Taejunomics

            政治、経済、社会、哲学、芸術、文学、スポーツ、マイクロファイナンス、教育などなど、徒然なるままに書き綴ります。 ※お初の方はカテゴリー欄の「Taejunomicsについて」、をご覧ください。
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バーゲンセールのゲーム理論。
忙しくて全然行く暇もないのですが、デパートがバーゲンを行っていますね。
大丸が今年はいつもより早く行ったり、丸井がスパークリングセールを第3弾までしたりと、色々なバーゲンが見られますが、百貨店にとってのバーゲンについて、ゲーム理論的に注目すべきポイントは以下の二つかもしれません。


まずは、バーゲンを始めるタイミング。
百貨店は、他店より早くバーゲンを始めると、お客さんは自分が買いたいものをそのお店で買い、他の百貨店での購買量が減ります。結果として、抜け駆けしてバーゲンを始めた百貨店は他店に先んじて利益を上げることができます。 ただし、他のお店もこれを予期し、一斉にバーゲンのタイミングを早めてしまうと、百貨店業界全体としての利益は下がることになります。 その代りに、消費者の利益は増大します。 百貨店が値下げ競争をさらに激化させると、さらに消費者の利益は増し、百貨店業界の利益は低下することになります。

これを考えると、百貨店側としては、自らの利益水準を高く保つためには、バーゲン開始のタイミングについてあらかじめ取り決めておく必要が生じるのかもしれません。 


次に、バーゲンを行い、段階的に価格を下げるか否かの意思決定。
丸井のスパークリングセールは、第一弾で終わる時もあれば、第二弾、第三段と続くこともあり、段を追うごとに、当然ながら価格は下がっていきます。
このような段階的値下げを行う場合、百貨店と消費者の間の読み合いが非常に大切になります。
消費者がもし「またどうせスパークリングセール2をするのだろう」と予想してしまうと、商品の多くがバーゲンをしたにもかかわらず売れ残ってしまい、結果としてより安い価格で売らざるを得なくなります。 このような予想が、消費者の知覚できるような情報によって形成されてしまう場合、百貨店側としては困ったことになります。 百貨店側としては、消費者が「どうせ第二弾をするのだろう」という予測を形成できるような状況を排除しなくてはなりません。

一つの効果的な戦略としては、百貨店がバーゲンセールを第一弾で止めるか、続けるかの意思決定を、(少なくともはたから見たら)ランダムに行っているかのように消費者に見せることが挙げられます。


百貨店は色々ありますが、取り扱っている商品やサービスには大きな違いがないと思われるので(って僕が良く知らないだけかもしれないので、指摘くださると幸いです)、もともと高い利益率を維持するのが難しい業界ではありますが、極端に低い利益率に落ち込まないためには、こういった戦略がかなり重要だと思います。


って、僕なんぞがこんな基本的なことを言う前に、とっくにやっているのでしょうけれどね^^;



Comment
≪この記事へのコメント≫
百貨店はわからないのですが、ヨーカドーでバイトをしていたことはあります。うまいなぁと思ったやり方は、「比較販売」という手法でした。

「同じジャンルの、やや高価な商品を併置することにより、主力商品を割安に見せる」

という感じです。もちろん、主力商品ばかり売れるので、仕入れもこちらばかり裏に用意しておいてこまめに少しずつ補充します。場合によっては、グラム売りと定額売りを併置しお客さんにわざと計算をしてもらい、‘お得な方’を選んでもらうこともあるようです。

他の業種でも使えそうですね。
2008/07/04(金) 13:00:58 | URL | 三浦介 #-[ 編集]
 三浦さん…とお会いしたことがないので、コメントを参照するのも失礼ですが、お許しください。
 僕も、スーパーで、ローストレッグ(クリスマスチキン)の試食販売のバイトをしていた時、「対象商品の横に、より高い同種の商品が置かれたら、売上が向上した」という経験をしました。
 当店は、意識していた訳ではなかったようですが。

 ちなみに、試食販売で提供されるお肉は、「そのお肉の美味しい部分」ないしは「そのお肉じゃない、よりおいしいお肉」が使われている場合が多いようです。
 他の食品についても似たような傾向があるみたいなので、参考までに。
2008/07/04(金) 16:43:14 | URL | ちゅん #-[ 編集]
>ちゅんさん

こんにちは~o(^-^)o

やっぱりそうなんですか、人間心理なのだろうと思います。別に嘘をついている訳ではないですしね。高い方もたまには売れます。

試食には三浦もよく立ちました。三浦トークはかなり評判良かったです。

「さあ!今日のオススメは今が旬の!銚子直送の生!びんちょうまぐろ!!旬の魚ってのはお客さん、うまいのはもちろんたくさん水揚げするからお安いんです!!その旬のまぐろが生で!直送で!天然です!おいしい条件勢揃い!さあ論より証拠、食べてって下さいよ!!さあどうですか、旬のびんちょうまぐろ、おいしいよ!!!」

ってな具合です。(笑)

「試食・スピーカー(&インカム)・カセットデッキ(エンドレスにオススメを吹き込む)」は三浦販促三種の神器でしたね~☆
2008/07/07(月) 12:42:07 | URL | 三浦介 #-[ 編集]
返信遅れました。
僕は販促のバイトとかはしたことがなく、わかりません・・・

でも、確かに、物を売るというのは、相手の心理をどうやって読むのかということなのでしょうね。
2008/07/08(火) 00:23:55 | URL | Taejun #-[ 編集]
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