Taejunomics

            政治、経済、社会、哲学、芸術、文学、スポーツ、マイクロファイナンス、教育などなど、徒然なるままに書き綴ります。 ※お初の方はカテゴリー欄の「Taejunomicsについて」、をご覧ください。
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プラネットファイナンス・かものはしとのコラボセミナー告知
Living in Peaceのセミナーが7月4日と6日に立て続けにあります。
4日はマイクロファイナンスについての教育その他活動を日本でも長く続けてきたプラネットファイナンスの長友さんをお招きしてお送りします。

6日には、カンボジアの児童買春をなくすための事業に特化している有名NPO、かものはしプロジェクトの共同代表である青木さんをお招きしてお送りします。

貴重な機会になるのは間違いなしです。
お越しになる方は、僕の個人アドレスか、下記に指定してあるアドレスからお申し込みください!



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Living in Peace 主催 勉強会  http://www.living-in-peace.org/

プラネットファイナンス長友留奈氏が語る
「業界内部から見たマイクロファイナンスの最前線と課題~日本人ができる10のこと~」

【7/4(土)14:00~15:30@国立オリンピック記念青少年総合センター】
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

マイクロファイナンスとは、途上国の貧困層の事業者に貸付を行う金融サービス。

貧困削減の社会的取組みと収益性の両方を実現するこの取組みが評価され、
バングラデシュのグラミンバンクが2006年にノーベル平和賞を
受賞したことも記憶に新しいと思います。

そして現在では、世界各国に約1万のマイクロファイナンスを実施する機関
(Micro-Finance Institution : MFI)があると言われています。

しかし皆さんは、そのマイクロファイナンス普及のため、
技術支援を中心にMFIへのコンサルティングサービスを提供する
世界的組織「プラネットファイナンス」をご存じでしょうか?

今回、Living in Peace主催の勉強会では、
実際にフィリピンで勤務されている長友留奈氏をスピーカーにお迎えして、
「業界内部から見たマイクロファイナンスの最前線と課題~日本人ができる10のこと~」
と題して、マイクロファイナンスの現状についてお話していただき、
私たち日本人が、マイクロファイナンス支援のために何ができるかについて、
一緒に考えていきたいと思います。

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■開催概要

◆日時:7月4日(土) 14:00~15:30 (受付:13:30~)

◆会場:国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟405号室
http://nyc.niye.go.jp/facilities/d6-1.html

◆交通アクセス:
小田急線「参宮橋駅」下車、徒歩約7分
地下鉄千代田線「代々木公園駅」下車(代々木公園方面4番出口)、徒歩約10分
http://nyc.niye.go.jp/facilities/d7.html

◆内容:
【オープニング】14:00~14:05
・Living in Peaceからの挨拶

【第一部】14:05~15:00
・講師:プラネットファイナンス 長友留奈氏

①MFI最新動向
・長友氏が過去に携わられたプロジェクトについて
・プラネットファイナンスフィリピンオフィスにて進行中のプロジェクトについて

②MFIが必要としている技術支援
・資金調達などの財政面だけでない様々なニーズについて
(例)マーケティング、商品開発、スタッフトレーニング、保険衛生、識字教育

【第二部】15:00~15:30
「日本人がマイクロファイナンスにできること」について、
長友氏を交えてパネルディスカッション形式にて進行。
Living in Peaceよりフィリピンでの実務研修経験者が複数参加。

【懇親会】15:30~16:00 (場所:同会場)

◆参加料:1,000円

◆定員:80名

◆参加申込方法:
氏名(ふりがな)、所属、参加人数、本セミナーを知ったきっかけを明記の上、
以下のメールあて先にてお申込ください。=> lip@securite.jp
※定員に達した場合はお断りさせて頂く場合がございます。あらかじめご了承ください。

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◆長友留奈氏プロフィール:

国連資本開発基金(UNCDF)のマイクロファイナンス・ディスタンス・ラーニング・
プログラム翻訳プロジェクトメンバーの一人。

プラネットファイナンスジャパンのインターンとしてサモアのマイクロファイナンス機関
South Pacific Business Development (SPBD)にて研修実施後、
マニラに拠点をもつプラネットファイナンスアジアにて
マイクロファイナンスコンサルタントとして勤務開始(2009年3月より)。

オハイオ大学大学院にて、国際開発学修士号、経済学修士号、及び、
女性学サティフィケートを取得。
大学院在籍中にボツワナのマイクロファイナンス機関
Women’s Finance House Botswana (WFHB)でインターンシップを行い、
その際に実施したインパクト調査をもとに修士論文を執筆。

慶應義塾大学経済学部在籍中は、インドネシアにて農村開発における
マイクロファイナンスと協同組合の役割に関する現地調査を実施。
その際、Bank Rakyat Indonesia (BRI) を始めとするマイクロファイナンス機関や、
中小企業協同組合省、農業協同組合、農業訓練施設等を対象としてインタビュー調査を行う。


◆プラネットファイナンス概要:

マイクロファイナンス発展のため、人材育成・IT・資金調達サポートなどの面から
MFIにコンサルティングを行う国際協力団体。

<これまでの実績>
・60カ国、計700マイクロファイナンス機関(顧客数300万人相当)への支援
・1,700人のマイクロファイナンス実施者にトレーニング提供
・209マイクロファイナンス実施機関に対して、オペレーション効率化のためIT機器を導入
・145のマイクロファイナンス実施機関を評価・格付けし、資金調達力を向上
・15,000人に対して、ビジネス起業、拡大のための小規模融資を提供
・債券・株式ファンドにより調達した70億円でマイクロファイナンス実施機関の運用
・マイクロファイナンス情報共有やマイクロファイナンス分野推進のために191のWEBサイトを構築
URL: http://www.planetfinance.or.jp/about-us/pf-global-presentation

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◆主催:特定非営利活動法人Living in Peace

貧困削減のための活動を行うために設立された特定非営利活動法人。
メンバーは20~30代の金融機関・コンサルティング会社勤務者が半分以上を占め、
世界の貧困問題に関する勉強会やフォーラムの開催のほか、
少額の金融サービスを貧困層に提供し、自立する機会を提供するマイクロファイナンス
についての支援を行っている。
URL: http://www.living-in-peace.org/

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Living in Peace 主催 勉強会  http://www.living-in-peace.org/

かものはしプロジェクト共同代表 青木健太氏が語る
「カンボジアの児童売春問題解決へ向けて~子ども達の未来を守る~」

【7/6(月)19:00~20:30@千代田プラットホームスクエア】
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「児童買春問題」
あなたはこの言葉を耳にしたことがありますか?

