Taejunomics

            政治、経済、社会、哲学、芸術、文学、スポーツ、マイクロファイナンス、教育などなど、徒然なるままに書き綴ります。 ※お初の方はカテゴリー欄の「Taejunomicsについて」、をご覧ください。
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新興国のメガバンク
先週のEconomistのSpecial Reportは、新興国の銀行業。

EmargingBank1.gif
文章を読めない人への銀行サービスやモバイルバンキングなど、現地のニーズに沿ったサービスを展開している新興国の銀行の規模はすでに相当なものになっており、成長著しい。

現時点でも、新興国銀行の利益、Tier-1 capital、配当、時価総額はそれぞれ、世界の銀行の25% ~50%を占めている。金融危機後、この傾向はさらに顕著になった。これら新興国の銀行は、現地では成長のエンジンとみなされていて、先進国における評価とは大きく異なる。





もはや、新興国の銀行はメガバンクだ。それは次の表からも明らかだ。2010年4月における中国工商銀行の時価総額は2,260億ドルで、Citiの二倍弱になる。

EmargingBank2.gif現時点でもこれら新興国銀行の資本は厚いが、さらなる成長、今後の不良債権対応などのために、エマージング銀行はより多くの資本が必要となる。

新興国経済が必要としているのは、革新的な私的銀行と国有銀行であり、外資銀行へのニーズは多くはない。その数少ない外資銀行としてすでに先鞭をつけているCitiやStandard Charteredの間に、他の銀行が食い込むのは容易ではない。

バンキング業界のグローバリゼーションは一時停止になっているとEconomistは主張する。上述のように先進国の銀行が新興国に入る余地はほとんどないが、現状のキャパシティ的にも国有企業という性質的にも、エマージングの銀行が先進国に踏み込むのも難しい。エマージング銀行は近隣の金融機関の買収を行い、それがどう機能するか試験している段階だ。

近いうちに生じうる海外進出は、各国毎のエッジを活かした分野の輸出になるだろう(例:インドなら技術、ブラジルならIBD業務)。

じゃあ、日本の銀行業がエッジを活かせる分野は何か、という話を今日はしていたのだけれど、これだろう、という結論になった:
http://chainmail.seesaa.net/article/63241060.html
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