Taejunomics

            政治、経済、社会、哲学、芸術、文学、スポーツ、マイクロファイナンス、教育などなど、徒然なるままに書き綴ります。 ※お初の方はカテゴリー欄の「Taejunomicsについて」、をご覧ください。
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片頭痛
いよいよ梅雨。片頭痛が来るので、一年で一番憂鬱な季節です。

うう、今日も少し頭が痛い。

今年こそは、根本的に片頭痛を治したいのですが、どうすれば治るんでしょうね。。 


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上から目線はすぐに分かる
多くの人が、他人のちょっとしたそぶりから、自分が相手に見下されるということに気付くようです。

この、自分が見下されていることについての感覚は、人間の持っている感覚のうちでもっとも優れたもののひとつだと思います。ダーウィンの進化論の援用ではないのですが、これは、サルにとって群れの中での自分の順位が何よりも重要だった時代からの名残なのかもしれません。

なので、ちょっとしたオブラートに隠していても、そんなのは簡単に見破られる。かえって、下手にオブラートに隠していることがばればれでより一層人を不快な気持にさせることもあり得ます。


また、少なくない人間には、強かれ弱かれ人を見下す傾向、もしくは何らかの形で集団の中における自分の序列を確認したがる傾向があるように思います。 ただし、人それぞれ自分の「見下せる基準線」を持っていて、その基準線以下にある人を見下すようです。世の中に、人をけなしたがる人が少ないように見えるにも関わらず、何らかの形でのいじめ等に加担する人が少なくないのは、この事情によるように思われます。



戦略的、とかいった類の問題を通り越して、生き方の問題としても、人を見下す性質をなくすために努力すべきだと思います。我を離れ、人を尊敬し、そして学ぼうとする態度を持ち続けること。簡単ではないけれど、コツコツとやっていくしかないように思います。

不幸な人間の製造工場
ハーバードビジネススクール 不幸な人間の製造工場
ハーバードビジネススクール 不幸な人間の製造工場


生命保険 立ち上げ日誌で紹介されていたので、原書が出版されたときから気になっていた本書ですが、翻訳が出たので早速購入して読んでみました。

ジャーナリストである著者が、ハーバードビジネスクール(HBS)にて自分が体験したこと、感じたことを率直に書いている本です。日本語のタイトルはやや挑発的ではありますが、本書を読み進めると分かる様に、著者は決して徹頭徹尾HBSの批判者というわけではなく、批判精神を失うことなくHBSで学んだ人、というのがふさわしいと思います。

多くの学びの機会に感謝する一方で著者が批判しているのは、合理主義の全能性、というべきものなのだと感じます。本書では著者が様々な机上の空論についてあきれる様子がところどころで描かれています。おそらく、本書を読んだ多くの人々が、自らの働く現場においても、現場感覚より合理主義が優先される状況を思い浮かべながら、この本の様々な場面に首肯するのかもしれません。

僕も、人間性や感性といった、未だに知的な枠組みで完全にとらえられていないものを重視しています。いちばん大切なものは人間性であるというのは僕の信条です。しかし一方で、ビジネススクールやその他機関が生みだしてきた、問題解決のための知的枠組みは、決して無用とはいえないと思います。これら知的枠組み(時にノウハウと謂われるもの)は、ある問題について考える際の貴重なヒントを与えてくれる場合が少なくありません。

重要なのは、このような知的枠組みの装備や思考力などに代表される頭と、人間性や感性のような心のバランスなのでしょう。もしビジネススクールがこの一方のみに傾斜しているのなら、それは危うい傾向といえるのかもしれません。著者が警鐘をならしているのは、まさにこの点にあるのではないでしょうか。(職業選択についての著者の意見は、やや斜に構えた感を受けたりもしますが)

一点だけ惜まれるのは、著者の深い洞察と、ビジネススクールで学んだことについての専門的な記述が(ある程度不可避とはいえ)、同居してしまっていることでしょうか。これら専門的記述を話が理解できる範囲で省いた方が、より読者を引き込めたのかもしれないと感じます。

HBSの様子がいきいきと描かれていて、読み物としても秀逸であり、著者と同意見の人も、そうでない人も、貴重な洞察を本書から得られると思います。 




我を離れる
今日流れている(はず)のBook Loversでは、吉川栄治の宮本武蔵の紹介をしています(結局生では何も聞けないまま、一週間が終わりそうです)。

収録中に「周りからの雑音を無視しつつも、それでいて感受性を忘れないでいる、というバランスを持ち続けるためにはどうすればいいのでしょうか」、という質問を勝間さんから受けました。さすが勝間さん、かなりするどい突っ込みです。

僕が答えたのは、我を離れること。

単なる誹謗中傷と感謝すべき批判を分けられるかどうかは、自意識をどの程度まで脱却できるかにかかっている気がします。自分のプライドとか見栄とか、そういうものを捨て去ることができるのなら、多くの批判は感謝すべきものとして受け入れられるようになる気がします。同時に、何のいわれもない単なる誹謗中傷に対しては、あまり気にかけなくなれると思います。

この心境に至れるかどうかは、日ごろに訓練と志に多くを依っている気がします。僕は人一倍自意識の強い人間だと認識していますが、少しずつ我を離れられればと思っています。



看板に偽りあり
スピーカーとして参加したTBLIでの紹介写真。
TBLIU1.jpg Living in Peaceの名前通り、にこやかな笑顔。











そして当日・・・

TBLI.jpg 「金利30%は、資本の限界生産性を考えると極めてリーズナブルな値だと思います。」









・・・・怖い。
(ちなみに、プレゼンではこんなことは言っていません、ただ、マイクロファイナンスの金利については事実です)




人生初の英語プレゼンでしたが、かなりうまくいきました。たくさんの方に関心をもっていただけて嬉しい限りです。詳細はまた後日。


国の品格

北朝鮮は25日午前、「自衛的核抑止力を強化するための措置の一環として、25日に地下核実験を成功裏に実施した」と発表した。国営朝鮮中央通信が伝えた。核実験は06年10月9日以来、2度目。前回と同じ北東部の咸鏡北道(ハムギョンブクト)吉州郡(キルジュグン)豊渓里(プンゲリ)の付近とみられ、日本の気象庁など各国の観測機関が地震を感知した。

 (asahi.com 2009年5月25日20時20分より)


同じ民族の、しかも北に対して非常に友好的な大統領が亡くなったのであれば、一定期間だけでもこういった騒動を起こさない、というのが礼節なのではないでしょうか。「朝鮮は東方礼儀之国である」と主張をするのであれば、控えるのが普通なのではないか、と思います。(そもそも論として僕は核兵器そのものにも否定的なわけですが。)

