Taejunomics

            政治、経済、社会、哲学、芸術、文学、スポーツ、マイクロファイナンス、教育などなど、徒然なるままに書き綴ります。 ※お初の方はカテゴリー欄の「Taejunomicsについて」、をご覧ください。
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マニュアル本を買うのなら。
 僕は本屋が好きで、よく行くのですが、いつも不思議に思うのは、平積みされているマニュアル系の本。 平積みされているからには売れているのでしょうけれど、それが売れている理由が僕にはよく分からないんですね。 
 
 というのも、僕が思うに、マニュアルにおいて必要なのは、以下の四つだけだからです:

 ・理論を知ること
 ・技術を知ること
 ・自分を知ること
 ・自分の頭で考えること


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誰が悪い?
 いつも勉強させていただいているぐっちーさんのブログを読んで、少し感じた事があって、トラックバックです。

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 巷では無理なローンを売りつけたローン会社が悪いとか、いい加減な格付けをつけた格付け会社が悪いとか、要は被害者意識に満ち満ちたコメントが多い訳です。一番悪いのは・・・

作った人に決まってます。

どんなローンでも、証券化しちゃえばいくらでも売れるからな、なんでももってこいよ、中にはプレミアムを払ってまでサブプライムのような低い格付けのローンをわざわざ集めた投資銀行があるわけですから、批判されるべきはやはり彼らでしょうね。
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 というのは少々ミスリーディングの気がします。 ぐっちーさんのおっしゃることを換言すると、
 ・ある商品を開発すれば売れるから売った
 ・その商品開発のために、質の悪い素材を多少高い値段で買った
 の2点が、「一番悪い」理由になるという事でしょうか(間違っていたらすみません)。

 これは僕には少しよくわかりません。

 質の悪い素材をうまく集めることによって、多少なりとも質の良い商品を開発し、それを市場に提供するのが悪いことなのでしょうか。 証券化は、そのノンリコース性とプーリングによるリスク分散という機能において、少なくとも価値を創造していると僕は理解しています。 もちろん、その商品設計において、デフォルト相関(ある人がデフォルトした際、同じプールに入っている人もデフォルトする程度)をあまりに低く見積もった事は反省材料ですが。 
 
 
 それと、問題を追及して責任の所在を明確にすることは重要だと思いますが、もっと大切なのは問題からの教訓をくみ取る事にあるのかもしれません。 釈迦に説法のようで恐縮ですが。

 サブプライムローンの問題は、アメリカの低所得層政策にはじまり、ローン会社、格付機関、商品開発をした投資銀行、それを購入した会社、すべてのプレーヤーがからんでいる問題だと思います。 市場にいる各プレーヤーが、自らの行動によって自己便益を最適化した結果、このように問題が大きくなったのです。
 だから、僕たちがこの問題から汲み取るべきことは、「どのレバーをどのように動かしていたら、各プレーヤーが自らの便益を最適化しても市場がクラッシュしなかったのか」についての知見なのだと思います。 サブプライムの問題から僕たちが考えるべきことは、各人が商品に対し適切なプライシングをするインセンティヴをどのようにしたら付与できるにあるのだと、僕は感じています。 市場のメカニズムは適切な価格付けのインセンティヴを参加者に付与するものなのに、それがうまく作用していなかった。 その理由について考えてみるのは、興味深そうです。

 
 (一応念のため:僕は証券化の仕事をしているわけではないので、この記事は、大学院での勉強や独学からの知見に依拠するものです。)

クリスマスの社会的効用。
 積み残しの宿題をやっつけるためにまだ何かとドタバタしていたりするわけですが、世の中はクリスマスムード最高潮の今日この頃、皆さんいかがお過ごしですか?

 
 日本は、考えてみると、和洋折衷でイベントに満ちていますね。

 花見、ゴールデンウィーク、花火大会、お祭り、クリスマス、バレンタインデー、ホワイトデー、やらやら。 時期に合わせての盛り上げが商業ベースで成立しているので、それぞれにうまく乗っかれば、みんなそこそこに楽しい気分を味わえるわけです。 経済的効果のみならず、人々の人生に彩りを与えるという点で、その起源はどうであれ、これらイベントは歓迎されてもよいのかもしれません。 ただし、そのイベントに乗っかれない人がみじめな思いをすることがあまりないという限りにおいて(これが重要)。

  
 ただ、僕は千日を一日のように変わりなく生きたいといつも思っているので、こういったイベントが僕個人に果たす役割については、いまいちよくわかりません。 それでも、今日は、キリストの生き様に思いを馳せるきっかけを与えてくれる日なので、その意味において、僕にもクリスマスの効用はあるのだと思います。
 
