Taejunomics

            政治、経済、社会、哲学、芸術、文学、スポーツ、マイクロファイナンス、教育などなど、徒然なるままに書き綴ります。 ※お初の方はカテゴリー欄の「Taejunomicsについて」、をご覧ください。
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ライヴドア事件に関する雑感。
 この頃、この問題について、何も書いていませんでした。

 いちいち突っ込みを入れていたらきりがないと感じていたので。
 メディアが暴力装置だという実感を日々強めている今日この頃です。
 この圧倒的な情報量の前に、異議申し立てがなすすべもなく飲み込まれようとしていますが、それでも書くべきだと思うので、書きます。




 1.堀江氏のプライバシー
 
 最近、夕方のTV番組に、堀江氏の起業以前の過去などを暴露しながら、「何が彼を変えてしまったのか?」と問いかけるようなものがいくつかあります。
 本人の承諾も得ていないのでしょう。
 松本サリン冤罪事件のメディア報道がフラッシュバックしてきます。

 報道の自由は、このようにして個人のプライバシーを暴露して、個人の人格を貶めることも許容するのでしょうか?

 僕は、堀江氏のスタンスはあまり好きではありません。  
 けれど、個人の性質がどうであれ、その人格を貶めるような事が許されて良いわけがないと思います。

 それに、彼は、まだ犯罪者でなく、容「疑」者にすぎないのです。


 
 2.ライブドアショックの波及の可能性
 ソースを覚えていないので恐縮なのですが、英語系のメディアでは、今回の問題を:
 ①既存勢力への反抗者に対する抑圧
 ②証券取引所による市場の効率化のためのプロセス

 の2点から見ている向きがあるようです。

 そして、②から、今後もいくつかの企業が摘発されるのではないか、という論調が見受けられています。

 
 市場は、特に短期的には、事実以上に期待により動かされます。
 
 以前、僕は、「この事件はさほど大きな問題とはならないのではないか」、とブログに書いているのですが、場合によっては、考えが外れるかもしれない、と感じています。



 
 3.ライブドアへの株主訴訟
 という動きがあるようですが、泥縄と感じずにはいられません。
 多くの専門家達が示唆していたように、フジテレビ買収を企てた際のMSCBの発行時点でこのアクションをとっておくべきだったと思います。

 まあ、株主の数が10万以上いた状況では、相当に自体が逼迫しない限り訴訟が起こされることはないのでしょうけれど・・・

 
 
 4.マネーゲームを許しているのはだれ? 
 個人的には、開いた口がなんとやらなのですが: 

 LD株の投機売買を憂慮-東証社長
定例会見で監理ポストでのライブドア株取引について「取引しているのは投資家という名の投機家。極めて憂慮している」と語る東証の西室泰三社長。「取引時間短縮も検討する」という(21日、東京・日本橋兜町)(時事通信社)19時33分更新


 裁定機会が存在すれば、それをつくというのは、当然の事だと思います。 むしろ、こういうアービトラージャー(裁定機会を利用する人)がいることによって、市場において裁定機会がなくなり、市場の効率性が結果として保たれるわけで。

 機関投資家やその他「投機家」が、その機会を利用して利益を得ることに、なんら問題はない。 むしろ、機関投資家などは、出資者に対して当然の義務を遂行しているわけです。 

 問題を問うのならば、そのような機会を生み出している東証の現在の対応策に問うべきなのではないでしょうか?





 声は、あげていかなければいけないと感じたので、以上書きました。
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