Taejunomics

            政治、経済、社会、哲学、芸術、文学、スポーツ、マイクロファイナンス、教育などなど、徒然なるままに書き綴ります。 ※お初の方はカテゴリー欄の「Taejunomicsについて」、をご覧ください。
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民主党圧勝
民主党のびっくりするくらいの大勝を不思議に思っていました。 というのも、自民党も民主党もあまりかわりがあるように見えないからです。 

そんな不思議な感覚にとらわれながら、今度執筆する情報誌(?)の編集の人と話していたのですが、その人いわく、「自民も民主も似たような感じがするから、みんな安心して切り替えられたのではないか」と。なるほど。

もちろん、ある党がずっと与党にいるとたくさんのしがらみが生じるため、それを多少なりとも断ち切れる可能性があることや、今後の自民党による反撃等を通じて、選挙がはじめて政策論戦の場となる可能性があること、などの点には期待できるかもしれません。
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グルーヴレッスン半年目
先日のレッスンで、師匠から半年前と比べたら見違えるように良くなったと言われ、とてもうれしかったです。

この半年の間、ずっとグルーヴの練習だけしていました。 テクニカルなことは一切やらずに、基礎だけ、コツコツと。 自分の性格がそうなのか、基礎をコツコツするのって、結構好きみたいです。 高校サッカーをしていたころは、ずーっと一つの練習をコツコツしていた記憶があります。

グルーヴの基本は、全ての音が完全な線としてきれいにつながること。レッスンでは、この音のつながりを意識するための練習を沢山しました。 一つ一つの音を完全な関連性の中におくことは、なかなか大変で、それを実現するための一つの方法は、リズムを単調に刻むのではなく、ウラやトリプレットを意識してあたかもリズムが歌うように演奏することです。

練習をしていると、スティーヴ・ジョーダンの偉大さを改めて思い知ります。素晴らしいグルーヴです。 まだまだとてもヘタッピなので先は遠いですが、これからも楽しくドラムのレッスンを続けていこうと思います。 (ちなみに、将来やりたいことリストの一つに、有名なジャズバーで演奏する、というのがあったりします)



steve.jpg
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アカデミーヒルズセミナー
楽しかったです!

クーリエ・ジャポンはセミナーのほんの少し前に読ませていただいたのですが、こんないい雑誌が日本にあったんですね。 世界の一流誌を独自の視点で編集したもので、非常に面白いです。 日本語の雑誌は選択しか購読していなかったのですが、クーリエジャポンも購読決定。 (これで、Economist、選択、クーリエ・ジャポンの三つ)

編集長の古賀さんの話はとても面白く、普段ものを書いたり写真を撮るのが好きな僕としてはすごく引き込まれました。 その後の懇親会で色々と共通点があることを知り、世の中狭いなあと思うことしきり。

会う前から渡そうと思っていた、知識人とは何か、をお渡ししました。


ホッピーの副社長の石渡さんは、本当にパワフルで面白い。 同じ様に会社経営に携わっている友達にまとっている空気がそっくりでした。 名刺も特徴的。 「空飛ぶ看板娘、ホッピーミーナ」。

こんな奇抜な名刺、石渡さんだけかと思いきや、一緒に来ていた若手の子たちも同じような名刺で、かつ石渡さんの遺伝子をしっかりと受け継ぎつつあるのか、元気はつらつ。 こういう人が経営者をする会社は、本当に良い会社になるのだろうなあ、と思いました。


かものはしの村田さんは、僕と同い年。 村田さんのように、一身をなげうって自分の信じることにまい進する姿には本当に多くを感じました。 改めて村田さんの著書を読むと、感じることしきり。 自分の信じることをここまで突き詰めて行うことに、ただただ頭が下がります。 

僕も負けてられないな、と改めて思うのでした。 最近、同年代の我が道を進む人と会うことがとても多くて、会うたびに、いろいろと考えさせられます・・・


友人からは、「スピーカーなのに、途中からファシリテーターにもなってたね」と言われましたが、これは、一応自己弁護をすると、事前にそうするように言われていたからです。 ファシリテーターとスピーカーだけのやり取りだと単調なので、あたかもスピーカー同士のしゃべり場になるように、との事務局からのお話を伺ったので、せいいっぱい自分の仕事をしたつもりです。 (まあ、本当のことを言うと、自分が聞きたかった話を聞いただけ、というのもありますが。。)


その場でもトライアスロン出走すると話しちゃいました。
あばらはますます痛いのですが、行けるところまで行ってきます。



パフォーマンス
(FC2ブログ、最近調子が良くないみたいですね。そろそろ乗り換えようか考え中です)

ここ数年で一番忙しい今日この頃です。

で、こういうときは、またとない心とスキルを磨くチャンスなんですよね。忙しい時でも平常心と思いやり。 時間と体力が限られているときでも、平常時と同じパフォーマンスを出す。

なかなか自分で自分を追い込んで辛い状況を作るのは難しいものです。だからこそ、今はまたとないチャンス。




イベントでお話します。
ちょっと遅いですが、バーナンキ氏が再選とのこと。

バーナンキ氏は大学教授の頃から仕事の速さが異常だったそうです。どんなメールにもすごく丁寧なレスが来るのだとか。同じようにTirole教授も仕事がめちゃめちゃ早いことで有名で、経済学のすごい先生方は実務家としても優秀なのかもしれませんね。 アーヴィング・フィッシャーのように、名刺管理器具で特許をとる先生もいらっしゃるし。


さて、閑話休題。

(毎度告知ブログ化していてすみません)


今週末はアカデミーヒルズでトークしてきます。

そして、9月15日は、レオスの藤野さんら主催のイベントで、ゲストスピーカーとして話してきます!


(下記、そのまま転送)






「ひふみ投信」と「セキュリテ」が共同セミナー(全4回)を開催します!

