Taejunomics

            政治、経済、社会、哲学、芸術、文学、スポーツ、マイクロファイナンス、教育などなど、徒然なるままに書き綴ります。 ※お初の方はカテゴリー欄の「Taejunomicsについて」、をご覧ください。
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ファイナンス法大全・アップデート。
 
ファイナンス法大全アップデート ファイナンス法大全アップデート
西村ときわ法律事務所 (2006/02)
商事法務

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 最近購入したのですが、さすが西村、よくできていますね。 分厚くはあるのですが、叙述そのものはわかりやすくコンパクト。
 最近、法務関係を知っておくことの必要性を強く感じているので、実務で接した時に、これを参考書にしながら周辺知識をきっちりと埋めていこうと思っています。

 ちなみに、TiroleのThe theory of Corporate Financeにおける、ローン契約に関する経済学的立場からの叙述は秀逸です。 数式とかが一切出てこない2章にあるので、興味のある方は読んでみてください。

 
 で、この本が良かったので、元々の本である
 
ファイナンス法大全〈上〉 ファイナンス法大全〈上〉
西村総合法律事務所 (2003/08)
商事法務

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ファイナンス法大全 下 ファイナンス法大全 下
西村総合法律事務所 (2003/10)
商事法務

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 も買ってみたいのですが、いかんせん出版年が古い(2003年)… 新版は出ないのかなあ。 

 どなたか、この本と同じような範囲をカバーしていて、かつ新しい本をご存知でしたら教えていただけると幸いです。

 
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犯罪率が意味すること。
 仕事が忙しくバタバタしているのですが、それでもコメントを。
 連続の在日コリアンネタで恐縮なのですが。。

 これが、いただいたコメント。
 

 在日朝鮮人/在日韓国人の犯罪者率の多さについてはいかがお考えですか?
 もちろん在日中国人の犯罪も多いですが、ここまで顕著な犯罪者含有率(そういう言葉でいいのか疑問ですが)を見せ付けられると

 > 朝鮮籍の人間は(略) 人々に危害を加える恐怖を与えうる。

 と思う人が出てしまうのも仕方の無いことだと思います。

 また一番問題だと思うのは、これら統計からも顕著な犯罪傾向について、総連や民団などの内部からの自浄努力なども全くみえてきていないことではないでしょうか。

 差別だなんだとつぶやく前に、自らのParty内部から変えていくことこそが望ましいと思いますし、応分のコストを覚悟されているのでしたら、是非ご自分の周囲の30万人同胞の犯罪者を少なくされるように努力なさってください。



 僕の答えをワンセンテンスで言うと:

 おそらく主な原因の一つは相対的貧困にあると思われるので、僕はそれを解決したいと思います。 


 ググっても見つからなかったので自分で統計を集めていないのでなんですが(誰か時間のある方やってみてください)、他国の研究とかを見て(たとえばアメリカ黒人の犯罪率)もある程度確信を持って言えることは、在日朝鮮・韓国人の平均収入と同水準の日本人を母集団にして同様のデータを取ったら、また全然違うものが見えてくるであろうという事です。
 正確ではないにせよ、イメージしやすいために例を挙げます。 日本人の凶悪犯罪者のうち、低・無収入にある人がどれくらいの比率でいることでしょう。


 権兵衛2さんが引用されたこの統計は、それ自体では、ほとんど何らかの結論を導ける情報を有していません(情報源にも書いてあるように)。 こういった数字を意味あるものにするためには、それらと関連があると思われるような数字を引っ張ってきて、統計的な方法で処理する必要があります。 その一例として、僕は、時間があれば、国籍別の平均収入をとって、それを説明変数として、犯罪率を被説明変数にしようと思います。

 それはさておき、
自分の存在が罪だということ。
 「僕たち人間は誰でもすべての人に対して、すべてのことに対して罪があるんです。」  (ドストエフスキー、カラマーゾフの兄弟)


