Taejunomics

            政治、経済、社会、哲学、芸術、文学、スポーツ、マイクロファイナンス、教育などなど、徒然なるままに書き綴ります。 ※お初の方はカテゴリー欄の「Taejunomicsについて」、をご覧ください。
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プロ論。
 調律師&副業で結婚式ピアニストという、素敵なことこの上ない日々を送っている(と筆者は思っている)末姉に薦められた本。 「プロ論。」
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 アマゾンにて購入。 今朝到着。 早速読む。

 50人の、それぞれの分野で活躍している人々が、
 -会社で頭ひとつ出たいとき
 -会社を辞めるべきか迷ったとき
 -やりたい仕事が見つからないとき
 -働くことがいやになったとき
 -仕事でヒットを飛ばしたいとき
 -苦しい時期を乗り越えたいとき
 -好きなことで食べていきたいとき
 について、それぞれ話している。 B-ingの記事を集めたものである。

 
 人の経験談について見聞きするときに、気をつけなければいけないと思っていることがある。
 それは、その人の経験や方法論が一般性を持つのか、はたまた、偶然・特殊なものに過ぎないのかを、見極めることである。

 ある人が成功を収めたとする(成功の定義はここでは触れない)。 その人はインタビューで、「自分の成功の理由は、考えを曲げなかったこと」と言ったとする。 
 これを鵜呑みにして愚直に真似るのは危険である。 もしかしたら、他の要因が彼女・彼を成功へ導いたのかもしれない。 はたまた、成功そのものが単なる偶然だったのかもしれない。
 
 こういった失敗を避けるために、ある人の方法論や、ものの見方考え方の普遍性について考える必要がある。 
 そういった見方で考えると、この本は、かなり役に立つ。 成功した50人のうちの多くに共通の性質であるのならば、その人たちを成功へ導いた方法論や考え方は、かなりの普遍性を持っていると考えられるからである。

 前置きが長くなった。 上記のような視点で、この本を読んだ。 行ったりきたりしながら。 そして、彼・彼女らの共通点として浮かび上がってきたものは、

 

自己変革のために、
 -目標達成のためにやる事(努力)はきっちりやっている。 
 チャンスは二度君のドアを叩かない、という諺もあるように、運がいちどやってきたときに、それをつかむためには、日ごろの努力がものを言う。 それをきっちりとこなしているからこそ、不遇の日々から一転栄華に浴することが可能となる。

 -学習意欲が高い。
 何からも学ぼうとする。 日ごろにおいても、読書やその他から、多くを学ぼうとする。 

 -挑戦を恐れない。
 言い換えれば、失敗を恐れない。 何事も、行動に移す。 

 -危険、失敗から学んでいる。
 先のリスクを恐れないことと関連するが、行動をして失敗をしたときも、それをしっかりと分析して、次回に生かすことを忘れていない。 過ちは犯す。しかし、同じものは繰り返さない。


行動をとる際に、
 -自分を知っている。
 自分の能力、自分の社会におけるポジションについてよく理解をしている。 

 -自分でものを考えている。
 固定観念にとらわれずに、自分の力で判断をしている。 

 
 -人の大切さを知っている。
 何事も、人から始まると言うことを知っている。 人を中心に考えている。


内的(精神的)な側面としては、
 -将来のビジョンを明確に持っている。
 いつまで、何をやりたいか、人生のうちで何を成し遂げたい課などの目標がはっきりしている。

 -志が固い。
 逆境にあっても、己の道をそう簡単には変えようとしない。 最後までやり遂げる気概に満ちている。 こだわりを持っている。

 -自分を信じている。
 自分の可能性、努力、すべてをひっくるめて、成功に対し、ゆるぎない自信を持っている。

 -強烈な情熱を持っている。
 やり遂げようと志した跡に、とてつもないエネルギーをその達成のためにつぎ込んでいる。


生活に対する態度としては、
 -仕事に生きがいを持っている。
 仕事が楽しくてしょうがない。 
 
 -状況に対して能動的である。 環境に対し受動的に動くのではなく積極的に環境を変えようと行動をする。 つらい結果に対しても、ポジティヴに受け止めることが出来る。

 
 が、挙げられると思う。 

 
 また、分かれた傾向としては、

 -自己の欲求か、社会への奉仕か 
 自分が最大の満足を得られるのは、自分の欲求の達成にあるのか、世のため・人のために尽くすことにあるのか。 
 両方のバランスが同じ程度の人もいる。
 また、自己の欲求が社会奉仕である人もいるので、この分類は妥当でないかもしれない。 

 -あせるか、あせらないか。
 これは、ばっさり分かれる。 
 ただし、あせるべきか、あせらないべきかの判断を、自分と客観的な状況を正確に考慮して下している。 あせって行動に移した人も、状況によっては、あせらなかったこともありうると思う。  

 
 
 とまあ、こんなところか。
 
 50人の人間の話をまとめたからこそ、こういった普遍的な傾向を一冊の本で見出せる。 とても、良い本だと感じた。 

 個人的には、和田アキ子の話が一番胸に響いた。
  自分を維持していくには大変な努力が必要なんです。
 ところが若いヤツはこの努力を人に見せちゃうんだなぁ。「僕はこんなにやってんのに」。最低だね。そういうことは自分で言うんじゃなく、人に言わせるんです。

 あいつはすごいと人から言われる。 そういう努力を黙ってする。


 かっこいい。 

 人の経験談についてまとめた本と言うものは、色々な読み方が出来ると思う。 経験は何よりも雄弁な教師。 さめざめと感じた。
Comment
≪この記事へのコメント≫
面白そうだな。
普段は自己啓発系はあまり手をつけないんだが、今度ぜひ読んでみるよ。

つーか手順のまとめにビックリした。
あと和田アキ子かっこいい。
2005/06/04(土) 02:36:56 | URL | トニー #oWMM.ioY[ 編集]
おすすめです。
是非是非。 結構学ぶものがあると思います。
俺も、一人の人間が書いた自己啓発系の本はあまり好きじゃないんです。 特に、学者が書いた自己啓発本は。 けど、これは、実際に経験した人たちが語っているから、とてもいいと感じました。

「ビックリ」って、ほめ言葉として受け取っていいんですか^^;? 
今回のエントリーは、かなり、読んでくれている人たちに貢献したかなーって思ってました。
2005/06/05(日) 02:11:05 | URL | 手順@管理人 #-[ 編集]
勿論ほめ言葉だよ♪
2005/06/05(日) 18:17:23 | URL | トニー #oWMM.ioY[ 編集]
コマッスムニダm(_ _)m♪
2005/06/05(日) 22:09:40 | URL | 手順@管理人 #-[ 編集]
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プロ論(徳間書店)を読んだ。この本は、転職雑誌B-ingに連載されていた「成功の哲学」をまとめたものです。 カルロス・ゴーンから和田アキコまで、職種を越えて色んな人が自分の人生をちょっと振り返る感じのものです。 その中で、石橋貴明ってス
2005/06/07(火) 14:44:48 | 娑婆に出る
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