Taejunomics

            政治、経済、社会、哲学、芸術、文学、スポーツ、マイクロファイナンス、教育などなど、徒然なるままに書き綴ります。 ※お初の方はカテゴリー欄の「Taejunomicsについて」、をご覧ください。
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マッキンゼーBASICSに学ぶ。
 マッキンゼー&カンパニーは、世界最高のコンサルタント会社の一つ。この会社は出版事業も行っているのだが、そのレベルもビジネス関連の本ではかなり高い部類の属していて、読み応えがある。 現実に則しているので、実践にすぐ活かせる、即戦力的な知識が手に入る。

 よく、ビジネスの知識を、ビジネスのみに限定して考えている人がいるが、それは残念なことだと思う。 ビジネスの現場で得られた知識、そして知恵は、生活全般について、活かすことができる。

 先日読んだ、本で紹介されていた、マッキンゼーの「事業再生の基本(BASICS)」を見てみよう。

 BASICSは:
 Build new business 新規ビジネスの立ち上げ
Adopt core business 中核事業の適応
Shape the portfolio and ownership structure ポートフォリオと会社所有の構造を作る
Inspire performance, and control risk パフォーマンスを触発、リスクをコントロール
Communicate corporate strategy and values 会社の戦略と価値について伝える。
Set the pace of change 変化のペースを設定する


 の頭文字をとったもの。 この、覚えやすくする工夫もすばらしい。
 

 1.新規ビジネスの立ち上げ
 過去20年間において、成功した企業は、コア事業のみに依存せず、新規事業を立ち上げそれを成功させている。 例えば、IBMは、80年代に開始したグローバルサービス部門が収入の40%、利益の50%を上げている。

 →個人レベルでも、常に新しいことにチャレンジしている人は、輝いていると思う。 



 2.中核事業の適応
 コアとなる事業を市場の変化に適応させる。 効率的な生産体制や、サプライチェーン・マネジメント(供給の連鎖がうまくいくようにすること)などが、有効な場合が多い。 ウェストミンスター銀行は、80年代は世界最高のリテール銀行の誉れ高かったが、コスト体質を改善できなかったので、はるかに小さい規模のロイヤルバンク・オブ・スコットランドに買収された。

 →個人でも、本業としてやる仕事はきっちりとやるべきだし、それは、常に社会の変化に対し柔軟であるべき。 変化に対応できないものは、恐竜であっても滅びる。 僕がファンドを作るとしても、形態は市況を見ながら決めていきたい。
 

 3.ポートフォリオと会社所有の構造を形作る
 ※ポートフォリオは、旅行カバンのこと。 旅に出るとき、旅行鞄の限られたスペースの中に、必要なものを入れますよね? だから、限られた資金の枠組みで、効率的に投資をするために、株や債券を買った組み合わせをポートフォリオといったりするんです。

 事業におけるポートフォリオとは、会社が取ることができる戦略の集合。 成功してきた会社は、自社の事業や戦略の集合をきっちりと管理している。

 →計画を立てるとき、やりたいことは多いが、時間には限りがある。 だから、もっとも有効な組み合わせを考えたい。 例えば、哲学の知識は全ての分野につぶしが利くから、哲学をまず勉強するとか。 さらに例えば、走りながらリスニングの練習をするとか。

 
 4.パフォーマンスを触発し、リスクをコントロールする。
 パフォーマンスを促進するために、人々を触発させる。 システム的な枠組みも重要だが、ソフトな側面からも必要。 必要性の理解、社員トレーニングプログラム、手本となる事例を作ることなど。

 →誰でも、触発されるものが必要。 時間の枠組みを作ったりすることも重要だが、やる気を保つための気の持ちようなどのモチベーションもうまく作っていきたい。


 5.会社の戦略と価値について伝える。
 会社の利害関係者としっかりとコミュニケーションをとることにより、予想外のハプニングを避けることが出来る。 また、人々との意志の疎通を通じて、より効果的に事業を進めることが出来る。
 
 →個人としても当たり前なこと。 必要なことを常に伝えておかないで、あとで大変なことになったりする。 進路の問題や恋愛など、枚挙にいとまなし。 
 また、夢は語るべき。 それにより、自分のビジョンを明確に出来るし、人々から援けも得られるかもしれない。 これは、まえのエントリー参照


 6.変化のペースを設定する。
 組織が行わなければならない戦略の数と、その実行の困難さを見極めることが重要。 その見極めに従い、時間を設定する。 急激過ぎる変化も、遅すぎる変化も、会社に悪影響を及ぼす。

 →人間も同じ。 ラテン語の格言に、"Festina lente."というのがある。 意味は、「ゆっくり急げ。」 
 


 このように、重要なことは、概念を学び、それを関連分野の実践に活かすのみならず、自分の生活の全分野に応用することにあると思う。
 そうすれば、もっと色々と見えてくる。

 そうするうちに、知識は知恵へと発展を遂げる、と、僕は感じている。
Comment
≪この記事へのコメント≫
ちょっと長いし、グリーにも載せたけど
この言葉を思い出しました。

Watch your thoughts, they become your words
Watch your words, they become your actions
Watch your actions, they become your habits
Watch your habits, they become your character
Watch your character, it becomes your destiny

手順君は、この言葉そのもののような気が刷る今日この頃です。
2005/11/29(火) 09:47:41 | URL | にょん #-[ 編集]
 にょん、ありがたいコメントです。
 
 その言葉の通りになるには、まだ程遠いけれど、そうなれるように頑張りたいと思うよ。
 
 芥川龍之介も言っていたね。
 運命は等閑に決まるものじゃないって。

 切り拓いていきたいものです。
2005/11/30(水) 08:04:48 | URL | Taejunomics管理人 #-[ 編集]
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