 山上の垂訓の書き写しを完成させようかと思います。 (念のためですが、僕はキリスト教徒ではありません)



 Best Wishes,
ブログにおける脊髄反射性の大切さ。
 いつもいつも、午前中に「あ、これでブログにしよう」と思うネタがいくつか思い浮かぶのですが、自宅に帰ってみると、なかなか書けずに終わってしまう事が多かったりします。

 ブログというメディアの一般的な文の長さ(エッセイくらい)一つの性質なのかもしれませんが、思いついた時に脊髄反射的に書くのが、生き生きしていて、よい文章が書けるような気がします。 のみならず、トラックバックなどにおいても、脊髄反射的に記事を書いてこそ、目を通す人の数も増え、自身のみならず世の中の知的空間の広がりに貢献できるのですよね。
 
 なんて書いている間に、また朝が来る…^^;
 
 なんとか午前中に文章をアップロードする方法を考えないとだめですね。 
 
 そろそろ、PC機能付きの携帯電話の買い時かもしれません。 (とにかく、早く文書を打てる事が昨日における必要条件)

 
 
 
ワーキング・プア特集に思ったこと。
 昨日、偶然テレビで、ワーキング・プアの特集を見ていました(僕はテレビは月に3時間もみません)。 なかなか良くまとまっていて、先進国間の競争の激化に伴う、賃金格差の発生によるワーキング・プアの問題と、それに対する、各国の取り組みが取り上げられていました。

土曜日の大学院。
 Duffie.jpg


 朝から授業を受けて、夕方は論文指導。
 今回は、これを発表&議論しました。 http://www.stanford.edu/~duffie/jstorlinks/dc.pdf

 とってもわかりやすく言うと、いろんな人々がいて、その人たちが固有の所得の変動にさらされている経済においては、リスクに対して要求される見返りはより高くなることが説明できる、というものです。 うまーく変数を設定することにより、個々人が取引をしない状況で行う資産の価格付けが、経済全体における価格付けと一致するようなモデルを組み立てています。 そして、そのようなモデルを念頭において、なぜ、人々のリスク回避度が相当に高く推定されうるのかを示しています。 
 

 やっと自分のペーパーにつながるヒントが得られました。
 年末に詰めようと思います。
 
 学生生活も残りわずか、年末は、知的探求に費やそうと思います。


 
 
 その後、別件で野口先生と打ち合わせ。
 全然関係ないところで、

 「先生、なぜか少し悔しかったのですが、ついに超整理手帳を使ってみることにしました。」

 「この手帳を選ぶ人は知能が高い人なんですよ。」

 と、お褒めの言葉を^^。

 
エクセル作業を速くする方法。
 バリュエーションとかを大量にするような部門で働く場合、エクセルの仕事の早さは、かなり重要になってきます。 この作業が遅かったら、仕事が全然進まずに、テトリスみたいにやることが積み重なってゲームオーバーになってしまうからです。
 
 まあ、仕事を始めたら、数か月で身につくわけですが、そういう仕事をしない人のためにもいくつかのTipsを。
 
 ある程度の基本操作を覚えているという前提で、マクロを組む、とかいった事を除くと、以下の3つのことさえしっかりしていれば、作業効率は格段にアップします。

 ・ショートカットを覚える
 ・絶対参照と相対参照の理解
 ・関数を覚える

 重要なマインドセットはシンプルです:

 「慣れるまでには少し時間がかかっても、将来にははるかに時間を短縮できる方法はないだろうか?」
晩秋の写真。
 一番好きな季節が過ぎ去っていってしまいます。 

Chokoku.jpg


Koyo.jpg


Koyo2.jpg


Akisora.jpg



uzu.jpg

Segment, Morten Schantz。
 コツコツといいアルバムを探しているのですが、久しぶりにツボにはまったアルバムがありました。 

セグメント セグメント
モルテン・シャンツ・セグメント (2005/10/05)
Rambling Records



 リズミカルできれいでお洒落な音楽です。 うねるベースと、オフビートがうまく聞いているドラムの上に、ギター・キーボードと金管が絶妙な具合に乗っていて、それらにボーカルがきれいにマッチしています。 スリリングなやり取りや遊び心もいっぱい含まれていて、それもまた楽しい。 モルテン・シャンツは、マイルス、ウェザー・リポート、チック・コリア、デヴィッド・サンボーン、ハービー・ハンコックらに傾倒しているそうなので、これらのアーティストが好きな人なら、結構気に入ってもらえるのじゃないかな、と思います。 70年代のファンク・ジャズがうまい具合に現代化しているというか。

 興味のある方はぜひ。
積む。

 決して忙しくないとは言えない仕事の上に、大学院に行って、卒論の準備をして、勉強会を二つ持って、運動もして、その他いくつかの物事も同時並行で、となると、今の時点では結構負荷を積めている気がします。 あ、それとブログも書いてるんですね。