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レオスキャピタルワークス「ひふみ投信」×ミュージックセキュリティーズ「セキュリテ」

交流サロン
第1回 「エコノミー・フォー・オーガニック お金と国際協力のいい関係」
【9/15(火)19:00~21:00 @東京八重洲パシフィックセンチュリープレイス丸の内27F 】

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リーマンショックから一年。社会にお金を融通する『金融』のあり方が問われています。
私たちのお金を、何に、どのように融通していくべきなのでしょうか。

レオスキャピタルワークスの「ひふみ投信」、ミュージックセキュリティーズの「セキュリテ」、
それぞれ、お金が融通される対象が、「上場企業」と「事業そのもの」と違いはありますが、
個人が、共感する事業者とお金を通じて、つながって頂くことが、私たちの使命だと考えています。

本交流サロンでは、毎月1回、全4回の無料セミナーとして、毎回、さまざまなテーマ・分野で活躍される方を
ゲストスピーカーとしてお招きし、開催してまいります。

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日程とテーマ(予定)
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第1回:9月15日   :「お金 と 国際協力」
第2回:10月予定 :「お金 と ものづくり」
第3回:11月予定 :「お金 と 文化」
第4回:12月予定 :「お金 と 地域」

※日程は決定次第随時ご案内します。
ゲストスピーカーとの関係上、テーマが変更になる場合もございます。

さまざまな事業分野におけるお金を活用する事業からの視点で求められる「金融の役割」と、
その事業に「個人のお金」が生かされることのインパクトについて、ゲストスピーカーを中心にお話を頂きつつ、
全4回を通じて、これからの新しい金融のあり方、個人の投資との関わり方について、
皆様と一緒に考え、議論を深めていければと考えています。

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第1回テーマ 「お金 と 国際協力」
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これまで政府開発援助(ODA)や寄付などを通して行われてきた貧困削減を、
金融を通して解決に取り組む「マイクロファイナンス」がテーマです。

フィリピン有数のマイクロファイナンス機関「CARD」と連携し、
成長途上のマイクロファイナンス機関を日本から支援するマイクロファイナンスファンドの企画を
ミュージックセキュリティーズ社と実施している「特定非営利活動法人Living in Peace」の
慎 泰俊氏をゲストスピーカーにお迎えいたします。

マイクロファイナンス機関への現地訪問体験を元に、マイクロファイナンス機関のローンオフィサーの現場の取り組みや、
借り手の状況、そして、マイクロファイナンス機関自身にとって求められる「金融の役割」をお話頂きます。

また、ミュージックセキュリティーズ「セキュリテ」を通じて販売開始予定の
日本初のマイクロファイナンス機関向け「マイクロファイナンスファンド」の設立経緯、ファンドの内容、
「個人のお金」のインパクトについてもお話させていただきます。

いま、新しい金融として注目を浴びている「マイクロファイナンス」。
その生の最新現場の取り組みと共に、日本からの「個人のお金」の付き合い方について議論させて頂く機会となりますので、
皆様のご参加、お待ちしております。


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概要
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●日時
9月15日(火)19:00~21:00 (受付:18:30~)


●会場
レオス・キャピタルワークス セミナールーム

・アクセス:JR「東京駅」八重洲南口より徒歩3分、
JR「東京駅」京葉線連絡口と直結
東京メトロ銀座線「京橋駅」より徒歩7分
・住所:東京都千代田区丸の内1-11-1
パシフィックセンチュリープレイス丸の内27F
・地図:http://www.rheos.jp/about/overview/access.html

※応募状況に応じて、会場が変更となる場合がございます。
その場合は事前にご案内をさせて頂きます。

●参加費
無料

●ゲストスピーカー
特定非営利活動法人 Living in Peace 代表 慎 泰俊

●スピーカー
ひふみ投信/レオス・キャピタルワークス株式会社
最高運用責任者(CIO) 藤野英人

セキュリテ/ミュージックセキュリティーズ株式会社
代表取締役 小松 真実


●参加申込方法
以下の情報を明記の上、こちらまでメールにてお申込ください。
お申込受付完了メールをご返信させて頂きます。
=>seminar@securite.jp

【メール記載情報】
・氏名
・年齢
・当セミナーを知ったきっかけ

【参加申込締切】
・2009年9月4日(金)12:00
※定員に達した場合はお断りさせて頂く場合がございます。あらかじめご了承ください。

●注意事項
※本セミナーでは、金融商品の勧誘を目的とするものではございませんが、 セミナーの中で金融商品の具体的な説明をする場合がございます。
ご説明する金融商品は損失が生じるリスクがございます。
※ご投資にあたっては、当該商品の契約締結前に契約書および契約説明書をよくお読み頂き、ご自身でご判断ください。
※ご投資の際には、商品毎に所定の手数料等をご負担いただきます。商品ごとに手数料およびリスク等は異なりますので、
 当該商品の契約締結前に契約書および契約説明書をご確認ください。

●主催
レオス・キャピタルワークス株式会社
http://www.rheos.jp/
東京都千代田区丸の内1-11-1パシフィックセンチュリープレイス丸の内
投資運用業/投資助言・代理業/第二種金融商品取引業
関東財務局長(金商)第1151号

ミュージックセキュリティーズ株式会社
http://www.musicsecurities.com/
東京都千代田区丸の内1-5-1新丸ビル10F
第二種金融商品取引業
関東財務局長(金商)第1791号
どたばた&教育プロジェクトのお誘い
仕事がかなりバタバタしているので、Black-Littermanはまだ読めていません。

Living in Peaceでは、次回のプロジェクトとして教育プロジェクトの準備をしています。
国内の貧困の連鎖を切るために、教育からアプローチする方法です。 教育の水準と収入には明確な相関関係があります。(因果関係でないのが悩ましい)

