Taejunomics

            政治、経済、社会、哲学、芸術、文学、スポーツ、マイクロファイナンス、教育などなど、徒然なるままに書き綴ります。 ※お初の方はカテゴリー欄の「Taejunomicsについて」、をご覧ください。
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11月ニュース。

なんか、この月次ニュース、毎週のThe Economistまとめと、「選択」のまとめで十分な気がしてきたりもするのですが、継続は力なり、ということで。

政治
経済
ビジネス
金融
その他

政治

全体としてとても不安定な状況になっています。経済が混乱になると政治がおかしくなるのは、決して忘れてはならない歴史的教訓だと思います。


アフリカ

アルジェリアの大統領も当選回数の上限を増やすため、憲法改正を提案するそうです。この、人気延長のための憲法改正は、このところ南アメリカでよく起こっているのですが、ブータンの国王雷龍王を見習ってくださいと言いたいところです。雷龍王は、絶大な支持を集める国王の地位にありながら、53歳にして自らの意思で退位しています。その引き際の美しさ。

前に少し書きましたが、ルワンダの政府高官のRose Kabuye氏がフランスの域のかかったドイツ警察の手で逮捕されました。これが今後どのような対立に発展するのか、まだわかりかねています。


アジア

政治情勢の不安定な国が増えている気がします。

陳水扁前総統が不正の容疑で逮捕されました。彼はその後ハンストを行い、数日間入院をしていましたが、回復し、再度拘留されています。

インドでの同時多発テロは皆さんの記憶にも鮮烈に残っていることと思います。同僚たちの無事が確認され、ほっとしました。

タイでは、国王擁護派の人々のデモがかつてない規模と熱気を帯びてきています。バンコクの空港は閉鎖され、非常に国内情勢が緊迫しています。

ロシアは引き続き反米の動きを見せており、ベネズエラと共同軍事演習を行っています。

チベットの自治についての、ダライラマ側の代表と政府代表との話し合いは平行線で終わりそうです。


アメリカ

オバマ大統領が当選しましたが、これには反ブッシュ政権や団体も好感しているようです。アルカイダも今回の当選を歓迎するという内容の声明を出しているほどです。株式市場もオバマ氏の当選に好感したのか、彼の当選決定から24時間以内のNASDQとS&Pはそれぞれ3%、4%伸びています。当選日の伸びとしては過去24年で最高のものです。

また、オバマ氏の人選は非常に期待の持てるものになっています。リンカーン大統領と同じように、自分と多少の意見の相違はあっても、実力のある人々をポストに置く布陣になっており、多くの国に見られるような仲良し集団にはなっていません。毒舌のキッシンジャーも高く評価していたヒラリー・クリントンを国務長官に、民主党内の実力者で正当ユダヤ人であるエマニュエル氏を首席補佐官にするのみならず、ブッシュ政権のゲーツ国防長官には留任を要請しているそうです(ゲーツ氏は元CIA長官であり、インテリジェンス系の勢力の信頼が厚い人物だそうです)。


ヨーロッパ

トルコにルーツあるCem Ozdemir氏が緑の党の共同代表となりました。ドイツでのこのような事態は、非白人として初の事です。
グリーンランドのデンマークからの自治権拡大への動きが出ています。



経済

経済の停滞色が確実に濃くなってきています。IMFのレポートによると、日米欧の予測GDP成長率はマイナスとなり、2009年度の世界の経済成長予測も3%から下方修正され2.2%になっています。

金融機関の状況は依然として厳しく、政府は金融機関の救済に追われ続けています。前にも紹介したように、すでに政府は、上場されている金融機関の時価総額の4分の1を占める大株主になっています。

中国のドル保有高が世界一位となりました。同国の金融機関の損失が実は非常に深刻なのではないか、という憶測も流れており、もしこれが本当であれば、また市場が荒れる一因になるのかもしれません。

また、ドイツも非常に深刻な状況にあると言われています。ドイツの主たる金融機関が秋以降大規模の救済を受けていることからも明らかなのですが、問題の根はさらに深い可能性があると数誌が指摘しています。このことは、最近メルケル首相がEU首脳の経済対策会議において、リーダーシップを発揮できていない事実と整合的かもしれません。

ちなみに、アメリカの隣国カナダにおいては、金融危機のダメージは小さい事が知られています。同国は問題となっている証券化商品について慎重な姿勢を保ち続けていたそうです。


Yen.jpg
為替レートは激変しています。韓国ウォンの大下落と円高。ある人の指摘によると、今までの日本の円安は政府の主導で無理やりに行われきたものであり、この圧力がなくなれば、現在よりも円高に向かうのは不可避と考えられています。


アメリカの10月の失業率は14年ぶりの6.5%を記録し、イギリスのそれは5.8%となっています。失業率は実態より少し遅れて反映されるので、来年の統計はさらに厳しくなるのではないでしょうか。

昨日の記事(リンク)に書いたように、原油価格は一気に下落しています。



ビジネス

日本の自動車業界は、業績予想を相次いで下方修正していますが、円高基調が続くのであれば、これら企業は引き続き難しい立場に立たされることが予想されます。

アメリカビッグ3は、二度目の救済要請をしにいっているそうですが、今ではビッグ3に同情的な有権者も減少してきており、もしかしたらこれらの歴史に幕が下ろされてしまうのかもしれません。

景気が悪い時期には低価格の商品が伸びるので、低価格パソコンの売れ行きは相変わらず好調、参入企業は増加してきています。ユニクロも過去最高の利益を達成したそうです。

過去最大級の案件であったBHPビリトンによるリオティントの買収が頓挫しました。その背景には、鉱物への需要が景気の停滞により一気に下落してしまっていることにあります。

内定取り消しが増えているのですが、これは企業としては最後の最悪の打ち手だと個人的には思います。これは、また記事にしようかと。


金融

業績の悪化の引責で、金融機関のトップの報酬をゼロにする金融機関が増えています。AIG, Goldman Sachs, Barclays, UBSなどの名前が挙がっていますが、更に増えるかもしれません。トップの無報酬と聞くと、丹羽宇一朗さんの話が思い出されますが、丹羽さんのそれは社会的圧力に押されての報酬カットでは無いという点で異なるのかもしれません。

外資系の金融機関ではレイオフの嵐が吹き荒れています。いつまで続くのかには諸説あるようです。

アメックスも銀行になりました。猫も杓子もFRBから助けてもらうために銀行になるのが潮流になっていますね・・・

資金調達の状況が著しく悪化したことにより、中止となるM&Aが非常に増えています。ディールロジックによると、M&Aの中止・延期は10月20日までで1023件におよび、すでに去年の879件を上回っています。

資本市場はフリーズしており、KKRもIPOを延期しています。



その他

筑紫哲也さんが亡くなりました。ご冥福をお祈りします。

座布団投げが危険との事で、投げにくい座布団が考案されたそうです。大一番の番狂わせの座布団舞いは、テレビで見る分には非常に風情があってよいものなのですが、危ないらしいですね。

ミシュランガイドが出たそうなのですが、僕はこの本に紹介されるようなお店には縁が無さそうです。。

クウォーターパウンドバーガーがマックから出ました。食べてみましたが、もう二度と食べることはないと思います。

グーグル携帯が、2009にドコモから発売されるそうです。そろそろ今の携帯も電池の寿命がきそうなので、今度はグーグル携帯にしようかな、とぼんやりと考えています。

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