Taejunomics

            政治、経済、社会、哲学、芸術、文学、スポーツ、マイクロファイナンス、教育などなど、徒然なるままに書き綴ります。 ※お初の方はカテゴリー欄の「Taejunomicsについて」、をご覧ください。
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顧問の必要と「~らしさ」。
 経営以外にも、色々な示唆がある内容なので、メモ代わりに。


大賀、出井両氏も退陣 ソニーらしさ失う?業界波紋 顧問制度3月廃止

 ソニーが元役員で構成する顧問制度を三月末で廃止し、かつてトップをつとめた大賀典雄・名誉会長や出井伸之・最高顧問が退任することが決まった。ハワード・ストリンガー会長兼CEO(最高経営責任者)や中鉢良治社長ら現経営陣はスリム化による経営改革を急ぐが、経営を主導してきた“カリスマ経営者”が一斉に退くことで、「ソニーらしさがなくなるのでは」という声が業界内で広がっている。
 (中略)
 ただ、業績は上向いているが、創業者の井深大氏や盛田昭夫氏に近い大賀氏の退任や、独自事業の撤退といったリストラが、「ソニーらしい商品を生む土壌を奪うのでは」(大手電機メーカー)と危惧(きぐ)する声も一部には上がっている。
(産経新聞) - 2月24日3時11分更新


 大手電機メーカーのたった一人の声が「一部」になっている可能性はおいておいて。

 僕としては、「危惧する」ところが良く分からないのです。


1.「~らしさ」
 「~らしさ」って何なんでしょうね? かたい言葉で言えば、経営理念、組織文化と呼ばれるものなのでしょうか。

 定義はさておいても、「~らしさ」が残ることは、それが企業に利益をもたらす場合にのみ評価されるものなのだと思います。 特に、営利を目的とし、常に競争環境にさらされている企業にとっては。 他の社会組織に関して言えば、その「本来の目的が何なのか」という観点から、「~らしさ」の評価をするべきなのでしょうね。



2.顧問制度がなくなって「~らしさ」がなくなるのか?
 さて、「~らしさ」が必要だとしても。

組織文化や経営理念に関して、重要なプロセスは、「生成→共有→伝承」です。 それらを鑑みて議論を立ててみます:

 ・組織文化や経営理念を生成・共有させることにおいて、経営陣の役割は非常に大きいものだと思います。
 しかし、一度、それらが浸透したのならば、「~らしさ」は顧問がいようがいまいがそう簡単にはなくならないものだと感じています。

 ・組織文化を伝承することも生成・共有と同じく重要なものですが、それを前世代の人たちに頼るのはおかしい。 新しい世代の人たちが考えて守・破・離をしていくべきものだと思います。



 顧問が45人もいると、費用のみならず現経営陣によるすばやい意思決定に何らかの支障がある可能性も高いと思うので、個人的にはこの廃止はよい判断だと感じています。

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