Taejunomics

            政治、経済、社会、哲学、芸術、文学、スポーツ、マイクロファイナンス、教育などなど、徒然なるままに書き綴ります。 ※お初の方はカテゴリー欄の「Taejunomicsについて」、をご覧ください。
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ミルコのキックについての研究。
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 初めての格闘技エントリー。 このブログをたまに見ているイッキョとゲンチンが突っ込んでくれることを願って。
 
 格闘技でよく見るのは、やはり、プライドの試合。 急所攻撃以外基本的に何でもありの総合格闘技である。 

 その中でも、一番好きな選手は、ミルコ・クロコップ。 クロアチアの国会議員も兼ねている。 

 クロアチアの選手たちが内心に記している国を愛し発展させようという心には、たびたび感銘を覚える。 一番初めに鮮烈な印象を与えてくれたのは、98年ワールドカップにて6点を挙げ得点王となった、シュケルのインタビュー。 「祖国の人々に力を与えてあげるために、私たちは戦っているのだ」と。 ユーゴの内戦から間もないぼろぼろの国内状態にもかかわらず3位を達成したクロアチアチームの根底には、このモチベーションがあったに違いない。

 プライドは試合そのものにショー的な要素は無いが、その前の宣伝には多分にショー的な要素が含まれている。 そのため、ミルコも傲岸な発言が流れること(あおり目的の誤訳がほとんどとの事。実際英語のインタビューを聞いたときは、「おいおい。。」と思いました)が多いが、彼の内心に流れるものはシュケルのそれと大きな違いは無いと思う。 そうでなければ、彼の本国での行動は説明しがたい。


 さて、前置きが長くなってしまったが、いよいよ本題。 ミルコのキックについて、初心者ながら研究したものを書こうかと思う。
 ミルコ・クロコップの左ハイは、もはや、芸術と呼ぶレベルにふさわしい。 数々の猛者たちを叩き伏せてきたそのハイキック。 ビデオを何回もコマ送りにしながら、彼のキックの研究をしてみた。 

 mirko.jpg


 ①まず、軸足。
 蹴る対象に対して、軸足を20センチほど外においている。 角度は、外に30度ほど開いている。 蹴る前と蹴った後に、軸足が動かない。 これは、テコンドーの回し蹴り(蹴った後に、軸足を相手と180度の角度においている)や、空手のそれ(多少は軸足をひねる)とはかなり異なっている。 よく見ると、足の裏で、地面を力強く握り締めている。 この、ぶれない軸足が、特徴の一つと思う。

 ②モーションはじめ
 まず勢いよく上体を惹き起こし、それに連動して腿が跳ね上がっている。 腿が上がるまでの動きは、100m走の陸上選手の腿上げに酷似している。 


 ③ひざ
 勢いよく跳ね上がった腿が打撃の高さに持ち上がるまでは、ひざの関節は閉じたままである。 膝を出す角度は、打撃対象からわずかに(10cmほど)外。 

 ④打撃
 上体を後ろに倒しつつ(20度くらい)、ねじる(約90度)。 それと同時に、膝が伸び、蓄積されたエネルギーが一気に相手へと。 彼のキックの回転軸は、股関節よりちょっと高いところにあるようだ。
 打撃に至る直前まで、力が入っているのは(ビデオを見ながら筋肉が張っているのは)、地面をしっかりと踏みしめている軸足のみ。 蹴り足の腿は、相手に打撃を当てる直前まで、恐ろしいほどの脱力がされている。 当たる直前に、けり足の裏腿がものすごい張りを見せている。


 im00016299.jpg

 うーん、見れば見るほど、芸術的なキックです。 ガードごと相手の意識を吹き飛ばせるキック。 今、自分が一番欲しい武器(おい)。
 これほどのキックの習得するために、どんな練習をしたのだろう。 とても気になるところ。 誰か、彼のトレーニング内容を知っている人、教えてください。 
Comment
≪この記事へのコメント≫
ミルコの左足は物凄いものがありますね。
あそこまで単純に一つのものを極めると他に小細工はいらなくなるんですね。
ミドルとハイの散らしだけで相手を沈められる。
まあミルコの場合、他のファイターのそれに比べてパンチの破壊力もすごいです.....

