 これで、さらに決心が固まる。

 
 
 「「この字いいね」と言われる字が書けるようになる本」(なんちゅータイトルだ)に、ペンの正しい持ち方が書いてあった。

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 こんなかんじ。

 1.親指はペンに対して90度
 2.親指の腹で、ペンをかるく支えるように持つ。
 3.人差し指の腹で、ペンをしっかりと押える。
 4.人差し指の第一関節に親指が引っかかるようにする。これが一番重要。
 5.他の指は軽く握る。

 が、基本らしい。


 書いてみる。
 最初の300字くらいは違和感があったのだが、、

 みるみる字がきれいになっていく。 
 びっくりだ。
 

 きれいに書ける理由は簡単。 ペンを持つ手が安定するため、線がとてもきれいに書ける。 人差し指がなかなかいい役割を果たしてくれている。

 このごろマンネリ化しつつあるノートとりが、また、楽しみになってきた。

 そろそろ、年賀状を書くシーズン。 是非一度、お試しあれ。
霜月の向日葵。
sunflower.jpg


 もう11月も半ばになろうというのに。

 朝、毎日通る道での楽しみが、また一つ増えた。
あなたなら、どうする?
 アメリカの大手家電量販店の大きな収入源が何かわかりますか?

 
 それは、保証金

 はい、ヨドバシカメラや、ビックカメラとかでもよくやっているあれです。 
 例えば、ビックカメラなら、商品の価格の5%を支払えば、5年間の保証がついてくる。 ※余談だけれど、僕は、色々な家電量販店を比較した結果、ビックカメラの保証が一番いいと思っている。 ビックカメラの保証の対象には、盗難も含まれているから。 いちど、お世話になった。

 
 で、日本で言えばヤマダデンキ、ビックカメラ、ヨドバシカメラにあたる大手家電量販店のベスト・バイ社とサーキット・シティ社の操業利益のうち、
 ・ベスト・バイ社:36%
 ・サーキット・シティ社:全て

 が、保証金からの収入によるものだという(Kuhrt社の調査による)。 驚き木桃の木保証き ん。 ひゅるりら~ 


 
 かねてから、家電分野の顧客獲得を考えていた、アメリカで一番大きな小売業者のウォルマート(日本で言えば、ドンキホーテの規模が大きくてごちゃごちゃしていない版)。 保証金を、ベストバイ社とサーキットシティ社が提供している金額の半額にした。 このウォルマート社の戦略がどういう結果を起こすのかは、意見が分かれているところ。 

 ビジネスウィークの記事参照。
 http://www.businessweek.com/bwdaily/dnflash/nov2005/nf20051110_5243_db016.htm


 そこで、本日の質問その1。

 みなさん、どう思います? ウォルマートは低い保証金を提供することによって、顧客を増やすことが出来るのでしょうか?

 ちなみに、ウォルマートの顧客は所得が低い層が多い。 高所得層は、ウォルマートで日用品は購入するが、家電などは購入していない。 ウォルマートは、高所得層に日用品以外のものを買ってもらいたいと思っている。

 
 あと、既存の保証金ビジネスモデルについて、ちょっと競争戦略の基本理論を踏まえて考えてみようと思う。


 企業が成長し続けるには、どうすればいいか。
 現在の競争において他者より優位にあること。
 その優位の源が、真似しにくいものであること。


 企業が競争において優位を保つためには:
 ・プライスプレミアム
 ・コスト優位
 ・資本効率


 が必要と、よく言われる。

 プライスプレミアムで、ぱっと考えられるのはブランド。 例えば、ヴィトンのバッグであれば、原価をはるかに上回る価格で販売しても、買う人は多い。 プライスプレミアムとは、この、「価格を上乗せできる能力」という風に考えてもらえればいいと思う。

