Taejunomics

            政治、経済、社会、哲学、芸術、文学、スポーツ、マイクロファイナンス、教育などなど、徒然なるままに書き綴ります。 ※お初の方はカテゴリー欄の「Taejunomicsについて」、をご覧ください。
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今週号のOne Piece。
小学校のころ、電車の中で少年ジャンプを読んでいる若いサラリーマンを見て、

「この人大人のくせに少年誌なんて読んで恥ずかしくないのかな」

とか思ってました。

そんな恥ずかしい大人に自分がもうなっているかと思うと、時間の過ぎるのの早さにびっくりします。


まあ、さすがに、そんなに沢山読むものがあるわけではないのですが、中学・高校からやっているものは、終わるまではさすがにやめられなくて。


閑話休題。

週刊少年ジャンプの「One Piece」は、組織の在り方や夢をかなえたいと思う人の気概について学ぶのにおいて、とても勉強になるマンガだと思っています。(他にも魅力はたくさんあるのですが)


今週のルフィ(主人公)は、周りが明らかに無謀と止めるにも関わらず、兄を助けに海軍本部に乗り込もうと言うのですが、止める周囲にこう言います。


「もし諦めたらくいが残る。」


大きな決断をするときに、後ろ向きで(あたかもすでに自分が死ぬ直前で過去を振り返っているかのように)自分の生をとらえる、というのはとても大切なのだと思います。 僕も、いつも、決して悔いが残らないように、毎日を生きていければと、強く思います。




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15歳からのファイナンス理論入門。
そういえば、自分の本について、ブログ上で特に詳しく説明していませんでした。



本書は、タイトルにもあるように、中学生でも理解できることを目指したファイナンス理論の本です。
元々は小中学生のための本を目指していたのですが、学校の先生のコメントを受けて、中学生のため本にしました。

執筆以前から、中学生でも理論の根本は理解できるはずで、その理解はよりよい人生に役立つという予想がありました。執筆の途中、多くの方々から原稿へのコメントを頂くにつれ、その予想は確信へと変わりました。
僕のやるべきことは、理論をなるべく正確に、分かりやすく、かつ楽しく伝えること、そして、ファイナンス理論の応用可能性の幅広さを知ってもらうことにありました。

決してただ簡単な本を目指したわけではなく、大学院で学ぶことができた、より深い学びも本書に込めています。ある程度理論を分かっている人にとっても、新しい発見がある本であることを願っています。


書くこと、というのはその人の人格の発露であると思っています。敢えて自分自身を「シン先生」としてこの本に登場させたのも、自分の出すメッセージについて逃げ道を作らないためでした。


僭越だと知りながらも目指したのは、30年以上経っても読み継がれる本です。
だから、例として用いる題材は古典文学や歴史的人物の話題に絞っていて、なるべく現在進行形の話題については避けるように努めました。(唯一、現在進行形の問題として取り扱っているのは、貧困の問題だけです)

ファイナンス理論の入門書は多いものの、古典や故事成語それ以外の多くの例を取り入れている、という点で、類書は世の中にはないと思っています。今まで雑多な知識を習得してきた、僕の競争優位を活かせていたら、と思います。


感想はぜひ教えてください。(taejun.shin@gmail.com) 次の本に活かそうと思います。
また、もし本書の内容がよかったら周りの人にも薦めてみてください。





医療の情報技術化。
今週のThe Economistは医療特集です。

主張されるのは、医療の情報技術化の促進。

医療情報技術を発展させることには、少なくとも3つのメリットがあります。

・医療知識の集積とそれに伴う医療の発展:現在ある紙ベースの患者情報を、(プライバシーを考慮しながら)デジタル化して共有すれば、医療の発展スピードはより高くなると考えられています。

・コストの削減:メールベースでの相談や、データベース作成による診断の効率化、などにより医療費が低下すると考えられます。アメリカのRAND研究所によると、情報技術を発展させることにより医療費支出を6%下げることが可能だそうです。

