Taejunomics

            政治、経済、社会、哲学、芸術、文学、スポーツ、マイクロファイナンス、教育などなど、徒然なるままに書き綴ります。 ※お初の方はカテゴリー欄の「Taejunomicsについて」、をご覧ください。
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読書について。
読書について 他二篇 (岩波文庫)読書について 他二篇 (岩波文庫)
(1983/01)
ショウペンハウエル



いわゆる読書家にはぜひ読んでもらいたい本です。共感することがとても多いです。

ショウペンハウエルの重要なメッセージは3つです:

1.本を読むことは他人の考えをなぞることにすぎない。人間は自分で考えて吟味した思考しか自分のものに出来ないのだから、ただ読むだけでは意味がない。読み、そして、よく考えるべきである。

2.本を読むときに最も重要なことは、著者の思考の道筋を読むことである。

3.読むべき本と読むべきでない本を見分けるべきだ。曲学阿世の本が世の中に何と多いことか。


1についてはロックをはじめ多くの思想家たちが説くところです(ジョン・ロックがどこでこの内容を話していたのか忘れてしまいましたが)。特に現代においては、知識そのものはすぐに手に入る時代にあるので、自分で考える能力の重要性はより高まっていると感じています。

2については、時に僕は「著者が何を話しているのか」に傾斜してしまっていた感があります。反省。
確かに、著者が何を話しているのか、より、著者がどういう思考の道筋を経てこれを話しているのか、を考えた方がはるかに意味があるように思われます。

3については、僕は大学生の頃から気を使っていて、特に重大な理由がない限り、古典を多く読むようにしています。時間の試練に耐え抜いた本には、決して廃れることのない知恵が込められている可能性が高いと思うからです。



(引用文)

P128

「読書にいそしむかぎり、実は我々の頭は他人の思想の運動場にすぎない。そのため、時にはぼんやりと時間をつぶすことがあっても、ほとんど丸一日を多読に費やす勤勉な人間は、次第に自分でものを考える力を失って行く。」


P129

「紙に書かれた思想は一般に、砂に残った歩行者の足跡以上のものではないのである。歩行者のたどった道は見える。だが歩行者がその途上で何を見たかを知るには、自分の目を用いなければならない。」




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