 コスト優位は、そのまんま。 他社より製品やサービスなどを安い価格で作れること。 中国製品とかが、それにあたるのかな。

 資本効率は、例えば、他者が肉まんを10個売る間に、30個売るようなこと。 サウスウェスト航空のビジネスモデルがそれに当たる。 


 競争相手を打ち負かしたり、新しい企業がその分野に入ってこれないようにしたりするためにするべきことは、原理的には、簡単。
 真似を出来ないものをもっていればいい。 主なものとしては:
 ・規模~今から鉄道会社を作るとかなれば、それはそれは大変なこと。
 ・制度~たとえば、国営の分野には参入不可能
 ・技術、その他情報資源~ブランド、ノウハウなども含む。
 ・特許
  
 とかが、ぱっと思いつくところ。

 
 さて、大分端折ったが、以上をふまえて、保証金ビジネスモデルを考えてみる。

 保証金が経営全般にどれくらいの影響を及ぼしているのかは、よくわからない。 資料も大して読んでいないのになんだが、

 
 この、保証金ビジネスモデル、真似しやすそう。

 
 こんなモデルを長く続けるのは、難しんじゃないのかな。 と、思う。


 今回のウォルマートのような戦略をとってくる企業が生じうる事は予測しうること。 ベストバイ社とサーキットシティ社は、あらかじめ、他の競争優位の源泉を探しておくべきではなかったか、と思う。
 と言うのは簡単なわけで。。 多分、べ社とサ社の経営陣も頭を悩ませてはいたはず。 けれど答えが出せなかったのだと思う。


 そこで、本日の質問その2。 

 自分が、もし、既存2社(ベストバイ社とサーキットシティ社)の経営者だったら、あらかじめどんな戦略をとっていましたか?

 コメント、よろしくお願いします。 m( _ _)m
触発されながら。初志を保ちながら。
 ファイナンス関連の勉強をする傍ら、違う分野の本を読むことにしている。 
 本を読むのは早いほうなので、300ページくらいの本や新書なら、平均して1~2時間あれば大体の内容をノートにまとめることが出来る。 全体像をつかめるように、A4サイズのノート一枚にまとめるようにしている。 例のまとめ方で。(前のエントリー参照。クリック) 


 目的は二つ:
 1.触発をうけるため
 同じ分野をやりすぎると、考えにしなやかさがなくなってしまう可能性がある。 違う分野の本を読むと、今までとちょっと違った面白い視点で、本職についても考えてみることが出来る。 
 
 
 2.初志を忘れないため。
 自分が何のために将来を描いているのかを、忘れないため。 自分の根っこの部分の問題意識を持ち続けたい。


 1、と関連して、読んでいるのは、自然科学系の書籍が多い。 
 最近、雑誌ニュートンの記事を読んだ時の事。 海水と血液の成分が類似している事柄から、ポートフォリオ(購入する資産の組み合わせ)管理におけるインデックスポートフォリオ(市場それと同じように資産を組み合わせたポートフォリオ)の優位性に考えが及んだりした。 
 やっぱり、海水(市場)と同じ成分(構成)をもっているものが、最適な姿なのかな。 実際、過去40年間を通じて市場を上回るパフォーマンスを常に見せたファンドは存在していない。(マッキンゼーの調査による)

 また、養老孟司の環境論の本「いちばん大事なこと」を読みながら、自然のシステムと市場の構造についての類似点と違いについて、つらつらと考えたりもした。 ただ、この本の内容については、ちょっと意見がある箇所もあったので、そのうち書けたら書こうと思う。 ああ、ブログに書きたいことが多すぎる。  
 

 2、と関連して読むのは、文学や、ポストコロニアリズム関連の本が多い。 (ポストコロニアリズムって?、という人は、ここを参照。
 文学はまだいいのだが、ポストコロニアリズム関連の本を読んだ後に、ファイナンスの勉強をすると、なんとも言えない感覚に襲われる。 身の引き締まる思いがするだけでなく、罪悪感、ではないが、「何か責められているような感じ」というか、そういった感覚も同時に這い寄ってくるのだ。

