Taejunomics

            政治、経済、社会、哲学、芸術、文学、スポーツ、マイクロファイナンス、教育などなど、徒然なるままに書き綴ります。 ※お初の方はカテゴリー欄の「Taejunomicsについて」、をご覧ください。
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ハウルの動く城。
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 恥ずかしながら、今日になってようやく、「ハウルの動く城」を見てきた。 出た当時は、受験で一番精神的にキテいる時期だったので、放映されていることすら忘れていた。 虎ノ門での仕事の帰りに、フラット歩いて有楽町まで。
 いつも思うのだが、映画館がどこでも料金が同じと言うのは、とても不思議である。 画面の大きさ・音響・椅子の座りやすさなど、場所によって差は格段である。 東京で見るのなら、お勧めは有楽町。 あとは、六本木ヒルズ。


 見た後に、ああ、これはウケないだろうな、と納得した。 宮崎駿作品は、どんどん哲学的な色合いを深めている気がする。 名声を得たアーティストが良くやることで、ウケる作品から、やりたい作品への転換の典型かなとも思った。 他のわかりやすい典型といったら、椎名林檎、ミスチル、ジュディマリあたりか。 才能があるので、ヒット曲の作り方は知っているが、やりたい曲は違う。 ある程度の名声を得たら、作風をそれに切り替える。

 
 さて、いよいよ本題の感想に入る事にする。 原作を見ていない人は、ネタバレ含んでいるので、ご容赦ください。
 パンフレットも買いそこねたので、かなり主観も入るかもしれない。

 ハウルの動く城のテーマは、現代の人々かと感じた。

 ハウルの動く城は、ハウルと言う人格の別の表現なのだと感じた。
 ハウルの城の動力は、ハウルの心臓である。 さらに言えば、悪魔と契約して渡した自分の心臓である。 カルシファーは、その売り渡した自分の心の象徴。 いうなれば、ハウルのこころの一つのありかた。 それなら、カルシファーがハウルの城へ入る人を選別する権限を持っていることもうなずける(ハウルは幾度となく来客について、カルシファーに「入ってくるのを、よく君が許したね」と言っている。)。 
 城には、4つのドアがある。 それぞれ、別の場所へと通じている。 これは、社会において、人々がとる姿かたち。 さらには、本当の姿(城)は、荒野をさまよっている。 さらに、途中から、ソフィーの為に、ドアを一つ設けている。これは、ハウルの心の中に、ソフィーの場所が出来たということを表現しているのだと思う。 最後あたりのシーンで、ソフィーのための場所のみに通じるドア以外が閉ざされる。 これは、対する世間に応じて己を変えてきた、ハウルの心のあり方への決別と感じた。 
 ハウルの魔法で変えてある外見。 「美しくなければ、生きる意味がない」という発言。 これは、もう。 そのまんま。
 
 次に、ソフィーの呪いの解け方についての考察。
 1.寝ているとき:完全に若返っている。 髪の色も昔のまま。
 2.恋→愛となる度合いにより若返っている。 ときめいたり、恋愛感情が具体的にハウルを救うという行為にうつされた時、ソフィーは若返っている。 ただし、髪の色は老人の時のまま。 
 
 呪い→自分の価値の喪失感とすれば、2については、わかりやすい。 どのような状況にあっても(髪の色がそれをしめす)、人には自己の実現への道が残されていると言うことか。 しかし、それだけだと、1.の場合を説明できない。 
 

 他にも色々あるが、そろそろしんどい。 
 あと、全般的な共通点として、
 愛と自己の価値の発見が、諸問題解決の主な要因となっているなあ感じた。 これも、現代人にはなかなか焦眉の問題である。
 
 
 ああ、「嘔吐」、「異邦人」、「変身」などの感想文を書いているような気分になってきた。 個人的には、こういう考えさせてくれるものも悪くないが、わかりやすいものがいいかなと。
Comment
≪この記事へのコメント≫
俺は結構面白いと思ったんだけどな~。。。
てか、宮崎アニメはどんどん大人向けになってくねぇ(^^;)
2005/04/24(日) 01:54:52 | URL | しも #JalddpaA[ 編集]
同感ですね。。
 昔は、トトロとか魔女の宅急便とか、小学生に好まれそうだったのに、最近のもののけ姫、千と千尋、そしてハウルと、どんどん子供には「?」な作品になってますね。。
2005/04/24(日) 23:37:16 | URL | 手順@管理人 #-[ 編集]
この前
とある飲み会に来てた3つ下の女の子は全然つまらなかったらしい。
最後にハウルの先生が言った「このくだらない戦争を終わらせましょうかね」
って言うセリフをそのまま受け取ったらしくて、
「だったら最初から終わらせればいいじゃん、バカじゃない?」
って言ってた。
バカはあなたですよ?って言ってあげたかった(笑)
2005/04/24(日) 23:56:50 | URL | しも #JalddpaA[ 編集]
ああ、
 なんだか、うらさびしいですね… 
2005/04/26(火) 00:27:20 | URL | 手順@管理人 #-[ 編集]
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