Taejunomics

            政治、経済、社会、哲学、芸術、文学、スポーツ、マイクロファイナンス、教育などなど、徒然なるままに書き綴ります。 ※お初の方はカテゴリー欄の「Taejunomicsについて」、をご覧ください。
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ドストエフスキーのすすめ。
 僕が古典文学を読む理由は、大きく四つです:

 1.言葉や表現が豊かになる~ま、これは説明の必要もなさそうです。


 2.人間観察力がつく~文学は人間学だと思っています。 迫力のある古典の人物描写を通じて、観察力を鋭く出来ます。 また、こういった人間観察力は、将来の投資活動につながるものだと信じてやみません。 (こんな投資をしたいと思っています)


 3.志向を強くすることができる~理性だとか愛だとか、そいういったものに対する思いを強くすることが出来ます。 こういった思いは、困難を打克つ力になると思います。


 4.心の忍耐力がつく~つらい事を文学を通じて疑似体験することによって、多少の事ではへこたれないようになります。



 僕がドストエフスキーを人に会うたびに勧めるのは、ドストエフスキーほど2と4に優れた作家はいないからです。 彼の心理描写は、本当に、すごい。 まさに、肺腑を抉るような表現とでもいいましょうか。

 
 ドストエフスキーの作品を読んでいると、まるで「心の痛い部分に土足でどかどかと入ってこられている」気分になります。 「ほら、こういう最低な気持ち、君も抱いたことがあるでしょう?」と語る作者のペンを鼻先に突きつけられたような感じさえ受けます。  ヴィトゲンシュタイン(有名な論理哲学者、哲学を殺した男と呼ばれています)は、ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」を50回熟読したそうです。


  
 だからか(?)、彼の作品を読んでいると、日常に起こるたいていの事には動じなくなります。 ちょっとした痴話喧嘩だとか、誰かに非難されただとか。

 
 何かを強く目指す人にとって、負けない心はとても重要です。 その「負けない」心の元は大きく二つだと思います。

 一つは、志向。
 そして、もう一つは、上で挙げた心の忍耐力。

 
 つらいとき、志向が強い人は、「それでも!」と叫びながら歩き続けることが出来ると思います。 
 心の忍耐力が強い人は「それがどうした!」と、また、心のなかで反芻しながら、しっかりと歩いていきます。

 
 片方だけだと、ちょっと危なっかしい気がします。
 両方持っていたら、素晴らしいと思うんです。

 経験を通じて両方を得ることも出来るのかもしれませんが、それが難しい昨今において、ドストエフスキーを読むことは、一つの有力な手段だと僕は感じています。

 人間観察に関しては、「死の家の記録」、心の忍耐力に関しては「カラマーゾフの兄弟」を強くお奨めします。


 そして、最近、お風呂の中で僕が読んでいるのは「罪と罰」です。 リラックスになってないので、これはちょっとまずいかな、と思う今日この頃です^^;
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