それにしてもよくこんなに細かく分析しましたね(汗)
2005/07/05(火) 02:29:48 | URL | ガンチ #-[ 編集]
いやーさすがにテジュンの分析追求心は凄いね!ほとんど正解でしょ。つーか、なんか力学的な話に関しては何も分からないが、多分あってると思うよ。
あと補足として、皆ミルコの“左”って意識があんのに、では何故ミルコが振りかぶったら左足(受ける側から見たら右に)に寄る(ダッキングみたいな)動きをしてしまうのだろう。
実はこの不可解な動きで、ミルコの左の力『+』の力が働いちゃうのも見逃せない要素だよ。
さて、このカラクリが分かるか!!?分かったら出てこいやー!!
2005/07/05(火) 10:05:38 | URL | ひょん人 #kLXuxg7Y[ 編集]
 >ガンチ
 書き込みありがとう。
 ミルコの左は、マジでヤヴァイ。 
 さらに、パンチの技術もすごいんだよね。 本当によく相手に当たる。 パンチだけでもKOできる威力があるからこそ、あの左足がさらに活きるんだろうね。
 はい、基本的に、何事も始めたらオタクになります。俺は。

 >ひょん人
 いやー、来てくれたね。 うれしいよ。
 本当に指摘するとおり。不思議だ。 
 蹴りを振り抜くスピードだけなら、多分、他にもすごい選手はいると思う。
 けど、ミルコのは、何か違う。 相手からわざわざ「当たりに行っている」ような錯覚さえ覚えさせるんだよね。

 考えられる理由は、
 ①あの左ハイにいたるまでに、色々な伏線を張っている。
 ②蹴りの威力を知っている相手は、それを恐れ硬直してしまう。 蛇ににらまれた蛙状態。
 ③実はミルコは超能力者。

 て、まじめに考えてるのは①だけです。
 相手が「吸い込まれてしまう」理由を見つけない限り、あの左は完全に解明できないんだろうな。
 そのうち、続編で、「なぜ、ミルコの左ハイは当たるのか?」を書いてみます。。
2005/07/05(火) 10:24:20 | URL | 手順@管理人 #-[ 編集]
とりあえずミルコのキックは一瞬目の前からミルコがいなくなるらしい。軌道が普通のとは違うらしいよ。「あれっ!?」ばちーん。

んで格闘技雑誌や何やらでミルコ戦直前、もしくはミルコ戦直後に必ず著名なキックボクサーや空手家が、ミルコの左ハイを分析しまくってんだけど、だーれも結局避けられない。

あと昔角田がTVで「打撃でKOされるときは記憶はなくて、ただかすかにきな粉のにおいがする」ってぶっ飛んだ事いってました。
2005/07/07(木) 01:36:39 | URL | いるぎょ #-[ 編集]
 おお、イッキョ、来てくれたな。
 
 なるほどねえ。 本当に、どうなっているんだろう。
 軌道か。 ちょっとまた時間あるときに、ビデオを見てみます。

 てか、角田の「きな粉のにおい」発言には笑った。
2005/07/07(木) 09:12:34 | URL | 手順@管理人 #-[ 編集]
最強は聖帝
全盛期のミルコは強かった。だが南斗最強のこの聖帝の前では赤子同然俺の必殺技、極星十字拳で一瞬で粉々に切り刻んでやる俺に勝てるのは疾風の北斗琉拳羅将ハンだけだ
2011/03/22(火) 10:38:02 | URL | 聖帝 #-[ 編集]
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2005/07/08(金) 16:13:06 | ミルコ・クロコップ・ドットコム
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