Taejunomics

            政治、経済、社会、哲学、芸術、文学、スポーツ、マイクロファイナンス、教育などなど、徒然なるままに書き綴ります。 ※お初の方はカテゴリー欄の「Taejunomicsについて」、をご覧ください。
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国際刑事裁判所は欧米の利権擁護機関?
国際刑事裁判所がスーダンのバシル大統領に対して2か月前に出した逮捕状が話題を呼んでいましたが、大統領はダルフール紛争における自らの容疑を全面否認しています。

バシル大統領がこの戦争犯罪において咎があったかどうかはさておき、国際刑事裁判所の行いが首尾一貫していないことには、批判が多いようです。

たとえばスーダンは、米国の石油メジャーを追放し、中国に石油利権を独占させている国です。一方で、中央アフリカ共和国でフランスの支援を受けたボジゼ将軍がクーデターを起こし、悪逆の限りを尽くしたことについて、国際刑事裁判所はこれを一切訴追していません。

こういったことを踏まえて、国際刑事裁判所は、欧米の開発途上国(特に資源国)における利権を擁護するための一つの組織である、と主張する人もいるようです。

僕はこの類の陰謀説に与するつもりは全くありませんし、国際刑事裁判所の存在意義は無いと言うつもりもありません。ただ、ほとんどすべての国際機関においては各国(特に先進国)の思惑が複雑に交錯しているということは、常に念頭に置いておくべきだと思います。ある組織や機関がどんなに崇高な理念を掲げていても、様々な利害関係者が存在する人の世においてその理想を貫徹するのは非常に難しいということは、事実のように思います。

この種の事柄について考えるとき、スティグリッツ教授の次の言葉が、僕にとっては金言となっています。

「真実は微妙なところにある。」


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