Taejunomics

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ココ・アヴァン・シャネル
見てからだいぶ経ってしまいましたが、備忘録。
coco.jpg 母親を亡くし、父から捨てられ、孤児院に育ったシャネルが自らの衣服を立ち上げるまでの過程を描いています。 

この映画を見ていて、改めて感じるのは次の三点。


1.服装の本質は機能にある

映画に登場する女性たちの中では、シャネルの服装だけが現代です。 なぜシャネルだけが現代たり得たのかというと、彼女の服装に対する考え方の土台に機能性があったからだと思います。 無理に締め上げるコルセットや、動きが著しく制限される服装をシャネルは嫌いました。 

もちろん、機能性、という言葉の意味することは、時代によって変わります。旧来の階級社会においては、派手な服装はその地位を示すことでコミュニケーションのコストを下げるという効果があったのかもしれません。その意味で、ある時代までにおいては、従来の西洋の女性の服装は機能的といえたのでしょう。 

しかし、身分制度が徐々に失われつつある当時の社会において、過飾は桎梏となりつつありました。それにいち早く気づいたのがシャネルだったのだと思います。

ちなみに、男性のスーツスタイルはその時から今までほとんど変わっていません。 スーツはかなり機能的な服装らしいです。



2.働くことの意義

映画の中のシャネルは、働くことを望みます。周囲の女性が、そんなことを考えていない時代にです。シャネルは、働くことにこそ自立があると考えていたように思えます。 映画中では、シャネルのデザインする帽子や服が他人から受け入れられるにつれて、シャネルは誰にも依らずに生きていくスタイルを確立していくプロセスが描かれています。

働くということは、価値を創造するです。それは、他者から認められることをも意味するのだと思います。働くことの意味を、改めて考えさせられます。



3.自分の信条に忠実であること

デザインにおいても、働き方においても、シャネルは自分の考えることを貫き通しました。 周囲からは、奇妙奇天烈な人間と思われても、そんなことはお構いなし。 そんな彼女の姿を見ていると、周囲から変だとか思われることなんて、あまり大した問題ではないように思われてきます。 (もちろん、ただ単に「変であること」を志向するのは馬鹿げていますが)

時代を追いかける人間になるか、時代をつくる人間になるか。 どちらを選ぶのかは個々人の自由ですが、後者の人間にとっては、周囲の視線はどうでもよいものなのかもしれません。


映画中のシャネルはとっても輝いていて、かっこいいです。 どこかで見たことあるなー、と思ったら、アメリの俳優さんだったのですね。 ものづくりをしている人には、ぜひ見てもらいたい映画です。



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2009/10/15(木) 10:25:07 | | #[ 編集]
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