・患者のエンパワーメント:情報のインフラがそろうと、患者が自ら学び、自らの医療について自己決定権を有することになりえます。決定権は多くの場合、一番の利害関係者が有することが望ましいと思います。



確かにおもしろそうで、この特集で書かれていることをぜひやってみたらいいのに、と医療関係の方に話してみたら、「すでにこれらのアイディアは10年以上前からあるものの、抵抗が強くてなかなか改革が進まない」、とのことでした。


そう、何かを新しくするとき、設計図をしっかりさせることは比較的簡単で、一番大変なのはその改革をやり抜くことにあるのですよね。この原則は、ずっと変わらない気がします。






インドの選挙。
インドの選挙が始まります。

まず驚くのがその規模。

30以上の主要言語と6つの主要宗教があるこの国で、300の政党と4617人の候補が、7億1400万人の有権者に投票を求めることになります。


インドの政治上の課題を3つ挙げると、以下のようになるでしょう:

・貧困:インドの人々の多くはいまだに貧しく、4分の1が栄養失調の状態にあり、そのうち40%は5歳以下の子供です。現政権はこれら貧困の削減を約束してきましたが、その実現は十分ではありませんでした。

・インフラ:長い間インドの成長における躓きの石として考えられてきたインフラ。道路・電気・通信・水道・下水などは、地方の農村においてはいまだ未整備です。

・カースト制度:歴史の遺物であるカースト制度はいまだに残っており、最下層とされる「ダリット(不可触民)」の数は2億5000万人、人口の約20%に及びます。

個人的に最も注目しているのが、ダリット出身者であるMiss Mayawatiが率いるBahujan Samaj Party(BSP)。この政党は、その候補にダリット出身者のみならず、上位のカーストの出身者も選出することにより、広範な人々からの投票を集めようとしています。

ダリットの人々が単体で過半数を取ることは不可能ですが、インドの選挙においては単独政党が与党となることが難しいので、ダリットの権益を保護する政党が連立与党に参入することは可能かもしれません。

もちろん、ことはそう簡単ではありません。ダリット出身の政治家が選挙活動中に殺害される事件も過去に多く発生しているようです。また、BSPが与党に入ったからといってダリットの生活がすぐに改善されるというのも、希望的観測にすぎないという指摘もあります。


それでも、歴史の歯車は確実に回っていくのだと思います。





ファイナンス理論初学者の読書リスト。
チューター業務の一環として。


1.数学・統計学

証券アナリストのための数学再入門証券アナリストのための数学再入門
(2004/04/30)
金子 誠一

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はじめての統計学はじめての統計学
(1994/11)
鳥居 泰彦

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いちばんやさしいのはこのあたりだと思います。


アセットプライシングで使う基本的な数学は、微積分と行列計算程度なので、

穴埋め式微分積分 らくらくワークブック穴埋め式微分積分 らくらくワークブック
(2003/09)
藤田 岳彦石村 直之

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穴埋め式線形代数らくらくワークブック穴埋め式線形代数らくらくワークブック
(2003/12)
藤田 岳彦石井 昌宏

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このあたりをやっておけば十分かなと思います。(この本は、らくらく、という割には結構骨がありますが・・・)



2.理論について


コーポレートファイナンスの原理コーポレートファイナンスの原理
(2007/04)
Stephen A. RossJeffrey F. Jaffe

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とりあえず入門ではこれを一冊持っておけば、ある程度は対応できます。Stephen Rossは研究者としてもたくさんの業績を残している人です。翻訳が一人で行われている(!)ので、統一感のある翻訳で読みやすいです。


もうひとつ持っておいて損のない本は、
フィナンシャルエンジニアリング―デリバティブ取引とリスク管理の総体系フィナンシャルエンジニアリング―デリバティブ取引とリスク管理の総体系
(2005/03)
ジョン ハル