もちろん、これは僕の個人的な考えで、コモン・センスから外れているかもしれません。それに、政治はリアリズムに則るべき場合が多いのだろうし、僕は裏舞台について知る由もないです。


ブータンという国は、人口でも領土でも経済でも全くの小国にすぎませんが、国の品格(この言葉はあまり好きではないのですが)の高みのために、インドや中国からあたかも大国のように遇されているといいます。別に国レベルの話でなくても、組織でも、会社でも、その品格を高めることは、生き方の問題としてももちろんのこと、戦略としても重要なのではないかと思う今日この頃です。




勝間さんと一週間トークします
今週JwaveのBook Loversにて、勝間和代さんと本について語ります。(生放送ではありません)

ラジオの収録は生まれて初めてで、最初は勝手がわからなかったのですが、後半になるほどだいぶ慣れてきて、いい感じに話すことができました。また、相手が勝間さんというのがよかったです。大学院の頃にディスカッションをしたことも結構あったので、その時のノリで、割とリラックスしてお話をすることができました。

J-Waveで25日の月曜日から金曜日の間、お昼の12時半から15分間お話しています。お昼休みの時間に聴いてみてください。後日MP3がアップされるので、そこで聴くことも可能です。

自分の声はいつ聴いても好きにはなれないので、僕には聞く勇気がないのですが^^;、感想を教えていただけると幸いです。

盧武鉉元大統領の冥福をお祈りします。
心から盧武鉉元大統領の冥福をお祈りします。

Wall Street JournalやNew York Timesなどが紹介するように、盧武鉉元大統領は、韓国で初めて対米服従路線を覆そうとした大統領でした。そのためか、少なくないネットでの言論は、今回の自殺が何らかの形で仕組まれたものなのではないか、という主張を含んでいます。

僕としてはいつも通り、こういう立証不可能な憶測に与するつもりは全くありません。ただし、事実問題として、盧武鉉大統領自身の収賄は最後まで立証されませんでしたし、家族らの収賄総額は、他の軍事政権時代の歴代大統領の数百億円単位のそれに比べると、きわめて微小なものです。(もちろん、金額の大小はさほど大きな問題ではありませんし、クリーンな政治を主張していただけに、たかだか数億円の家族の収賄であっても、そのインパクトが大きいのは事実でしょうけれど) 

僕が盧武鉉さんの立場なら、どんなにもやりきれない思いで毎日を過ごすだろうかと、ついつい考えてしまいます。自分が守ってきたと信じていた正義が、自分が完全にはコントロールできないところから破られ、そして、これまで応援してくれた人々から罵声を浴びるのは、筆舌に尽くし難いつらい経験だと思います。

ただし、程度は違うにせよ、何らかの形で現状を変えようとする人々は、同様の状況に直面する可能性があるのではないでしょうか。

こういう状況で、ウェーバーの職業としての政治の最後にあるように、「デンノッホ(それでもなお)!」と言うのは、並大抵のことではなさそうです。この不撓不屈の姿勢を支えるのは、決して動じない強固な信念なのでしょう。それを持てる人間になりたいといつも強く思いますし、日々の生活はそのための訓練の場なのだと考えています。 それと、どんな状況にあっても決して裏切らない仲間を、指で数えられるだけで十分なので持てたらいいと、いつも願っています。









明日はLIPの勉強会です。
Living in Peace (LIP)の勉強会には、すでに130人を超える方の参加申し込みを頂きました! 

会場の定員は200人なので、まだ席には余裕があります。マイクロファイナンスに興味がある方は、ぜひお越しになってみてください。 (下に詳細を書いておきます)


会場の雰囲気を和ませるために、つかみのギャグをしようと思っていたのですが、僕の能力に対して重大な疑義が存在することが仲間から指摘されているので、おそらく普通の挨拶をすることになりそうです。(涙) 


今回のプロジェクトに参加しているLIP実行委員のプロフィールがウェブ上にアップされました! どんな人たちがこの活動をしているのか興味がある方は、ぜひご覧になってみてください。



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開催概要

●日時 5月24日(日)14:00~17:00 (受付:13:30~)
●会場 JICA地球ひろば(最寄り駅 日比谷線広尾駅)
   http://www.jica.go.jp/hiroba/about/map.html
●内容
 第1部 
  ・マイクロファイナンス機関の最新動向および課題について

 第2部 
・株式会社ぶった農産(農業)  特別栽培米コシヒカリファンド2009
⇒http://www.tsunagaru-shokuno.jp/
・株式会社トビムシ(林業)   西粟倉共有の森ファンド2009
⇒http://www.tobimushi.jp/
・株式会社mai mai(飲食店)  雑穀おにぎり専門店ファンド
⇒http://www.maimai-onigiri.jp/
・ミュージックセキュリティーズ株式会社  ソーシャルファイナンスプラットフォーム
  ⇒http://www.securite.jp/

●参加料 1,000円(資料代)
●参加申込方法
氏名、所属、参加人数、本セミナーを知ったきっかけを
明記の上、以下のメールあて先にてお申込ください。
⇒lip@securite.jp
※定員に達した場合はお断りさせて頂く場合がございます。
あらかじめご了承ください。


● 参加事業者プロフィール
 ▽株式会社ぶった農産  :「食」は「命」をつなぐこと

  石川県石川郡野々市町上林において、
  江戸後期より先祖代々続く農業者。
  農産物の加工や消費者への直接販売なども行い、
  現在では、特別栽培米、野菜の生産・販売のほか、
  漬物、いかめしの加工・販売も行っている。
  2008年には農林水産省より第1回「農業技術の匠に選定される。
  生産者と生活者をつなぐ「つながる食農の会」を主催し、
  第1弾プロジェクトとして、自らが営業者となった
  日本初となる生活者参加型のお米ファンドを募集中。
   URL:http://www.tsunagaru-shokuno.jp/

 ▽株式会社トビムシ  :100年の森を育てる

  地域資産としての森林の価値を高めることで、
  持続可能な地域再生の実現を目指し、
  育林から木材加工・販売まで多角的な森林事業を展開する、
  アミタ株式会社(ヘラクレス上場)の関連会社(2009年2月設立)。
  日本初となる、個人向けの森林・林業再生支援ファンド募集中
   URL:http://www.tobimushi.jp/

