Taejunomics

            政治、経済、社会、哲学、芸術、文学、スポーツ、マイクロファイナンス、教育などなど、徒然なるままに書き綴ります。 ※お初の方はカテゴリー欄の「Taejunomicsについて」、をご覧ください。
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井上雄彦。
 現在生きている人で、僕の3大漫画家は、宮崎駿(読んだのナウシカだけだけど)、浦澤直樹、そして、井上雄彦です。 他界されている方も含めたら、手塚治虫はダントツのナンバーワンです。


 今日は、井上雄彦。
 
 彼の特徴として、3つを考えて見ます:

 ・画力
 すごい。 バガボンドとか、見ながらどんどん技術が上がっていると感じます。 
 知り合いのアーティスト曰く、彼の漫画を見ていると絵が描きたくなるそうです。 
 ※ちなみに、バガボンドとは、流浪人とかそういった意味の英語です。 一時期僕は、「バカボンド」と読んでいました・・・ はずかしや。
 
 
 ・ストーリー
 これも良くできている。 彼の作品は全て綿密な調査に基づいていることがとても良く分かります。 
 特に、最近個人的にナンバーワンの漫画である「リアル」は、調査なしには絶対に書けないものでしょう。 文字通り、リアルです。 読んでない人、是非。 最新刊、キてます。

 
 ・独創性
 彼の主要漫画の三つ、スラムダンク、バガボンド、そしてリアル、すべて、とても独創的な作品です。



 20060301003542.jpg
スラムダンクは、当時「バスケットボール漫画は売れない」という支配的な意見を払拭した作品でした。 彼がこの漫画を書くとき、担当は反対したらしいですね。 けれど、彼は、(多分バスケへの情熱から)これに踏み切った。

 

 20060301003551.jpg
バガボンドは、吉川英治の「宮本武蔵」を原作にしています。 が、普通の漫画が原作を踏襲する形でストーリーを進めるのに対し、バガボンドは、途中からストーリーと離れながら独自に展開されていっています。 単行本のカバーに書いている著者のノートなどを読みながら感じるのですが、彼の人物設定はとても精巧に出来ていて、その結果、登場人物たちが自然に動き出し、今の独創的なストーリーが出来ているのだと感じています。

 


 20060301003559.jpg
そして、リアル。 障害者スポーツを取り上げた漫画はほとんど無かった現状で、この漫画が社会に及ぼした影響は計り知れないと思います。 もちろん題材が題材だけに批判はあるかもしれませんが、それでも世の中に一石を投じたことには間違いがありません。



 バガボンドの最新刊を読みながらふと思いついたので書き留めておきます。


Comment
≪この記事へのコメント≫
同感です
宮崎駿を漫画家というかはさておき、総論では賛成です。
井上雄彦はスラムダンクの最後のあたりから画がうまくなって、バガボンドからは次元がひとつ上がった感じですね。
よく「キャラが勝手に動き始める」と言いますが、登場人物の背景をこれでもか、というくらい深堀り(22巻中武蔵がまったく出てこないのが5巻分くらいありませんでしたっけ)しながらも読者をひきつけつづける筆力はさすがだと思います。
浦澤直樹は構想の大きさや方向性で手塚治虫の影響は大きいですね。
でも「パイナップル・アーミー」など葛飾北星原作の頃や「YAWARA」などに比べて、登場人物の顔がとがってきているように思いませんか?作者がテンパッてるんじゃないかと余計な心配をしていますw

PS バスケ漫画としては、今マガジンに連載中の「あひるの空」も、動きの描き方の上手さはなかなかだと思います。

ちょいとヲタ風なコメント、失礼しました(自分のblogで書けよ、ですよねw)
2006/03/04(土) 00:34:51 | URL | go2c #RAa2TALo[ 編集]
go2cさん、お久しぶりのコメント有難うございます^^
 
 そういえば、仰るとおり、MONSTERだとか、登場人物がちょっと鋭い顔つきになっていますね。。 浦澤さんは確かに描きまくってるので、僕も少し心配になってきました。

 あひるの空、読んだことないです。。
 この頃、少年誌は、新しく読み始めるのが無くて。。
 ジャンプ:ハンターハンター、ワンピース
 サンデー:メジャー
 マガジン:はじめの一歩
 チャンピオン:バキ

 が終わったあたりで、これらとはお別れになる予感がしています。
2006/03/04(土) 17:02:40 | URL | Taejun #-[ 編集]
嬉しいエントリありがとうございます。
バスケ好き&漫画好きとしては全て
好きです。

特にリアルは今だに休みの日に
日系書店でよく立ち読み(買えよ)しています。
これ、ヘルスコミュニケーション
(リハビリテーション・コミュニケーション分野)的にも、
非常に常に示唆に富んでいるんですよね。

スラムダンクを活用した
バスケ関係者や一般向けの
指南書が出ているのご存知ですか。
スラムダンク勝利学
辻 秀一 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/479767024X/503-6027912-7360702
こんなサイトもありますね。
http://www.d3.dion.ne.jp/~f_jun/sdm-top.htm

リアルもこの作品だけに収まらない
スケールと「リアリティ」に発展
してくれることを祈ります。

僕にとっては、どの作品も
Message Designにおいて重要なのは
ストーリー+キャラクターの強度
+リアリティー(正確な情報&セッティングに基づいた
キャラクターの情動)
ということがよくわかる非常に良い
教材です。

高校時代、バスケ部で
作者の井上さんの母校とよく練習試合
してたのも親近感の理由ですが
(年代が少しずれてるので直接は
存じ上げませんが)。
2006/03/09(木) 02:51:38 | URL | taka #-[ 編集]
 takaさん、いつもいつも貴重なコメント有難うございます。
 実務に携わっている人からしても、「リアル」は示唆のある作品なんですね。 takaさんのコメントを読みながら、改めて、すごさを感じています。

 バスケのエピソードも奇遇ですね^^
 
2006/03/09(木) 21:28:51 | URL | Taejun #-[ 編集]
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