Taejunomics

            政治、経済、社会、哲学、芸術、文学、スポーツ、マイクロファイナンス、教育などなど、徒然なるままに書き綴ります。 ※お初の方はカテゴリー欄の「Taejunomicsについて」、をご覧ください。
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ディシプリン
尊敬するプロフェッショナルの人に、どうやったら「傍からしかものを見ていない第三者が、その事業を数十年行なっている経営陣をうならせるようなことを言えるようになるのか」と質問したことがある。

彼の答えはすごくシンプルだった。「ディシプリンだよ」。

ここでのディシプリンとは、「徹底的に自分の頭で考えぬくこと」だ。

コンサルやPEに勤めている人は、仕事にある程度慣れてくると流れ作業をしてしまいがちだ。分析資料とかもさっさと作ることができて、一丁上がりとなる。それをしないで、一度自分の頭で必ず消化してから作業をすること。おかしいと思ったら声をあげること。

また、他のチームが行なっている資料を見せてもらって、1時間のうちに、その案件での大きなイシューは何か、本当にチームの立案しているプランでうまくいくのかを自分なりに考えてみて、チームにぶつけてみる。自分の疑問点がチームの「痛いところ」をついていれば「マル」、大外れだったら「バツ」と記録をつけていく。

大前研一をはじめとして一流プロはみんなこうやってディシプリンをもって訓練を積み重ねてきたという。こういう会社に入れる時点で、皆相応の知的水準にはある。そこから大差が出るかどうかは、やるべきことをちゃんと時間をかけて積み上げていくかどうかにかかっている。


上記は、コンサルファームやPEにいないとできないことでは決してなくて、日々の生活で誰でもできることだ。普段の仕事において惰性にならずに考え続け、誰かの話を聞く度に必ず質問を続けるようにすれば、似たような結果は達成できる。要は、自分に規律を課して続けていけるかどうか。一日や一ヶ月では差はつかない。でも、1年、3年、10年と経ってくると雲泥の差がつく。習慣が人を作る。

もちろん、成長そのものが目的というのも微妙で、どちらかというと、目的に合わせた成長を実現するべきだ。100m先に行きたいのなら自分の足があれば十分だけれど、月まで行こうとしたらそれ以上のものが必要になる。結局のところ人生でどこまでたどり着きたいかにもよると思うのだけれど、遠くまで行きたいのなら時間をかけてそれ相応のエンジンを積むべきなのだろうと思う。
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