 ▽株式会社maimai  :日本伝統のファーストフード

  『無添加の具』と 『農薬を使用していない雑穀』で作った
  雑穀専門おにぎり屋さん。1号店を東京神田にオープンして以来、
  各種メディアにも取り上げられ、より多くの人にこの日本伝統の
  ファーストフードで、健康第一のできたてのおにぎりを届けるために、
有楽町交通会館での2号店開業するためのファンド募集中。
   URL:http://www.maimai-onigiri.jp/

 ▽非営利活動法人Living in Peace  :貧困削減のための投資

  貧困削減のための活動を行うために設立された非営利活動法人。
  メンバーは20-30代の金融機関・コンサルティング会社勤務者が
  半分以上を占め、世界の貧困問題に関する勉強会やフォーラムの開催のほか、
少額の金融サービスを貧困層に提供し、自立する機会を提供する
マイクロファイナンスについての支援を行っている。
  現在、日本初となる途上国のマイクロファイナンス機関を支援する
ファンドを準備中。
   URL:http://www.living-in-peace.org/

 ▽ミュージックセキュリティーズ株式会社  :大切なものを守る、という投資

2001年よりアーティストの音楽制作費用を個人のファンから少額でインターネットで調達する音楽ファンドおよび音楽レーベル事業を開始。2006年より支援対象を料理人、そして、純米酒の酒蔵と順次拡大し、2009年2月より、未来にとって大切なものを守るための事業に必要な資金を個人が少額で出資できるソーシャルファイナンスプラットフォーム「セキュリテ」のサービスを運営中。
URL:http://www.securite.jp/

●注意事項
※本セミナー中で金融商品の具体的な説明をする場合がございます。
 ご説明する金融商品は損失が生じるリスクがございます。
※ご投資にあたっては、当該商品の契約締結前に契約書および契約説明書
をよくお読み頂き、ご自身でご判断ください。
※ご投資の際には、商品毎に所定の手数料等をご負担いただきます。
  商品ごとに手数料およびリスク等は異なりますので、
  当該商品の契約締結前に契約書および契約説明書をご確認ください。

●主催
・非営利活動法人Living in Peace
・ミュージックセキュリティーズ株式会社
東京都千代田区丸の内1-5-1新丸ビル10F
第二種金融商品取引業 関東財務局長(金商)第1791号
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インフルエンザ
が、猛威をふるっていますね。
特に、観光その他のビジネスに従事している会社にとっては、相当な打撃となっているようです。

インフルエンザは2,30年に一度の周期で大流行するようで、歴史上一番猛威をふるったインフルエンザの一つは、スペインかぜ(Spanish Flu, 1918-1919)でしょう。このインフルエンザによって、100万人以上が亡くなったと言われています。

今自分がかかったら、いろいろな人に多大な迷惑をかけてしまうので、最近はある程度気を使っています。といっても、やることは、三つだけですが。

・こまめに手を洗う
・こまめにうがいをする
・こまめに顔を水ですすぐ(ウィルスは顔に付着するようで、顔洗いは結構効果的らしいです)





国際刑事裁判所は欧米の利権擁護機関?
国際刑事裁判所がスーダンのバシル大統領に対して2か月前に出した逮捕状が話題を呼んでいましたが、大統領はダルフール紛争における自らの容疑を全面否認しています。

バシル大統領がこの戦争犯罪において咎があったかどうかはさておき、国際刑事裁判所の行いが首尾一貫していないことには、批判が多いようです。

たとえばスーダンは、米国の石油メジャーを追放し、中国に石油利権を独占させている国です。一方で、中央アフリカ共和国でフランスの支援を受けたボジゼ将軍がクーデターを起こし、悪逆の限りを尽くしたことについて、国際刑事裁判所はこれを一切訴追していません。

こういったことを踏まえて、国際刑事裁判所は、欧米の開発途上国(特に資源国)における利権を擁護するための一つの組織である、と主張する人もいるようです。

僕はこの類の陰謀説に与するつもりは全くありませんし、国際刑事裁判所の存在意義は無いと言うつもりもありません。ただ、ほとんどすべての国際機関においては各国(特に先進国)の思惑が複雑に交錯しているということは、常に念頭に置いておくべきだと思います。ある組織や機関がどんなに崇高な理念を掲げていても、様々な利害関係者が存在する人の世においてその理想を貫徹するのは非常に難しいということは、事実のように思います。

この種の事柄について考えるとき、スティグリッツ教授の次の言葉が、僕にとっては金言となっています。

「真実は微妙なところにある。」


オンリー・ミー
オンリー・ミー―私だけを (幻冬舎文庫)オンリー・ミー―私だけを (幻冬舎文庫)




いつか紹介しようと思っていた本書。

いままで読んだ活字の本の中で、いちばん笑った本です。三谷幸喜の文章能力がうらやましい。

なぜ彼の文章が面白いのかというと、二つ大きな理由があると思います。というより、これはより一般的に、笑い二つの要素と言えるのかもしれません。

・著者がある程度自分を客観視出来ていること:基本的に自我がこもったものは面白くないのですよね。

・笑いに生活感があること:読者が、似たような経験をしたことがあると感じられることは、笑いにとって重要なようです。


まあ、こうやって理由づけを出来ることと、面白い文章を書けることの間には、かなりの隔たりがあるわけですが…

24日のLIP勉強会にはすでに100人近くの方の予約を頂いています。有難うございます!
まだ席には空きがあるので、ぜひお越しください。

そこでまたギャグを飛ばそうと、メンバーにネタのアイディアを出したのですが、あっさり却下された次第です。




バートン・マルキールのランダムトーク?
ウォール街のランダム・ウォーカー―株式投資の不滅の真理
ウォール街のランダム・ウォーカー 株式投資の不滅の真理

「ウォール街のランダムウォーカー」の著者としてあまりにも有名なバートン・マルキール教授のセミナーに参加してきました。この本は、ファイナンスの読み物のなかで僕がお勧めする本のトップ10に入ります。


専門家向けのセミナーではなかったので、話はかなり一般的なものが多かったのですが(だいたいが、著書の内容をなぞったもの)、2009年は引き続き厳しくなり、2010年からは景気が上向く、というのがマルキール氏の主張でした。

苦しいときに希望を持てる主張は耳に快いのですが、そう言えるだけの十分な判断材料を提供してもらいたかったです。 (はい、僭越なのはよく知っています)


マルキール氏は、今回の不況は大恐慌にはならないと主張し、その論拠として、当時には無く、今はあるものを二つ挙げていました。ひとつは、財政出動、そしてもうひとつは、中央銀行による金融政策。今、世界はこれら二つのものを持っている、よって、今回は前回のような大恐慌にはならない、というのがマルキール氏の主張のわけですが、このロジックが通るためには、財政出動や金融政策が、確実に景気を上向かせるのに役立ってきたということを示さなければいけません。 しかし、この点については議論が百出しているところでもあるのです。 だからこそ、この論拠の妥当さを、もう少し説明してもらいたいところでした。