今は、僕たちの適切なポジショニングがどこにあるかを考えるために、現状はどうなっているのかをデータと実体験を元に知り、各団体がどのようなアプローチをとっているのか、調査中です。 10月までには、これらから得られた知見を元に、自分たちのポジショニング及びプロジェクトデザインをしていこうと考えています。

10月以降にプロジェクトとして走るときには、実行委員にはある程度高いコミットメントを要求するつもりですし、かつ実行委員加入の要件も厳しくすると思います。 ただ、現段階ではそういった制約はありません。


興味のある方は、taejun.shin@gmail.comまで。

Black-Litterman型最適化とグローバルアルファ-1
ブログで知り合ったEquilibristaさんと飲んできました。 ファイナンス理論、音楽、その他様々な話がめちゃめちゃ楽しかったです。 

そんなEquilibristaさんの上司でもあったLittermanとBlackの最適化理論と、それを用いたゴールドマン・サックスのグローバルアルファファンドは、去年大きな損失を出す前までは奇跡のパフォーマンスをたたき出すファンドとして知られていました。 そんなファンドの理論背景にかかるペーパーを頂いたし、ちょっと、久々にガチンコファイナンスのエントリー。


今日はペーパーをまだ読めていないので、第一回は、僕が一般論レベルで知っていることを書いておきます。


ポートフォリオの最適化、とは、投資対象となる資産の投資比率を調整し、所与の期待リターンの下で最小のリスクを、もしくは所与のリスクの下で最大のリターンを達成するポートフォリオを組むことをいいます。

投資対象を絞れば、それを最適化計算にかけることによって、効率的ポートフォリオを構成するための各資産の投資比率を求めることができます。この最適化計算の解析解はロバート・マートンの業績といわれていますが、日本ではそれ以前に蝋山先生が解いていたものでした。

解析解の解き方は結構単純で、普通のラグランジュ未定乗数法で、所与の資産の分散共分散行列と収益率ベクトルから、リターン最大化、もしくはリスク最小化を達成する投資比率ベクトルを求めることによって得られます。 行列計算なのが少し複雑ですが、基本的に証明は一本道です。


このようにして最小分散ポートフォリオの投資比率が求まるわけですが、ここには問題があります。それは、実際に観測するデータの正しさが保証されていないため、最適解が本当に最適なのかが分からないのです。実際、最適化計算をマーケットデータを基にしてみるとわかるように、かなり歪んだ結果が出ることが少なくありません。 

このようなデータの限界について対処する方法には、リサンプリング法やトラッキングエラーを含めた最適化計算などがありますが、Black-Littermanの最適化もこの足もとの数字の不確かさに対象る知恵なのかもしれません。

具体的にどういう事を行うのかというと、最適化計算に追加的に個人的に信じるシナリオを足し合わせていくわけです。 たとえば、外国債券は国内株式よりかなり高く上昇する、というような定性的なシナリオでも構いません。 シナリオには自信度も情報として追加をします。

この方法は、過去のデータが明らかに異常な場合、かなり役立ちます。実際、最適化計算もあまり極端な解に収束しにくくなり、かなり安定してくるんですね。


というわけで簡単な導入編を。 あまり書きすぎて論文を読んだ時に意見が激変してもつまらないですし。







アフガン危機
アフガニスタンが、このままでは再び地獄のような国となるのかもしれません。

各地で反政府活動が起こり、それに対する政府の力は脆弱です。力の弱さをカバーするための敵対者への攻撃手段は空爆であり、それは数多くの無辜の命を奪っています。また、汚職まみれの政府は国民の信頼を完全に失っています。

支援も届きません。同国への支援の金額は320億ドルにものぼりますが、そのほとんどは必要な人々に届いていません。一つの理由は、この国の3分の2以上の地域が危険すぎて、支援者たちが現地に向かうことができないためです。この国は、今も最大の麻薬輸出国のひとつです。

この国に駐在している米軍に対する不信も募っています。民間人に対する乱暴や殺人などがその一因のようです。


テロとの闘い、とは、何だったのでしょうか。
この不明確な大義名分のもとに流された血はあまりに多く、その血の代償はあまりにも少ない気がします。

もしテロとのた闘いなるものが正当化されるのなら、それは、テロの温床となる社会的な不正を打破するための闘いであるべきなのだと思います。残念ながら、そのような闘いはこれまであまりなされてこなかったのかもしれません。しかし、インセンティヴに対するアプローチなしには、問題の真の解決はないように思います。

twitterが結構面白い。
最初は、現状報告やおしゃべりの道具だと思っていたのですが、そうではないのですね、twitter。

ひとつ、最近とてもエキサイティングに感じるのは、3年くらい前のブログで見られたようなすごく刺激的なやりとり。140字なら、仕事が忙しくても、感じていることをかなり凝縮された形で書くことができ、また、それに対して素早いレスがつく。 これはブログにないスピード感です。 自分もそのやり取りに参加したりすると、とても勉強になります。

うう、やりすぎると、ブログのエントリーが短くなりそうです・・・



あばら強打
僕の不注意もあり、左折してきた車にぶつかってしまいました。 

見事にガードレールに衝突。衝突した時は、かなり強めのボディーブローを食らったような感覚で息ができない程度だったのですが、警察が来て話をしているうちに、少しずつ痛みが増していきました。

で、病院に行くと、「肋骨骨折の疑い」(疑いってどういうこと?)、との診断書が。

走ったり、せきをすると結構痛いです。(おりしも風邪がまだ治らずせき込んでいます)

アイアンマンレースまであと2週間。お医者さんに「この状態で出走した場合、最悪どうなりますか?」と聞いたところ、治りが遅くなる・痛くなる、というお答えが。骨が内臓に刺さったりすることは無いみたいなので、出走しようと思います。

ちょうどよい根性試しの機会になりそうです!



