Taejunomics

            政治、経済、社会、哲学、芸術、文学、スポーツ、マイクロファイナンス、教育などなど、徒然なるままに書き綴ります。 ※お初の方はカテゴリー欄の「Taejunomicsについて」、をご覧ください。
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合理的な愚か者や×2、そなたをいかにせん。
 ヒルズに、ダヴィンチのレスター手稿を見に行く。
 本も購入したので、ちょっと読んでみてから、自分なりの観察結果を書こうと思う。

 見た後、恵比寿にて環境経済学専攻の才媛にょんちと食事。 そういえば、高2のときに知り合ったのに、長話をしたのはこれが初めてだった。 話を聞きながら、やっぱり学者の世界は僕には向いていないということを再確認。 しがらみの多さに発狂してしまうと思う。 入ってもいないのに、こんなことを話すのもなんだが。。
 
 
 話を聞きながら、環境経済学と環境について考えたこと:

 利潤を最大化するために行動する、「合理的な愚か者」を前提とする経済学。 そんな理論の土台に乗っけて、環境の保全に価値を見出すことはできるのか、ついつい考えてしまった。 ※「合理的な愚か者」というのは、アジア人初のインド人ノーベル経済学賞受賞者のアマルティア・センという人がこの経済学が前提とする人間や企業に対してつけた言葉です。

 長期的に見た場合は、環境の保全に価値を見出すことは可能なのだろう。 けれど、短期的には正直難しいと思ってしまう。 特に、貧困の軽減が緊喫である国々にとっては、そんな余裕は正直なさそうである。
 株式会社でも特にアメリカで以前に似たような議論がなされた。 株主とストックオプションを付与されている経営者達による、短期的な収益の追求により、多くの起業の長期的な価値が破壊された。 その反省もあって、現在はコーポレートガバナンスが見直され、問題の解決が模索されるようになった。 (ここらへんは、マッキンゼーから出されている"Valuation"の叙述が参考になる。良書。最近最新版が販売されているので興味がある人はどうぞ。)

 企業の場合は、それでよい。 数個の巨大企業の破綻により、社会が問題に気付き、改善の試みが始まり、問題があるていど解決される。
 しかし、環境はそうはいかない。 一度破壊されると取り返しのつかないことになる。 気付いたところでもう遅いのだ。 

 世の中が北斗の拳やナウシカの世界になってしまうまでに、気付かねばならない。 けれど、いままで、人類が痛い目を見ずに、知の力のみで、誤った行いを軌道修正したことは、残念ながら、あまりない。 痛みからしか学習できない、悲しい歴史は繰り返されてきた。 
 でも、今度こそは、知の力でなんとかしないと、大変なことになる。 

 マルクスやケインズ級の、社会へのインパクトを持った理論が必要であると思う。

 
 そんなことを考えると、とても取り組み甲斐のある分野だと感じた。
 
 別に、理論から取り組まなくても、ビジネスからアプローチすることも可能だと感じる。 重要なのは結果であるのだから。

 
 
 その他にも色々な話を聞く。 とても触発されました。


 そして、その後、六本木在住のRYU兄宅へ突入。 ちょっと遅れた誕生祝のなべを作ってくださった。 大量のなべ。 おいしくいただきました。
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