Taejunomics

            政治、経済、社会、哲学、芸術、文学、スポーツ、マイクロファイナンス、教育などなど、徒然なるままに書き綴ります。 ※お初の方はカテゴリー欄の「Taejunomicsについて」、をご覧ください。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/--(--) --:--:-- | スポンサー広告 | Trackback(-) | Comment(-)
イノベーションにおける教養について
イノベーションはもともと集団的な行為だ。イノベーションは個人の発想のように見えるかもしれないが、大抵の場合それは純粋な個人の発想の産物ではなく、彼・彼女が色々な分野にいる人々の知見に触れることによって生じるものだ。特に、全ての分野において専門分化が進んだ現代においては、共同体に根付いた集合的な実践知が求められている。

このようなCollectiveなイノベーションを起こす人に求められるのは、プロデューサーとしての資質だ。技術者、職人、専門家らをまとめて一つの成果物を創りだすプロジェクトリーダー的な能力が必要とされている。

異なる分野にいる人々の知見をまとめて新しいものを作り出すためには、当然ながら、各分野の専門家の言うことを理解できるだけの知見を持つ必要がある。しかし、各分野の専門分化がかように甚だしい現状において、どのようにしたらそのような「どんな分野の人のいうことであっても、その本質を理解できる能力」を身につけられるだろう。

イノベーション研究の泰斗である野中郁次郎先生は、このような能力を身につけるためにこそ教養が必要であると説く。具体的には、古典、歴史、芸術などに関する知見が必要となる。教養とは多様な知の共通項であり、言うなれば、すべての学問分野の根っこのようなものだ。それがあってこそ、様々な専門家らの言うことを理解できるようになる。

野中先生のこの一言を聞いた時に、我が意を得たりと思った。18歳の頃から何となく直感的に続けてきたことに、今になって意味を見出すことはうれしいことだ。これからも、黙々と古典を読み、色々な芸術に触れ、人の歴史を読み沈思黙考していこうと思う。
Comment
≪この記事へのコメント≫
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
Secret: 管理者にだけ表示を許可する
 
Trackback
この記事のトラックバックURL
≪この記事へのトラックバック≫
Designed by aykm.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。