Taejunomics

            政治、経済、社会、哲学、芸術、文学、スポーツ、マイクロファイナンス、教育などなど、徒然なるままに書き綴ります。 ※お初の方はカテゴリー欄の「Taejunomicsについて」、をご覧ください。
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痛みに始まるもの、痛みに終わる。
イスラエル人のガザ撤退の件。
 
 まず、知らせを聞いたときには、にわかには信じがたかった。 あのシャロン氏が、そのような決定をするとは到底思えなかったからだ。 サイードらが告発してきたように、彼がどれだけの侵略と虐殺の指令を下したことか。 正直、撤退の過程に反パレスチナ人感情を高めることが目的なのではないか?、と勘繰っていた。

 しかし、予想は裏切られ、現在、入植者は、自主的もしくは強制的に撤退をしている。 ちなみに、撤退の英語はevictionだから、「立ち退き」とかの方がニュアンス的には正しいと思う。 立ち退くのは文民である入植者たちなのだから、撤退という言葉はふさわしいとは思わない。

 まず、知りたいこと。 今チェックしたニュースからは知ることができないのだが、立ち退くことになる入植者たちの新しい住居・雇用は政府から保証されているのだろうか? だれか、知っている人、教えてください。 シャロン氏は「立ち退きを遂行している兵たちを責めるのではなくて、私を責めてください。」と言っているのだが、そこまでいうのなら、普通、撤退することになる入植者たちの新しい生活を保障していると思われるのだが。 けれど、抵抗者たちの姿を見ていると、もしかして、その後の保証は一切ないのでは?、とおもってしまう。
 また、マスコミがさほど入植者のその後の生活の問題について取り上げないのも、マスコミの視点のあり方について疑問を抱かせる。

 
 次に撤退の理由:
 ・もともとの占領自体が明らかに不当だから
 ・パレスチナ人の反乱勢力の指導者たちをほとんど摘んだので反乱の恐れが少ないため
 ・パレスチナ人の2度のインティファーダ(「民衆蜂起」、が訳だったはず)に代表される抵抗のため
 ・イスラエルが、当初の建国の目標を達成できないことが明白になってきたため。 たとえば、少ないユダヤ人のイスラエルへの帰国者数。 ユダヤ人は、イスラエルよりアメリカにより多く住んでいるのである。

 などが、話されているようだ。 真相は正直わからない。


 歴史において多くの場合、痛みに始まるものは、痛みに終わる。 侵略も、革命も、恋愛も。
 必要以上に痛みから始まることがない世の実現のため、何をすればよいか。 考えずにはいられない。
Comment
≪この記事へのコメント≫
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撤退ですか・・・てじゅんさんがおっしゃられているようにこれでは「撤退」の名を借りた「追い出し」ですよね
そうですね・・・・彼らの生活が心配です
物事は何でも始まったもので終わると思うんです
礼から始まれば礼で終わる・・のように
シャロン氏はそういう人だったとは知りませんでした
あまり政治をよく知らないもので・・・・
このブログって本当に勉強になります
2005/08/19(金) 03:38:53 | URL | ヒャニ #QAt7aVcw[ 編集]
タイトル未入力
 恐縮です・・・ 脊髄反射系の物書きですから。
2005/08/21(日) 23:07:02 | URL | 手順@管理人 #-[ 編集]
タイトル未入力
脊髄反射系・・・・ちょいウケました
2005/08/22(月) 21:33:13 | URL | ヒャニ #QAt7aVcw[ 編集]
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