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これですね。



ファイナンス理論の教科書というのは、どうも「飛び飛び」の感があって、教科書の難易度の住み分けがかなり明確な気がします。 こういった隙間を埋めるための本が出てくれたらよいのですが。 

私の本は、まったくの初心者と入門教科書との隙間を埋める内容になっていると思います。
友人からは、証券アナリスト試験1次の勉強を始める前に読んでおくといい本、と言われました。



もし次にまた本を書く機会に恵まれたら、こういう間隙を埋める本か、もしくは最新の理論を分かりやすく紹介する本のどちらかにしたいですね。


秤にかけない
オバマ大統領がアメリカ当局のテロ容疑者に対する水責めの拷問に関する文書を公開したことに対して、CIAの元長官が強く批判しています。このような尋問方法が禁止されると、国の安全を守るための任務の遂行がより困難になるとの理由から。

こういう事柄が問題になる時、よく、拷問によって侵害される人権と、その拷問によって得られる自白とそれに基づく犯罪防止の利益が天秤に掛けられ場合が少なくありません。ですが、個人的には、このような秤にかける議論は、常に袋小路にはまってしまう可能性を内包しているように考えています。

なぜなら、天秤にかけるものが同じ基準で評価しえないものである以上、この比較考量の結論は最終的には価値観の問題に帰着してしまう可能性が高いからです。価値観の対立に帰着してしまう議論が解決することはあまり想像できません。

まずするべきことは、そもそも拷問によって得られる自白が本当に犯罪を防止するのに役立つのか、という点をじっくり検証することなのかもしれません。 この点について、個人的には大いに疑問を抱いているわけですが。


The EconomistのThe world this week
The Economist購読の一環としていつもやっているのが、Politics this weekBusiness this weekをエクセルでデータベース化する、という作業、

だったんです、2008年までは。

それが、2009年はふとしたことからこれを約3ヶ月間さぼっていたのです。4月上旬になってやっと2009年1月分からまとめを作り始めたのですが、他の作業も同時並行なのでなんだかんだ進まず、今日やっと終わりました。

このまとめは、個人的にはかなり重要な作業なのですが、それは次のような理由によります:

・情報そのものが重要:The Economistの"The world this week"は、1週間の世界の出来事のダイジェストとしてかなりよく出来ていると思います

・各記事の理解が深まる:このまとめに基づき、同誌の各記事を読むと、それぞれの記事が全体感の中で理解できるようになる

・英作文能力の向上:データベースにするための記事のサマリーの1文を、もとの英文を模倣しながら書くので、色々な分野の洗練された英語の書き方が(本の少しずつ)身につく


(そんなに重要だったらいつもちゃんとやれよ、という突っ込みはご容赦ください)


ふうー、またTODOリストの重たいアイテムが一つ落ちました。



書店に並びました。
15歳からのファイナンス理論入門―桃太郎はなぜ、犬、猿、キジを仲間にしたのか?15歳からのファイナンス理論入門―桃太郎はなぜ、犬、猿、キジを仲間にしたのか?
(2009/04/17)
慎 泰俊


ついに昨日から本屋さんに並んでいます。

大きな書店であれば平積みになっているみたいで、複数の友達から書店レポートをもらいました。丸の内の丸善では、結構いい場所に置かせて頂いているとのこと。

ファイナンス理論のエッセンスは中学生でも十分に理解できるし、その理解は金融のみならず世の中の多くのことに活かせると思っています。(中学生でも理解できる、というのは学校の先生からの保証付きです!)

