Taejunomics

            政治、経済、社会、哲学、芸術、文学、スポーツ、マイクロファイナンス、教育などなど、徒然なるままに書き綴ります。 ※お初の方はカテゴリー欄の「Taejunomicsについて」、をご覧ください。
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クリエイティブ資本論。
バタバタしている今日この頃ですが、そういう時だからこそ本を読むことと自己省察をする時間の隙間を持つことは非常に大切だと思います。

クリエイティブ資本論―新たな経済階級の台頭クリエイティブ資本論―新たな経済階級の台頭
(2008/02/29)
リチャード・フロリダ



だいぶ前に知り合いから勧められ、購入したものの積読になっていた本書。

著者が強調しているのは現代においては、創造性が最も重要な資本となっているという点です。事実、技術集約型の企業の躍進は、原書が世に問われた2002年以降目覚ましいものがあります。

自由と熱中がキーワードともいえる創造的な仕事をする人々のことを、本書ではcreative classと呼び、その人々がイノベーションの原動力となっている点、またそのために高い賃金水準を獲得している点などが指摘されています。

著者は創造性と環境には強い連関があり、事実同性愛や芸術家などを歓迎する都市(そこでは寛容・多様性が尊ばれていると思われる)において、創造的な事業が生まれやすいことを指摘もしています。また、同時に、20世紀の初頭から現代にかけて、社会システムが創造性を触発しやすいものに徐々に変遷していった過程についても述べられています。そして、後半では、その創造性を伸ばすための環境づくり・心構えについて書かれています。

説かれている内容の多くには首肯するのですが、2002年に原書が出たという点が限界なのでしょうか、目から鱗、というような内容ではありませんでした。また、グラフの使い方も少しレトリカルな気がしました(例えば、creative classの増大を適切に見るのなら、その人口の推移ではなく、全体に占める人口比率を示したほうが適切でしょう)。

日本でいうと、どんな人たちがcreative classに属するのでしょうかね。





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