Taejunomics

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戦場のピアニスト
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 戦場のピアニスト。 
 実在の人物、シュピルマンの数奇な人生を映像化したもの。 

 物語は、とても静かに流れていく。 多くの凄惨な映像が、無音のまま流れることにより、現実感が増している。 また、技術的には、窓からの描写が多いのが、逃亡生活の雰囲気を良くあらわしていると感じた。

 この映画、東アジアの中でも、日本人とそうでない人々によって、感情移入の度合いに、大きな差があるそうである。 実際に、掲示板らを見ていても、それは感じる。 足を踏んでいる人間は、踏まれている人間の痛みをわかることは難しいのだろうと、感じずにはいられない。

 また、音楽とナチスについて考える場合、どうしても思い出してしまう、ワーグナーとカラヤン。 ナチスの象徴的な音楽を作ったワーグナーは、ナチスの台頭期には、もう他界していた。 一方、ナチスの国家指揮者であったヘルベルト・フォン・カラヤン。 81年に「ナチスの党員であったことを何も悲しいとは思わない。同じ状況に置かれれば、今でも私は同じ行動をとるだろう。したいことをするためには、人殺しでもするのだ。」と、平然と言ってのけたカラヤン。 
 自分は、どうしても、この指揮者を偉大と考えることができない。 賛辞なぞ、もってのほかである。 
 しかし、自分がドイツ人だったら、どうしたろう。 シンドラーには、なれるかもしれない。 しかし、暴挙が我が物顔で闊歩している中、死を賭してまで物申せる人間であることは出来るだろうか? 

 どうやら、自分はまだまだ、弱い善人のようである。 修練せねば。
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