Taejunomics

            政治、経済、社会、哲学、芸術、文学、スポーツ、マイクロファイナンス、教育などなど、徒然なるままに書き綴ります。 ※お初の方はカテゴリー欄の「Taejunomicsについて」、をご覧ください。
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イノベーターの条件
イノベーションを起こす人に必要なものは、強い想いとしぶとさなのだと感じることが最近多いです。

誰に聞いたか忘れてしまいましたが、ある癌を治した人の話は、僕に強い印象を残しています。

Aさんは、日本で最高の医療技術を誇る国立がんセンターに行きました。
受けた宣告は、生存確率ゼロ。
それを聞いたAさんは国立がんセンターを出ていきました。
病院の先生は、「ここでダメって言うのであれば、どこでも結論は同じだ」と言います。

その相手に対してAさんが話したことはこうです。

「でも、あんたは治せないんだろう。俺は治せると思ってくれる人のところに行くよ。」




僕たちが人生の多くの場面で直面している問題は、これに似ている気がしてなりません。

何か新しいものをつくろうとするとき、例えばマイクロファイナンス機関の調査を現地訪問なしにできるシステムをつくろうとするとき、皆が口を揃えて難しいと言う。それは非常に論理的です。僕もよく分かる。でも、それは、言うなれば上の生存確率ゼロ宣言に似ています。ロジカルだけど、誰にも希望をもたらさない。


現状を正当化するためのアイディアはいくらでも思いつきます。でも、難しいけれど価値のあるのは、現状を変革するためのアイディアだと思います。僕は、冷静に死の宣告をする医者ではなく、患者を治すために出来ることを必死に探す医者になりたいと思います。誰もが、もし自分の子どもが患者であれば、同じことをするのではないでしょうか。無理だと諦めるのは、患者が亡くなってからでも遅くないはずです。

少なくない調査や研究は、単なる学術的興味に基づく自己満足ではなく、他人の幸せと、もしかしたら生命がかかっているものです。そういう研究にもし携わるのなら、僕は簡単に降参したくない。そんな時、トーマス・エジソンの言葉は大きな勇気を与えてくれる気がします。

「ほとんどすべての人間は、もうこれ以上アイデアを考えるのは不可能だというところまで行き着き、そこでやる気をなくしてしまう。 いよいよこれからだというのに。 」



強い想いをもち、それを立証するためにしぶとくあり続けることが、稀有なイノベーションをするための必要条件なのだと、最近つくづく思います。

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