 人間、どうしても、自分ことについて都合よく考えてしまいがちなのですが、どうやら僕は、生きているだけで、色んな人に迷惑をかけているようです。 もうちょっと言うと、僕が朝鮮籍を維持しているだけで、日本社会に恐怖という心理的コストを与えているのかもしれません。
 
 ぷーさんとのコメントやり取りで、そんなことを感じました。

 http://stjofonekorea.blog6.fc2.com/blog-entry-870.html#comment1997

 お話は大体でいうと、こんなところのようです:
 
発表損失≠本当の損失。
 サブプライム損失がこれで終わりそうかというと、そうでもないかもしれません。 僕は会計についてはあまり詳しくはないのですが、それでも、
 http://www.azsa.or.jp/b_info/letter/15/02.html

 とかを見るとわかるように、サブプライム周りの債券の評価損が実際の損失と等しいか、という点については、少なくとも二つは問題がありそうです:
 
 ・時価評価の適切性
 時価と実際の価値の間には乖離があり得ます。
 時価評価による損失が事実より大きすぎる可能性もありますが、そうでない可能性もあり得ます。

 ・減損会計の適用タイミング
 満期保有目的の債券については、その価値の下落が著しい(50%以下)の時に初めて損失処理がされることになります。 この類のRMBS(債券の一種です)を、満期保有目的で1兆円分持っていたら、なんて恐ろしい想像はあまりしたくはないのですけれど、まあ可能性としては残っていそうです。

 
 そんなこんなで、まだ市場の混乱は少なそうですが、今後とも混乱は続きそうです。

 
 そうそう、もう1点ですが、この一連の問題がクレジット周りの問題ということも要注目かと思います。 市場の経験が浅い僕のイメージでしかないのですが、病気で言うと、株は発作系、債券はじわじわと来る病系というイメージです。

 株式の問題であれば、ブラックマンデーの時のように、公的機関の介入等によりかなり問題を緩和することが可能ですが、クレジット周りの問題となると、問題の根は株の時よりはるかに深いのでなかなか回復までには時間がかかるかもしれません。

 
 まあ、さらにいうと、このRMBSは、金融工学の理論的には色々と面白い事があるらしいのですが、それはブログに書いてもなんなので^^;
 
信長の野望的な合併構図。
 最近、国内で相当な勢いでM&A案件が増えている気がします。 というか、規模ベースでは、確実に増え続けています。 
 サブプライムショック後に、少しおさまった感を見せたのですが、全体としては、変わらずに増加傾向にありそうですね。 10月に入ってからの案件を見ると:

(10/24)NTTデータ、独情報サービス会社にTOB・最大240億円
(10/23)日本製紙、特殊紙部門を集約・三島製紙を傘下に
(10/22)キリンが買収発表・協和発酵にTOBへ
(10/15)大日本印刷、ゼネラルからカラー印刷記録材事業を買収
(10/11)ドン・キホーテ、長崎屋を買収へ・140億円で
(10/11)三洋の携帯事業売却、11日にも京セラと基本合意へ
(10/9)東芝系の「駅探」、経営陣が買収し独立・ファンドと組む
(10/9)富士通、スウェーデンの情報サービス会社にTOB・90億円で
(10/6)しまむら、田原屋に資本参加・株式12.7%取得
(10/4)シチズンHD、米腕時計会社を買収
(10/3)日立物流、チェコ社を買収・欧州輸送網の中核に


 こんな感じです。

 三角合併も解禁となり、いよいよ、日本企業の株式時価総額の低さが重大な問題となりつつあるために、この問題が解消されるまでは国内企業間のM&Aが加速していくのは間違いがない気がします。

 個人的に、噂話で聞いて気になっているのが、  
MISIA、星空のライブ。
MISIA 星空のライブ3 ~Music is a joy forever~ MISIA 星空のライブ3 ~Music is a joy forever~
MISIA (2006/12/06)
エイベックス・マーケティング

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これ、ものすごいです。 久々にはまりました。

 MISIAの歌声もすばらしいのですが、日本のトッププロミュージシャンで編成されている楽器隊の演奏が本当にすばらしい、極上のライブ盤です。 ドラマーの僕としては、青山純のプレーにうっとり。
 