 「Development」という言葉をみてみよう。 この言葉は、「発展」と「開発」という意味を同時にもっている。 英語圏の国の多くの人たちは、経済開発は、その内容を問わず、常に発展であると信じて疑わないことが多いのかもしれない。 植民地時代における、宗主国による工業化なども、この論理を根底にしている側面があると思う。

 けれど、それについて、異議を唱える人たちは、紛れもなくいる。
 例えば、ポストコロニアリズムの代表的な人物の一人、フランツ・ファノンはこう語る:
 「ひとつの橋の建設がもしそこに働く人びとの意識を豊かにしないものならば、橋は建設されぬがよい、市民は従前どおり、泳ぐか渡し船に乗るかして、川を渡っていればよい。」
「地に呪われたる者」より。


 僕が将来活動をしたい場所は、日本、統一した朝鮮半島、そして、20世紀の負の遺産をそのまま引き継ぎいまだに貧しい生活を余儀なくされている人々が住む国々。 人々がよりよい生活をおくることができる経済的土台(単純な富の蓄積のみならず、労働のあり方といった文化的なレベルまで)を、志を同じくする人々とともに、築こうと思っている。 この事は、利益の最大化と矛盾するものではない。

 だからこそ、ポストコロニアリズムの主張は、僕にとって痛烈である。 将来必ず避けて通ることが出来ないであろう問題を提起してくれる。

 これら問題を乗り越えてこそ、僕の活動は本当に意義あるものになると思う。 目をそらさずに、しっかりと答えを探して行きたい。 
フランスにおける暴動。
 「仏暴動、強権発動へ」

 フランスでは先月から移民系若者による暴動が相次いでおこり、車は5000台以上が放火され、一人の男性が死亡した。
 それをうけて、警察は現在の8000人に加え、1500人の警官と機動隊員をさらに派遣すると発表。 
------------------

 この頃、Taejunomicsのくせに経済関連のネタを書けていないが、それでも、この問題については、語らねばならない。 

 0.はじめに
 1.フランスにおける移民の実態
 2.フランス人による人種差別
 3.現在移民たちが抱えている問題
 4.結び


 0.はじめに
 

 まず、話しておくことがある。
 
 暴動が、必ずしも正当なものだとは決して思わない。 後述するが、80年代にこの国で起こった運動は、他のあり方があったのだということを、示してくれている。
 けれど、暴動が起こる理由について考えることは非常に重要なことだと、僕は考える。 「抑圧があるところに反抗がある」というのは、まさに至言だと思う。 理由は、単一のものである場合は少なく、多くの場合、色々な要素が複雑に絡まりあっている。
 
 それらを知ることにより、僕達は、考えをより深めることが出来るはずだ。 このエントリーがその援けになれば、幸いである。


 1.フランスにおける移民の実態
 フランスは多民族国家。 6000万人の人口のうち、3分の1にあたる2000万人の少なくとも祖父一人が外国人である。 ここでは、フランスの外に生まれ、そのときにフランス以外の国籍を持っていた者を、外国人と呼ぶことにする。
 移民は、フランスの「栄光の30年」とよばれた経済成長期である、1945年から75年の間に増加した。政府が移民の流入を後押ししていたのだ。 その後、オイルショックなどの影響を受けて、フランス政府は、この政策を変更し、移民が入りにくいようにした。
 現在、移民は430万人ほど。 移民のうちでダントツに多いグループは、ポルトガルとマグリブ(アルジェリア・モロッコ、チュニジアなどのアフリカ北西部地域)出身者である。 この移民の中には、正式な滞在許可証のない人々を含んでいない。 つまり、実際の移民の数はもっと多いことになる。
 ご存知のように、アフリカの北西部は、もとフランスの植民地であった国々。北アフリカの国々にはアラブ人が住んでいて、フランスでは、このアラブ人移民の第二世代を、ブール(アラブの反対読み)と蔑称している。 
 サッカー選手で言えば、
 ・ジダン:敬虔なイスラム教徒のアルジェリア移民だし
 ・デサイー:ガーナからの移民
 ・ジョルカエフ:アルメニアからの移民である。
 フランスがワールドカップで優勝したとき、この国は、移民の問題を乗り越えた熱気に包まれたかに見えた。 だが、2001年のフランスVSアルジェリア戦で、流れるフランス国歌が、アルジェリア人たちの反感による口笛でかき消されたとき、人々は、問題の根深さを思い知ることになった。
 また、正式な滞在許可証のない人々は、「サン・パピエ」と呼ばれていて、これにも、ネガティヴなイメージが付与されている。 これは、呼ばれている当人達からは多くの反感を買っている。 滞在許可証を持っていないのにも、様々な理由があるからである。 不法入国をした人以外にも、正式な手続きを経て一時的に滞在を許可され、その後新たな滞在許可証の申請をしている人間など、さまざまなのである。