この本は、20人以上の方からコメント・アドバイスをもらって書き上げました。皆さんのおかげで、楽しく読める本が出来上がったと思っています。有難うございました。



この本に対する感想第一号は、金融とは無縁の彼女からもらいました。


『昨日あなたが書いた本、ゆっくり読みました。

正直、15歳からのって言っているのに理解できなかったらどうしようと思ってたから、ゆっくり読むのを避けてました。ごめんなさい。でも昨日ゆっくり本を読んでみて・・・自分が抱え込んでいた事や最近考え始めた事と本の内容とがなんというか・・・

これからの自分のために生まれた本のようでいまさらながらびっくりしました。

たくさんの人が読んでためになるし、おもしろいなと思える本だと思う。』





ミシェル・カミロ。
先日、ブルーノートに行ってきました。

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今回のアーティストは、ミシェル・カミロ。
その前にチック・コリアを見に行った時に流れていたデモ演奏を見ていて、「なんだこれは!」と思ったアーティストで、友人の2か月遅れの誕生祝いとして、見に行ってきました。

日本ではあまり知名度がないかもしれませんが、ものすごい技術力で知られるドミニカ出身のピアニストです。ベースもドラムも超絶技巧で鳴らしているチャールズ・フローレスとクリフ・アーモンド。


ライブは、すごかったです。

ラテンベースの変則リズムにも関わらず、三人の息が見事に合っていて、すさまじいグルーヴ感が生みだされていました。演奏がものすごすぎて、笑いが出てしまうくらい。

今までブルーノートで見てきたライヴの中でいちばん盛り上がりでした。ほとんどの観客のスタンディング・オベーションと、二度のアンコール演奏は、初めてのことです。

ただ、さすがに二度目のアンコール演奏は予想していなかったようで、演奏されたのはスタンダード曲の「テキーラ」。一回目のアンコール演奏よりは少し盛り上がりに欠けてしまった感があります。

一回目のアンコール曲である、ミシェル・カミロの代表曲「Caribe」で終わっておけば、最高の余韻で終わったのになあ、と思う反面、でもあの状況だったら誰だって二回目のアンコールを聞きたいよなあ、と思ったりもして。

(これが「Caribe」。かっこよすぎます。)




(2度目のアンコールで個人的に期待していた「From Within」。)




本当に音楽はよいですよね。
来月からはドラムのレッスンを月2回に変えました。そろそろバンドも探さないと。




永遠平和のために。
カンボジアに行っていた時に読んだ本の感想。

永遠平和のために (岩波文庫)永遠平和のために (岩波文庫)
(1985/01)
カント

カントの平和論を簡潔にまとめたもの。永遠平和のための予備条項、確定条項と、それを補う第一補説、第二補説からなっている。
カントは、1)誰が国家権力を掌握するか、2)立法者と執行者は分離しているか、の2点によって国家体制を峻別している。

立法権を握る主体に応じて、国家の制度は君主制、貴族性(代表制)、民衆制に分けられる。
立法者と執行者が同一のものは専制であり、分離されているものは共和制である。
立法権を国民全体が等しく握る民衆性においては、共和制は論理的に達成不可能であり、君主制・代表制においてのみ、共和制が成立する可能性があるとカントは考えた。 共和制においてのみ、社会の成員は自由たりえるのであり、万人が同じ法に平等に従うということが可能であるが、これらの共和制によって達成される状態は永遠平和のための要件であるとカントは説く。

カントはまた、永遠平和を保証するものとして、自然をあげている。自然はその見えざる偉大な力で人をある時は戦争に駆り立ててきたが、いつかはまたその力で人間を永遠平和に導くとカントは考ようだ。(人間の認識は経験に基づかねばならない一方で、自然の営みは人間の経験の範囲を超えている。だからといってその営みを否定することはできない、というのがカントの認識論)




民衆専制(Democracyは文字通りこれのわけだけれど)が、永遠平和を達成できない理由がいまいち理解できなかった。カントが本書で主張するように、「意思決定者本人が危険な戦地に赴かない」ということが戦争が起こされてしまう原因であるのなら、民衆専制下においてこの問題は解決しうるように思われるからだ。



(Living in Peaceの仲間からコメントいただきました。追記します)