 楽器演奏者の方、Everythingは、ライブ版ではないバージョンの演奏も聞いてみてください。 これはこれですさまじいです。
 
 
ついに今週末は勉強会。
 今週の日曜日から、開発の勉強会が始まります。
 
 予想以上に多くの方から参加の希望を頂き、10人強が参加予定。 色々な方がいらっしゃるので楽しみです^^。

 日頃働いたり勉強をする時に決して忘れてはいけないことを胸に刻み込むとともに、学んだことが何らかのアクションに結び付く勉強会に出来ればと思っています。 もちろん、学びの楽しさも忘れずに。
 
 
ムギさんとランチ。
 今日のランチはムギさんとご一緒したのですが、本を頂きました^^。

決算書の暗号を解け! ダメ株を見破る投資のルール 決算書の暗号を解け! ダメ株を見破る投資のルール
勝間和代 (2007/10/25)
ランダムハウス講談社



 この類のタイトルの本、手に取ってみると記述の怪しいものが多いのですが、元証券アナリスト&公認会計士であるムギさんの本なので、安心して読めると思います。 

 編集者とのやり取りの末、可能な限りわかりやすい形で書かれているはずなので、基本的な簿記の知識がついていたら、楽しく読めるのではないでしょうか。 読後感想は、また後ほど記事にします。


 出版を進める上でのヒントもいただいたので、僕も参考にしてこれから頑張ろうと思います。 まあ、なんにせよ、年末のピークを乗り切ってからですね…
 
 
きてます、きてます。
 時間がないので走り書きの雑感。
 

 多くの方がご存じのように、野村が大量の損失を出しています。

 http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-28368220071016

 日系の金融機関はほぼ無傷だろう、と言っていた「専門家」がいっぱいいましたが、このブログでずっと書いているように、問題の根っこは結構深いと思われるので、引き続き注意する必要がありそうです。
 
 単にRMBSの損失のみならず、信用不安への影響も出始めているようです。 三洋電機の半導体部門のLBOが、ファイナンスがつかなかったため中止となりました。


 
 WSJには、CitiとBoAとJPが三社でRMBSを買い取るファンドを作る記事が詳細に載っていましたね(時間がないのでソースを探しに行く余裕なし)。 ポールソン長官は、米財務省をあげてサポートをしたがっているようですが、同省の他の人々は民間の問題に対する介入に対して慎重のようです。 ご存じのとおり、FRBは問題発生の直後に金利を下げて、市場の一時的沈静化を図ってきました。
 

 対応の方法の是非はまだわかりませんが、このあたりの危機管理意識の高さが、金融市場の成熟度の違いを如実に表しているのかもしれません。 バブルの時、不良債権の総額は多く見積もっても、含み益で相殺できるとタカをくくっていなかったら、失われたのは10年よりはるかに少なかったというのは、多くの人の一致する意見です。 この問題が日本にとってバブル以来の大きなものなのかどうなのか、まだ完全にはわかりませんが、その可能性がある以上、もう少しとるべき対応があるのかな、と思ったりします。
 
 
 

SWF、恐るべし。
 アラブ首長国連邦の国営ファンド一つで、日本の上場企業時価総額1位から10位まですべて買えてしまうみたいです。。

 政府系運用ファンド(SWF,Sovereign-Wealth Funds)の大きさはしばしば話題になっているのですが、今日はそれについて。

 

 ネタ元は読売10/15/2007付のこの記事。

 産油国や新興国政府が運営する「政府系投資ファンド(SWF)」が、巨額のオイルマネーと外貨準備を元手に先進国の有力企業へ投資攻勢をかけている。米財務省の推計では、運用総額は1・5兆~2・5兆ドル(175兆~292兆円)。先進国の間では、自国の主要企業が外国政府の支配下に組み込まれたり、金融市場に思わぬ影響が出たりすることに警戒感が広がっている。19日からワシントンで開かれる先進7か国財務相・中央銀行総裁会議(G7)でも、規制のあり方などが議論される見通しだ。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20071015mh02.htm