 
 

 2.フランス人による人種差別
 ドレフュスの無罪を訴えたエミル・ゾラが、フランスの実態を見ていたら、なんと言うだろうか、と、考えずにはいられない。 「人権発祥の地」と呼ばれるフランスには、根強く人種差別が存在する。 

 92年の人権諮問委員会のレポート曰く:
―「あなたは人種差別主義者ですか?」との問いに
 ・明確にイエスと答えた人:4%。
 ・イエスと思われても仕方ない行動をとることがあると答えた人:47%。

―そのほかにも、
・フランスにはアラブ人が多すぎる:65%
 ・アラブ人の中でも特にアルジェリア人が嫌い:75%

という答えが返ってきている。 

 10年以上前の統計だから、ある程度変化は見られているとは思われるが、変化が起こっているような兆しは見受けられない。 いまだに、現実と全く反して、「我々のパンをむさぼり食う移民たち」というレッテルがまかり通っている(現実では、多くの移民は、極度の貧困にあえいでいる)。

 フランスにおいて、アラブ人、黒人はいまだにあからさまな差別を受けることが多く、特に就職においては、警備関係の仕事以外では、ほとんど雇い口がないのが現状である。 ジダンやデサイー、ジョルカエフは、ごく一部の、幸せな人たちなのだ。 差別の問題は、階級の問題と密接に結びついている。 パリの一等地16区に住む黒人やアラブ人たちは、さほどの人種差別を感じていない、とは、カメルーンのジャーナリスト、カリクスト・ベヤラの弁である。

反面、アジア人やフランス以外の国の白人に対する差別はさほど厳しくない。 アジア人に関しては、「勤勉」というイメージが幸いしているのだとか。

 特に、ナイジェリアなどは、独立戦争を通じて文字通り、血を流して独立勝ち取ったのに、戦争時にもフランスへの移民が増大しているという、形容しがたい皮肉な過去がある。 ちなみに、フランスの旧植民地は、政治的には独立を勝ち取ったが、経済的にはいまだ完全な独立を勝ち得ていない。 桎梏は、形をかえ存在している。


 3.現在移民たちが抱えている問題
 大きく三つだと思う:
 1)アイデンティティの問題
 2)ゲットー化
 3)女性差別
 である。

 1)アイデンティティの問題
 移民の第二世代は、自分たちのアイデンティティの危機をひしひしと感じている。 アイデンティティの問題は、旧植民地の国の人々にとって、もっとも深刻である。 たとえば、モロッコの第二世代の子供達は、モロッコへ帰ると「さえないフランス人」と見なされ、フランスへ帰ると「ブニュール(アラブ野郎という意味の蔑称)」と呼ばれる。 これは、在日社会においても同様の問題である。
 若者達は、貧困のみならずアイデンティティの危機を感じながら、荒んだ精神状態を持つに至る場合が多い。現在の暴動に類似した事件は、1981年に起きている。 リヨン郊外のマンゲット地区で発生した「1981年の連続事件」がそれだ。 このとき、250台の車が燃やされた。