ブログでのコメントにTBします。
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15歳からのファイナンス理論入門に対するこの3か月くらいの感想についてぐぐってみて、見つかったものについてレスします。





なんでAmazonのレビューであんなに評判が良いのか分からない!
「わかりやすい」とか「大人にもおすすめ」とか、サクラじゃないのか?と勘ぐりたくなる。
確かにファイナンスの考え方を子供向けに咀嚼している内容と思うが本にするレベルでもないだろう。
自分の子供には話をしてやれば良いんじゃないの?というレベルの内容をわざわざ本にしただけのものか・・・


http://kitaharas.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/15-cdc2.html

うーん、バランスには結構気を使ったのですが、分かる人には確かに簡単すぎるようです。 
しかし一方で、ひそかに普通の教科書には載らないような論文レベルのネタも入れてはいるのです。



わかりやすいと評判のファイナンス理論の入門書。ファイナンス理論の基本的なものの考え方を分かりやすく伝達することに成功していると思う。


http://blog.livedoor.jp/assam_uva/archives/51707567.html

友達に、取り上げてくださっていることを教えて頂きました。光栄です。有難うございます。




こちら、BookLoversに登場してから気になっていた慎 泰俊さんの本です。
とっても読みやすい(つっこみがあまり面白くないけど、、、リスクが何ぞやというところが簡単にわかりますよ)


http://staygold21.blog45.fc2.com/blog-entry-897.html



突っ込みがつまらないことは、多方面から厳しい指摘を受けています。。 なんとかしたいのですが。。



ファイナンスといってもお金に限った話ではありませんでした。
一般的なリスクとリターンについて、リスク分散についてわかりやすいたとえを使って解説しています。
ちょっと簡単に説明しすぎているので、内容が薄かったですが、付録のような最終章では数式が出ていて、かなり理論っぽい話になっていました。


http://m-okada.blog.ocn.ne.jp/okada/2009/07/15_3007.html

やはり、薄いと感じる人には薄くなってしまうのですね。著者の実力不足です。
このあたりのバランスは結構難しくて、今回は学校の先生に聞きながら本当に中学生が読めるものを目指したのが一因かもしれません。でも、分かりやすくても薄くないのはたくさんあるわけで、そこは僕の実力不足、次回への課題にしたいと思います。



リスクとリターン、リスク分散、現在価値と将来価値などがわかりやすく解説されています。
興味あるけど、あんまり細かい数字とか計算とかはちょっと…と言う大人にもお薦めします。


http://book-guinness.seesaa.net/article/122184570.html

有難うございます。
コンセプトは数式なしで理解できる部分が多いと思っています。





作者の人はわたしより年下で、いいものを書く人は、年なんて関係なく、
いいものを書くんだな、と思いました。

均一・同一の能力のそろったチームよりも個性がバラバラのチームが勝ったりするよ、
という話は面白かったな。


http://blog.so-net.ne.jp/nezi_bird/2009-05-11


有難うございました。
リスク分散の考え方は、とても大切だと思っています。





ファイナンス理論という、

一見私たちと関係の無い分野の話から、

最終的に身近な話に落とし込もうとしている。

これは、"15才からの"という部分に関係するのではないか。


反面、内容は非常に薄い。

とは言え、方向性からすればこの程度が妥当なのだろう。



http://d.hatena.ne.jp/hasechon/20090816



多くの方のご指摘があるように、15歳も本当に理解できるものを目指し、僕の実力不足と相まってこうなってしまったと思います。

次に本を書く機会に恵まれたら、がんばってもっといいものを書けるようにしてみます!
そのためには、もっとインプットですね。


マイクロファイナンスセミナー
すみません、仕事がバタバタしていて、ちょっと告知ブログになってしまっていますね。。。

興味のある方は、ぜひお越しください!

(追記)
記載内容に間違いがあったみたいなので、いったん削除します。 すみません・・・

日  時 :2009年8月30日(日)10:00-11:30(11:00より懇親会)(受付開始9:30)
会  場 :オリンピックセンター 国際交流棟 国際会議室
会  費 :1,000円(懇親会費込み)

はそのままです!
岩瀬式・加速勉強法
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東大×ハーバードの岩瀬式!加速勉強法


東大在学中に司法試験に合格し、ハーバードMBAをトップ5%で卒業した岩瀬大輔さんが超優秀であることには、誰も疑いを持たないと思います。

そんな岩瀬さんの学びの技法を、客観的な視点からまとめている、という点に本書の特色があると思います。というのも、この本は、岩瀬さんと編集の方が勉強法について長い時間話し合い、その話し合いを通じて、編集の人が「なるほど」と感じたものを抜き出してまとめたものだからです。

この方法の優れた点は、すごい業績をあげている本人にとって「当たり前」の習慣でありながらも、他人にとっては非凡な内容を抽出できる点にあると思います。

個人的な経験ベースの話でしかないのですが、習慣ほど、その人のすごさに直結しているものはないと思うんですよね。というのも、習慣化された知の技法は、徐々にしかし確実に知を蓄積させていくためです。その一因には、習慣がストレスにならないことがあるのでしょう。多くの修行についても、いったん何かが習慣化されてしまうと、それがどんなに大変なことでも、心理的な負担は大したものではなくなることが知られています。

その岩瀬さんの習慣なのですが、読んでいてなるほどなー、と思うことしきり。無駄なく、やるべきことをしっかりと押さえているんですね。本書を読んでみて、著者の習慣をいくつかでも真似して自分の習慣に取り入れたら、良いことがありそうです。個人的に取り入れようと思ったのは、「自分だけで作業していた詰まったら議論すること」、「自分の苦手意識の原因をつきとめること」、「細切れにしてやるべきことを積み重ねていくこと」でしょうか。

カバーはいかにも、という感じですが、本のカバーやデザインは、著者の意見が最も通らない部分ではあります。(僕の場合もそうでした・・・) 岩瀬さんとしては不本意かもしれないカバーデザインですが、これくらいの方がインパクトがあっていいのかもしれませんね。


先日のランチでは、たくさんの刺激を頂きました。有難うございました!