 その主要ファンドを見てみると、こんな感じだそうです。
 Gov-Fund.gif


 これがエクイティでの運用額なのか、借入込みでのものなのか、何ともわからないのですが、それはさておき、ざっくりと試算してみると、

金商法雑感。
 経済学というのを学んでいると、市場そのものの効率性や、市場メカニズムがもたらす便益についての考えが身にしみこんできます。 いくつかの市場の失敗をうまく避けることができるのならば、市場メカニズムが社会全体にもたらす利益はとても大きいので、当局による規制は、必要最小限であることが望ましいのかもしれません。


 ですが、どうも最近の規制の方向性は何か違いそうな予感がしていて、下の出来事はその一つの証左なのではないのかな、と思います:

 りそな銀行は全国に271ある支店で「支店長」職を廃止する。15日から東京都内と関西の計4地域で試験的に支店長をなくし、2008年度から全廃する方向で検討している。行員の法令順守の徹底など内部管理で支店長の負担が重くなっているため、内部管理と営業担当の責任者を分けて置くことで、顧客との接点を強化する。支店長の肩書を廃止するのは大手銀行で初めて。

 新しい体制では3―6カ所の支店を1つの営業単位にまとめたうえで、大企業や中堅・中小企業、個人など顧客層ごとに責任者となる「営業部長」を置いてその地域を統括させる。一方、各支店の内部管理は新設の「お客様サービス部長」が担当する。りそな銀は4地域での効果を見極め、来年度中にも全店で新制度を導入する考え。


As you dream it.
 長期的に見ると、人の将来というのは、その人が夢見たとおりになる、というのはよく言われることです。 僕はこれに強く同意します。

 でも、この言葉にはひとつ但書が必要そうです。

 それは、強烈に夢見ること。 もう実現ができるという確固たる信念と、それを支える努力が伴われていることなしには、夢は画餅に過ぎないのだということなのですよね。

 
 日々の努力は難しい。

 けれど、もっと難しいのは、その努力が報われない日々にじっと耐え続けないといけないこと。 ゲーテやベートーヴェンらが話しているように、目覚しい努力をすることより、不遇な日々にずっと耐えるほうがはるかに難しいんですね。 その理由のひとつは、努力は自分によっていくらでも変えられるのに対し、結果は少なからず外部からの影響を受けるもの、すなわち、自分の手に届かない範囲にあるものであることにあるのでしょう。 だからこそ、不遇に対する忍耐というのは、その人を本当に強くするのだと感じます。

 こうした不遇にも耐え続けて努力を続けることによって、夢はかなうのだと思います。 

 
 ちょっと前に友人とこんな話をしていたのですが、その数日後に、彼の数年来の努力が一つ目の実りをもたらしました。 心から祝福したいと思います。 


意地のコスト。
 経済学的な見地から言うと、朝鮮籍を持ち続けることについて、メリットはゼロに等しい。 デメリットはいっぱい。 だけど、いろいろな理由があって、少なくない人が朝鮮籍を維持している(ちなみに、皮肉なことに、朝鮮籍は法律上国籍ですらない)。 これを、色々あるかもしれないが、「意地のコスト」と呼ぼう。

 このコストがあるために、朝鮮籍の人々にとっての最適化行動は、しばしば、そうでない人々と異なることになる。


 たとえば、僕は、海外旅行に行きたくない。
 というのも、旅行によって得られる便益が、金銭的コスト&手続きにまつわる不愉快な思い(意地のコスト)を下回るからだ。
 煩雑な書類に必要事項を記入して、面接で犯罪者扱いされ、時には入管を越えられずとんぼ返りさせられるリスクをかかえ、、、そんなめんどくさい不愉快な思いをしないと外国(特にU.S.)に行けないのなら、僕は必要のない場合には別に行きたくなんかない。


