Taejunomics

            政治、経済、社会、哲学、芸術、文学、スポーツ、マイクロファイナンス、教育などなど、徒然なるままに書き綴ります。 ※お初の方はカテゴリー欄の「Taejunomicsについて」、をご覧ください。
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ジャズとアラン・グリーンスパン。
 (思いつきのとんでもエントリーかもしれません。)

 
 FRBの議長であったグリーンスパン氏がついに任期を終えて、退任する。

 グリーンスパンさんがどれくらいすごいかって?
 世界経済の守護神とも言われるくらいすごい人。

 例えば、今日の日経の記事にも:
 世界経済の「守護神」退場・グリーンスパン氏最後のG7
 来年1月31日に退任するグリーンスパン米連邦準備理事会(FRB)議長の最後のG7会議が閉幕した。1987年8月に就任した議長の登板は通算55回。世界経済の「守護神」として君臨したカリスマの退場によって、G7会議も節目を迎える。



 彼が議長をつとめるFRB(アメリカの中央銀行です)の政策のおかげか、アメリカ経済は激動の80年末から現在までを、ほとんど大過なく乗り切ったとされている。 彼が議長でなかったら、とんでもない混乱が何回も起きてきたかもしれないと言われる。

 僕がいつもお世話になっている方は、一時期グリーンスパン氏と仕事をしていたことがあって、僕はいろんなお話を聞かせてもらったものだ。 そのお話を聴きながら、グリーンスパン氏の読みの鋭さと対人スキルの高さを強く感じたのを覚えている。
 


 さて、前置きが長くなりましたが、ここからが本論。

 グリーンスパンさん、元はジャズの演奏者。 腕はプロ並み、というか、プロ。 アメリカでジャズをやっていてプロということは、素晴らしい腕前のはず。 日本で演奏をしているジャズ奏者のほとんどがアメリカで通用しないのを見てもわかるはず。
 

 僕は、彼のジャズ経験が、FRB議長時代にも生きているんじゃないか、と感じている。

 
 ジャズの演奏において大切なことは色々あるのだが、主なものは:
 ・基礎技術(当然)
 ・相手の呼吸を読む能力
 ・相手の呼吸に合わせる能力
 ・流れに従いつつも、新たなものを創造する能力

 と、まあ、こういったところ。

 ロックやポップスとかの決まりきった演奏と違って、ジャズの演奏は千変万化する。(もちろんロックなどもその日毎に演奏は違ってくるが、ジャズほど劇的ではない) 同じ曲で同じミュージシャンでも、その日によって演奏は変ってくる。

 こんなジャズの演奏をやっていると、感性がすごく研ぎ澄まされる。 言い換えると、ものの流れを能力や、ものの本質をすばやくつかむ能力がつく。 僕がジャズや即興演奏の要素がある演奏が好きな理由も、ここにある。 (以前の記事参照) 演奏をしているときのワクワク感が違います。

 人は、たまにグリーンスパンさんの経歴を見て、「は!? 以前ジャズ奏者??」という反応をするが、僕は、ジャズ奏者だったからこそ、世界経済の守護神と呼ばれる働きを出来たんだと感じていたりする。

 例えば、彼は、インフレ率を市場の裁量に任せつつちょこちょこっとFRBが介入するような感じで調整していったのだが、沿いつつずらすこの調整法は、まさにジャズ的な調整法。 


 若い頃に打ち込んだものは、その人の貴重なベースになると僕は感じている。 たとえ、勉強でなくても。 いや、勉強でないからこそかもしれない。
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