Taejunomics

            政治、経済、社会、哲学、芸術、文学、スポーツ、マイクロファイナンス、教育などなど、徒然なるままに書き綴ります。 ※お初の方はカテゴリー欄の「Taejunomicsについて」、をご覧ください。
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恐怖の記憶。
Economistにとても面白い記事が。僕がずっと関心を持っているテーマはリスクプレミアムなのですが、その解明の一つのヒントになるのかもしれません。

The bonds of time

内容は、恐慌を経験、もしくは人づてに聞かされた人間は、そうでない人間に比べリスク回避的であることが確認された、というものです。インプリケーションは二つで以下のものです:

①人間の恐怖の記憶というのはそう簡単に時間とともに消えるものではない

②恐怖は実体験だけでなく、人から伝え聞くものであっても、実体験と同様のリスク回避傾向をもたらす


ネタ元になったペーパーのpdfも見つけました。こちらです。

http://www.econ.berkeley.edu/~ulrike/Papers/DepressionBabys_16.pdf

この主張を用いれば、アメリカの20世紀中後半におけるリスクプレミアムの一貫した高さを説明できるのかも知れません。また、大恐慌の経験がメディアを通じて先進国全体で共有されているのであれば、世界全体のリスクプレミアムの高さについても一定の説明を与えられるのかもしれません。

もちろん、人々の個別的な性向が市場全体の価格決定にどの程度影響しているのか、については分かりかねますが。

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