 時間の使い方、頭の使い方、仕事の処理能力などなどは、本質において筋トレと同じなんだと思います。 やればやるだけ、ある一定の水準までは出来るようになるもの。 たぶん、若い時期の方が伸びるのもはやそうですし、オーバーワークは却って非効率。 ぎりぎりのところの負荷がもっとも効率的なのですよね。

 20代の時期は、とにかく進んでいっぱいやることを積んで、ない時間の中、それをすべて消化する過程で地力をつけていきたいところです。 それと、日々思考を忘れずに頭も鍛えて。 つぶれない程度に、うまく積んで行こうと思います。 そして、そんな中でも常に心のゆとりと思いやりを忘れずに、泰然自若と。


 訓練において重要なことは二つなのだと思います。 ひとつは、やっていることを楽しむこと、もうひとつは、習慣化してしまうこと。 


 というわけで、明日もまたがんばります。
 
Steve Jobs&Bill Gates。
20071206233931.jpg


 Fortuneの25 most powerful people in businessでナンバー1となったAppleのCEO、Steve JobsとBill Gatesの対談のPodcastを偶然発見、見ていました。 これが、20年以上前の映像などもあってなかなか面白かったです。 インタビュアーがなかなか挑発的で、SteveとBillが少しイライラしていそうな場面も。


 一番印象に残っているのは、Steveが話していた、仕事で成功するために必要なことでした:

 ・好きな仕事をすること
 ・最高の仲間を見つけること
 ・会社を組織として発展させること

 
 全くその通りですよね。 本当に好きな仕事をしない限り、その人は困難にぶつかった時にやめてしまう場合が多い。 自分ひとりの能力には限界があるので、最高の仲間を集める必要がある。 そして、その仲間たちとともに、その中にさえ入れば人が育ち拡大していく組織を作り上げる。
 
 僕も最高の仲間を探さないと。
 
 
 ちなみに、Steve Jobsはさすがにカリスマ、プレゼンはとっても上手で、よい英語プレゼンの勉強になります。 年始には、Podcastで彼の演説(Keynote Address)が聴けると思うので、興味のある方は是非。

 
マイクロ・ファイナンスの本当のところ?
 さて、マイクロファイナンス。

 実は、TiroleのCorporate Finance 
 
The Theory of Corporate Finance The Theory of Corporate Finance
Jean Tirole (2005/12/15)
Princeton Univ Pr

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 にも、MicroFinanceに関するセクションがあり、奇遇にも先生を交えた自主勉強会で発表もしました。 そこで意見交換された内容も含めての、マイクロファイナンスレビューです。

 
生保がネットで売れない理由。
 Diwaseさんが書いていた、ネットで生命保険が売れない理由について、感じた事を。 

 
アジアのPro-PoorGrowthとアフリカ開発への含意。
 同様にHさんが発表してくださったものをそのまま引用します:


「アジアのPro-Poor Growthとアフリカ開発への含意」
http://www.jbic.go.jp/japanese/research/report/review/pdf/17_04.pdf

 1.東アジアでの成功
 2.成功要因
 3.アフリカではどうか?
 4.雑感
 

 要約:貧困削減だけでなく経済成長も促がす成長(=Pro-Poor Growth)が、東アジアにおいて達成された。これは労働集約的製品の輸出という、雇用数だけでなく国際競争力もある産業に特化したおかげである。土地よりも労働力が豊富な国はこの手段を用いるべきであり、アフリカでも同条件の国が幾つかあるので、同様の成長を果たせる可能性がある。

マレーシアの資金調達構造。
 ブログのさぼり癖がつき、なかなかマイクロファイナンスに進んでいないこの頃ですが、師走の三日目、皆さまいかがお過ごしですか。

 勉強会で報告をしてくださったHさんのレビューをそのまま紹介します。 これからも、ブログを通じて、開発の勉強会の実況中継をしていくのでどうぞよろしくお願いします^^。
 

「タイ、マレーシアにおける主要企業の属性別分布と資金調達構造、日系・外資系企業の位置づけ」
http://www.jbic.go.jp/japanese/research/report/review/pdf/31_03.pdf

 1.タイ、マレーシアの経済概況
 2.日系外資系企業の与える影響
 3.資金調達構造
 4.日系外資企業参入の欠点
 5.雑感

 要約:タイ、マレーシアにおいて日系外資系企業の存在はとても大きいものとなっている。彼らの参入は、工業化発展に大きく貢献した。しかし彼らは親(グループ)会社を通して資金調達を行う為、現地の資本市場が育ちにくいという状況になっている。

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