Taejunomics

            政治、経済、社会、哲学、芸術、文学、スポーツ、マイクロファイナンス、教育などなど、徒然なるままに書き綴ります。 ※お初の方はカテゴリー欄の「Taejunomicsについて」、をご覧ください。
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PEバブル。
 今日のヘラルドの記事。

 Trillion-dollar query: Will buyout bubble burst?

 PE業界のさきがけとも言える、Henry Kravis氏がNYにてスピーチを行う。 内容は、簡単に言うと、PEの業界はそろそろバブルがはじけまっせ~、という話。 
 ※PEファンドについては、http://stjofonekorea.blog6.fc2.com/blog-entry-168.htmlとか、Financeのカテゴリーに色々書いているのでそちらご参照。 

 現時点で、ファンドにつぎ込まれた資金総額が5000億ドル。 レバレッジをかけてそれを運用するので、軽く見積もっても2兆ドルレベルの資金が企業買収・再生に用いられることになる。 それでも、世界でファイナンスされている資金の量を考えればわずかな量ではあるのだが。
 
 現時点でも、PEファンドの業界の競争は過当といえるものになっている。 どんどんディールのコストが上がっていて、多くのPEファンドは生き残りをかけて血眼になっている。 アメリカなどではもう有力な案件を探すのは難しく、今後、新たな機会を求めて、アジアや東ヨーロッパなどへの事業の展開が予測される。 最近の東アジアへのKKRの進出なども、その表れだろう。

 
 業界の成長性を無視して過剰な資金が注ぎ込まれる中で、超過利潤を得るために激しい競争が展開されると、どのようなことが起こるか。 歴史が立証しているように、やるべきことをきっちり行わない企業が出てくる。 ファンドの業界であれば、デューディリジェンスを怠ったり、長期的成長を犠牲にして短期的成長を追求する戦略をとる企業が出てくる。 近いうちに、PEファンド業界においては相次ぐ倒産や統合が行われると、多くの関係者達が感じている。 僕も同感だ。


 アメリカは、80年代のLBOブームの結末として、一度似たような痛い目にあっているのだが。 歴史を読み、歴史について瞑想せんことを祈る。

 ここら辺のリアルタイムの市況を見ながら、センスを磨いていければと思っている。 今後とも展開が見逃せない。
Comment
≪この記事へのコメント≫
PEにとって、日本国内でも案件は枯渇する方向です。
オークションになれば、価格は急騰してIRR25とか30とかで投資をするPEが案件を取れる可能性はきわめて低いです。
この1,2年で有力な海外のファンドが進出してきましたが、3年後に残っているのは半分以下だと予想します。
2005/11/15(火) 12:16:53 | URL | MI #-[ 編集]
 MIさん、参考になるコメントありがとうございます。
 実際、オークションの弊害について、PE業界の人たちが語るところがかなり多いようですね。 
 僕も、結構悲観的な見方をしています。 今後の状況がかなり気になるところですね。

 10年後は、何が流行るんでしょうね? メザニンすら最盛期を通り越している気がしてきました・・・
2005/11/16(水) 16:28:20 | URL | Taejunomics管理人 #-[ 編集]
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