Taejunomics

            政治、経済、社会、哲学、芸術、文学、スポーツ、マイクロファイナンス、教育などなど、徒然なるままに書き綴ります。 ※お初の方はカテゴリー欄の「Taejunomicsについて」、をご覧ください。
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そこにロジックがあったのか。
 昨日は初テニスをしてきました。 腰周りの筋肉を相当使うのですね。。 日ごろ使っていない部分がかなりの筋肉痛を起こしています。 よって、今日はお昼のプールはお休み。 代わりに記事を書いてみようかと。

 
 やっぱり目に付いたのはこのニュース。

  


 王子、手詰まり感強まる・TOB期限まで1週間
 

 王子製紙の北越製紙に対するTOB(株式公開買い付け)が期日の9月4日まで残り1週間になるなか、北越と韓国製紙大手の提携という新たな企業価値向上策が明らかになった。TOBに応じないとする北越株主の比率は5割を超え、筆頭株主の三菱商事はTOBの条件を変更しても拒否する方針を確認。王子側の選択肢は狭まり、TOBの成立は極めて困難な情勢になってきた。

 TOBの条件変更や買収を断念したとの一部報道に対し、王子は27日、(1)条件の変更を行わない決定をした事実はない(2)買収断念を決定した事実はない(3)引き続き成功に向けて努力する――とのコメントを発表。王子首脳も同日、日本経済新聞記者に「(50%以上の取得は)厳しいが、最後まで可能性を追求する」と強調した。28日以降も北越株主の説得を続ける。 (07:00)



 (日経NET)



 

 で、サンケイの記事などでは以下のように報じられています:

 王子と北越との攻防について、市場関係者の多くは、製紙業界の再編の必要性と国際競争力の向上を強調する王子の主張を「経済合理性にかなっている」と評価。逆に、大量の第三者割り当て増資で既存株主の株式価値を低下させながら、三菱商事との提携の相乗効果の具体性に欠く北越経営陣の行動には「株主軽視もはなはだしい」(村松高明・UBS証券アナリスト)など厳しい指摘が相次いだ。

  



 利害関係者は、そうやって批判するかもしれませんが、部外者の僕としては、この北越の行動にも一定の合理性はありそうな感じがしています。 詳細をキャッチアップしていませんが、王子側の主張に経済合理性があることは疑いはなさそうですが、三菱との提携を進めることには、製紙分野での技術のみならず、その他ブランドとしての価値(製紙業でどれだけあるか微妙ですね。。)とかもありそうです。 それでもTOBによって既存株主が得られる利益を鑑みると、王子との提携の方が株主価値を高める気がしますが、長期的な経営を考えると、僕にはなんとも判断がつきません。

 ただ、一番気になるのは、今回の北越側の判断に、しっかりしたロジックがあったかどうか、という事です。 北越のHPを見る限り、プレスリリース等における説明が、かなり不足している気がします。 株主に対してどのようなIRをしているのか、僕にはわかりませんが、あくまで主観ですが、株主に対して十分な説明責任を果たしているかというと疑問が残ります。 各シナリオにおけるシミュレーションくらいはきっちりと作って株主に提示していたのでしょうか。 (もしわかる方いたら、教えてください)

 もしそういったことがが無かったのなら、それこそはかなりの問題で、よく言われるクローにーキャピタリズム(縁故資本主義)のそしりをまぬかれないのではないのかな、と思います。 さてさて。

 
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