Taejunomics

            政治、経済、社会、哲学、芸術、文学、スポーツ、マイクロファイナンス、教育などなど、徒然なるままに書き綴ります。 ※お初の方はカテゴリー欄の「Taejunomicsについて」、をご覧ください。
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悪評と好評どちらが誇大?
悪評や好評はいつの日も過大評価されがちなものである。 
 投資の世界においてもこれは変わらない。 
 では、悪評と好評は、どちらが過大評価されるのか。

 エクセレントカンパニー、直訳すれば、すばらしい会社、なるものがある。 これは、世界トップのコンサルタント会社のマッキンゼーにいたピータースとウォーターマンが取り上げた、42つの企業のことである。
 ちなみに、このエクセレントカンパニーの共通点は①行動の重視、②顧客への密着、③自立性と企業家精神、④人間を通じての生産性向上、⑤価値観に基づく実践、⑥基軸への執着、⑦単純な組織・小さな会社、⑧厳しさと緩やかさの両面を同時に持つ組織構造とのことである。 これはこれで参考になるのだが本論とはそれるのでこれくらいで。

 さて、問題は、このエクセレントカンパニーとそうでない会社、むしろパフォーマンスが劣っている会社に投資をした場合、総合的にはどちらの方が収益率が高くなるかと言う点。

 理論的に言えば、リターンは同じ。 一般の常識では、「なんで?」となるかもしれないが、評価が高い会社の株式は高く評価されるので、結果的に株式投資に対する収益率は変わらないわけである。

 これをクレイマンという人が検証してみた。 結果は、果たして、劣悪会社の方が投資パフォーマンスが高いことが判明したのである。 
 
結果(読み飛ばしても一向にオーケイです。)-----------------
      エクセレントカンパニー    劣悪会社
      への株式ポートフォリオ    への株式ポートフォリオ

決定係数    0.84          0.81
ベータ     1.18          1.17
アルファ    0.16%/月        1.00%/月
トータルリスク 17.7%/年        18.01%/年

 (Michelle Clayman, " In Search of Excellence: the Investor's viewpoint, "Financial Analysts Journal, May-June 1987 より。)
-----------------------------------------------------------

 投資の世界では、好評の方が悪評よりもより過大評価されるようである。 さてさて、現実世界ではどうなのだろう。 
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