はまる
仕事でも何でもはまる(悪い意味で)と、いろんなところにひずみがいってパフォーマンスがさらに悪化するので、避けようしていたのに、今日ははまりました。

僕の不注意です。 反省。 

世界最速


走るということは、ほとんどの人が出来るシンプルな運動です。しかし、そのシンプルさは、多くの人の心を魅了します。いえ、シンプルだからこそ、より力強くストレートに人々の心を打つのかもしれません。


ウサイン・ボルトの100m、9分58秒。世界新記録。

現代においては、乗り物にのれば、誰でもこのスピードは達成できます。
それでも、この純粋な速さは僕の心を動かしてやみません。


トレーニング
お墓参りに高尾まで100km自転車。 そして、帰り道、駒沢公園で7.5km走(体調がいまいちだったのでおさえました)。 で、駒沢公園のプールで、普通に盆を楽しんでいるカップルを尻目に泳ぎ。

アイアンマンレースまでいよいよ20日ですが、ひざが最後まで治ってくれません。 あと20日で完治するのか、ただただ願うのみです。 
twitter報告&英語ブログの紹介
最初は隠れて仲間内だけでやろうとしてたんですが、ふつーに面識のない人にも見つかっちゃうんですね。

http://twitter.com/TaejunShin

興味のある人はフォローしてみてください。




前にブログでコメント受けた、英語のお勧めブログについて。三つだけ挙げます。

Greg Mankiw's Blog
教科書でおなじみのマンキュー先生のブログ。英語ブログは、記事の紹介と2,3行のコメントだけ、というブログが少なくありませんが、これもそのうちの一つ。
たまにちょっと長めのことも書いてあって、面白いです。

The Becker-Posner Blog
ゲーリー・ベッカー先生とリチャード・ポズナー氏の二人によるブログ。毎回毎回とても読みごたえがあります。英語も格調高いので、そういう言葉に慣れたい人にもお勧め。

Econbrowser
ものすごい勢いで更新されるブログ。研究をそのままブログにしている感じです。
James D. Hamilton先生とMenzie Chinn先生が書いています。

The Economist
何回もこのブログで紹介していますが、この雑誌はとてもよいです。ウェブサイトで最近の記事がすべて見れるというのは、日本語の雑誌にはないことです。








衛星でGDP成長率調査
これは面白い。
http://www.economist.com/businessfinance/displaystory.cfm?story_id=14177392

 政府の裁量で統計がゆがめられてしまうような国の経済成長率を測定するのに、衛星から撮れる夜中の明かりの写真を用いようというもの。 

実際に、開発途上国のGDPの報告値には、±20~30%くらいのずれがありうるそうです。 もし政府の統計関係者が統計をゆがめようという意志があるのが一因と言われています。


衛星から見えるライトの量は多少なりとも測定を正確にするのに役立つかもしれません。もちろん、地域のライトの明るさは、消費水準のみならず、エネルギー効率やGDPの引き上げファクターにより変わりえるので、これをそのまま用いるのは危険ですが、少なくとも、経済全体のトレンドを見るには、隠しようのない要因のように思われるので、この方法論を用いたレポートを、ぜひ一度読んでみたいですね。



金融技術戦争? - High Frequency Trading System
ぐっちーさんのブログでも書かれていたHigh Frequency Trading(HFT) Systemですが、これ、海外のメディアでは先月末にかなり取り上げられていたものです。

コンピューターの計算スピードを可能な限り早くして、マーケットでの注文と執行のわずかなタイムラグの間に注文・執行を行い、利益を得るというもの。(NYTの例では、この時間差によって価格の0.5%分の利益が得られる場合もあるようです) Economistによるとこのシステムはなんと1秒に1000回の注文を執行できるそうです。HFTによる売買のボリュームはすさまじく、NY証券取引所の50%のボリュームがこのHFTによるものと推定されています。

コンピューターによるトレーディングシステムは、しばしば経済誌の話題にはなってきたのですが、7月にゴールドマンの従業員が会社のプログラムを盗用した疑いで逮捕されたのをきっかけに、注目が高まってきた感があります。


HFTは市場に流動性を提供するとともに市場の効率性(情報に対する市場の反射スピード)を高めることに貢献するのかもしれません。しかし、いくつか不安があるのも事実。ぱっと思いついたものを3つ取り上げると:

・過剰な価格変動:おそらくプログラムを何らかの形で制御しているとは思うのですが、バグが生じたときにこの高速でのトレーディングは恐ろしい結果をもたらす可能性があります。

・公平性の観点からの問題:優れたシステムの開発にはかなり大規模の投資が必要となるため、結果として大企業が圧倒的に有利となりがちです。この点について、公平性の観点から指摘がされる可能性があります。

・技術的に劣る投資家の退場による市場のパフォーマンスの低下:もし数社しか優秀なトレーディングシステムを作成できないような場合には、負けが見えてしまう機関投資家や個人投資家が短期取引市場から退いてしまう可能性があります。こうなると、市場全体の流動性の低下などの問題が生じる可能性があります。
ちなみに、一部の機関投資家は、これらHFTのアルゴリズムを狂わせるための注文を出すシステムを開発しているようです。


当分の間、短期トレーディングの世界では、こういうアルゴリズムの開発競争が過熱していくのかもしれません。短期トレーディングは基本的にゼロサムの世界なので、このトレーディングシステムそのものが世にとって価値あるものを創造するかはよく分かりませんが、こういう競争の副産物として様々な価値あるものが世に出ることは歴史上少なくありませんでした。個人的には、その副産物にちょっとワクワクしています。
想像力
(bunさんに指摘され、一部修正、有難うございました。)

kirua2.jpgたとえば、自分が殺し屋一家に生まれたとしましょう。
その家に育ったものの、どうしても人権擁護派の政治家になりたい(別に他の人気稼業の何でもよいですが)、と思い立ったとしましょう。 さて、それを諦めずにやり遂げられる人が、一万人のうちに何人いることでしょう。