さらに言うと、マルキール氏の主著である「ウォール街のランダム・ウォーカー」は、市場の恐ろしいほどの力強さについて書いている本です。このこともあり、上の二点について僕には疑問が残ることとなりました。 会場からの質問を受け付けなかったのが残念。

しかし、全般としては、憧れの一人のお話を直接お伺い出来たことは、大きな喜びでした。 この場を設けてくれた方に心から感謝します。



LIP・マイクロファイナンス勉強会のお知らせ
タミル解放の虎が敗北宣言をしましたね。これでスリランカに何十年ぶりの平和が訪れたらよいのですが、おそらく事情はそんなに簡単ではないのでしょう。このことは、また時間をおいてまとめを書きたいと考えています。

閑話休題。


定期的に行っているLIPの勉強会、今回も行います。 以下、コピペです。 参加される方は、下記のメアドに連絡するか、私宛にメールをください。taejun.shin[at]gmail.comです。

すでに参加希望者が60人を超えたそうで、1年くらい前まで細々とやっていたのが嘘みたいです。皆さんのおかげです。有難うございます。




【Living in Peace × セキュリテ 共催  マイクロファイナンスセミナー】

日 時:  5月24日(日)14:00~17:00 (受付:13:30~)
会 場:  JICA地球ひろば(最寄り駅 日比谷線広尾駅)
      http://www.jica.go.jp/hiroba/about/map.html
内 容:  第1部
      ・マイクロファイナンス機関の最新動向および課題について
      第2部
      ・株式会社ぶった農産(農業)  特別栽培米コシヒカリファンド2009
      =>http://www.tsunagaru-shokuno.jp
      ・株式会社トビムシ(林業)   西粟倉共有の森ファンド2009
      =>http://www.tobimushi.jp
      ・株式会社mai mai(飲食店)  雑穀おにぎり専門店ファンド
      =>http://www.maimai-onigiri.jp/
      ・ミュージックセキュリティーズ株式会社  ソーシャルファイナンスプラットフォーム
      =>http://www.securite.jp

参加料:  1,000円(資料代)

参加申込方法:
      氏名、所属、参加人数、本セミナーを知ったきっかけを
      明記の上、以下のメールあて先にてお申込ください。
      =>lip@securite.jp
      ※定員に達した場合はお断りさせて頂く場合がございます。
      あらかじめご了承ください。


ゲームの理論と経済行動
池田信夫ブログECONO斬り!!など、多くの経済ブログで紹介されている本書ですが、確かに序盤だけでも十分に学びのある素晴らしい本です。(ちなみに、拙著でも、ほんの少しこのバイブルについて言及しています)

ゲームの理論と経済行動〈1〉 (ちくま学芸文庫)ゲームの理論と経済行動〈1〉 (ちくま学芸文庫)


後の経済学に絶大な影響を及ぼした本書は、人間行動を数学的に記述することを試みています。著者らは、今まで経済学において数学が適用されてこなかったのは、経済学の問題が定式化されてこなかったことと、経済における経験的事実(すなわちデータのことでしょうか)がきわめて限られていたことにあると説きます。フォン・ノイマンとモルゲンシュテルンは、物理や化学など、数学がいまや主要な分析道具になった分野においてさえも、事象を数学的に記述することは不可能だ言われた時期があったのであり、人間行動においてはそれが不可能であるということはできないと主張します。著者らはまた、物理学における数学の適用過程に微積分が生まれたように、新たな分野に数学を適用する際には、数学そのものも進歩するのだと述べています。


そんな人間行動を数学的に記述する書と聞くと、壮大で大上段から事物を論ずるような本を想像しがちですが、著者らは、分析は地味で控え目なものと述べています。しかし同時に、分析の対象が地味であることは、その研究の価値が低いことを決して意味しないと著者らは説きます。次の文章には、一度ならず繰り返し読む価値があると思います。

「どのような科学においても偉大な進歩が生ずるのは、究極の目標に比べて控え目な問題を研究してゆく中で、後にますます拡張されてゆくような方法が開発された時期である。自由落下は全くありふれた日常的な物理現象であるが、力学が生みだされたのは、まさに、この実に単純な事実の研究の結果であり、それを天文学のデータと比較考量したおかげであった。」




そして、次の文章は、僕が普段行っている仕事と関連しても、また、研究一般においても、非常に重要な心構えについて述べていると思います。当たり前の事柄を厳密な形で記述することを積み重ねることによって、理論は経験的な「常識」を上回る可能性を有するに到るのですね。

「理論が最初に適用されるのは、結果が自明であって、しかも理論など実は必要としないような初歩的な事柄でなければならない。この初歩的な段階での適用は理論を補強するのに役立つ。つぎの段階は、理論が多少複雑な状況に応用されるにつれて展開されてくる。この段階までくれば、理論はすでに、自明なことや常識的なことをある程度超えた結果を導いてくれる可能性がある。この段階では、理論と応用とは互いに他を補強しあう。この先に真の成功の領域が横たわっている。つまり、理論による正真正銘の予測がそれである。周知のように、数学化されたあらゆる科学は、これら一連の発展段階を通過してきたのである。」





やきとりじいさん
(昨日FC2のブログの調子が悪くて記事をアップできなかったので後追いでアップしています)

編集の方やそれ以外の方とお話をしていて、その方が最近出した本をご紹介いただきました。

それはなんと「やきとりじいさん体操」の本。 ビジネス書だけを出している出版社と思っていただけに衝撃でした。。 著者の方は、この体操のおかげでとても痩せたのだそうです。

これがやきとりじいさん体操。隣のスーツ姿の人の動きが何ともいえません。



やせる!楽しい!若返る!やきとりじいさん体操やせる!楽しい!若返る!やきとりじいさん体操
(2009/05/15)
岡田 麻紀


で、これが本。本ではやきとり体操の解説をしています。
DVDには、4種類の体操が載っているそうです。



パン屋の包装
パンは結構好きなので、よくパン屋さんに行くのですが、行くたびに思うのがあの包装。
一つ一つのパンを丁寧に紙袋に小分けに入れていくので、どうしても時間がかかり、たまにものすごく待ったりするんですよね。行列に並ぶのが好きでない僕にとっては、これがなんとかならないものかとずっと考えているのですが、なかなか名案が浮かびません。