「10代の子どもが強制的に売春宿で働かされている」
これはカンボジアやタイなどの国で日常的に見られる光景です。

児童買春は、貧困が原因で起こる悲劇です。
中でも、国民の約34%を1日1ドル以下の収入の貧困層が占めるカンボジアでは、
・人身売買のブローカーが、仕事があるように言葉巧みに持ちかけて貧困層の子どもを
売春宿に売りとばす
・日々の暮らしに困った家族が子どもを売る
といったケースが今日も後を絶ちません。
裁判所に訴えても、裁判官が被疑者(ブローカーなど)に買収されているなど、
本来助けてくれるはずのシステムが腐敗しているために真剣に取り扱ってもらえない
という話もよく耳にします。

今回の勉強会は、カンボジアにおける児童買春問題の解決に取り組んでいる
かものはしプロジェクトから共同代表である青木健太氏をお招きし、活動内容について
ご紹介していただきます。
また同時に、貧困層を対象に小額の金融サービスを提供し、自立する機会を提供する
マイクロファイナンスについて、カンボジアへ向けた支援に取り組んでいるLiving in Peace
も交えて、カンボジアにおいて今後求められる支援活動についてのディスカッションも行います。

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■開催概要

◆日時:7月6日(月) 19:00~20:30 (受付:18:30~)

◆会場:千代田プラットホームスクエア 会議室505・506
http://www.yamori.jp/modules/tinyd2/index.php?id=10

◆交通アクセス:
竹橋駅(東西線)3b KKRホテル東京玄関前出口、徒歩2分
神保町駅(三田線、新宿線、半蔵門線)A9出口、徒歩7分
大手町駅(三田線、千代田線、半蔵門線、丸の内線)C2出口、徒歩8分
小川町駅(新宿線、千代田線)B7出口、徒歩8分
JR神田駅西出口、徒歩12分

◆内容:
【オープニング】19:00~19:05
・Living in Peaceからの挨拶

【第一部】19:05~20:00
・かものはしプロジェクトの活動紹介(講師:共同代表 青木健太氏)

【第二部】20:00~20:30
・カンボジアでの支援活動に関するディスカッション

【懇親会】20:30~21:00 (場所:同会場)

◆参加料:1,000円

◆定員:80名

◆参加申込方法:
氏名(ふりがな)、所属、参加人数、本セミナーを知ったきっかけを明記の上、
以下のメールあて先にてお申込ください。=> lip@securite.jp
※定員に達した場合はお断りさせて頂く場合がございます。あらかじめご了承ください。

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◆かものはしプロジェクト概要:

「強制的な商業的性的搾取を防止する活動を、持続的かつ発展的に行うことにより、
全ての子どもたちが未来への希望を持って生きられる世界を実現させる」ことを目的として
設立された特定非営利活動法人。
①コミュニティファクトリー事業、②PCスクール事業、③IT事業、④サポーター事業、
の4つを事業内容とし、日本事務所とカンボジア事務所にそれぞれ11名のスタッフ
(2007年7月18日現在)、および1,558名のサポーター(正会員128名、
サポーター会員1,430名(2008年11月30日現在)を有する。
URL: http://www.kamonohashi-project.net/

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◆主催:特定非営利活動法人Living in Peace

貧困削減のための活動を行うために設立された特定非営利活動法人。
メンバーは20~30代の金融機関・コンサルティング会社勤務者が半分以上を占め、
世界の貧困問題に関する勉強会やフォーラムの開催のほか、
少額の金融サービスを貧困層に提供し、自立する機会を提供するマイクロファイナンス
についての支援を行っている。
URL: http://www.living-in-peace.org/

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タイムマネジメント
23km走って今帰ってきました。雨のせいでびしょぬれ。シャワーをさっと浴びて、パソコンの前で日課のブログ更新をしています。

それにしても、働きながらアイアンマンレース完走のためには、平時のタイムマネジメントがかなり重要だということに気付かされます。週に15時間くらい最低でも必要です。レースやトレーニング以外の場でも、いろいろなものが試されている気がします。

とは言うものの、先日野口先生と話していてびっくりしたのは、なんと先生の高校の同級生が、アイアンマンを完走したとのこと。 還暦を越えてあれを完走すると聞くと、自分程度のタイムマネジメントの大変さなんて吹けば飛ぶもののように感じられます。 何はともあれレースまでもう70日を切りました。 地道にトレーニングを続けようと思います。





工学のための確率論

工学のための確率論工学のための確率論
(2002/03)
鳥脇 純一郎

商品詳細を見る
あまり知られていないかもしれませんが、この本はなかなかいいです。暇を見ながら、少しずつ読み進めています。(しっかりとした本を読むときは、いつも手で数式をなぞりながら読むので、結構な時間がかかります)レベル的には、確率論の入門を少し勉強して、数学も多少準備してから取り組む本でしょう。

金融経済学の勉強をしていて、いまいちよく分からないなー、という時があれば、本書を読むと対応できる場合が多いです(確率過程についての記述は除く)。たとえば、平均分散分析が成立するための十分条件のひとつ(正規分布の過程)をさらに拡張するために、特性関数という概念が必要なのですが、それについてもかなり丁寧に記載されています。

広い分野について簡潔、かつ時には図を使いながらコンセプトをつかみやすく書かれていて、ページ数はわずか200ページ強。練習問題と解答までついています。




起業成功マニュアル
完全網羅 起業成功マニュアル
完全網羅 起業成功マニュアル


タイトルはあまりにもべたべたで、色柄もかなり強烈なのでなかなか手が伸びないかもしれません。(僕が決して手に取らない類の本です。正直なところ。)

ですが、読んでみると、かなり良い本であることがわかります。


新しく会社を作る人のみならず、社会事業のための団体を作る人たちにとっても、貴重な教科書になると思います。まずやるべきこと、気をつけるべきことのアクションリストが見事にそろっています。特に、今NPOの活動がかなり盛り上がっているだけに、学ぶこともとても多いです。


こつこつと
仕事とともにLiving in Peaceのプロジェクトも佳境に入っています。今日の昼間は、眠くて鳥肌が立ちました(これはさすがに人生初)。明日も朝から夜まで予定がびっしりなのですが、コツコツとこなそうと思います。

プロジェクトが進むにあたり、いろいろなメディアから注目が集まっていてビックリ。

これはこれで有難いことですが、注目されたからといって組織や個人が偉大になったり卑小になったりすることは決してありません。むしろ、周囲からの称賛は知らず知らずのうちに凋落のきっかけになっている場合がすくなくない気がします。今までどおりに地道な活動を続けていこうと思います。こういう地道さが、組織の力になるのじゃないかな、と感じています。

伝習録
(書きためておいた読書メモより)


西郷隆盛の愛読書。
伝習録 (中公クラシックス)伝習録 (中公クラシックス)
(2005/09)
王 陽明




王陽明が弟子や他の人々と話した内容をまとめたもの。大部だが、基本的な原理は同じで、それが相手に応じて若干の説明のつけ足しが行われているもの。基本原理は以下の通り:

人間の心は元来は善なるものであり、是非の判断力をもっている(この心の本体を良知という)。この心が真に命じるままに生きるためには、私欲を離れなければいけない。この私欲を離れた心のことを天理と呼ぶ。天理に従って生きることこそ、聖賢の道である。すべての認識と行動は一致するものであり、一致しないということは分かっていないということ。

1.天理:私欲に覆われていない心のこと(すなわち、王陽明は性善説の立場にたっている)(p13)
・天理に対して純然に行動することが肝要(p16) 聖人の聖たるゆえんは、要するにその心が天理に純一で人欲の雑入がないということに尽きる。(P105)才能が聖人の聖人たる要因なのではない(P107)
・自分に打ち克つためには、私欲を一切とりはらうことが大切。少しでも残してはいけない。(P81)
・悪念が生じたときにそれを自覚して防ぐのは志による。志は、天の聡明。(P88) ただ天下の至誠おそが、よく聡明叡智であることができる。(P378)
・私欲をとりはらうことにより、心は天地と一つとなり、他者の痛みをわがことのように感じられるようになる。(P267)