僕は、ある程度までは頑張るとは思いますが、途中でくじける可能性を否定できません。

決して絵空事ではなく、数万・数百万分の1の確率で、自分がそういう家庭に生まれる可能性だってあったわけです。

他人の出自をネタにしたフェアでない批判は、「わが身と思って」考える精神の欠如を一因としている気がしてなりません。





日本の「アルファブログ」の水準について思うこと
書くと角がたつので、なかなか先延ばしになっていたのですが、そのうち書かないといけないと思っていたネタ。

自分も決して水準の高くないものを書いているくせになんですが、日本でよく読まれているブログと、アメリカでよく読まれているブログ(特にビジネス分野の論壇系)を比較すると、その水準の違いに愕然とします。裏付けとなる事実と論理の両方において、途方もない差が出ています。

たとえば、Beckar Posner Blogを読んでみてください。そのよって立つ思想・信条の部分はさておき、記事の一つ一つのクオリティの高さに驚かされるはずです。


また、日本の有名ブログのいくつかは、言い切り調で堂々と間違いを書いていて、それを読んだ人に対する悪影響も少なくない気がします。僕は自分がそこそこ勉強してきた分野の間違いしか分かりませんが、他の分野についても同様の問題があると、他の分野の専門家の友人が指摘していました。一流の学者や専門家に、論壇系ブログを書く人がほとんどいないのが一因なのかもしれません。

数少ない、良質なブログは、そのコンテンツを有料化してしまっているし(経済学的に考えると、当然の行き先かもしれませんが)。。もしくは、本業が忙しいためか、論壇系にはならず告知ブログになってしまったり、あまり更新されないし。。


念のために書いておくと、ブログで間違いを犯してはいけないとか、しょーもない内容を書いてはいけないとか、ということを言いたいわけではありません。アマチュアとして他分野の議論に異種格闘技戦を申し込めるのは、ブログの良いところでしょう。ここで問題としたいのは、日本のアルファ・ブログ(この言葉もよく意味が分かりませんが)が、自らの専門性をもって主張すると思しき内容や言論についてです。


どうすれば、日本語で書かれているブログの記事に目を見張るような素晴らしいものが溢れるようになるんですかね。。 誰か分かる人がいたら教えてください。 


少なくとも、僕自身がするべきことは明らかです。ちゃんと勉強して、日々もっと良いものが書けるように努力すること。書いたところで現状が変わるわけでもない、こんなネガティヴなことを書くくらいなら、自分がちゃんと書く努力をすべきなのです。



アカデミーヒルズでお話します。
体調を見事に崩してしまっています。 告知ブログになってしまっていてすみません。回復したらちゃんと書きます。


アカデミーヒルズでトークセッションに参加します。

http://www.academyhills.com/library/tqe2it000009jvuy.html


【16:00~17:30】トークセッション “想い”が“つながる”とき
ファシリテーターに『COURRiER Japon』編集長の古賀義章さんを迎え、異なる分野で活躍されている3人のチェンジメーカーがパネリストとして登場。事業、プロジェクト、私生活でそれぞれの熱き“想い”がどのように共感を生み、実現に向かっていったのかをお話いただきます。“想い”が“つながる”ことの楽しさを再発見し、新たな気づきやその後の一歩につなげていきましょう!

ファシリテーター:
古賀 義章さん(講談社『COURRiER Japon』編集長)

パネリスト:
慎 泰俊さん (Living in Peace代表)
石渡 美奈さん(ホッピービバレッジ(株)取締役副社長副社長)
村田 早耶香さん(かものはしプロジェクト 共同代表)


まだ僕は何もチェンジを作っていないのですが、このトークセッションに出る頃には作れているかもしれません。他の方々が、皆とても魅力的な方なので、今から楽しみです!




メディア掲載履歴
今日の朝日新聞にも掲載されました。
http://www.asahi.com/special/09016/TKY200908080287.html


インタビューは、どうしても自分の考えと完全シンクロはしないのですが、とりあげてくださって感謝です。

LIPのHPにもあるのですが、今年に入ってからの掲載歴は、こんな感じです。

僕たちよりもはるかに長い期間、地道に素晴らしい活動を積み上げてきた人たちに申し訳ない気もしています。でも、注目頂けるのはありがたいことなので、まだまだ未熟ながらもこれからも頑張りたいと思います。



2009.730
NHK 「スタジオパークからこんにちは」
番組内のニュース解説コーナーで、LIPの取り組みが紹介される

2009.7.28
NHKジャーナル LIP主催のコミュニティメンバーイベントの様子と参加者のコメントが紹介される

2009.6.23
日本経済新聞
日経ネットPLUS
「途上国向け小口融資ファンド」というタイトルで、リビング・イン・ピースとミュージックセキュリティーズの取り組みが紹介される

2009.6.14
東京新聞 特報
「貧困層向け『マイクロファイナンス』 日本初の支援民間ファンド」というタイトルで、日本初のマイクロファイナンスファンド設立を目指す取組みとして紹介される

2009.5.11
朝日新聞 社説
「社会企業家 新しい働き方を育てよう」というタイトルで、NPO法人「フローレンス」(http://www.florence.or.jp/)や株式会社「ウイングル」(http://www.wingle.co.jp/)、山梨日立建機株式会社らとともに、リビング・イン・ピースが紹介される

2009.1.24
朝日新聞 be on Sunday
「最貧国にインフラ投資を」というタイトルの記事において、バングラデシュなど発展途上国におけるインフラ設備への投資の必要性が訴えられる中でLIPの取り組みが紹介される