 2)ゲットー化
 ゲットーとは、少数民族の居住するスラム街というのが、広い意味。
 根強い就職差別、劣悪な労働環境。 それに伴い、郊外がゲットー化していっている。 それに伴い学校もゲットー化しつつある。 80%の子供が、移民出身の学校も存在する。 学校の中でもさらにゲットー化は進む。 意図的にクラス分けがされるのだ。 
 これらを鑑みて、親はイスラム教信者なのにもかかわらず、カトリックの学校にわが子を入れようとする。 「子供の幸せ」が一番の関心事なのだ。 これも、僕にとってはデジャヴを感じずにはいられない情景。

 3)女性差別
 移民たちのコミュニティの中でさらに差別を受けているのが女性達だ。 「処女でなければ娼婦」と見なされる状況が存在する。 年頃の女性達は、外出を禁じられ、家庭内では暴力にさらされ、結婚も己の意のままにならない場合が多い。 また、現在もアフリカの国で1億2000万人に対して行われている性器の切除が、フランスにおける移民のコミュニティ内でも行われている。 フランス国内では厳しく取り締まられているので、大体、バカンスなどでアフリカの国に行った際に手術が行われる。
 さらに、一夫多妻制と関連しても問題が生じている。 一夫多妻制の場合、夫に滞在資格が認められた場合、同時に滞在が認められるのは、第一夫人のみ。 この第一夫人の座をめぐって、争いが起こることも少なくない。
 このように多重差別にさらされているアラブ人・黒人移民女性達は、結果的には、フランス社会において、アラブ人・黒人移民男性よりも好意的に受け入れられている。
 

 4.結び
 以上を鑑みると、フランスで暴動が起こる理由について、ある程度までは、理解してもらえると、僕は思っている。 
 しかし、最初にも述べたように、僕は、暴動が必ずしも最良の方法だと思わないし、他のありかたが存在すると考えている。

 上で述べた、「1981年の連続事件」の続きを見てみよう。
 暴動は発展し、警察が鎮圧を行うにあたり、トゥミ・ジャイジャというコミュニティの著名人の腹に銃弾が打ち込まれることになる。
 しかし、この出来事は、暴力をさらに加速させはしなかった。 彼・彼女らは、非暴力活動を行ったのだ。 「ブール」の両親に10年間の滞在と仕事の許可証を与えることを要求する行進が開始される。 83年10月には10人足らずであったのが、2ヵ月後、パリに到着するときには、人々の数は10万人以上となっていた。 法案が可決され、彼女・彼らの要求は受諾される。 
 20年前、このような出来事があったのに、現状はいまだ変っていない事に注視する必要はある。
 けれど、この行進は、暴動以外に、他の意義申し立ての仕方があるのだということを示すには十分なものだと僕は思う。 

 この問題に対して、僕に何が出来るか? 今、ここで、出来ることといえば、少ないけれども僕が知っていることをここに書いて発信することだと思った。 これを読んだ人が、それを受け止めて何かに新しく考えを及ばせてくれれば、少しずつ現状は変っていくんじゃないか、と考えた。 このエントリーを書いた理由である。
 もちろん、同様の問題は日本にも根深いものなので、それについても引き続き取り組んでいくつもり。

 最後まで読んでくださって、ありがとうございました。 コメントや誤りの指摘などいただけたら、幸いです。


 ※参考文献で、いちばんお世話になったのを紹介します。 「移民と現代フランス」
フ タ ツ ノ  ラ ヂ オ。
 演劇を見に来てくれたルン姉から、ライヴ告知のチラシをいただいたので、宣伝します。

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 ☆Live 2 Radio☆
12月10日 土曜日
 19時開場、 19時30分開演
 於 Live Bistro 目黒 音の箱(ねのはこ、と読むみたいです)
 
  

 サイトはこちら。
 http://tworadio.jp/


 100人限定とのことです。
 人気を考えると、あっというまに売り切れる可能性が大なので、行きたい方は、お早めにご連絡ください。 
 現時点で売り切れていたら、、ごめんなさい。
バブルについて。
 去年10万円だった土地の価値が、今は50万円になった。
 バブルはまだ始まったばかり。 もうちょっと、1年くらいは続くと見て間違いない。
 今は50万円の土地の価値は、一年後には、300万円になっている可能性が高い。

 あなたなら、どうする?