2.良知:心の本体で、それは常に清明である。が、時として察知されずにいる(P212)
・良知は心の本体であり、いわゆる『性善』の性であり、「未発の中」であり、「寂然として不動」の体であり、「廓然として大いなる公」である。(P216) また、良知は是非を判断できる心である。(P382)
・良知は道に他ならない(P234) 良知こそ、人の則るべき規準となる(P312)
・この、良知を発揮することを、到知という。その到知へといたるためには、次の3つが行われるべき(P260)
 ①格物:心、意、知にあることを格(ただ)すこと。②正心:ことにある心をただすこと。③誠意:ことについての意を誠にすること。
 (これらの意味は正直分からないが、常に自己省察し、私欲を取り払うための行と考えておけば間違いはないように思われる)


3.知行合一:知ることと行うことは一つのことである(P18)
・聖人の言を信じることは重要だが、大切なのは自己のうちに体現すること(P23)
・俗世においても人は修行をすることができる。(P320)
・何らかの思念を抱くことも、知行合一における行にふくまれる(P326) 


4.その他
・体面に気を遣いすぎると、心がおろそかになる。
・怒るときには、自らが怒りに溺れてしまわないように注意しないといけない。そうしないと、怒りが心とかい離してしまう(P334)
・実を上回る名は恥じるべきものである。死んだあと、それは取り返しのつかないことになる。(P116)
・学びは、自らの解悟によってなされてこそ、一を悟って万事に通じるようになる。(P393)




感想

読んでいて、西郷隆盛と二宮尊徳を思い出した。二人とも陽明学の影響を受けていたのだろう。

というか、この時代の人々は、本当に言っていることがぶれない。常に同じ事を、十数年にわたって話し続けるというのは、並大抵のことではないように思える。

思念することも行いと考える知行合一の考え方は、キリストの教えにとてもよく似ている。



著者が生きていたら質問したいこと

完全に私欲を取り払える人間は、一万人に1人いれば素晴らしいといえるようなもの。それができない人々はどうすればよいのだろうか。 この問いに対して王陽明は、私は真に聖人となりたいという志を持った人間のみに説いている、と答えるかもしれないけれど。

思いのレベルで私欲をとりはらうには、いったいどうすればよいのだろう。日々の精進?


心に残った箇所

P18:「そもそも知っているという以上、それは必ず行いにあらわれるものだ。知っていながら行わないというのは、要するに知らないということだ。」→P20:「であるのに、現今の人は知と行とを二つに分け、まずはじめに知るということがなければ、行うことができないなどと考える。そして自身も、当面は講習討論によって知をみがき、真に知りえたのちはじめて行いをみがくことにしようという。そしてとどのつまりは、死ぬまで何も行わず、また死ぬまで何も知らぬままに終る。」

P81:「『己れに克つ』というからには、(私欲を)からりと掃い除き去り、微塵だにとり残さないようにするのでなくては駄目だ。ほんの少しでもとり残すと、諸々の悪がつぎつぎにそこにひきよせられてくる」→P330:「かりに、或る念慮において、善を好み悪をにくむことがわかていたとしても、しかしいつか気づかぬうちに、そこにあれこれと雑りこんでくるものがある。わずかでも雑るものがあれば、それはもはや、善を好むこと、好き色を好むような、また、悪をにくむこと、悪臭をにくむような、そういう心ではなくなる。善をほんとうに好むことができるというのは、善念でないものがないということがある。・・・だから、聖人の学とは、ただ一なる誠、これに尽きるのである。」

P120:「変わることができないのではなく、ただ変わろうとはしないだけのことだ」


Fischer Black and the Revolutionary Idea of Finance
Fischer Black and the Revolutionary Idea of Finance
Fischer Black and the Revolutionary Idea of Financeいつもお世話になっているYさんのお勧め本は、ほとんどの場合大当たりなので、これも勧められてすぐに購入。いま途中まで読んでいるところです。

ブラック・ショールズ式であまりにも有名なファイナンス研究者にしてゴールドマンサックスのパートナーであるフィッシャー・ブラックの生涯とその研究を紹介しています。日本語訳もあるのですが、巻末のレファレンスリスト(貴重なファイナンス理論の文献リストです)がない日本語訳でなく、洋書を購入。

勉強法だとかを書いているマニュアル本を読むのなら、これをお勧めします。すごく生意気なことを言って申し訳ないのですが、もし本物の勉強法を学ぶのであれば、偉大な業績をあげた人の方法論に学ぶべきであると思うんですよね。まあ、残念ながら、そういう人はめったに勉強法の本などは書かないのですが。本書は、著者がフィッシャー・ブラックの生前の生活習慣を詳細に描写しているため、ファイナンス理論の入門のみならず、彼の知の方法論にも触れることができます。


まだ途中までしか読んでいないので、本格的な感想は読み終えてから。




帳尻は合う
人はどうしても短期的な見返りを求めがちですが、そういう損得勘定をいちいち考えるよりは、自分が正しいと思うことを行えるように努力した方がはるかによさそうです。というのも、損得勘定なんかせずとも終局的に行いと報いの帳尻は合うので、そんなネガティヴなことに脳のメモリを費やすのなら、他の生産的なことを考えた方が、人生はるかに意義深く送れると思うからです。


僕は大して長くは生きていませんが、誰かのために何かをしたら、それは絶対に何かの形で返ってくること、誰かを単に利用するつもりで立ち回っていても結局最後には報いを受けるということは、肌感覚で味わっています。

おそらく、この帳尻合わせのドライバーとなっているのは、人間の心なのでしょう。人は(人それぞれ程度の違いはあっても)、よいことをしてもらったら、何らかの形でそれを返そうとするし、いやなことをされた、そのうち何らかの形でそれを返そうとするものです。

自分が利用されているのではないか、と思われるときには、その相手の今後を憂うくらいの心持でありたいものです。そして、自分が同じようになっていないか、用心深く自省をし続けることが大切だと思います。


出走決定!
だいぶ前に出走の願書を提出し、2か月くらい音沙汰なしだったので、「落ちたかなー」と思っていたのですが、先日、出走確定のはがきが着ました!

佐渡島で行われる、2009佐渡国際トライアスロン、国際Aタイプに出場します。

http://www.sado.gr.jp/pg31.html
無題

泳ぎ:3.8km
自転車:190km
走り:42.195km

です!

最近までランナー膝に悩まされていて、昨年のBタイプ出場のときにも、ランニングは惨憺たる結果で、心配のたねでした。ですが、ひょんなことから知り合った福原さん紹介の鍼治療院のおかげで、かなり回復してきています。昨日は20kmを痛みなしに走れました。ランナー膝には、もう1年以上悩まされてきたので、今は、走れる喜びをかみしめています。感謝してもしきれません。


とは言うものの、このレースは相当な長丁場になります。
今、余裕をもって考えているタイムはおおよそ、泳ぎに80分、自転車に6時間半、走りに5時間(ひざの調子が良くなればもう少し早まりますが)くらい。レースまであと75日しかないので調整が大変ですが(練習時間が全く足りない)、がんばります!