2009.1.12
日経ビジネス
「貧困救うマイクロクレジット」というタイトルで、グラミン銀行創業者であるヌユス氏へのインタビュー記事が掲載されており、71ページ上部にLIPが紹介される

メモリ
最近同時進行で両指で数えられる以上のことを行っています。(休暇中なのに・・・)

子供のころから同時進行でいろいろなことをしてきたので、多少は慣れているのですが、そろそろ生産性が落ちてきそうです。

重要なことは、一つ一つに優先順位をつけて、着実に終わらせていくこと。


教育プロジェクトのワークショップは明日です!
LIPの国内プロジェクトである、教育格差是正のためのシステム作り、明日が記念すべき第一回ワークショップになります。

ここから参加登録ができます。
http://npocause.org/2009/07/24/vol4/


掲載頂いているワークショップの概要はこちら。

★ワークショップ概要☆
テーマ【国内における教育機会の格差是正】
貧困といえば、海外の問題かと思われがちです。しかし、実は日本国内にもさまざまな事情によって学校へ通うことが難しい状況におかれている子どもたちがいます。本ワークショップでは、その問題の原因を考えるだけでなく、ソリューション、アクションプランまで落とし込むことがゴールとなっております。
アイスブレイク
        ↓
教育格差問題について個々が感じている根本原因とは?
        ↓
各チームによる具体的な提案の検討
        ↓
今後の活動スケジュール
        ↓
各チームによるプレゼンテーション



興味のある方は、ぜひお越しください!


意志力革命
意志力革命Will.jpg

壱岐在住のドクターから勧められた一冊。

良い本でした。

まずすごいのが、20世紀を代表する経営学者の一人である共著者スマントラ・ゴシャールの経歴。波乱万丈と呼ぶにふさわしいです。インドの貧しい家庭に生まれながらも、苦学し、奨学金を得てアメリカへ留学、ハーバードとMITで同時に博士号を取得するという偉業をなしたのちに、ヨーロッパのトップビジネススクールであるフランスのINSEADで教鞭をとり、膨大な業績を積み上げていくものの、自らの業績の価値に疑問を抱き、アカデミアを二年間去ります。二年間のカジノへの入り浸りから脱し、再び大学に戻るものの、それから数年後の2004年に脳溢血で死亡。享年55歳。

本書は、ゴシャールが死の直前に残した書物です。
カジノで過ごした日々、ゴシャールは、ルーレットゲームのみに打ち込みました。なぜなら、ルーレットに介在するのは意志の力だけだったからです。

本書のエッセンスは、この意志の力の大切さです。何があっても本来の目的を達成しようという強靭な意志の力をもってこそ、人は忙中でも大切なものを見失わず、目的を達成することができると、ゴシャールらは主張します。(ただ忙しくしているだけで、結局何も成し遂げていない人が、世にはなんと多いことか)

意志の力は、決意の力、覚悟の力、ともいえます。ルビコン川を渡ったシーザーのように、後戻りのできないコミットメントをした後にこそ、モチベーションは意志へと変わります。ルビコン川を渡った人間には、迷いがありません。頭の中にただあるのは、何があってもそれを成し遂げなければならない、という強い決意。人間、一定段階までは、さまざまな選択肢を模索することは非常に重要だと思いますが、それだけではいつまでも何も成し遂げることはできません。重要なのは、一歩踏み込むこと。

また、意志の力は、自らの向かうべき先を確認するための省察の時間を、人々に持たせるようになります。事実、多くの偉業を成し遂げた人々は、多忙の中でも、瞑想の時間を持っています。本書の例は経営の現場によっていますが、そうでなくても、西郷隆盛、ガンジー、マザー・テレサなど、皆自分だけの静かな時間を常に大切にして、己の志向を確認していました。意志の力がなく、エネルギーだけ有している人は、結局、ただ精力的に活動するだけで、それは短期的には人々の耳目を集めるかもしれませんが、何かの偉業を残すことはできず、数十年たてば忘れ去られてしまうことでしょう。

ここまでが、第一部の内容。本書の第二部では、組織が意志の力を有する人々で占められるために必要なことについても述べています。第一に、個人に選択の自由があること。上述のように、意志の力は、人が自らコミットメントを選択することにより発揮されます。組織の中で個人のとれる裁量が過度に制限されていると、人は意志の力を有しえません。

第二・第三に、これらコミットメントを示し、目的を達成しようとする人々をサポートする組織プロセスと、組織文化があることです。たとえば、個々人が裁量を有し意志の力を発揮しつつも、会社としてのパフォーマンスを向上させるためには、組織内に行動規範が共有されていることは非常に重要です。というのも、個々人の意志の方向性に違いがありすぎると、会社組織は破たんしてしまうからです。

どちらかというと、第二部より第一部の内容が強く頭に残りました。それは、僕がいつも強く感じていることとぴったり一致しているからだと思います。

一番大切なのは、大志を持ち、それを実現するために決して折れることのない強い信念を持つことだと僕は信じています。技術や戦略も大切ですが、それは二次的なもの。いまLiving in Peaceで行っているプロジェクトの最初の時期を振り返ってみてもそうでした。一番大切なのは、やり抜こうとする意志の力。

Just do it!