機械にさせるのは、まず採算が合いそうにないです。

というのも、パンを袋に包む、という作業は単純そうでいて、意外と大変そうだからです。すべてのパンが固ければいいのですが、ものによっては注意して袋に入れてあげないと崩れてしまうし、出来たてで温かいものは半開きにしておかないといけない。

パンそのものにコードのようなものを振ることはできないので、この作業を機械にさせるとなると、パンが機械に載った時に自動認識できるようでないといけない。温度とやわらかさを認識できるような機械でいて、かつパン屋さんのカウンターに並ぶような適切なサイズのもの、となると、結構高くつきそうです。しかも、現時点でそういう機械は生産されていないと思われるので、さらに高そう。



一つの代替案は、買う人が自分で紙に包む、ということなのかもしれません。
店に入ったところにあのパンを入れる容器に加え、紙袋を用意して、買う人は自分で袋に入れる。これなら大してコストもかかりませんし、皆が袋に入れる作業をすれば、レジはだいぶスムーズになる気がします。ただし、そういう面倒を嫌う人が多いのであれば、これもまた成立しそうにないですね。



パン屋さんは世の中に多いし、使っている人もとても多いので、この行列を減らすことができるというのは、社会的に結構価値のあることなのだと思います。誰か、アイディアコンテストとか開催してくれないかなあ。









ヨーロッパの新たなペッキング・オーダー
North America Issue Cover for May 9th 2009今週のThe EconomistのLeadersは、ヨーロッパにおける経済の力強さの順位が、フランス→ドイツ→イギリスになり、それに伴い、人々が良いと考える経済システムが自由主義的なそれよりもある程度統制の入ったシステムとなりつつある、というお話。

途中まではどちらかというと、統制のきいた経済システムの利点や、フランスのある程度効率的である政府機構についての話をしていて、「Economistよお前もか」と思いながら読んでいたのですが、やっぱり後半で市場システムを重視した自由主義を支持する立場を明確にしています。変節をする雑誌が多い中、このようにしてポジションをしっかりとり続けるという点は、大いに評価すべきと思います。

その主張そのものが正当か否かについては、多くの場所で侃々諤々と議論されているものですが、僕はEconomistの主張におおむね賛成です。人々の創意工夫を引き出しやすい市場システムが持つ力は、時に今回のような失敗も招きますが、長期的にみると確実に経済をより良いものにしうると考えています。(といっても、外部性のある環境問題などについては、ある程度の歯止めが必要だとは思いますが。)

完璧な制度はまだ見つかっていなくて(多分なくて)、諸制度にはそれぞれ一長一短があるという認識は、当たり前ながらとても大切だと思います。ある時期によって、それぞれの長所と短所がクローズアップされることはあると思いますが、制度設計というものは長期的な視点に立ってするものである以上、このような短期的に目につく長所や短所に対しては、ある程度距離を置いてみることが大切だと思います。

ドタバタ
とてもドタバタしています。

こういう時こそ、自分のストレス耐性と仕事処理能力を高めるチャンスですね。がんばります。


方法論と自転車
最近のブログ記事は、あるタイミングで自動的に記事がアップされる予約投稿機能を使っている記事が結構あります。でないと、毎日執筆の目標が崩れそうなので。


閑話休題。



効率を上げるための方法論やハウツーについて、あまり意味がないのではないか、という話を後輩がしていて、考えたこと。


方法論は、自転車のようなものなのだと思います。

遠くに行きたい人は、ちょっと最初に苦労しても乗り方を覚えるべきです。でないと日が暮れてしまいます。
近くまで行ければよいのなら、別に乗る必要もないと思います。

その人がやりたいことが多ければ多いほど、効率よく物事を処理する能力を身につけていかないと、結局日々やるべきことに追われ、それ以外のことができなくなってしまいそうです。個人的な話で言うと、仕事が忙しい状況でも何とか暇な時間を作っていかないと、執筆・NPOの活動・ドラム・考え事・運動をしたりは出来ないわけで。


この自転車メタファーにおけるもうひとつ大事なポイントは、方法論は決して目的地にたどり着くことを保証するものではないということだと思います。 そもそも論として、自分が人生で何をしたいのかが定まっていないと、方法論を身につけてもあまり意味がないのでしょうね。


新聞とラジオにちょこっと。
5月11日の朝日新聞の社説に、Living in Peaceのことを(一部で)書いて頂きました!

http://www.asahi.com/paper/editorial20090511.html

僕たちの目標は二つ。
ひとつは、貧困をなくすことに貢献すること。
もうひとつは、スーツを着ながらできる、社会事業のロールモデルをつくること。

LIP自体への加入は誰でも自由なので、(プロジェクトの実行委員は、面接が必要です)、いつでもご連絡ください。来週の土曜日に、広尾で勉強会も開催するので、ぜひお越しください。



もうひとつ、勝間和代さんの番組であるBook Loversに、一週間出して頂くことになりました。月曜日から金曜日にかけて、五冊の本を紹介します。

勝間さんは日本橋の大学院時代の先輩で、いくつかのマニアックな授業でたくさんディスカッションをしていたのが懐かしいです。あれから3年経ち、勝間さんと話し合うことになり、楽しからずや、ですね。また放送される前に宣伝します。


取り上げてくださるみなさんへの感謝の気持ちを忘れずに、これからも日々努力を続けていこうと思います。
君主論
新訳 君主論 (中公文庫BIBLIO)新訳 君主論 (中公文庫BIBLIO)
(2002/04)
ニッコロ マキアヴェリ


マキアヴェリの人間観に根ざした政治と君主の在り方についての思想の集大成。その主張は、冷徹な人間観察に依拠している。その人間観を垣間見れる個所を引用すると次のようになる:
・人はささいな侮辱には復讐しようとするが、大いなる侮辱に対しては報復しえない(P20)
・民衆になにかを説得するのは簡単だが、説得のままの状態に民衆をつなぎとめておくのが難しい。そこで、人々はことばを聞かなくなったら、力でもって信じさせるように、策を立てなければならない。(P38)
・人間というものは、危害を加えられると信じた人から恩恵を受けると、恩恵を与えてくれた人に普通以上に、恩義を感じるものだ。(P62)
・人間は恩知らずで、むら気で、猫かぶりの偽善者で、身の危険を振り払おうとし、欲得には目がない。(P98)
・人間は、恐れている人より、愛情をかけてくれる人を、容赦なく傷つける(P99)
人間は、父親の死はじきに忘れてしまっても、自分の財産の喪失は忘れがたいもの。(P99)
・総じて人間は、手にとって触れるよりも、目で見たことだけで判断してしまう。(P105)