 答えは、エントリーの途中に書いておきます。
 久々の経済ネタ、折りしもアメリカの不動産バブルがそろそろ崩壊しそうなので、書いておこう。


1.バブルって何?
2.バブルが生じるとどんなことが起こるの?
3.バブルの崩壊って何か困ったことが起こるの?
の、3本立てで書いていきます。

1.バブルって何?
 2種類の定義があります。 
 第一に、資産の価格が急に上がって、それがいきなり落ちるまでの過程を、バブルと呼ぶ。
 また、この資産の価格が急に上がったときの価格と、本来の価格との間の隔たりについても、バブルと呼ぶ。 よく、「バブルが崩壊する」、といったときのバブルは、こっちのバブル。
 別に、大きければバブルというわけではなく、日々のなだらかな価格の変化についても、バブルと呼ぶ。

2.バブルが生じるとどんなことが起こるの?
 お互いに絡み合っている、4つの変化が考えられる:
①資産効果
人々が持っている資産の価格が上がると、消費が増えることになる。 この、資産の増大が人々の消費行動に与える効果のことを資産効果という。 消費が増すと、GDPは上昇するのだけれど、一方で、(市場に出回っている貨幣の量が一定だと)利子率が上昇する。 利子率が上昇すると、多くの人にとっては、貯金をして利息を得るのが有利だから、貯蓄が増え、この分、GDPは下落することになり、先のGDP上昇を相殺することになる。

 ※消費、投資、政府の支出、貿易黒字の増大、利子率の低下などは、GDPを増大させる要因と考えられていて、貯蓄の増大、利子率の上昇などは、GDPを低下させる要因と考えられています。


②投資増大
 さらに、バブル期には、株式を発行してお金を集めるのが楽になるので、投資が増大する。 投資の増大はGDPを上昇させる。

③借入の容易化
 価格が上がっている資産を担保にしてお金を借りるのが、以前よりも楽になるため、借入が増えて、結果投資や消費が増大する。 これは、日本の80年代のバブルを考えると分かりやすいと思う。 ああ、バブル期に学生時代を過ごしたかった。

④人々の期待の変化
 ※経済学やファイナンスの理論では、期待というのは「将来に関する予測」といった意味。 
これは、その場合によりけりなのだけれども、人々が今起こっているバブルについてどう考えるかによって、人々の行動は変化する。 「まだ続くだろう」と考えるのならば、引き続き投資が増えるわけだし、「もう終わるな」と多くの人が考えるのならば、ドミノ倒し的な引き上げも起こりうる。

 
 話はちょっとそれるが、
この、「バブルはまだ続くだろう」と人々が合理的に期待したとき、その期待に基づくバブルを、「合理的バブル」と呼ぶ。 バブルは、合理的な人々の間でも生じうるのである。
 僕は最初これを読んだとき、「へ?」と思った。 なぜなら、合理的な人間だったら、バブルは終わるものだと知っていると、思ったから。
 けれど、よく、考えてみると、確かに合理的なバブルは起こるようだ。

さっきの例。
 去年10万円だった土地の価値が、今は50万円になった。
 今は50万円の土地の価値は、
・70%の確率で、一年後には、300万円になっている。
 ・20%の確率で、一年後にも50万円。
 ・10%の確率で、1年後に30万円。

 ということが、分かっている。 

 あなたなら、どうする?

 そう、バブルがいつかは終わると分かっていても、たいていの合理的な人は、今50万円の土地を買ってしまって、一年後に売り飛ばすことを考えるだろう。
 
 踊る阿呆に見る阿呆
同じ阿呆なら踊らにゃソンソン


 これぞ、合理的バブルを後押しする精神。

 生きなければいけない人間の、その時々の合理的な行動が、非合理的な結果をもたらす。 なんとも皮肉な話だな、と思う。 バブルだけでなく、こういったことは、誰にしも身に覚えのあることではないのだろうか? 
 