 勘違いしてもらいたくはないのだけれど、僕は別に「だったら国籍を変えればいいのではないか」といった議論に進むつもりはない。 ただ単に、現状においては、僕が普通の生活をする時々の場面で意地のコストが発生し、それが、僕という人間の効用最大化のための行動を、他者と異ならしめうるという事実についての認識を述べているだけだ。 

  
 こんなわけのわからないインセンティヴが発生し、僕の行動に影響を与えているのは、なかなか面白いかもしれない。 まあ別に、誰だって、国籍のみならず、いろいろな場面で意地のコストを支払っているのだろうけれど。  
 
書き方。
 金融経済学の大御所の一人Cochraneが、Ph.Dの学生向けに書いたペーパーの書き方指導のエッセイ、ウィットがきいていてなかなか面白いです。 

 http://faculty.chicagogsb.edu/john.cochrane/research/Papers/phd_paper_writing.pdf
 
 経済系の論文のマナーとして十分に価値のあるエッセイなのですが、普通に仕事をする上でもかなり価値のあるものだと思います。 興味のある方はご一読を。 翻訳はできませんがご容赦ください^^;。

 
ブログと実物のギャップ。
 ブログが縁となり人とお会いする事が、これまでに何回かありました。

 根本的な部分では、予想と違うということはあまりないのですが、雰囲気等のプレゼンテーションについては、かなりギャップがある場合もあったりします。

 てなことを考えながら、ふと、自分を振り返ると、僕はだいぶギャップがある人間のようです。


 実物は、ご存じの通り結構まったりとしています。 着やせするので、そんなゴツゴツもしていません。
 話題によっては決して無口ではないのですが、基本的には無口な方です。 常に雄弁、というタイプでは、決してありません。 初対面の人と会うときには、8~9割型聞いてばかりいることも少なくありません。
 「イメージより落ち着いていますね。」という事を聞くことは、かなり多かったりもして。 
 
 
 さて、このギャップはどこから来るのでしょう。。。
 
 書き口なのか、書いている内容なのか、はたまた。 
 
 
目の付けどころが、Sharpeです。
 つまらないタイトルで恐縮ですが、この本を読みながら感じたのはそんなことでした。

Investors and Markets: Portfolio Choices, Asset Prices, and Investment Advice (Princeton Lectures in Finance) Investors and Markets: Portfolio Choices, Asset Prices, and Investment Advice (Princeton Lectures in Finance)
William F. Sharpe (2006/10/02)
Princeton Univ Pr


 William F. Sharpeは、ノーベル経済学賞を受賞者。 この本において彼は、自らがノーベル賞を取る業績となったCAPMのロジックから離れ、伝統的なArrow-Debreu Modelの枠組みから市場の問題について考察を進めています。
 
 また、この本では、異なる人々が、一定のプログラムの下に行動をし、その結果を記述するという構成をとっています。 めちゃめちゃ斬新です。 自らがノーベル賞を取ることになった理論をあっさりと放り投げて、しかも、ほかの人があまり目を付けていない方法で、モデルを構築し、そこから新たなインプリケーションを得ようとしている。 ここら辺が、彼をノーベル経済学賞受賞者たらしめた理由なのでしょうか。

 Sharpeは、おそらく、数学があまり得意ではない人だと思います(というか、そうらしいという話をよく聞きます)。 それでも、目の付けどころが鋭いのですよね。 ちなみに、経済学を大きくドライブさせてきた理論を作った人の中には、数学がさほど得意でない人が少なくありません。 (誤解が無いように言っておくと、それでも基本はちゃんとできているはずです) 

 目の付けどころの鋭さと、残りは基礎知識さえあれば、ノーベル経済学賞は取れるのです。 だから、僕だって、、、目の付けどころさえよければ、いつかは。。。 ぶつぶつぶつ。
  