雨降りの日曜日に
センス・オブ・ワンダー
センス・オブ・ワンダー

感性が摩耗しそうな時こそ、それを維持することが何より大切ということは分かっているものの、何をすればよいのか分からない、という人は、自然が多い場所に行き、自然の息吹を感じるのがよいのかもしれません。 レイチェル・カーソンの最後の著作である、数十ページの本書は、その様なみずみずしい感性を保ち続けること、自然に対する畏敬の思いを頂き続けることの大切さを教えてくれる気がします。

レイチェル・カーソンが最も愛した空間は雨降りの森でした。今日のような雨降りの日曜日に、雨垂れが地に響く音を聞きながら読むと、忘れかけていた何かが思い出せるのかもしれません。

(P23)子供たちの世界は、いつも活き活きとして新鮮で美しく、驚きと感激にみちあふれています。残念なことに、私たちの多くは大人になるまえに澄みきった洞察力や、美しいもの、畏敬すべきものへの直観力を鈍らせ、あるときはまったく失ってしまいます。

もしもわたしが、すべての子供の成長を見守る善良な妖精に話しかける力をもっているとしたら、世界中の子どもに、生涯消えることのない「センス・オブ・ワンダー=神秘さや不思議さに目を見張る感性」を授けてほしいとたのむでしょう。

この感性は、やがて大人になるとやってくる倦怠と幻滅、私たちが自然という力の源泉から遠ざかること、つまらない人工的なものに夢中になることなどに対する、変わらぬ解毒剤になるのです。



(P50)地球の美しさと神秘を感じとれる人は、科学者であろうとなかろうと、人生に飽きて疲れたり、孤独にさいなまれることはけっしてないでしょう。たとえ生活の中で苦しみや心配ごとにであったとしても、必ずや、内面的な満足感と、生きていることへの新たなよろこびへ通ずる小道を見つけだすことができると信じます。



本書を読み、LIPでともに活動をしている方の離島生活に改めて憧れるのでした。

出口なし
二日連続The Economistネタを書くのも恐縮なのですが、池田信夫ブログで言及されていたこの記事は、読むに値すると思います。記事の内容を僕なりに要約すると、こうなります。


家族的資本主義は戦後の日本の資本主義の姿であり、経済のスムージングを果たしてきた。家族資本主義の日本では、この最悪の状況においてもパフォーマンスの悪い企業は救済されている。最近通過した2兆円の予算はパイオニア、エルピーダ、日本航空などの救済に充てられるだろう。救済は欧米でも行われているが、大きな違いは、これが例外であるか(欧米)、システムの根幹をなすか(日本)、にある。

救済は、パフォーマンスの良い企業への負担となり、経済全体を停滞させる。パフォーマンスの良くない企業は市場から退場するのが常であるのに、日本では政府の援助によりそれがなされてこなかった。たとえば携帯メーカーなど、海外では少数の企業による競争が主流である分野においても、日本ではいまだ多くの企業が生き残っている。

資本主義における破壊と再生の重要性こそ、日本の失われた10年から得るべき学びであり、日本でいま必要なのは、より多くの倒産である。




経済が成長するために最も大切なことは企業でも国家でも同じで、それは働く人一人ひとりの意欲、インセンティヴにあると思います。Living in Peaceが今マイクロファイナンスに注目しているのもこの信条に由来しています。

インセンティヴという点から考えると、企業救済は、税金の無駄遣いであると同時に、より深刻な問題をもたします。それは、救済されることが「事前に」分かってしまうと、企業は生き残りのための自助努力を怠るようになり、それが生産性、効率性、創造力の低下につながるからです。

この「事前に」、というのがポイントです。企業が倒産する以前の段階において、救済はされないと人々を信じさせることが出来るのなら、実際に救済がなされたとしてもその悪影響は小さいものにとどまります。The Economistも指摘するように、欧米における救済は、いまだに「例外的なもの」と捉えられているため、救済がなされたとしても、それが今後ほかの企業に対してもなされるという保証はないと人々は考えるゆえに、インセンティヴを悪化させる可能性は比較的低いと言えます。しかし、日本における救済は、半ば常態化している感があり、これは、インセンティヴに大いなる悪影響を及ぼしています。


もう一つの問題は、雇用の流動性の低さです。終身雇用が保障されたいわゆる「勝ち組」が、まともな仕事もろくにせずにふんぞり返っていることに代表されるようなインセンティヴへの悪影響そのものも深刻です。ですが、それとともに、固定化された雇用システムは、上述の破壊と再生による痛みを大きくするために(一度会社が倒産すると、どこにも働き口が見つからなくなってしまう)、抜本的な改革を踏みとどまらせるという、もう一つの深刻な問題を有しています。

雇用の流動性を達成するために、選挙を通じて改革を行っていくしかないのですが、こういった目的を掲げる大きな政党はなく、また、高齢化社会となった日本では、この固定化された雇用から便益を得る中高年が、投票源の多くを占めているため、まさに八方手ふさがり。

この紹介した記事のタイトルは、No Exit。タイトルの通り、出口が見えません。強烈なリーダーシップなしには、何も進まないように思います。



喜ぶのはまだ早い(かもしれない)
ヘッジファンドリサーチの調査によると、5月のヘッジファンドの平均リターンは5.2%で、2000年以降では最高の数字を叩き出したそうです。これにはいくつか理由があると考えられます:

・相場全体の大幅な上向きに乗じたもの:2009年6月のS&P 500の数値は、2008年10月の水準まで回復

・生き残りバイアスによるもの:2008年には1500のファンドが清算され、現在の全資産運用残高はピーク時の約4分の3である1.3兆ドル

・市場に引き続き残る混乱に乗じた超過リターンによるもの:LTCM危機後の一時期は、ヘッジファンドにとっても最もパフォーマンスが良かった時期の一つでした


ファンドへの銀行からの資金供給姿勢も若干和らぎを見せているようです。

しかし、これらヘッジファンドの好調や株価の回復を理由に経済は今後上向いていくと考えるのは、少し早計なのかもしれません。というのも、株価は短期的には経済の期待によって突発的に動くことがあり、短期的には景気のトレンドと一致しない場合があるからです。

株価は、理論的には企業活動から将来にわたって得られるキャッシュフローを、何らかの形で割引くことにより得られます。 たとえば、簡単なモデルの一つであるゴードンモデルにおいては、

株価=(企業の利益×配当性向)÷(要求されるリターン―配当の成長率)

として株価は求められます。
この分母は、経済全体のリスク回避度や期待感などに大きく左右されます。これが株価のダイナミズムの多くを作り出しているといえます。

しかし、経済が本当に上向くためには、このモデルにおける分子、すなわち企業活動からのキャッシュフローが改善されることが必要で、この点について、見通しは決して明るいとは思えません。

生産は引き続き落ち込んでいます。アメリカの鉄鋼生産は前年度比の47%減であり、スタンダード&プアーズによると、アメリカの2009年における倒産数はすでに2008年のそれを上回る7.29%に達し、2010年には14.3%になるという予想がされています。2008年のような派手さはないまでも、2009年において、企業へ不況によるのダメージはじわじわとボディーブローのように効いてくるのかもしれません。

また、今回の一連の状況の引き金になったアメリカの住宅ローンの債務不履行率は引き続き上昇していますし、欧州中央銀行によると、欧州の銀行は今後さらに2830億ドル分の評価損を計上する必要があるかもしれないそうです。


短期的なぬかよろこびは精神衛生的にもあまり良いとは思えません。世に出回る論調に乗らずに、冷静に足もとの数字から事実を見つめることは非常に重要だと思います。


(事実関係のネタ元は
http://www.economist.com/research/articlesBySubject/PrinterFriendly.cfm?story_id=13832269
http://www.economist.com/businessfinance/PrinterFriendly.cfm?story_id=13871130)





ワールドカップ
韓国と朝鮮がともにワールドカップ出場を果たしました。
泣きそうなくらい嬉しいです。というか、ちょっと涙ぐみました。

安英学先輩は高校のサッカー部の先輩で、大学受験浪人の時に、何度か朝鮮高校にきて一緒にサッカーをしてくれました。黙々と努力を積み重ねてきた先輩が、サッカーをする人間皆にとっての夢である、ワールドカップに出ることを、心から祝福したいと思います。