これら人間観に基づいて著者が考えた君主のあり方は以下の通り:
・単に目先の不和だけでなく、遠い将来の不和についても心を配るべき(P20)
・ほかの誰かを偉くする原因をこしらえる人は自滅する(P26)
・君主は民衆を味方につけなければならない。(P62)
・戦いと軍事上の制度や訓練のことが、為政者がほんらいたずさわる唯一の職責(P86)
・悪徳の汚名だけは避ける必要がある。しかし、悪徳を行使しなければ政権が亡くなってしまうのであれば、悪徳はせざるをえない(P92)
・けちという評判を気にかけてはならない。大事業はすべてけちと見られる人物の手によってしか成し遂げられていない。(P93-94)
・君主は愛されなくてもいいが、人から恨みを受けることがなく、しかも恐れられる存在でないといけない。恨みを買わないことと恐れられることは両立する(P99)
・恨みを買わないために気をつけることは、他人の財産と異性に手をつけないこと。
・君主はよい気質を持っている必要はない。持っているように見せることが大切。
・おべっかを封じるためには、数人の信頼できる賢者だけに自由発言を許すこと


その他一般論:
・新しい制度を一人率先してもちこむことほど、この世で難しい企てはない(P37)
・側近が有能で誠実なら、その君主は有能と思ってまちがいない。(P135)


他にも引用したい箇所はたくさんあるのだけれど、一点だけあげると、これになる。

P90:「しかし、わたしのねらいは、読む人が役に立つものを書くことであって、物事について想像の世界のことより、生々しい真実を追うほうがふさわしいと、わたしは思う。これまで多くの人は、現実のさまを見もせず、知りもせずに、共和国や君主国のことを想像で論じてきた。しかし、人が現実に生きているのと、人間いかに生きるべきかというのとは、はなはだかけ離れている。だから、人間いかに生きるべきかを見て、現に人が生きている現実の姿を見逃す人間は、自立するどころか、破滅を思い知らせるのがおちである。」


理想を高く持ちながらも、思考においては決定的にリアリズムを貫く。これは、リーダーにとって非常に重要なことではないだろうか。冷静な思考とその奥底にある情熱は同居しうるものだ。だけど、僕は、手段が目的を正当化することはあってはならないと考える。これは損得の問題ではなく、生き方の問題として。


13年越しの邂逅。
先日、13年ぶりに友人Kに会いました。

Kと知り合ったのは囲碁の道場、緑星囲碁学園。山下敬吾棋聖をはじめ、多くのプロを輩出している囲碁の学校です。彼は僕の2つ下でしたが、いちばんよくつるんでいた友達でした。

僕は中学三年で囲碁をやめ、高校サッカーに打ち込んだのですが、Kは高校には行かず、囲碁のプロになりました。

僕の父親はよく、囲碁のプロになるのは東大医学部に入るよりもはるかに難しい、と話していました。というのも、年間で囲碁のプロになれるのは5人くらい。囲碁の競技人口を考えると、この倍率はとんでもないわけです。そんなプロに、Kのみならず学園にいた当時の友人たちの半分以上がなっています。みんな、相当な努力をしたのだろうなあ、と思うことしきり。


そんなKの消息を知ったのはインターネットを通じてでした。囲碁のプロの名前はネットで検索すれば出て来るので、そこから連絡先を知り、会おう、ということになったのでした。

二人ともあまり人相が変わらないね、とお互い笑い、13年ぶりの会話を楽しみました。僕とKは悪友で、よく学園が終わった後に歩いて新宿まで行き(そのために歌舞伎町を経由して)ゲームセンターに行って遊んだり、それ以外にも色々なことをしていたものでした。あの頃は、本当にボンクラ学生だったので、Kからは、「てじゅんくん、顔は変わらないけれど、中身は変わったねー」と言われる始末。


ウェブ時代に感謝せずにはいられないことの一つは、人と人とのつながりを強くしてくれたことにあるのではないか、と感じています。ゆがんだ社会関係を助長することもあるかもしれませんが、全ては心次第。

今度、緑星学園に一緒に行く約束をしました。菊池先生をはじめとした懐かしい人々にお会いできるのが楽しみです。

人間ってすごいですね・・・
(追記あり:5月9日午前1時)

こんちには みさなん おんげき ですか? わしたは げんき です。
この ぶんょしう は いりぎす の ケブンッリジ だがいく の けゅきんう の けっか
にんんげ は もじ を にしんき する とき その さしいょ と さいご の もさじえ あいてっれば
じばんゅん は めくちちゃゃ でも ちんゃと よめる という けゅきんう に もづいとて
わざと もじの じんばゅん を いかれえて あまりす。
どでうす? ちんゃと よゃちめう でしょ?
ちんゃと よためら はのんう よしろく




確かに読めます・・・ 

ちなみに僕はたまにものの呼び名(特にカタカナ語)をよく字の順番を間違えて覚えてしまいます。。


これって、英語でも同じですよね。
英語版はあるのかなあ。 


(追記:ありました。やっぱり。ご紹介してくれた先輩に感謝。)


英語版

The paomnnehal pweor of the hmuan mnid
Aoccdrnig to a rscheearch at Cmabrigde Uinervtisy,
it deosn't mttaer in waht oredr the ltteers in a wrod are,
the olny iprmoetnt tihng is taht the frist and lsat ltteer be at the rghit pclae.
The rset can be a toatl mses and you can sitll raed it wouthit porbelm.
Tihs is bcuseae the huamn mnid deos not raed ervey lteter by istlef,
but the wrod as a wlohe.


ハングル

캠릿브지 대학의 연결구과에 따르면,
한 단어 안에서 글자가 어떤 순서로
배되열어 있는가 하것는은 중하요지 않고,
첫째번와 마지막 글자가 올바른 위치에
있것는이 중하요다고 한다. 나머지 글들자은
완전히 엉진창망의 순서로 되어 있지을라도
당신은 아무 문없제이 이것을 읽을 수 있다.
왜하냐면 인간의 두뇌는 모든 글자를
하나 하나 읽것는이 아니라 단어 하나를
전체로 인하식기 때이문다.


