Taejunomics

            政治、経済、社会、哲学、芸術、文学、スポーツ、マイクロファイナンス、教育などなど、徒然なるままに書き綴ります。 ※お初の方はカテゴリー欄の「Taejunomicsについて」、をご覧ください。
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麻薬は合法化したほうがまし。
20090314153609.jpg

「麻薬は合法化するのが最も害の少ない対策である」という先週のThe Economistの記事に全く賛同します。
http://www.economist.com/opinion/displaystory.cfm?story_id=13237193

麻薬は、確かに様々な問題を惹き起こします。僕はそれを否定するわけではないし、だから麻薬の使用はよくないと思っています。

しかし、重要なポイントは、だからといって麻薬を禁止したところで問題は解決されない、ということです。確かに、麻薬の使用に対して重い刑罰を科せば、多少なりとも表だって麻薬を使用する人はいなくなることでしょう。しかし、一方で非合法化することにより犯罪組織が肥大化し、かつ、多くの情報が非公開になるため(たとえば、検挙する人ベースでしか統計が取れない、など)問題の対処がより一層難しくなってしまいます。事実、それは、この100年間で起こってきたことだったと、The Economist誌は指摘しています。

もちろん合法化が完全な解決策ではありません。しかし、禁止よりははるかに害が少ないのです。合法化することにより、犯罪組織の肥大化を防げるだけではなく、統計もとりやすくなり、社会の福祉・厚生の問題として麻薬問題に取り組むことも容易になるはずです。合法化は最終的な解決に至るための一段階として、重要なのだと思います。


NPOの活動をしながらも常に念頭に置きたいのは、単なる感情論を排して、冷静に現実的な解決策を考えることです。マイクロファイナンスに注目しているのも、そういう理由からなのですが、他にも色々なことを考えていきたいと思います。


Comment
≪この記事へのコメント≫
昔、ブログ上でMironの議論と合わせて採りあげたことがありましたね。
Economistの記事は読んでいないのですが、個人的には覚醒剤などの依存性の高い薬物については、選好自体に内生的に強い影響を及ぼしてしまうため、価格メカニズムがうまく働かない(容易にロックインが生じてしまう)可能性があるので、「解禁」(この言葉をどういう意味で使うかにもよりますが、市場原理導入と理解した上で)にはなお躊躇を覚えてしまいます。
2009/03/17(火) 15:59:23 | URL | 47th #-[ 編集]
懐かしいですね。レス遅れてすみません。あれこれと考えていました。

47thさんの指摘される懸念はごもっともだと思います。合法になることにより最初の一歩を踏み出すことの障壁が下がり、結果として中毒者が増えてしまう、というネガティヴな側面と、犯罪組織の減少や透明性の拡大にともなう対策のとりやすさの向上というポジティヴな側面のトレードオフの問題だと考えていてます。私はそれでも後者の方が「まだまし」と考えているのですが、実際に踏み切る段階ではかなり勇気が必要だと感じています。




2009/03/20(金) 00:29:32 | URL | Taejun #-[ 編集]
麻薬については同意しかねますが、風俗及び賭博に関してはそう思います。
2009/03/23(月) 14:45:34 | URL | 三浦介 #-[ 編集]
そうですね。麻薬については、確かによくよく考える必要がありそうです。。
2009/03/25(水) 01:36:52 | URL | Taejun #-[ 編集]
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