僕も頑張らないと。


ITの英語化
一昔前までは、英語が出来るということは、それだけである種の貴重な能力でした。しかし、最近はその貴重性は失われつつあり、むしろ、国際的な仕事をするのであれば英語は最低限必要なもの、という位置づけがされていると思っています。

それと同じことが、近いうちにITにもいえるようになるのではないかな、と思う今日この頃です。自分の専門が法律であれ、会計であれ、ファイナンスであれ、なんであれ、ITに関するリテラシーは、それなしには物事が進まないような時代になりつつあることを、いろんな場面で強く感じます。


英語において、通訳者を介して仕事をすると、どうしても伝達できる情報量にロスが生じます。
ITにおいてもこれは全く同じことで、何かしらの作業を、立案者とIT事業者で意見交換をしながら行う場合、少なからず全体としての効率性は低下しそうです。たとえば、あるスポーツウェアの紹介をするようなウェブページを作る場合、そのスポーツウェアの開発に携わっている人が、ウェブページもデザインできるのなら、効率がはるかに増大する気がします。

そんなことを考えると、僕もVBA以外にもプログラミングその他の勉強をせねばと思うのです。
ブログと専門性
本国町日記さんの次の一言には、色々と考えさせられます。

これはある種のブログ論でもあるが、マスコミ(の経済報道)が受動的読者を想定してなかなか専門的になれない一方、能動的読者は自ら情報を探求し始め、ブログで専門情報を発信し続ければ自然に関心ある方々が集まるだろう、という見込みがほぼ裏付けられた格好でもある。



最近、専門的な内容を増やした記事を書きたい衝動に駆られています。(もちろん仕事とは関係のないことで) 
もうひとつは、異種格闘技戦的な記事をかくこと。

というのも、入門的な内容を書くのはそれはそれでいいものの、すでに結構書いてしまったし、自分自身の学びという観点から得るものは減ってきているからです。専門性の高いものや、他の分野のものに果敢にチャレンジしてエントリーを書いていけば、それに見合ったフィードバックを得て、さらに自分の学びが強化されていく気もします。



晴れときどきオタマジャクシ
石川県にオタマジャクシが「降った」そうです。200匹ほど。
http://www.asahi.com/national/update/0612/OSK200906120026.html

今のところの仮説は、竜巻が運んだ、鳥が運んだとあるのですが、どちらも仮説として弱いと思います。

周囲に飛行機などが無かったとしたら、次のような仮説が考えられるのではないでしょうか。

・誰かがいたずらで、時間が来たら破裂する風船にオタマジャクシをのせた
・完全なやらせ
・ナカタさんがオタマジャクシを呼んだ




ファイナンスの教科書の読みかた(入門者用)
コメントにもあったので、自分なりに培ってきた勉強の要領を紹介します。

ここで初心者用、と書いたのは、僕もまだ研究者ではないためです。
ただ、ここで述べることは、常に基本だと思っています。
必要なことは、4つだけです。


1.コンセプトをつかむ
Asset Pricing  Revised EditionAsset Pricing – Revised Edition

John Cochraneのファイナンス理論の教科書Asset Pricing(ある程度勉強してきた人にはお勧めです)には、次のように書かれています。

The hudles in asset pricing are really concetual rather than mathematical.

別にアセットプライシングに限った話ではなく、全ての学問において、基本はコンセプトの理解なのだと思います。あとの具体的な叙述も重要ですが、大きな間違いをしないために重要なのはコンセプトの理解。

この様なコンセプトの理解のためには、マインドマップは有用です。
数式はあまり追わずに、コンセプト部分をまとめるとよいと思います。



2.計算式は手で必ず手で追いかける

僕は数学はひとつの言語だと思っています。文法があり、単語があります。
言語の習得のために必要なのは、まず自分で書くこと。子供のころに何回と漢字の書き取りをしたように、最初のころは、ひたすら数式を目でなく手で追いかけるのが重要だと思います。

僕は今も、専門書を読む時はノートにコツコツと書き取りをしています。



3.ひたすら演習

上の二つを理解させてくれるような練習問題を解くのがよいと思います。
なので、教科書を選ぶときには、回答つきの練習問題のあるものを買うのが良いと思います。

もしない場合には、教科書の数値例を何度も自分で計算するのが良いと思います。
繰り返しによって、数式の使い方及び、数字にかんするセンスが少しついてくると思います。

繰り返す演習問題は、1つのトピックにつき3つくらいで十分です。



4.同じことを他の類書でまた行う

教科書といえども、著者の好みが多少反映されています。
よって、説明の仕方やカバーするトピックについて若干の違いがあります。
一つ目の教科書を読み終えたら、次の教科書を読み、同じことを繰り返すのが良いと思います。
ただし、教科書の数はあまり増やしすぎてもよくないので、3つまでとしましょう。




セミナー無事終了。
朝から晩まで(現在カラオケでみかんのうた熱唱中)、あわただしい一日でしたが、充実していました。

セミナーにお越しになってくれた皆様、有難うございました。


6月14日(日曜日)の東京新聞に、僕たちのことが結構大きく書かれているみたいです! まだ新聞を手に取れてはいないのですが。

多くの人に関心を持っていただけでただただ感謝です。
大変なこともたくさんありますが(特に全て、最後に近づくほど困難は増える)、最後まで自分たちのするべきことを頑張ります!



上級クレジットリスクモデリングのメモ
企業の倒産確率を推定するクレジットリスクモデリングは、今ファイナンス理論の応用分野においてもっともホットなものの一つといえます。今聴講させて頂いている森平先生のクレジットリスクモデリングは、たくさんのStreet Smartにあふれていてなかなか楽しい授業です。まるで落語家のような絶妙な間と抑揚で講義は進められます(ちなみに先生は落語が大好きだそうです)。

今日は特に3つ、個人的に非常に有用な3つの学びがあったので、書きとめておきます。 (メモ代わりなので、あまり丁寧ではないです)


・連続型の確率変数を想定すると、解析解は離散型のそれよりも求めやすいが、実際にシミュレーションを行う時にはかなりの不便が伴う。 そこで推奨されている方法は、確率分布について、±4σまでが分布の端から端と仮定して、この区間を20分割して、あたかも離散型のように取り扱う、というもの。 確かにこれを行うと、エクセル+VBAプログラムで走らせるシミュレーションがかなり楽になりそう。近似の程度は時と場合によって選ぶ必要があるかもしれないが、今度ぜひ試してみよう。


・デフォルト相関(企業の倒産率の相関)の共通要因を二つ以上にするモデルの先行研究は多い。しかし先生曰く、これらの拡張において計算はかなり複雑になるものの、説明力は大して上昇していないとのこと。モデルにおける真理だと思うのだけれど、堅牢なモデルほどシンプルだ。


・そもそも論として、デフォルト相関の共通要因はいまだに知られていない。もちろん、いくつかのマクロ変数の候補はあるのかもしれないけれど、まだ確たる答えはない。デフォルト相関を求める問題は、「神のみぞ知る企業のデフォルトの共通要因があるという仮定のもとに、ある企業とある企業のデフォルト率の相関を求める問題」である。

個人的には、「具体的な仕組みはよく分からないけれど、でも実際はこうなんだ」という類の思考が結構苦手で、まだいま一つ納得できずにいる。ファマ・フレンチの3ファクターモデルがそうであったように、ロジックは良く分からない、けれど実際に現実をよく記述出来るモデルは、比較的短命な気がする。レジームが変わっている場合には特に。もう少し、現実の問題にもかなり合致した形でのクレジットリスクモデリングを考えられないだろうか。(月次のマクロ経済データと四半期の企業財務諸表を用いたロジット分析は、なかなかの成果をあげている。)

