Taejunomics

            政治、経済、社会、哲学、芸術、文学、スポーツ、マイクロファイナンス、教育などなど、徒然なるままに書き綴ります。 ※お初の方はカテゴリー欄の「Taejunomicsについて」、をご覧ください。
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偽善者の誓い?
The Economistの記事によると、ハーバードのMBAを卒業する学生の約半分である400人が、"より善きことに貢献する、誠実をもって行動する"などのという誓いを立てたそうです。

この誓いですが、僕にはヒポクラテスの誓い(Hippocratic Oath、医師がプロフェッショナルとして立てる誓い)ではなく、偽善者の誓い(Hypocrite Oath)に見えてしまいます。というのも、ほんの少し前まで、これらトップMBAの卒業生の多くにとって、ウォールストリートのファンドや投資銀行など、稼ぎのある職業に勤めることが一つの成功とみなされていたからです(これについては、以前に紹介した「不幸な人間の製造工場」を参照)。就職市場の冷え込みを反映している可能性のある、このあまりにも早すぎる変わり身は、あまりにも偽善的で節操のないものに見えてしまいます。


日本でもその兆候が見え隠れするのですが、経済が落ち込んだ時に雨後の筍のように出てくる社会事業ブームには、鼻白む思いを禁じ得ません。もちろん、経済が落ち込んだ時に、本当に心を入れ替える人もいるかもしれませんが、過去を見るに、大多数の人は、景気がまた過熱していくと、昔来た道をまた歩いているような気がしてなりません。


こういうことになる理由のひとつは、自分自身の頭で考えて思想を習得していないからかもしれません。他人の受け売りで、他人の考えで頭を動かし、周囲と同調するだけだから、周りの状況が少し変わっただけで、あっさりと自分の意見を鞍替えしてしまう。自家製のしっかりした軸を持っていれば、誰にも侵されることのない心の平安を得られるのに。



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