ぼくも中身はうろ覚えなので、正確なことは言えませんが、(「自然」などの話が出てきたところはまったく覚えておりません・・・)、カントの言うところのDemocracyは、「衆愚政」を意味しています。その意味で、プラトン・アリストテレス以来の伝統に則っており、否定的な意味合いを有しています。そして、共和政は慎さんの仰るとおり、立法者と執行者の分離を旨としております。その意味で、現代の、立憲民主主義のひな形と言えるはずで、私たちの多くが通常想定するDemocracyは、カントの言うところの共和政です。

結論としましては、私たちが通常理解しているDemocracyは、カントの共和政に他ならないということです。あと、戦争を起こさない要件としては、国際貿易の伸展が言われていたはずで、国際関係などでは、こちらの方に着目した研究がなされていると思います。相互依存論とか言うのだったかと思います。


21世紀の国富論。
21世紀の国富論21世紀の国富論
(2007/06/21)
原 丈人

著者の主宰するアライアンス・フォーラムにいらっしゃる方がとてもいい人だったので、つられてこの本も読んでみました。

資本市場のあるべきすがた、ベンチャーキャピタリストの持つべき姿勢、新しい技術への展望、国のあるべき姿、などが語られています。

2007年にも現在のアメリカ型の資本主義に対する批判を著した本はたくさんありましたが、これら批判に説得力がある一因は、著者本人がアメリカで長い間ベンチャーキャピタリストとして活躍してきたことなのではないかと思います。企業価値を決めるのは本業のビジネスそのものだ、というのは当たり前のこと(ファイナンス理論的にも当たり前のこと)なのですが、これを誤解していた人は多いのかもしれません。

著者の言うことの中でもっとも感銘を受けたのは、ベンチャーキャピタリストは、ビジョンに投資するのだ、ということ。ベンチャー企業が財務的に弱いのは当たり前で、人材も設備もそろっていないのも当たり前。重要なのは、企業家たちのビジョンであり、そのビジョンを信じてリスクをとって投資をしてこそ、ベンチャーキャピタルである、という著者の主張には、心動かされるものがあります。


僕も将来は、世の中にとって本当に意味のある、事業と組織を作れる人間になりたいな、と改めて強く思いました。




見本が届きました。
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15歳からのファイナンス理論入門―桃太郎はなぜ、犬、猿、キジを仲間にしたのか?

さっき、家に見本が届きました。
来週末には本屋さんに並びます!


ううう、緊張しますね。


本をあげる習慣。
僕には他人に本をあげる習慣(?)があります。
おそらく、この習慣の起源は、小中学校のころの先生が僕に本をたくさんくれたり、貸してくれたりしていたことにあるのでしょう。多くは、宮城谷昌光や司馬遼太郎などの歴史小説でした。それ以来、知り合いが何らかの問題に直面しているときに、本を送る、ということが結構ありました。

こんな習慣は僕だけのものだと思っていたのですが、同じ習慣を持っていたのが、僕の本の編集をして下さったTさん。ちょうさんいわく、凄腕の編集者の方だそうです。

そのTさんから、この執筆期間、何度か本を頂き(決して営業ではなく)、とてもうれしく思っていました。執筆のヒントとなることも望まず、純粋に自分が良いと思ったものを他の人とシェアしようという姿勢に、とても共感することが多かったわけです。


で、最近もその習慣を続けているわけですが、

送った相手が既にその本を持ってらっしゃることを知り(これまでで初めての経験)、久し振りに痛い思いをしました^^; 




新哲学入門。
新哲学入門 (岩波新書)新哲学入門 (岩波新書)
(1988/01)
広松 渉



内容の要約

著者は哲学とはヒュポダイム(常識などの、基幹的発想の枠組み)批判(吟味検討)であるとする。
その哲学における大きな三つの問題、認識論、存在論、実践論が本書のテーマとなっている。

