Taejunomics

            政治、経済、社会、哲学、芸術、文学、スポーツ、マイクロファイナンス、教育などなど、徒然なるままに書き綴ります。 ※お初の方はカテゴリー欄の「Taejunomicsについて」、をご覧ください。
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ヨーロッパの新たなペッキング・オーダー
North America Issue Cover for May 9th 2009今週のThe EconomistのLeadersは、ヨーロッパにおける経済の力強さの順位が、フランス→ドイツ→イギリスになり、それに伴い、人々が良いと考える経済システムが自由主義的なそれよりもある程度統制の入ったシステムとなりつつある、というお話。

途中まではどちらかというと、統制のきいた経済システムの利点や、フランスのある程度効率的である政府機構についての話をしていて、「Economistよお前もか」と思いながら読んでいたのですが、やっぱり後半で市場システムを重視した自由主義を支持する立場を明確にしています。変節をする雑誌が多い中、このようにしてポジションをしっかりとり続けるという点は、大いに評価すべきと思います。

その主張そのものが正当か否かについては、多くの場所で侃々諤々と議論されているものですが、僕はEconomistの主張におおむね賛成です。人々の創意工夫を引き出しやすい市場システムが持つ力は、時に今回のような失敗も招きますが、長期的にみると確実に経済をより良いものにしうると考えています。(といっても、外部性のある環境問題などについては、ある程度の歯止めが必要だとは思いますが。)

完璧な制度はまだ見つかっていなくて(多分なくて)、諸制度にはそれぞれ一長一短があるという認識は、当たり前ながらとても大切だと思います。ある時期によって、それぞれの長所と短所がクローズアップされることはあると思いますが、制度設計というものは長期的な視点に立ってするものである以上、このような短期的に目につく長所や短所に対しては、ある程度距離を置いてみることが大切だと思います。

Comment
≪この記事へのコメント≫
いつも読ませていただいています。
本当に初歩的な疑問なのですが、、

Teajunさんは雑誌の記事や主張において
一貫性を重視されているようですが
それは何故なんでしょうか?

直観的にはそうだろうとも思えるのですが
何か理由をお持ちであればお聞かせいただければと思います。
2009/05/16(土) 05:12:34 | URL | 通りすがりの経済学部生 #-[ 編集]
はじめまして。

これはどちらかというと、私の価値観に関わっているとは思うのですが、ある言論活動を行う組織なり個人なりがちょこちょこ自分の意見を変えるのであれば、その主張は力を持ちえないと思うからです。





2009/05/16(土) 09:08:24 | URL | Taejun #-[ 編集]
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