Taejunomics

            政治、経済、社会、哲学、芸術、文学、スポーツ、マイクロファイナンス、教育などなど、徒然なるままに書き綴ります。 ※お初の方はカテゴリー欄の「Taejunomicsについて」、をご覧ください。
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秤にかけない
オバマ大統領がアメリカ当局のテロ容疑者に対する水責めの拷問に関する文書を公開したことに対して、CIAの元長官が強く批判しています。このような尋問方法が禁止されると、国の安全を守るための任務の遂行がより困難になるとの理由から。

こういう事柄が問題になる時、よく、拷問によって侵害される人権と、その拷問によって得られる自白とそれに基づく犯罪防止の利益が天秤に掛けられ場合が少なくありません。ですが、個人的には、このような秤にかける議論は、常に袋小路にはまってしまう可能性を内包しているように考えています。

なぜなら、天秤にかけるものが同じ基準で評価しえないものである以上、この比較考量の結論は最終的には価値観の問題に帰着してしまう可能性が高いからです。価値観の対立に帰着してしまう議論が解決することはあまり想像できません。

まずするべきことは、そもそも拷問によって得られる自白が本当に犯罪を防止するのに役立つのか、という点をじっくり検証することなのかもしれません。 この点について、個人的には大いに疑問を抱いているわけですが。


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