僕のタイムマネジメント。
後輩からこの内容で書いてくれ、と言われたので書きます。

書こうとすると、

・・・特に何もしていない。。

という壁に僕はぶつかります。
そもそも、意識している時点で、それを長続きさせるのは容易ではないのですよね。

時間について僕が考えていることは一つで、それは、死ぬ前に後悔するような時間の使い方はしたくない、ということだけです。

結果として、自然とこういうことを行うようになりました。
・歩きながら本を読む、走りながらiPodでニュースを聞く、単純作業を行いながら考えごとをしながらニュースを聞く
・昼食と夕食の時間は、運動もしくは勉強その他1時間程度で出来る活動に費やす
・好きなことをする
・だらだら仕事をしない
・ショートカットキーを多用する
・噂話系には首をつっこまない
・無駄な話や出来事に巻き込まれた場合にする作業・考え事を用意しておく
・時間を買えるものにはあまりお金を惜しまない:スペックの高いPC、大きなディスプレイ、早い自転車、電子辞書などなど
・次の日の活動が保証されるくらいよく寝る。それでも眠い時は思い切って30分くらい寝る。(これをしないと全体の効率が下がり、僕は後悔するだろうから)


ただ一方で、空白の時間を作ることや、デートをすることなどは無駄なことだとはあまり考えていないので、日曜の結構な時間はぼーっと本を読んだり考え事をしたりすることが少なくありません。


読み返してみても、ありきたりで、あまり参考になりませんね。。すみません。 それでも何かの参考になれば幸いです。


資本主義は嫌いですか。
ウォールストリート日記の最近の記事に対するコメントにはかなり感情的なものが多く見受けられます。僕も金融機関にいる人間なので、このあたりの認識のずれにはかなり驚かされます。

ただし、多くの人が指摘するように、現在の報酬システムは(金融機関のそれにかぎらず)問題をはらんでいるというのが僕の意見です。


資本主義は嫌いですか―それでもマネーは世界を動かす資本主義は嫌いですか―それでもマネーは世界を動かす
(2008/09)
竹森 俊平

商品詳細を見る
多くの経済ブログで紹介されている本書が主張することは、この期間に金融セクターが稼ぎ出した莫大な利益は、単に見えないところでリスク(ナイトの言うところの「不確実性」であり、多くのアセットプライシングの議論で言うと、分散不可能リスクの一部にあたるもの)を大量にとっていたことに対するプレミアムに他ならなかったというものです。

筆者は、このようなリスクへの踏み込みをドライブしたのは、絶えず利益をあげることを要求される資本主義の仕組みにあると指摘しています。


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のみならず、報酬のシステムの果たしている役割も見逃すことはできません。
丁度今週号のThe Economistにおいても本書と同様に指摘されていましたが、現状の報酬体系の非対称性は、企業経営者にリスクを過度にとらせる誘因となっていることは否定できません。

多くの報酬は、会社が大きな利益を手にすれば経営者やトップの従業員はその分け前を給与として受け取り、逆に会社が落ち込んだ時であっても最悪でも給与がゼロ以下になることはないように設定されています。(持ち株で給与が払われている場合は別ですが)

最悪で損失はゼロ、最高のときの利益の天井がかなり高いとなると、経済的な便益を重視する人間には、企業の将来の収益の揺れ幅を大きくしようとするインセンティヴが働きます。もう少し専門用語を使って言うと:現状の報酬体系のペイオフは、コールオプションのそれであり、コールオプションの価値がボラティリティの増加により増大する以上、プリンシパル(経営者)にはリスク(将来収益分布の裾のひろさ)を取ろうとするインセンティヴが働くのは否みがたい事実です。


この議論は、別に真新しいものではなく、プリンシパル・エージェント問題としてかなり長い間議論されてきた問題です。理論的に現在の報酬体系が好ましくないということは、今に始まった議論ではないわけです。

むしろ個人的に気になるのは、このような理論から乖離した慣行がどうして続いてきてしまったのか、という点にあります。この点を明らかにすることが、今後においても発生し続けるであろうバブルのダメ―ジを軽減するために重要であると考えています。