自分で納得いくまで思想を信じるな、と言ったのは誰だったか、モデリングにおいても、「当たればいいんだよ」という姿勢を捨てたい。だって、最初の1年間だけは有効だけど、その年からとたんに説明力が落ちて、3年で投げ捨てられると予想できるようなものに時間を費やすには、人生はあまりにも短いからだ。






ファイナンス理論からの10のメッセージ:インデックス
ファイナンス理論からの10のメッセージのインデックスです。


0.イントロダクション
http://stjofonekorea.blog6.fc2.com/blog-entry-660.html


ファイナンス理論で出来ること、出来ないこと
1.出来ないこと-打出の小槌なんてない
2.出来ること-より賢い生き方が出来るようになる
http://stjofonekorea.blog6.fc2.com/blog-entry-661.html


リスク・リターン・効用
1.リターン
2.リスク
3.リスク・リターンと効用
4.含意
http://stjofonekorea.blog6.fc2.com/blog-entry-663.html


割引率
1.なんで割り引くのか
2.どれくらい割り引くのか
3.どうやって割り引くのか
http://stjofonekorea.blog6.fc2.com/blog-entry-668.html


共分散
1.分散と標準偏差って何?
2.共分散について考えてみる
http://stjofonekorea.blog6.fc2.com/blog-entry-685.html


二基金分離定理
1.最小分散ポートフォリオ
2.安全資産と危険資産の組み合わせはどうなる
3.全ての投資家は同じ組み合わせの危険資産を持つことになる!!!
4.インプリケーション
http://stjofonekorea.blog6.fc2.com/blog-entry-714.html


CAPM (Capital Asset Pricing Model)
1.ハイリスク・ハイリターン?
2.市場リスクこそが真のリスクだった
3.世の中の事をCAPM的に考えてみよう
http://stjofonekorea.blog6.fc2.com/blog-entry-748.html


無裁定理論
1.裁定って何?
2.無裁定とその考え方
3.裁定価格理論(APT)の考え方
4.インプリケーション
http://stjofonekorea.blog6.fc2.com/blog-entry-765.html


効率的市場仮説
1.効率的市場仮説とは何か
2.効率性の三つの段階
3.でも、本当に効率的なの
4.勉強しないのなら、TOPIXにしときなさい
http://stjofonekorea.blog6.fc2.com/blog-entry-884.html


MM命題
1.負債による資本調達と株式による資本調達
2.資本コスト
3.錬金術は存在するか?
http://stjofonekorea.blog6.fc2.com/blog-entry-1235.html


オプション価格理論
1.オプションとは
2.オプションの名称と、そこに見られる文化的偏見
3.オプションの価格付けが難しい理由
4.オプションの価格付け理論がもたらした、ファイナンス理論の発展
http://stjofonekorea.blog6.fc2.com/blog-entry-1236.html




ファイナンス理論からの10のメッセージ10:オプション価格理論
足かけ数年になってしまったこのシリーズも最終回。

選択権、という変わった商品の値段付けが、ファイナンス理論を大きく発展させました。最後は、オプションとその価格付けについての紹介です。

1.オプションとは
2.オプションの名称と、そこに見られる文化的偏見
3.オプションの価格付けが難しい理由
4.オプションの価格付け理論がもたらした、ファイナンス理論の発展


ファイナンス理論からの10のメッセージ9:MM命題
これのシリーズもだいぶサボっていましたね・・・ 完結させちゃいましょう。

メッセージの要旨:誰にも簡単に出来る価値の上げ方なんてない。

多少かっちりしたMM命題の内容はすでに野口先生の授業のまとめ(リンク)で書かれているので、ここではもう少し基本的なところを書いておこうと思います。

1.負債による資本調達と株式による資本調達
2.資本コスト
3.錬金術は存在するか?


偽善者の誓い?
The Economistの記事によると、ハーバードのMBAを卒業する学生の約半分である400人が、"より善きことに貢献する、誠実をもって行動する"などのという誓いを立てたそうです。

この誓いですが、僕にはヒポクラテスの誓い(Hippocratic Oath、医師がプロフェッショナルとして立てる誓い)ではなく、偽善者の誓い(Hypocrite Oath)に見えてしまいます。というのも、ほんの少し前まで、これらトップMBAの卒業生の多くにとって、ウォールストリートのファンドや投資銀行など、稼ぎのある職業に勤めることが一つの成功とみなされていたからです(これについては、以前に紹介した「不幸な人間の製造工場」を参照)。就職市場の冷え込みを反映している可能性のある、このあまりにも早すぎる変わり身は、あまりにも偽善的で節操のないものに見えてしまいます。


日本でもその兆候が見え隠れするのですが、経済が落ち込んだ時に雨後の筍のように出てくる社会事業ブームには、鼻白む思いを禁じ得ません。もちろん、経済が落ち込んだ時に、本当に心を入れ替える人もいるかもしれませんが、過去を見るに、大多数の人は、景気がまた過熱していくと、昔来た道をまた歩いているような気がしてなりません。


こういうことになる理由のひとつは、自分自身の頭で考えて思想を習得していないからかもしれません。他人の受け売りで、他人の考えで頭を動かし、周囲と同調するだけだから、周りの状況が少し変わっただけで、あっさりと自分の意見を鞍替えしてしまう。自家製のしっかりした軸を持っていれば、誰にも侵されることのない心の平安を得られるのに。



波乱の時代
波乱の時代(上)
波乱の時代

約20年にわたる長いFRB議長任期を中心とした著者アラン・グリーンスパンの自叙伝と、経済についての見解が合わさった格好となっている。

フクロウ(ミネルヴァの)が、知恵の化身とされるのにはわけがある。それは、事象が明らかになってから、初めて見えてくることがあるからだ。この本は、出版当初はあまり読む気がしなかったのだけれど、最近になって、読む気になってきた。金融危機のはじまりからある程度時間の経った現在において、僕たちは著者の考えの正誤を判断する材料をより多く有しているからだ。

ある程度その人物の毀誉褒貶が落ち着いてから自伝を読んだ方が、多くの学びが得られるような気がする。



興味深かった内容を4つのポイントに絞ってまとめておく。

・グリーンスパンのStreet Smart
 以下の点は、かなり普遍性のある指摘なのではないだろうか。

 -経済活動の基本的な主体は人間であり、人間行動に対する理解が大切である。そして、世界中の人々は多くの共通点を有している。人はみな、他者から認められることによって自尊心を満足させたいという欲求をもっていると著者は喝破する。
 -もっとも発展した国においては、GDP成長率の限界は3%。これは、イノベーションのみによってもたらされる成長率の限界ともいえる。(途上国は、先進国の技術を使えることにより、高い成長率を得ることができるが)
 -モデルの構造を高度にするよりは、直近の詳細な四半期のデータの方が、予想の精度を上げるうえで重要である
 -政策を立案するときに、それが間違っていた場合の悪影響が大きいのであれば、正しい確率が50%以上でもその政策はとらない→重大な仕事をするすべての人に対する貴重なアドバイス
 -ポピュリズムは所得格差が極端に大きい国で蔓延しやすい
 -情報技術の発展は、人々のリスクテイクへの意欲を高めた
 -経済の発展は、多くの賃金を稼げる労働者に要求する教育水準を高めていった