.バブルの崩壊って何か困ったことが起きるの?

 (非合理的バブルに関しては、様態が様々で特殊な結果が起こりうるので、ちょっと説明を省かせてもらう。)

 奇異な感じを受けるかもしれないが、実は、バブルの崩壊は、原理的には実体経済には影響を及ぼさない。 みんながバブルを合理的認識しているのならば、資産の価格が急に落ちても、その本来の価格はそれだったのだと分かっているので、カネの動きには影響を与えても、モノの動き(実体経済)には影響は与えないのである。 
 けれど、それは原理の話であって、実際は違うことは皆がよく知っている。 上で話した原理の問題点は、バブルの崩壊に伴う、個々の人々の行動の変化(ミクロレベルの影響)について、考察が足りない点にある。

 小さなバブルが崩壊しても、人々の行動に変化は起きないかもしれない。 だが、大きなバブルが崩壊するとどうなるか。 2つの側面から、人々の行動に大きな変化を及ぼしうる:
 ①期待の変化。 人々が将来の資産の価格についてする予想が悲観的になることが多く、結果消費や投資が減ってしまうことが起こりうる。 そうすると、GDPの成長には悪影響を及ぼす。
 ②価格メカニズムに対する信頼の変化。 人々が、価格が実際の価値を反映していると信頼しなくなると、実際の経済においても、何らかの歪みが生じる可能性がある。 これも、GDPには悪影響を及ぼしうる。

 さらに、人々の行動のみならず、大きな価格体系の変化などが起こった場合には、様々な混乱が生じるわけで、それも実際の経済には悪影響を及ぼしうる。


 以上を考えると、バブルが大きくなってしまった場合には、それをどうやって、徐々に小さくしていくかが重要なポイントとなると思う。 シャボン玉を破裂させるのではなく、どうやってしぼませるか。

 といっても、「言うは易し、行うは難し」、なわけで。。 FRB新議長、バーナンキ氏の腕前の拝見といったところです。
10月の検索ワード。
 10月、このブログを見ている人が、1万4千人以上いた。 うーん、ちょっとびっくり。 ありがとうございます。

 どのような言葉で来ているのか、気になったので、調べてみた。


1位 大阪高裁 10.5% 483
2位 靖国 8.4% 386

 大阪高裁の小泉首相参拝違憲判決とあいまっての、靖国神社問題に関して、多くの人が関心を持ってみているようだ。
 


3 田伏勇太 5.9% 272
 これは、間違いなく、誤りの功名。 「田臥」が、本当の苗字なんですよね。 それを鑑みて、実は、田臥のエントリーについては、冒頭に「本当は田臥です」という内容を記載した。 よっし、社会貢献。


4 違憲 4.5% 209
5 靖国参拝 3.9% 180
6 違憲判決 3.9% 180
7 傍論 2% 95
8 大阪 1.6% 76

 これも、1,2位とまったく同じ理由からだと思う。 

 ちょっと付言。 「傍論」、にこだわる人が多いようだ。 傍論での違憲判断は、多用されると確かに司法府の暴走につながりうるで好ましくないとは思うが、「傍論=無効」と等式を成立させてしまうのは、いかがなものかと思う。

 
 それにしても・・・ このブログは、哲学、経済・ビジネス、芸術関連に特に力を入れているつもりなのですが。。 

9 taejunomics 1.5% 70
 これは、ちょっと嬉しかったりする。 Tejunomics(aがない)だと、検索されないんですよね。 友達にもしこのブログを紹介するときは、Taejunomicsと、"T a e" で紹介してくださるとたすかりますm(_ _)m


10 判決 1.4% 68  
 それにしても、僕のブログの社会的価値は、政治問題、もしくは、憲法ブログであることに、多くがあるのか?、と思ってしまう。
 憲法に興味があるのは事実だが、ここまで偏っていると。。 まあ、時期が時期というのもあるのでしょう。

