Taejunomics

            政治、経済、社会、哲学、芸術、文学、スポーツ、マイクロファイナンス、教育などなど、徒然なるままに書き綴ります。 ※お初の方はカテゴリー欄の「Taejunomicsについて」、をご覧ください。
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投資事業組合の連結外しは違法か?
 疑いの一つ、投資事業組合との連結決算に関して、書いておきたい。 別に、ライブドアの味方をするつもりもない、むしろライブドアが今までとってきた成長経路や資金調達方法には、異論のほうが多い。 

 粉飾のそのものについては、
 磯崎さんのisologueと、
 47thさんのふぉーりん・あとにーの憂鬱を見てください。 とても勉強になります。
 
 それと、経験の産物である歯切れのよいコメントがすばらしい、
 ぐっちーさんのブログも是非見てみてください。

 事業会社が他企業を買収するときに、事実上傘下になるファンドを組んで、それを通じて買収を行うことが多い。 ライブドアの場合、投資事業組合がそのファンド。

 基本的に、ファンドに対して50%以上出資しているのなら、決算期にそのファンドのパフォーマンスを連結決算(平たく言えば、一緒の企業とみなして期間成績を報告する事)に取り込まないといけない。 なのに、それを外しているということで、違法の疑いがもたれているわけだ。 
 けれど、「いずれは売却する目的で企業に投資するファンドの場合、50%以上出資しているとしても、連結決算しなくてもよい」らしいんですよね。 今日の日経金融新聞を参照。 初めて知りました。
 
 この規定に関して、論点となるのは、「本当にこのファンドがいずれは売却する目的で投資を行ってきたか」という点。 たとえば、ファンドが典型的なバイアウト(安く企業を買って高く売る)を行っているのなら、50%以上出資していても連結から外すことに何の問題もないわけだ。 



 けれど、投資事業組合の行ってきた買収は売却目的じゃないでしょう? 
 というのが、検察側の考えなのだろう。 至極ごもっとも。

 ライブドアの言い訳として考えられるのは:
 投資事業組合は、いずれは売却する「目的」で投資(=買収)を行ってきた。 違う結果となったとしても、本来はその目的で買収を行ってきたのだ。 

 といったところなのかな。

 けれど、それを立証する証拠がどれくらいあるかには疑問があるけれど。 PCなども押収されているから、難しそうですね。

 勘違いなどについて、コメントくだされば幸いです。

 取り急ぎ。
Comment
≪この記事へのコメント≫
TBありがとうございます
私も会計処理には詳しくないんですが、組合の場合は株式会社などと違って、金銭的な出資の割合とコントロールの割合は必ずしも一致しないので、その意味でも連結の取扱いは難しそうですね。
2006/01/20(金) 00:24:54 | URL | 47th #cyygG8p6[ 編集]
 コメントありがとうございました。
 僕も会計についてはまだ、アナリストの試験一次レベルでしか分かっていないので、専門家の方々のこれからのブログでの議論を見ながら勉強させていただきます。
 それと、isologueに最近されたコメント、とても同感しています。
2006/01/20(金) 10:40:52 | URL | Taejun #-[ 編集]
組合の連結については会計基準上、明記されていないので、かなり判断がぶれるところです。

ただ、今回言われているようなスキームなら全体として判断して連結するしかないという結論になるのでしょうが、監査上そこまで突っ込むのは大変でしょうね。

公表されている有価証券報告書を見ただけでもどう考えても粉飾しているのは間違いないだろうとは思っていたし、掲示板でも前から粉飾疑惑はずっと言われていたので、
今更なんでこんなに騒ぐのだろうと思っていますが。
2006/01/21(土) 01:19:07 | URL | tese #-[ 編集]
 teseさん、コメントありがとうございます。
 事実、疑惑については上がっていたようですね。それでも、疑いが明るみに出れば、騒ぐのが世の常だとも感じています。
 
 会計には、かなりの裁量が認められていて、そのグレーゾーンについては、何とかならないものかと、ついつい考えてしまいます。

 これからもよろしくお願いしますね。
2006/01/21(土) 23:12:16 | URL | Taejun #-[ 編集]
はじめまして、この投資事業組合は結局、この買収劇のためだけだったのでしょうか?それとも他に何か手がけたのでしょうか?

出資比率によって多数決が行われる株式会社と違って、運用担当者の裁量権が大きいとしても、実際のところライブドアの支配下にあったかは、メールなどの解析によるしかないのでしょうが・・・。
2006/01/23(月) 17:09:20 | URL | 田中といいます #-[ 編集]
 コメントありがとうございます。
 ライブドア系列が全額を出資していないのならば、投資家から新たに資金を得るための装置として用いられたのかもしれません。
 ファンドの形態によっては(調べてません・・・)パススルー課税などの税制上の優遇があるので、それを考えての事かもしれません。

2006/01/23(月) 23:14:40 | URL | Taejun #-[ 編集]
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ホリえもんのニュースから見えてきた裏側でメディアを躍らせる黒幕と陰謀。ホリえもんの事件は実はヒューザーの一件のもみ消しのために仕組まれたカモフラージュだった!
2006/01/19(木) 15:02:51 | 出会い迷走組曲
ライブドアの粉飾決算疑惑、かなり情報も出てきましたし、ここらでまとめてみようかと。粉飾疑惑を向けられているのは、判明している部分で、3Typeかなと。Type1 投資事業組合
2006/01/19(木) 23:14:34 | Grande's Journal
当初は情報が錯綜していたライブドアの事件ですが、何となく全容が見えてきましたね。当初、話にでていた嫌疑は、風説の流布偽計取引
2006/01/20(金) 16:07:10 | 映画プロデュース会社:取締役の妄想日記
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