Susan Boyle
Artwork depicting Susan Boyle
イギリスのお茶の間を騒がせているSusan Boyleさんのことを。

なぜかYoutubeを埋め込めないのでリンクを張ります。

(日本語字幕はこれ:http://www.youtube.com/watch?v=1t8m7CkpIK0

イギリスのスター発掘番組で、独身の中年女性であるスーザン・ボイルさんが歌を歌うのですが、彼女の容姿と態度に観客はとても冷ややか。

この場所にチャンスを探しにきた彼女の選曲は、よりによってレ・ミゼラブルの"I dreamed a dream (夢やぶれて)"。

笑いものにしようと期待している観客が、彼女の歌声を聴き一気に魅了されます。やらせっぽい雰囲気もなくはないのですが、見ていて純粋に楽しいです。アルバム作成の話も出ているとか。

10分もかからないので、お時間のある時にぜひ。



(画像はWikipediaより:http://en.wikipedia.org/wiki/Susan_Boyle)



Teach for America

いつか、すべての子供たちに――「ティーチ・フォー・アメリカ」とそこで私が学んだこといつか、すべての子供たちに――「ティーチ・フォー・アメリカ」とそこで私が学んだこと
(2009/04/07)
ウェンディ コップWendy Kopp



このブログで何度かコメントしていたTeach for Americanの設立者による本書は、若者の無謀な挑戦が彩り豊かに描かれていて、魅力満点です。

Teach for AmericaはアメリカのNGOです。このNGOに所属するアメリカのトップ大学を卒業した学生たちは、地方や都市部の公立学校での教育活動に2年間を費やしたあと、企業や教育現場など、それぞれの持ち場へとステップを移していきます。同NGOの資料によると、Teach for Americaで活動する大学卒業生の数は6,000を超え、その活動は確実に、生徒らの学力水準を高めているそうです。


壮大な夢を掲げ、分別のある大人からは危なっかしくてしょうがない理想を追い求め、数多くの仲間とメンター、支援者に助けられながら、今や全米で働きたい場所トップ10に入る怪物NGOのTeach for Americaを設立する大活劇は、読みながらとても楽しくなります。 

スケールは違えど、目標の大きさ、経験ある人々からすると危なっかしくてしょうがないところや、組織としての未成熟さなど、僕たちのNPOに重ねあわせながら読み入っていました。 一番苦しい資金繰りの日々を追体験しながら、自分がこれから本当に大きなことをしていくのなら必ずぶつかるであろう壁を想像し、自分の志が本当に揺るぎないものか改めて考えさせてもくれました。

若く、未熟だったリーダーと組織がここまで成長できた理由は何だったのでしょうか。

それは、Wendy Koppが当初から抱き続けていた「教育の機会平等がもたらされるべきだ」という理念の正当性にあったのだと、僕は思います。

一番大切なのは理念と志で、それが人間を果てしなく大きな事業へと突き動かす原動力となるのだと、改めて感じ入りました。






国をつくるという仕事。
国をつくるという仕事国をつくるという仕事
(2009/04/07)
西水 美恵子



著者のことは、雑誌「選択」(おすすめです)で知っていて、僕がこの雑誌を読み始めてまもなく、ブータンの雷龍王のエッセイを読み、いたく感動したのを強く覚えています。その「選択」に掲載していたエッセイをまとめたものが本書です。

世銀の副総裁であった著者の、各国(特にアジアの諸国)での随想録となっています。茨木のり子を彷彿とさせる著者の文体に、強い愛着を感じながら読みました。

珠玉ともいえる本書の中で特筆すべきは、ブータンに関するエッセイたち。僕がこの本を購入した理由もまさにここにあったわけですが、ブータンの雷龍王こそ、指導者のロールモデルだと思います。

思慮深さに裏付けられた知性と結びついた思いやりが余すところなくあらわれる行動、いつも自己省察を続ける真摯な姿、さらには民衆の盲従を避けるために自らすみやかに王位を去る潔さから、各国の指導者たちは多くを学ぶべきだと思います。雷龍王の人間性は国民に深く浸透し、ブータンで出会う国民の多くが素晴らしい人々であったと、著者は回想します。

さらに「さすが」と思ったのが、インドのブータンに対する態度。インドは人口70万人にもならないブータンを、大国に対すると同じ礼をもって遇しているそうです。これは、ネルー首相時代からのことで、現マンモハン・シン首相にも共通しています。国を遇するにおいて、その経済力や軍事力でなく、純粋な徳をその土台としているという点において、ガンジー以来の伝統を確かにインドは受け継いでいるのだと感じました。 

(ちなみにインドの人々がが人物を徳を基準に評価する伝統は、ブータン以外の例にも見られます。元々インド人ではなく、かつヒンズー教徒でもないマザー・テレサを「偉大なインド人」第1位に選出したのも、他ならぬインド人でした。(ガンジーは国父なので、この投票から除外されています))


本書の印税のすべては、ブータンの王妃が運営をするNGO、タラヤナ財団に寄付されています。著者いわく、このNGOは、経費を最大限に切り詰め、可能な限り寄付金を実際の貧困削減に充てているそうです。こういうNGOに対しては、NGO本体に寄付をするのが最も妥当であるにも関わらず、プロジェクト以外にファイナンスをつけられないのが多くの援助機関の弱点であり、だからこその著者の印税寄付なのでしょう。


本書の著者も指摘しているように、日本においても、家にお金がなければ教育を満足に受けられず、未来への希望が持てない世の中が現実になりつつあります。僕は自分の本の印税の半分は、これを少しでも抑えるための塾作りに充てようと思っています。(残り半分は著者と違い、親兄弟と僕の養育費をまかなってくれた親戚のために使います)

印税の使い道&書評ブログの紹介。
15歳からのファイナンス理論入門―桃太郎はなぜ、犬、猿、キジを仲間にしたのか?15歳からのファイナンス理論入門―桃太郎はなぜ、犬、猿、キジを仲間にしたのか?
(2009/04/17)
慎 泰俊



この本の印税の半分は日本での貧困削減のために(Teach for Americaのようなものを作りたいと思っています)、もう半分は親兄弟&僕を囲碁の道場に送ってくれた親戚の伯母さんで分けて使います。会社勤めで給料をもらっている身なので、分相応にありたいと思っています。

本の紹介をいくつかのブログ記事で頂いています。有難うございます。下にまとめます。(褒めごろしになっていますが、内容についての批判的な記事が載っても掲載します。)



プラチナ・デイズ blog

同じ大学院の卒業生には

今をときめく勝間和代さんがいらっしゃいますが

私自身は慎君も

いつか世に出る人と思っているので

この本の誕生を我がことのように喜んでいます。

大人から子どもまで

金融・経済を学んでみたいと思われる方には

おススメの一冊!