・様々なエピソード
 -バンド時代、JPモルガンに関する本を読んで金融にひかれるようになった。
 -話の曖昧模糊さ。妻のアンドレアは、3回目にしてはじめてプロポーズに気付いたが、アランによると、そのプロポーズは5回目だった(!)。
 -歴代大統領とその他主要閣僚の人間描写。
 -話の曖昧模糊さ。プロポーズも5回したのに気付かれなかったほど(!)。


・世界経済についての著者の認識(のうち僕が興味を持ったもの)
 -英国:サッチャーの自由化による経済の促進
 -日本:体面を重視
 -フランス:伝統的に労働者の権利に対する保護の意識が強い。その背景には、文明と歴史観を意識的に経済の指針としていることがあげられる
 -ドイツ:素早い経済復興
 -ロシア:不完全な法の支配に支えられた市場経済。これまでのブームは原料価格上昇に負うところが大きい。官僚による原料産業の事実上の接収等にあらわれている。
 -中国:市場経済とりこみの成功、広がる格差、未発達の民主的プロセス
 -インド:どこよりも国民精神が社会主義に近い国。大きなアキレス腱となっているインフラの未整備もこれによるもの。マンモハン・シンの経済改革は、同国に市場資本主義を導入することによって経済発展が達成されるということについての証左となった。
 -南米:ポピュリズムの蔓延による景気停滞


・経済成長のためのカギ
 -法の支配:財産権の保護、言葉が信じられること
 -経済の柔軟性
 -経済の自由度:157カ国の経済自由度と一人当たりの所得の対数値との相関係数は0.65(計算根拠が未確認なので何ともいえない側面もあるけれど)
 -物価の安定


TopHatenar
こんなのがあるんですね・・・・

http://tophatenar.com/view/http://stjofonekorea.blog6.fc2.com/

無題

自分が普段見ているブログのURLを入力して遊んでいました。

もうちょっとブログをがんばって更新して、目指せ、0.5%!、ですよね。

人間の尊厳について考える三作品。
先日お茶をした後輩に約束していたエントリー。
一冊はBook Loversでも紹介しましたが、それ以外にも人にとって大切なものは何なのか、という問いにヒントを与えてくれる本はたくさんあると思います。そのうち、特にお勧めしたい3冊を紹介します。



君たちはどう生きるか (岩波文庫)

タイトルの通り、人間はどう生きるか、という問いに対する哲学者吉野源三郎のの考えが、コペル君とおじさんとのやり取りを通じて書かれています。子供にも理解できる平易な内容ながら、大人も深い感動とともに読むことができる本です。

紹介したいページは山ほどあるのですが、特に僕が何度も読むのは、人間の悩みと過ちと偉大さについて書かれている部分です。
人間は自らを決定できる力を持っている。だからこそ過ちを犯し、深く悩むことがある。
しかし、同時に人間は自らを決定できる力を持っているので、このような過ちから立ち直り、また進んでいくことができる。ここにこそ、人間の偉大さがあるのだと、著者は喝破します。

この本は日本が戦争に突入し、徐々に言論の統制がおこなわれてきた時期に著された本で、著者が自らのメッセージにどれだけの想いをこめていたのだろうと考えさせられます。





夜と霧 新版

ナチスドイツの強制収容所の生き残りである著者(心理学者)が、自らの体験を深い人間に対するまなざしとともに綴った本です。

極限状況においても、人間としての尊厳を守り抜き、正しい行いを続けることができた人々(そういった人の多くは生き残ることはできませんでしたが)の姿に、人の偉大さを考えさせられます。

しかし著者が説きたかったことは、このような極限状態で火花のように煌めく生き様への賛美では決してないと思います。むしろ、人生の一つ一つの局面において、人間は常に「どのように生きるのか」という問いに立たされている、という事実こそが、著者の指摘したかったことなのだと思います。強制収容所の習慣に自らの人格を焼き直してしまうことも、現代社会で自らの信条に反し周囲に同化してしまうことも、同じことなのではないでしょうか。

この指摘こそが、強制収容所の一見限定された物語を、より一般性を持った人生論へと昇華させているのだと感じます。




橋のない川 (新潮文庫)

被差別部落における人々の姿を描いた作品です。
子供の心にまで根深く潜む差別の暴力性や、人々の暮らしの貧しさとそれ故の悲しい出来事たちの中でも燦然と輝くのは、著者が描き出す自然の美しさ、大和ことばの美しさ、そして何よりも人間の尊厳の美しさ。

人間にとって何が大切なのか、ということを考えるときに、いつも感動とともに読み返すことになる本です。
大部の本ではありますが、はまると止まらなくなります。


当事者になることで世界は拡がる
ずぼらな僕は、自分に直接にかかわっていない問題については、学習能力があまり大きく発揮されないようです。もっとも、これはもしかしたらほとんどすべての人間についても一般化できるかもしれません。

そんな僕にとって、当事者となることは、学びの効率を大きく発展させてくれているように感じます。

最近であれば、二つの当事者経験は、僕の世界を拡げてくれています。



一つは、著作活動。
ほんの少し前までは、本に対する態度というのは、どことなく、教えてくれる先生を探すようなものに近かったのですが、自分が一冊でも本を書いてみると、それが少し変わってきます。 ある本を本屋で見かけても、なんでこれが売れるのか、と考察してみたり、うまい書き方を見て、自分もまねしようと考えたりするようになります。

書き手としての立場から、改めてその凄さを痛感させられるのは、村上春樹。遥か遠い、遠いところにいます(Amazonで400~2000位を前後している僕の本に対し、村上春樹の新作はひたすら1位)。 

それでも、何と言うか、気分としては、同じレースに参加しているランナーのような気分にはなるのですよね。傍観者や評論家とは違う学びがあります。

ちなみに、次に書こうと思っている本は、Jean Tirole先生のバイブルをネタ本にする予定です。
The Theory of Corporate FinanceThe Theory of Corporate Finance


蟻川靖浩先生と、大学院の二人の同級生と少人数で何十時間も読んでいた本なのですが、また読みこみの学習程度が上がっているのを感じます。







もう一つは、Living in Peaceでの活動。

「貧困の終焉」を読んで勉強会を開いた当初は、僕には経済開発の知識はほとんどありませんでした。(今もそんなに沢山あるわけではありませんが) 初めての勉強会はいまだに忘れられません。 開発にかなり長い間携わってきた人から、かなり呆れられたのもあり。

それでも、その後、コツコツと勉強会の発起人として学びを続け、様々な活動をする過程で、確実に、ことにマイクロファイナンスについて言えば、かなりの知識を得るに至ったと思っています。

同時に、僕たちはパートタイムのNPOでもあるので、その組織運営からも、とてもたくさんのことを学んでいます。とても貴重な経験です。


当事者になることは、世界を広げることにつながるのだと思います。評論家には決して得られない、深い学びの機会があります。

これからも、身の周りの問題について、可能な限り当事者でありたいと願っています。





ワクチン債とマイクロファイナンスファンドのセミナーのお知らせ
だいぶ前から、日本で初めてのマイクロファイナンスの組成に何らかの形でかかわりたい、と話してきたのですが、ようやく形になってきました! セミナーを開催します。 お時間があればお越しください。

セミナーでは、マイクロファイナンスファンドのみならず、ワクチン債についてのプレゼンもなされます(似ていそうで多少毛並みは異なりますが)。 ワクチン債の組成において深く関与された、世界銀行財務局駐日代表 有馬良行氏による講演と、僕たちの報告で構成されています。

詳細は下記の通りです。



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Living in Peace × セキュリテ 共催
ワクチン債 × マイクロファイナンスファンドセミナー
http://www.living-in-peace.org/

【6/13(土) 14:00~16:30@千駄ヶ谷-東京体育館】
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小さな子どもを抱いているお母さん。
お母さんたちに必要なものって、なんでしょう?

