Taejunomics

            政治、経済、社会、哲学、芸術、文学、スポーツ、マイクロファイナンス、教育などなど、徒然なるままに書き綴ります。 ※お初の方はカテゴリー欄の「Taejunomicsについて」、をご覧ください。
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10月の世界の政治の動き。
またサボってしまいましたが10月ニュース。政治です。


アメリカ

10月ニュースからは少しフライングですが、アメリカ大統領選挙で、黒人初の大統領が誕生しました。どれだけ平等を訴えていても、形式的な平等すら達成できていない国に比べ、アメリカという国の民主主義からは学ぶことが多いと感じました。諸説多いと思いますが、オバマが大統領になったのは、彼がビルダーバーグ会議に行ったから、、というのは冗談で、アメリカの経済状況が大きく影響しているのだと思います。

また、NY市では、市長の3選が認められたそうで、Michael Bloomberg氏が再出馬することになりそうです。ウォールストリートの陥っている苦境を考慮すると、経済に強い同氏が市長になる公算はかなり高いと考えられているようです。

カナダにおいても金融危機は選挙に強い影響を与えているようです。第14回のカナダの総選挙でも、方向性としては自由主義経済を支持する保守党(与党)が苦境に立たされています。

また、10月15日には、4年越しのカリブ海13諸国とEUの経済協力合意がなされました。その主な内容は、お互いが課している関税障壁を大きく下げる・無くす事にあります。両者の関係は、旧宗主国・植民地であり、この立場にある諸国間のこのような合意は、初めてのことだそうです。

同じ南米のボリビアで憲法が改定されるかもしれません。改定後には、大統領の三選が認められ、Evo Morales氏が再度大統領になる可能性が出てきます。憲法改正法案は議会を通過し、1月に国民投票にかけられるそうです。すでに同様の法案は、エクアドルでは通っていて、大統領の任期をさらに2回延長できるように、憲法が改正されています。エクアドルの現職大統領は、Rafael Correaで、彼は、ベネズエラのHugo Chavezと上のEvo Morales氏と反米感情の点で盟友だそうです。


アフリカ

今アフリカで起こっている大きな問題を3つあげるとすると、僕はコンゴとソマリア、ジンバブエのそれを頭に浮かべると思います。

コンゴでは反乱軍(ルワンダ内戦で多くが虐殺されたツチ族と親密)が大きな町々を制圧しつつあり、国連の平和維持軍はそれを阻止できずに撤退しているそうです。ルワンダはコンゴの隣国で、コンゴのルワンダとの衝突も激化しています。この内戦で家をなくした人は10月末時点で25万人以上になるといわれています。混乱はいまだに収まっていません。国連軍はあまり役に立たず、もと宗主国のフランスは、ルワンダとの関係がぎくしゃくしているため(フランスのミテラン大統領らがルワンダでの大虐殺を関知していたというリークがされています)、派兵がしにくいそうですが、そんな事情で一般人が路頭に迷う事が許されるのでしょうか。

エチオピアの武力介入でイスラム原理主義勢力の強固な統治が崩壊した後の2年間、国家としてまったく機能していないソマリアでは、海賊が地場産業になりつつあります。銃器をもち、小型ボートで大型船につけ、乗り込み、船を捕まえて、ソマリアの港にまで送り、身代金を要求するというのがその「ビジネスモデル」。これが国家の状況を背景にしているのは言うまでもありませんが、問題は、この海賊行為を他国が裁くのが難しいという点にあります。事実、デンマークの海軍は、この海賊を拿捕したこともあるそうなのですが、海賊を本国で裁く法律がないため、釈放するにとどまっています。 ソマリアは、アフリカでは珍しく基本的に単一民族で占められている国家にもかかわらず、氏族共同体間の亀裂が現在の状況を生じさせています。

ジンバブエでは、今もすさまじいインフレーションが進行しています。そんな中、与党と野党のパワーシェアリングの話が進んでいるのですが、なかなか前に進んでいません。



アジア

日本で麻生政権が発足して間もなく、アメリカが朝鮮に対するテロ支援国指定解除をしました。ブッシュ大統領が麻生首相に電話でこのことを伝えたのは、米国務省が正式発表をする30分前のことだそうで、日米関係の陰りがささやかれています。(このブログでは何度も書いているのですが、韓国が南朝鮮でない以上北朝鮮ではないはずですし、韓国が南韓国でない以上北韓国でもないのだと思います。GMAT的な(?)パラレルルールにのっとっています。)

タイの最高裁は、タクシン元首相に汚職の有罪判決を下しました。同国ではタクシン氏ら改革派と国王派との間で熾烈な戦いがあり、今回の出来事は、国王派の勝利ともいうべきなのかもしれません。

インドは、アメリカと核の協力条約を結びました。特定の国しか核を持ってはいけない、なんてのは変な話で、誰ももたないのが良いに決まっていると僕は感じています。また、フランスも同国とエネルギー協力についての条約を結んでおり、この背景には条約によりフランスの業者がインドに原子炉を売りつけられる、という事情があるようです。

そのインドからすぐそこの、イギリスののもと植民地であり、1965年に独立したモルディヴでは、初の実質的な選挙が行われ、Mohamed Nasheed氏が大統領に就任しました。

中国では、地方において土地の私有化を織り込んだ土地改革が実施されることになりそうです。この背景には、貧困にあえぐ地方の人々の中央政府への不満があるのだと思われます。


ヨーロッパ

オーストリアの総選挙で極右政党(移民を強烈に反対する党と、国粋団体)が29%の議席を獲得するという異常事態が起きています。若年層が同党の支持基盤になっているそうで、これは、同国の政治の失敗が若年層を苦境に追い込んでいることを反映しているのだと思われます。

一方で、旧東ドイツ地方での世論調査では、極左の左翼党が31%の支持率を獲得しているそうです。ドイツではいまだに旧東ドイツ出身者が経済的に苦境に立たされているという現状があります。


Comment
≪この記事へのコメント≫
世界ニュース本当にありがとうございます。

細かいところですが、「コンゴの隣国」が「今後の隣国」になっている箇所があります…
2008/11/15(土) 09:43:38 | URL | 三浦介 #-[ 編集]
ありがとうございます!直しました。
2008/11/15(土) 12:20:44 | URL | Taejun #-[ 編集]
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