Bless thy life!
 カラマーゾフの新訳、そろそろ第二巻も読み終えるのですが、やっぱり最高です。 人間に対する深い眼差しに満ち溢れています。

 「大審問官」の部分はとっても有名なので置いておくとして、今までで一番感銘を受けたのはこの箇所。 ゾシマ長老の兄についてのエピソードより。

 
 「でも、何年や何カ月も生きてどうなるんです!
 日数なんか数えてどうするんです。 人が幸福を味わいつくすには、一日あれば足りるんですよ。 愛する皆さん、僕らはどうして喧嘩をしたり、自慢しあったり、自分が受けた侮辱をいつまでも根に持ったりするんでしょう。 それよりも、一緒に庭に出て散歩したり、はしゃいだり、愛しあったり、褒めあったり、キスしたり、自分たちの人生を祝福したりしましょうよ。」

 
 人生を祝福する、というのは、この本の最後にも再び出てくる重要なテーマなのですが、本当に同感です。 辛いことはいっぱいあるだろうけれど、それでも生きていることは素晴らしいんです。 どんな時でも自分の人生を祝福できるということは、どんな逆境にも負けることのない、強い力を得られることなのでしょうね。

 
 
 
南北の共同宣言についての備忘録。
 こんなことを書くと、また色々とありそうですが。。

 まずは記事。

 朝鮮戦争終結へ4者協議 南北首脳が宣言
2007年10月04日13時40分

 平壌を訪問中の韓国の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は最終日の4日午後、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記とともに共同宣言「南北関係発展と平和繁栄のための宣言」に署名し、発表した。大規模な経済協力を推進し、朝鮮半島の非核化と緊張緩和を目指すとした。「南北は軍事的敵対関係を終わらせ、半島での緊張緩和と平和を保障するために緊密に協力していく」などとした。00年の6・15南北共同宣言ではできなかった軍事分野での合意が初めて盛り込まれた。

 http://www.asahi.com/special/nuclear/TKY200710040182.html



 いまだに朝鮮戦争が終わっていないのは、この上ない悲劇ですし、早く正式に終わり、南北の統一がなされることを、僕は心から祈っています。 ですが、冷静に考えると、そうそうぬかよろこびはできそうにないので、様子をよく見ておこうと感じます。

 さて、平和と統一に向けての、客観的と思われる不安材料を述べると、このあたり:

 1.軍部のインセンティヴ
 2.韓国政権の来期の方向転換の可能性
 3.統一のコスト
フォローアップ:サブプライム問題。
 その他にもリーマン・ブラザーズなどアメリカ投資銀行各社で、新規雇用が凍結したという噂はどんどん入ってきていましたが、、  
 
 米モルガン・スタンレー、住宅ローン部門の600人削減

 【ニューヨーク=財満大介】米証券大手モルガン・スタンレーは2日、米国と欧州で住宅ローン部門の社員600人を解雇すると発表した。傘下の住宅ローン会社3社も1社に統合する。住宅ローンの新規市場が縮小しているのを受けてリストラに着手する。

 信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題で、米金融機関は住宅ローンへの取り組みの見直しを迫られている。大手証券では8月にリーマン・ブラザーズも傘下の住宅ローン会社の新規融資をストップ。約2500人を解雇した。

 民間調査会社によると、今年だけで4万人を超す住宅ローン会社の従業員が解雇された。金融業界の年間の雇用増加の3分の1に相当する計算で、米雇用回復の重しになっている。 (日経新聞)

 http://bizplus.nikkei.co.jp/genre/jinji/index.cfm?i=2007100303206b4


 何回かこのブログで書いているように、問題はもはや住宅ローン云々ではなく、信用収縮という厄介な問題になっていて、根はかなり深いところにあると思います。 しばらく静観しようと思います。

 
 (前に書いた簡単なサブプライムのお話)

http://stjofonekorea.blog6.fc2.com/blog-entry-827.html
 http://stjofonekorea.blog6.fc2.com/blog-entry-839.html
26歳の抱負。
 ビジョンをもっと明確にすることと、自分の人間を深くすることと、機微を察すること、トライアスロンの完走を目標に、日々を意識的に過ごそうと思います。

 

 
25歳の省察。
26歳になりました。
 素敵な26歳になります!

 抱負はまた後ほど。


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