ミサイル。
カンボジアから飛行機で帰っているときに、ぶつかったらどうしようかなあ、とほんの少し思ったことは事実です。(笑)

もう一つ心配していたのは、本当に万が一日本の国土に何らかの物体が落ちてしまったら(ねつ造でも事実でもどちらでも)、それこそ大恐慌後の極端な政党の台頭および戦争というシナリオが起きかねないのではないか、というものでした。 このままいくと、こういう状況には至らないようでちょっと安心しています。


多くの記事に書いてある通り、これが人工衛星なのかミサイルなのか、という議論は、大した意味を持たないと考えています。むしろ、核弾頭ミサイルを作成する技術力があるかないか、ということが、今後の政治交渉における重要なポイントなのでしょう。僕はそもそも論として武器なんか持ちたくない人間ではあるのですが、核弾頭ミサイルをかなり長距離で飛ばせる、ということは、交渉における好材料であり、アフガニスタンやイラクでの戦争のような事態を避けることはできそうです。


また、少しよくわからないのですが、四方が他の国に囲まれている国は、ミサイルや人工衛星の実験はどうやっているのでしょう。弾道ミサイルは最高で高度1000kmほどまで上がるので、それがもし変な所におちたら、大変なことになるのは間違いなさそうです。ぐぐってもよく分かりませんでした。この部分を指摘してくれると、議論がもう少しすっきりする気がします。僕は事情についてあまり詳しくないので、なるべくなら比較対象が欲しいところです。





虐殺博物館で感じたこと。
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トゥール・スレン虐殺博物館に行ってきた。

多くの殺人者が言うことは「自分だってこんなことはしたくなかった。だけど、やらなかったら自分が殺されたのだ。」というものだ。中には、「自分は、自分のしたことを一切やましいとは思っていない」と言う人もいるが。

虐殺に加担した人を断罪するのはたやすい。でも、自分自身が同じ状況に陥ったらどう行動しているのだろうか。はたして、正しいことのために死ねると、100%の確かさをもって言い切れるか。もし、そのときに、自分に愛する家族がいて、それだけはどうしても守りたいと考えていたら?

ある問題について考える際に重要なことの一つは、自分が当事者であればどうするかということを慮ることにあると思う。そういった思考の過程を経ないで、わかりやすい正義を振りかざすことに僕は断固反対する。

より問題にするべきは、こういう普段は普通の人を殺人マシーンに変えてしまう仕組みにあり、どのようにすればこういった仕組みの支配を止めることができるのか、にあると思う。僕は、ポイントはいくつかあると考える:

・言論の自由の死守
・自分の頭でものを考えることを教える教育
・貧困の撲滅

出向になりました。
カンボジアでは学びの多い日々を送っています。
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 前々から海外への出向の可能性をほのめかされていたのですが、4月1日付で出向になりました(実際にはこの休暇が終わった後ですが)。

 行先は、なんとバングラデッシュ。

 大きなマイクロファイナンス金融機関の資金調達のアドバイザリー業務をすることになりそうです。 今はカンボジアにいるのですが、ここで暮らそうとしても全然余裕なので、バングラデッシュについても、同様に順応できると思っています。
 




 



 

 








 なんて、エイプリルフールのネタには、誰もダマされてくれないのだろうな・・・


カンボジア旅行記-3
詳しい文字情報は、先にLiving in Peaceのメルマガに載せることになったので、(http://www.living-in-peace.org/regist/から登録すれば見れます)、写真とコメントを。

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カンボジアの人は皆とてもフレンドリーです。プノンペンの街角でのトランプゲームに混ぜてもらいました。言葉が通じないので、ルールを理解するのに一苦労。





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車で2時間強の郊外に出てインタビュー。実際にこういう所に来るのは初めてなので、とても勉強になりました。(とはいえ、僕たちが会えた人たちは一部の人たちですが)



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みんな笑顔が素敵です。





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