安心して飲める水、栄養価の高い食べ物、ぐっすり眠れる家、
健康を守る保健・医療、子どもの教育、生活を支える収入 ……

お母さんが子どものために必要とするものは、
世界中どこでも大きく変わるものではありません。
しかし、実際に入手できているものは、国によって多くの違いがあります。

日本のように豊かであれば、国の社会保障政策の中で、
不十分ながらも必要な措置が講じられますが、
貧しい国では全てのことには手が回りません。

そのため豊かな国も、国際機関やODAなどを通して協力しています。
しかし、貧しい国への支援を税金だけで支えるには限界があります。

そこで考えられた日本の個人と世界を結ぶ新しい国際貢献の形、
それがワクチン債やLIPマイクロファイナンスファンドです。

ワクチン債は、途上国の子供たちにワクチンを提供するための債券で、
2008年に大和證券が発行した第1回ワクチン債では、200億円以上を集め話題になりました。
今年も三菱UFJ証券、SBI証券など相次ぎ販売を行うなど、
社会貢献と投資をあわせた商品として、注目されています。

このたび、日本で初となる民間マイクロファイナンスファンドを準備している
特定非営利活動法人Living in Peace (LIP)と
ソーシャルファイナンスプラットフォーム「セキュリテ」を運営する
ミュージックセキュリティーズ株式会社は、
ワクチン債の財務顧問である世界銀行から、財務局駐日代表の有馬良行氏をお迎えして、
「ワクチン債×マイクロファイナンスファンド」セミナーを下記の通り、実施いたします。

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■開催概要

●日時 : 6月13日(土) 14:00~16:30 (受付:13:30~)

●会場 : 東京体育館 第一会議室
http://www.tef.or.jp/tmg/guide/room.html

●交通アクセス:
都営地下鉄大江戸線「国立競技場」A4出口/
JR中央線(普通)・総武線「千駄ヶ谷」下車徒歩1分
http://www.tef.or.jp/tmg/access/access.html

●内容:  
【オープニング】14:00~14:05
挨拶 (LIP代表 慎)
【第1部】14:05~15:00
ワクチン債について (世界銀行財務局駐日代表 有馬良行氏)
【第2部】15:10~16:20
① 民間マイクロファイナンスファンドの意義 (LIP 杉山) 
② LIPマイクロファイナンスファンドの概要について (LIP 岩楯)
【懇親会】16:30~17:30 (場所:同会場)

●参加料 : 無料

●定員 : 120名

●参加申込方法:
氏名(ふりがな)、所属、参加人数、本セミナーを知ったきっかけを明記の上、
以下のメールあて先にてお申込ください。=> lip@securite.jp
※定員に達した場合はお断りさせて頂く場合がございます。あらかじめご了承ください。

●参加事業者プロフィール

▽特定非営利活動法人Living in Peace : 貧困削減のための投資

貧困削減のための活動を行うために設立された特定非営利活動法人。
メンバーは20-30代の金融機関・コンサルティング会社勤務者が
半分以上を占め、世界の貧困問題に関する勉強会やフォーラムの開催のほか、
少額の金融サービスを貧困層に提供し、自立する機会を提供する
マイクロファイナンスについての支援を行っている。
現在、日本初となる途上国のマイクロファイナンス機関を支援するファンドを準備中。
URL:http://www.living-in-peace.org/

▽ミュージックセキュリティーズ株式会社 : 大切なものを守る、という投資

2001年よりアーティストの音楽制作費用を個人のファンから
少額でインターネットで調達する音楽ファンドおよび
音楽レーベル事業を開始。2006年より支援対象を料理人、
そして、純米酒の酒蔵と順次拡大し、2009年2月より、
未来にとって大切なものを守るための事業に必要な資金を
個人が少額で出資できるソーシャルファイナンスプラットフォーム
「セキュリテ」のサービスを運営中。
URL:http://www.securite.jp/

●注意事項
※本セミナー中で金融商品の具体的な説明をする場合がございます。
ご説明する金融商品は損失が生じるリスクがございます。
※ご投資にあたっては、当該商品の契約締結前に契約書および契約説明書
をよくお読み頂き、ご自身でご判断ください。
※ご投資の際には、商品毎に所定の手数料等をご負担いただきます。
商品ごとに手数料およびリスク等は異なりますので、
当該商品の契約締結前に契約書および契約説明書をご確認ください。

●主催
・特定非営利活動法人Living in Peace
・ミュージックセキュリティーズ株式会社
東京都千代田区丸の内1-5-1新丸ビル10F
第二種金融商品取引業 関東財務局長(金商)第1791号

最近の勉強。
最近仕事が相当にバタバタしていたので、あまり勉強ができてはいなかったのですが、そんな中でも勉強をするためにしたのは、本の音読録音&聴きなおし。

やることはこうです。

①何度も読みこむ価値のある本を選ぶ(だいたい古典が多い)
②朝に音読して録音
③通勤時、職場でのPC作業時に聞く

前のエントリーでも書いたように自分の声はあまり好きではないのですが(bunさんに褒めて頂いてうれしいのですが、好みの問題として)、にっちもさっちもいかないような状況なのでしょうがない、と思いながらやっているのですが、さすが読めば読むほど味が出る良い本は、聴く毎に学びがあり、なかなかいい感じです。


勝間和代さんとの75分トークがウェブにアップされました。
Book Loversのブログに、勝間さんとの15分×5のお話がアップされました。自分の声は聞いているといつもムズムズしてくるので、聞く勇気が無いのですが。。


勝間さんのブログ:http://kazuyomugi.cocolog-nifty.com/book_lovers/2009/06/54-60d5.html

を一部引用。

慎さんと私が「出版したいんですが、どう進めましょうか」というランチミーティングをしたのが、ほんの1年半前でした。慎さんは大学院でもぴかいちの優秀生で、目立っていました。なので、実際に本ができあがったのは、先輩として、感無量の思いです。

なお、私は出版業界の概要を説明しただけで、企画から出版まで、すべて慎さんの力です。今回のゲスト紹介も、ダイヤモンド社さんを通じていただきました。

そして、理論と実務から、わかりやすくファイナンス理論をまとめたのが、この本です。この本以上にわかりやすいファイナンス理論の本はまず、ありません。




(注:この1年半前の、「出版することそのものは簡単ですよ」という勝間さんの話を鵜呑みにして、「本を書こう」という考えが頭をもたげてきたわけです。そして半年以上が経ってから、直接出版社の方にお会いするきっかけを、謝辞に書いているように、和泉昭子さんに頂くことになります。)




このBook Loversでも紹介している拙著

15歳からのファイナンス理論入門

(ラジオはこちら:http://pod2.j-wave.co.jp/blog/booklovers/pod/090525.mp3

ですが、いくつかオファーを頂いていて、少しすると日本以外の数ヶ国でも出版されると思います。

編集の方いわく、「内容を評価してもらっている」、とのこと。有難いことです。


僕の本は目立ってヒットしている、というわけではないのですが、僭越と知りつつも目指したのは長く読み継がれる本です。和泉さん以外にも47thさんちょうさんyyasudaさんからも好感をもって頂けているようなので、少し自信が湧いてきています。読んでくれた方が少しずつ周りの人に紹介してくれるのであれば、著者冥利に尽きます。

このブログをお読みの方も、もし本を読んでみて良いと感じられたら、他の方にも紹介してみてくれたらうれしいです。



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