Taejunomics

            政治、経済、社会、哲学、芸術、文学、スポーツ、マイクロファイナンス、教育などなど、徒然なるままに書き綴ります。 ※お初の方はカテゴリー欄の「Taejunomicsについて」、をご覧ください。
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言葉ジェンダー非対称性での悩み事。
 ジェンダーは、「社会・文化的性差」と翻訳される。

 もうちょっと具体的に言うと、生まれ持った性の違いではなくて、社会的に文化的に作られてきた性の違いのこと。 肉体的な性差のことはセックスと言う。

 で、このジェンダーに関する非対称性が問題になったりする。 非対称とは、平たく言えば、偏りがあって、衡平、平等ではないこと。

 具体例を挙げたほうがわかりやすい。
 例えば、「雌伏」と「雄飛」。
 伏するのは雌(メス)で、飛ぶのは雄(オス)、と男性に対してポジティヴな価値が付与され、女性に対してはネガティヴな価値が付与されている。 

 もうちょっと女性に対してネガティヴ、男性に関してポジティヴな価値を付与している言葉を上げてみよう。

 -夫人と夫(「夫人は夫のモノ」だったから、こうなっている)
 -主人(男=家の主人)
 -奥さん(女性は家の奥にいるから)
 -家内(女性は家の中にいるから)
 -王と女王(王は男が普通だったから、女王という言葉がわざわざつけられた)
 
 
 とまあ、探せば探すほどうじゃうじゃ出てくる。

 漢字が一番分かりやすいかもしれない。 一語だけでも、嬉、好、嫌、安、娯、、、、 とりあえず、女ヘンのつく漢字を漢字源などでどんどん調べてみるといい。


 僕は、日ごろ、これらに極力気をつけるようにしている。 けれど、普段の生活レベルで完全に使わないとなると、なかなかきついことになってくる。
 現在一番困っているのが、

 「母校」、と言う言葉。

 これも、昔の議論では、むしろ肯定的にとらわれていたのだが、現在は「女性に対して一方的なイメージの押し付けをしている」と言うことで、非難のある言葉。 
  
 で、このブログでも何とか使わないようにと考えているのだが、この概念、ちょくちょく使う必要があって。 「卒業した学校」だとか、たまに試験的に「母(父)校、父(母)校」だとか使っているのだが、これも、何か文章的のテンポを落としてしまっている。

 もっと厳密に言うと、「僕」も、「私」に変える必要がありそう。。。

 ただ、どこまでがジェンダーなのか、という線引きはかなり難しい問題で、いまだに論争があるところである。 少なくとも僕がこの関連の書籍を呼んでいた2003年までは。
 
 個人的な意見としては、今のところは、全ての問題に対してあまり神経質にはなりすぎずに、明らかに問題と思われるものに対しては、皆がしっかりと認識を持つようにしていけばいいのではないか、と思う。 それが解決してから、次の段階へと移るのはどうだろう。 こんなこと書いたら、上野千鶴子とかにぶっ飛ばされそうだけれど。 キング牧師にも、「そんなgradualismで解放は訪れない」とかも言われそう。



 ちなみに、僕の育ったコミュニティは、かなりの男尊女卑。 
 「言葉云々より、まずてめーの目の前の現実を変えろって」とか、言われそうですね。。 
Comment
≪この記事へのコメント≫
TB有難うございました
Taejunさん
TBでこちらに来ました。
確かに「言葉」は呪縛になる可能性がありますね。
でも、歴史のある言葉を変えるのは、そう簡単ではないし、逆に、必要のある言葉はどんどん変わってきているところを見ると(バイト言葉など)、大衆が望んでいない言葉はあまり定着しないでしょうね。
2006/01/08(日) 22:49:32 | URL | 仙台通信 #-[ 編集]
 仙台通信さん、

 コメントありがとうございます。
 確かに、言葉にはダイナミクスがありますよね。 それを認識しながら、世の流れを感じて行きたいと思っています。 

 これからもよろしくお願いします。
2006/01/08(日) 22:54:24 | URL | Taejunomics管理人 #-[ 編集]
遅くなりましたが、新年祝賀です。
ジェンダー。大学時代、手順さんの学部の後輩である我が友の影響をモロにうけました。
朝から食堂バイトの合間にミニ講義を何回受けたことか。最近、思い出したように上野千鶴子の本を読んでます。あの方、怖いです・・・。
学校でのジェンダー問題ってヤッカイです。特に民族学校は今までこの問題とはあまりにも離れていたようにも思います。(我が友曰く、チャレンジ大学は「封建思想の最高峰」「男尊女卑の最高峰」らしいです。)
教師として幾分気をつけていますが。手順氏のいう通りあまり神経質にならないほうが言いようにもおもいますね。今度、フェミニズムについても書いて見てください。
今年もよろしくです。
2006/01/09(月) 22:50:02 | URL | 李白 #-[ 編集]
 あけましておめでとう。
 実際、朝鮮学校はその点については、本当に早く改善しないといけないと思う。 いまだに「父兄」とか言ってるし。。。

 フェミニズム、書きたい気持ちもあるのだけれど、それを男性である僕が書くことについて、色々迷いがあるのは事実だったりする。
2006/01/10(火) 00:29:57 | URL | Taejunomics管理人 #-[ 編集]
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