Taejunomics

            政治、経済、社会、哲学、芸術、文学、スポーツ、マイクロファイナンス、教育などなど、徒然なるままに書き綴ります。 ※お初の方はカテゴリー欄の「Taejunomicsについて」、をご覧ください。
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ぬぐいようもない不公平感。
金融業界に働いていると、どうしても自分たちのことをひいき目に見てしまいがちなのですが、他業界の人々からみると、どうなのでしょう。

前のベアー・スターンズの一件が終わって数か月と経たぬうちに、今度はファニーメイとフレディマック(なんかプロレスラーのコンビの名前っぽく聞こえるのは僕の気のせいでしょうか)が、政府の手厚い支援を受けることとなりました。

金融機関の利益は私的化され、それは、従業員への報酬や株主への配当になります。 他方で、金融機関の危機は公的化し、常にその救済のために税金が費やされています。 多くの人々が感じる不公平感は、この一点にあるのだと思います。 「なんで金融機関だけ特別扱いなんだ。」


金融システムが破綻すると、その影響は非金融機関もひとしく受けるので、金融機関の破綻についてはどうしても食い止めないといけないという点については、多くの人が理屈では同意しうると思います。 ただ、現行の救済システムは、金融機関のリスク回避インセンティヴに悪影響を与えることは間違いないと思いますし(そしてそれはイノベーションを阻害しうる)、この不公平感そのものにも問題があると思います。


金融機関の救済を見越して平時から「金融機関税」のようなものを課すのは基本的にナンセンスで、状況をさらに悪化させる可能性があります。 一番良い方法は、最近米国が着手したように、大手の金融機関が破たんしても金融システムに影響が行かないよう、行政手続きを補強する点にあると思います。 

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2008/07/24(木) 03:27:50 | | #[ 編集]
破綻=一時国有化(含む経営陣総替及び旧経営陣による責任、定率負債返済義務化)

というリスクなどはいかがでしょうか…
2008/07/25(金) 18:54:47 | URL | 三浦介 #-[ 編集]
コメントありがとうございます。
仰るような義務化が、金融機関経営者にとって相当なリスクと認識されるのなら大丈夫だと思います。 
2008/07/27(日) 01:01:39 | URL | Taejun #-[ 編集]
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