 
次点 郵政民営化 1.1% 52 やっときました。 郵政論争が過熱した8、9月でなく、10月にこれだけのアクセスがあったというのは、ちょっとうれしい。


 もうちょっといいものをかければと思っています。
 要望する分野などあれば、是非教えてください。  
憤懣。
 CIA工作員の機密を漏らしたリビー氏について、ブッシュ大統領は、推定無罪の原則を説いた。
 冤罪(えんざい、無実の罪のこと)は生じうる。 だからこそ、刑が確定までは被疑者の無罪を推定するという考え方には賛同できる。 そして、この意味では、ブッシュ大統領の声明は評価すべきだと思う。

 けれど、推定無罪の精神は、なぜ、イラクにおける大量破壊兵器保有の「疑い」に対しては作用しなかったのだろうか?、と考えずにはいられない。

 2000人の米兵が、イラク戦争開始以後に亡くなり、アメリカ国内における反戦運動は高まりを見せている。 だが、この反戦運動、ベトナム戦争の時もそうであったが、僕には賛同しかねる側面がある。

 「私たちの家族を死なせないで!」という主張にはもちろん僕は賛同する。 けれど、いま高潮している反戦運動において、「イラクの人々を殺さないで!」という主張は、相対的にとても弱い。
 人々にとっては、多くの場合、被害者としての記憶が強く残り、加害者としての意識は希薄になってしまっている。 これは別に、アメリカの反戦運動のみの話ではない。 第二次大戦後、加害者であった国家たちにとって、加害者としての記憶と、被害者としての記憶、どちらが色濃かったか。
 

 イラクの民間人が、戦争開始以後、何人亡くなっているか、知っていますか? 
 
 3万人以上。 軍人である米兵の15倍。  

 もちろん、死因にも色々なものがあると思う。 自爆テロの巻き添えになって死んだ民間人も少なく無いだろう。 
 
 けれど、何かおかしく無いだろうか?


 
 有史以来見せられてきた、屍の山の上に築き上げられる正義には、もうまっぴらだ。 僕たちは、新しい世界をつくらねば。
オイラ ハ ドラマー。
 (録音が聞けるようにプログラムしなおしました。11月2日、12時)

久しぶりに、スタジオに入ってドラムを叩いてきた。

 日本は、ドラマーが育ちにくい環境。 練習場所が限られているから。 ギターとかは、家でも練習が出来る。 けれど、ドラムをしようものなら、その人はあっという間に追い出されてしまうだろう。 

 そういえば、、スタジオに練習でほとんど入っていない。 3ヶ月ぶりだった。。 トニー先輩がいた頃は、月に最低2度はスタジオに入っていたのだが。 まずいまずい、このままじゃ。 しかも、今度、バックで演奏する用があるのに。。

 そういうわけで、行ってきました。
 高円寺のアフタービート。 東京でバンドをしている人間なら、知らない人はあまりいないスタジオ。 アイデン&ティティという映画にも出てきたりする。
 tyo.jpg


 ミュージシャンの知り合いが数人このブログを見ているのでちょっと怖いが、自分を今後練習に奮い立たせるためにも、演奏をアップしてみた。 重たいけど、ご勘弁を。

 http://www.geocities.jp/stjofonekorea/musics.html

 「オークランドストローク」は、ファンクを好きな人なら絶対に知っているはず。 タワー・オブ・パワーと言うバンドの曲。  Back to Oaklandというアルバムの中に入っています。
 彼らが最も得意とするリズムパターンが、これらしいのだが、、「あんたらはリズムのお化けですか?」といいたくなる。  歴史的名演です。 ああ、これを完璧にグルーヴにのせられたらなあ。 

 もう一つ。 ジャズ。 こっちは長めなので、音声を劣化させてます。 てか、ジャズは特に、相手との駆け引きが楽しいのであって、一人でやるのは、本当にむなしい。。 


 3ヶ月のブランクは予想以上に大きかった。 へたっぴすぎるな、こりゃ。 練習せねば。

 ※スタジオに入って遊んでくれる人、随時募集中です!
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