Taejunomics

            政治、経済、社会、哲学、芸術、文学、スポーツ、マイクロファイナンス、教育などなど、徒然なるままに書き綴ります。 ※お初の方はカテゴリー欄の「Taejunomicsについて」、をご覧ください。
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9.11選挙の陰で。
 そういえば、大学の頃の専攻であり、唯一まじめに勉強していた科目が憲法だったくせに、法律関係のエントリーを一切書いていないことに気付く。 

 ちょっとした思い出し笑をしてしまった事柄について書こうと思う。


 はい、これが、今回の衆議院選挙のポスターです。 一応、肖像権を考慮してトリミングしてみました。
 DSC01061.jpg

 下の方にちっちゃな文字に注目。


 拡大すると、
DSC01063.jpg

 
 はい、「最高裁判所裁判官国民審査」と書いています。


 これは、憲法の七十九条の、確か二項をその根拠としている制度。 司法府は「良心の府」として、かなりの自律性を保証されているのだが、それだけでは、司法が暴走しうるので、この制度がある。 これは、内閣による最高裁判所の裁判官の任命後にはじめて行われる衆議院選挙の際に行われる。 投票結果次第では、裁判官は罷免される。 趣旨は、言うまでも無く、内閣の任命に対する国民のコントロールにある。 国民審査の法的性質は諸説分かれるが割愛(覚えていないのは内緒の話)。


 しかし、この制度、残念ながらほとんど機能していない。
 
 実際に、どうなったら、裁判官がクビに(罷免)されるか。 選挙の投票用紙にある、クビにしたい裁判官欄につけられた×印の投票が過半数を超える場合のみ。  投票者がその欄に何も書かなかったら、「罷免不可」の票に数えられることになる。
 さらに、投票者の多くは、最高裁判所の裁判官がどのような人であるかなど殆ど知らない。 情報が明らかに不足しているのである。

 多くの人の場合、投票用紙に、初めて見る名前がずらーっと並んでいて、それとともに×印をつける欄があるわけだ。 自分にとっては、ワイドショーの番組の名前がずらーっと書いてあって、「この中であなたが見たく無いのに×をつけてください」、と書いていることに匹敵する。 
 ちなみに、現状では×印は有効投票の一割にも満ちていない。
 

 大学の頃の刑事訴訟法の先生は元裁判官だったのだが、その人が面白おかしくこの事を話してくれた。

 「いやー、あれねえ、名前が投票用紙の一番前とか一番後ろとか、とにかく目立つ場所に書かれてると、ヒヤッとするんだよねー。」 


 え、そんな問題なんすか。。 
Comment
≪この記事へのコメント≫
そうですねー
中学、高校で習ったときに
「え?」と思いました
ふだんかかわることもないし、どんな人かも
わからない人を判断しろなんて・・
でも、プライバシーの問題もありますよね
難しいな
近々、HP変えます



2005/09/06(火) 07:13:53 | URL | ヒャニ #bxDmnZHA[ 編集]
そーいやぁ、俺なんか投票用紙がどんなんかすら知らないしな。
2005/09/06(火) 09:34:05 | URL | いるぎょ #-[ 編集]
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2005/09/07(水) 00:00:30 | | #[ 編集]
 ひゃにさん、 
 そうですね。。

 いっきょ、
 じゃあ、投票所へ行っておいでよ。 そして、それを、区役所に次ぐブログのネタにする、と。
2005/09/07(水) 08:57:13 | URL | taejunomics管理人 #-[ 編集]
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