ちょーちょーちょーいい感じBLOG

この本が秀逸さはすでに副題に表れていますが、ファイナンス理論でのリスク分散という概念を、桃太郎に置き換えてしまうことです。「桃太郎はなぜ、犬、猿、キジを仲間にしたのか?」と聞かれて、50人中49人が「リスク分散」と答えることができても、リスク分散の概念を説明せよと言われて、桃太郎を思い浮かべることができる人は50人中1人ではないでしょうか。

本の中身は、終始このような形で進んで行きます。ファイナンスの「理論」をこういう形で実感として学んでいくのです。ファイナンスと聞くと数式を思い浮かべるわけですが、タイトルにも「ファイナンス理論」と書いてあるとおり、理論や概念を体得しましょう、というのが主眼に置かれています。よくよく考えると、こういう本ってなかったですよね。ファイナンスは数式と思いがちですが、もちろん数式も非常に重要なのですが、その前に世界観というか、前提というか、そう、理論的な枠組みを理解してしまえば、その後に数式を学ぶとすっと体得できるんですよね。






美しきもの

私が中学生の時に出会えたらどんなによかっただろうと思える本です。人と同じことをすることに固執していた「ベータ高」の自分の生き方が変っていたかも。いや、今からでも軌道修正きくかしら(笑)?ともあれ、ファイナンス理論のエッセンスがわかりやすく&かみくだいて説明されているだけでなく、「なぜファイナンス理論を学ぶべきなのか」ということについての意義が明確に示されているところが素晴らしい。人生の哲学に通ずる良書だと思います。






経済理論とWarmな金融実務のあいだ

読んでみるとわかりますが、ファイナンスの原理原則をここまでわかりやすく、また日常に落とし込んで説明した本はおそらくないものと思われます。その他、ドストエフスキーやゲーテ、中国の古典などの様々な場面を引用し、それらの場面にファイナンスの原理原則を当てはめて解説しています。またさらに発展し、株式会社の仕組みや政治の仕組み、保険の仕組みも上記の3つの原則から解説しています。そして、ファイナンスを学ぶことで「不確かさ」との付き合い方を学び、人生で何か挑戦するときに役立て欲しいと結びで書かれています。






蒼氓 -Soubou-

友人が本を出しました。
本屋でバリバリ平積みになってます。

この本を含め、幾つもの夢を着実に実現しつつ
あるのは本当に素晴らしい。

Blogを御覧の皆さんも、本屋で目にされたら
手にとってみてください。






これは★鯉ではない

ファイナンス理論を、これだけわかりやすく、普遍的なものとして伝えることができるのは、この人だからこそできることだと思います。

市場原理主義がいけないんだ、とか、あいまいだけれども、人の感情にはとても訴えやすい世界観で世界を捉えることに慣れてしまっている人たちにはとてもいいと思います。






やさしく、きれいに、かしこくなろう!!! -Wooki's Blog-

 内容としては、「ファイナンスってなんぞや?」レベルの私でも十分理解できる内容だったと記憶しています。さすが、中学生を読者の対象に定めているだけあると思います。

 「桃太郎はなぜ、犬、猿、キジを仲間にしたのか?」という副題も魅力的で良いですね。

 また、Taejunさんご自身がそうおっしゃっていますが、話のところどころに古典文学や歴史的人物のエピソードを挿入しているところが、この本の最大の魅力だと思います。この本はTaejunさんにしか書けないなと、ドラフトを読みながらそう感じた記憶があります。






人生生涯小僧のこころ。
人生生涯小僧のこころ―大峯千日回峰行者が超人的修行の末につかんだ世界人生生涯小僧のこころ―大峯千日回峰行者が超人的修行の末につかんだ世界
(2008/03)
塩沼 亮潤



また素晴らしい本に出会いました。
文章の一つ一つから、著者の人柄が伝わってくるような本です。

大峯千日回峰行というのは、とてつもなく過酷な修行です。
1年のうち山開きの期間、48kmとなる山の上り下りを毎日、合計で1000回行うというもの。この修行を中断することは許されず、中断せざるを得ない時は、短刀で切腹をするか、首をつって死なないといけないという、想像を絶する苦行です。

著者は、この大峯千日回峰行1300年の歴史で2人目となる行者です。

修行の末に著者が心に抱くのは、無我に基づいた感謝の心と思いやりの心。

この本のお陰で、二つのことがほんの少しだけ深く理解できた気がします。


ひとつは、般若心経の「空」の考え方。
般若心経では、「我」を離れることによって煩悩から解放されることが説かれていますが、この「空」からは何かのっぺりとした、過酷さとは程遠いものを感じていました。ですが、この境地に至るには、厳しい修行の日々があるのだということを思い知りました。

苦しい修行を通じて、命の大切さを知り、自分が生かされていることに感謝し、己の小ささも知り、次第に、人は自分の我を離れていくのだと感じました。なぜ苦しい修行をする必要があるのかというと、普通の人間は自分の経験を持って文字どおり痛感したことでない限り、それを自分の知恵とできないからでしょう。

稲盛和夫さんもお話されていることですが、僕たちが日々直面している仕事や学問でも、気の持ちようによっては立派な修行になりうるのだと思います。毎日毎日を、昨日の自分より少しでも立派な自分になろうという心持で仕事や学問に取り組めば、人の心は次第に深くなっていくのでしょう。自分の仕事への態度をまた深く反省させられました。



もうひとつは、「足ることを知る」。
僕は自分の本でも、「足ることを知る」ことの大切さを僭越ながら書きました。「足ることを知る」のは、決して現状に満足し、努力もせず無為に日々を送ることを意味していないと思います。むしろ、自分の幸せのよりどころを、物質的なものに求めないという精神的な態度こそが、本当の意味での「足ることを知る」なのでしょう。


いつも自分の未熟さや弱さを痛感するばかりですが、少しでもまともな人間になれるように、毎日を自分に妥協せず真剣に生きようと改めて思いました。





お知らせ2件。
これからは、ブログを毎日更新しようと思います。これも、書く力をつけるための一つの訓練だと思うので。短くても、とにかく継続すること。

もう一つ、TBLI Conferenceという催しものでプレゼンをすることになりました。
http://tbliconference.com/ 
(5月27日の夕方のWorkshop8に出ます)

プレゼンのタイトルは:"LIP Microfinance Fund for MDGs - The First Private Microfinance Fund in Japan"

Living in Peaceの代表として、今自分たちが行っているファンドのプロジェクトについて説明しようと思います。日本で初めての民間によるマイクロファイナンスファンドを組成するプロジェクトは、多くの方の協力により、いよいよローンチが近づいてきました。僕たちの学びと信じることを話せたらと思っています。

参加者の中では僕だけかなりひよっこのようですが、その場に何らかの価値をもたらせるようにできることをしようと思います。(英語でのプレゼンです。) 今回はギャグが滑らないように気をつけます。



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