島美人のグループワーク
僕は芋焼酎が好きなのですが(一番のお気に入りは赤兎馬)、お世話になっている先輩から島美人の製造に関する話を聞いて、マイクロファイナンスの仕組みににているなー、と感じました。

芋焼酎の中には、過度の注目を集めたために、キャパシティを超えて生産量を増加させたために味が注目された当初に比べ落ちたものが少なくないらしいです。ブームに乗ってにわか焼酎好きになった人が味をわからないために(たぶん僕も・・・)、このような事態が生じたのかもしれません。

けど、もちろん蔵元は、自分の焼酎の水準は理解しています。

ここに、情報の非対称性があります。もし消費者が品質を完全に見抜くことができない一方で、生産者はそれを知っている場合、生産者には、なるべく生産物の質を低めようというインセンティヴが働きます。手を抜いて大量生産し、利益を得ようという動機が生じるのです。

もし、それが常態化するのであれば、消費者は全体としてその製品(ここでは芋焼酎)から遠のいていく可能性があります。


3eaefa8e.jpg島美人は、このような情報野非対称性の問題をピア・モニタリング(仲間による監視)の仕組みを用いて防いでいます。この芋焼酎は、鹿児島県の長島にある5つの蔵元がそれぞれ作った焼酎をブレンドすることにより作られています。

ブレンドの比率も重要だとは思いますが、さらに重要なのは、5つの蔵元すべてが、ひとしく水準の高い焼酎を造らないといけないという点です。プロ同士なので、品質への妥協はすぐに見抜かれます。焼酎の製造過程に、互いに良い意味でのプレッシャーをかけることで、常に高水準の焼酎を作ることに成功しているそうです。

ピア・モニタリングの仕組みは、マイクロファイナンスにおけるグループ貸付けがうまくいく一つの理論的根拠ですが、この仕組みの普遍性を改めて思うのでした。



峠 (上巻) (新潮文庫)峠 (上巻) (新潮文庫)
(2003/10)
司馬 遼太郎

お勧めされた本。カンボジアにいる間に読みました。
正直言うと、主人公にあまりにも腹が立って途中で本を投げ捨てようとしましたが、それでも最後まで読み切りました。

明治維新の時期に、独立藩を目指した長岡藩の家老である河井継之助を描いた本です。河井の洞察力や胆力、時勢を見る力とサムライとしての精神には多くを学ぶことができました。ですが、僕はどうしても、彼のことが好きになれません。

理由その1
行動における矛盾。自らが遊郭に入り浸っていたのにもかかわらず、それを自分の藩で禁制にしたこと。言行一致を説く陽明学を学んだ主人公が、どうしてこんな行動をとることができたのか、理解に苦しみます。本人は弁が立つので、この指摘に対していろいろと言い訳をしていますが、一般人から見れば、河井継之助の行動の矛盾は明らかなように思われます。

理由その2
過度の自尊心。継之助は諸国留学から帰ったのち、自分が下級藩士であるにも関わらず、「自分が勤められるのは重役でしかない」として、まったく仕事をしません。彼が実際に能力のある人間だとしても、このような態度は到底受け入れられるものではありません。この本を読みながら、河井に対して「くだくだ言わずにまず働いたらどうなのだろう」と思った人が僕だけではないことを願います。



とはいえ、彼から学ぶことが非常に多いのは否みがたい事実です。

人間だれもが欠点を持っています。自らの重要な価値観に抵触する欠点を持っている他人のことを、「生理的に受け入れられない人間」と呼ぶのかもしれません。他者に対する侮蔑は、その人からの貴重な学びの機会を失うので、どんな人からも学ぼうとする姿勢は常に持ち続けたいと思います。






MFの貧困削減効果疑問視についてのコメント
最近、マイクロファイナンス(MF)の貧困削減効果に対して疑問視されることが少なくないようです。
たとえば:http://newsweekjapan.jp/stories/business/2009/07/post-270.php

元の論文を精読したわけではないのですが、少なくとも、次のことは言えそうです。
・引用もとの論文など、いくつかの筋の通った主張の主なポイントは、既存の研究の実証手法が正しくないという点にある。これらは決してMFに貧困削減効果がないと主張しているものではない。むしろ、MFの貧困削減効果の測定の難しさが指摘されている

・MFが消費のボラティリティを有意に下げていることは実証分析で確認されている。人間の効用が富や消費の増加に対して逓減するものである以上、消費を平滑化にするだけでもMFは人々の効用の増大に寄与しているということができる

・また、資金調達が投資に用いられ、それによって得られる収益も再投資に利用されるのであれば、たとえMFが収入を増大させても、中期的な分析においてMFが消費を増大させたということを明示的に示すことは容易ではない


また、マイクロファイナンスの貧困削減効果も国ごとに異なる可能性が高いことを考慮しないといけません。たとえば、バングラディシュにおいてはMFの飽和度が高いため、MFの貧困削減効果が限定的である可能性があります(のみならず、MFの現場で無理な貸し付けが横行する可能性も高まっています)。 2008年時点でのバングラディシュにおけるMFの浸透度(Penetration ratio = borrower / people living inpoor)は35%で、MF債務者が多いトップ20カ国の中でも最高(たとえばカンボジアは8%)です。


なんにせよ、僕たちは今もMFは貧困削減のための(万能でないまでも)有効な手段の一つだと信じていますし、今後もMFに関する活動を続けていくと思います。


英語アニメによるリスニング練習のすすめ
(なぜか予約投稿機能がうまく動いていなくて、更新遅れてすみません。8月2日の夜に公開予定だったエントリーです)

カンボジアのホテルでテレビを見ていたら、ナルトその他いくつかの有名アニメが英語版でやっていました。で、ものの5分ほど見ながら気づいたことは、これらが英語の聞き取りの練習には結構いいツールだということ。

多少は発音がきれいで、かつトリッキーな単語が使われていないことが、聞き取りの教材には重要です。(映画はだから少し厳しい)さらにもう少し欲を言えば、聞き手が興味を持っている内容である点、ある程度バックグラウンドの情報を持っている点も、もしあれば初学者の聞き取りを助けてくれます。(ここら辺がセサミストリートでは個人的には厳しいところ)

なんてことを考えると、これらのアニメ版をYoutubeやら何やらで見るのは、結構いい勉強になるのでは、と思います。台本まで入手できれば、完璧ですね。
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