Taejunomics

            政治、経済、社会、哲学、芸術、文学、スポーツ、マイクロファイナンス、教育などなど、徒然なるままに書き綴ります。 ※お初の方はカテゴリー欄の「Taejunomicsについて」、をご覧ください。
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ネットワークビジネス、やりますか?
 ちょっと今時間がないのであまり文章を推敲したりは出来ないのですが、友人からは感想を求められたので、書き綴ってみます。 わかりにくい部分等は、コメントをくださると助かります。


 ファイナンスという学問をしていると、「これはすごい!他にはないよ!」という類の情報にとても疑心深くなります。 というのも、ファイナンス理論における定理ともいえるものとして、「効率的市場仮説」というものがあるからです。 これは、一般的に得られる情報を基にして、市場をだしぬくことは出来ないというものです。

 もっと簡単に言うと、

 「世の中にうまい話はそうそう転がっていない」

 というのが、その理論のエッセンスです。

 さて、そんな疑い深い僕が、知り合いの誘いで、ネットワークビジネスなるものの勉強会に参加してきました。 会場の雰囲気もちょっと変な感じでしたが、それは、昔同様のセミナーに参加したときにも感じたものでした。 何なんでしょうかね。 あれは^^;


 さて、会社名を出して、その財務内容をいちいち突っついていると、ちょっと怖いので、それでも、知っている人ならわかるように、その問題点を書いてみます。

 
 長くなるかもしれませんので、結論を。

 「会員として活動する分には、大して問題はない(契約書にに会社倒産時の責任について書かれていないのなら)。 
 しかし、その会社そのものの財務内容は信頼できない。
 会員として成功するにはノウハウが必要で、そのノウハウがあるのなら、自分でビジネスをしても成功する。」


 


 0.ネットワークビジネスの仕組み
 1.ネットワークビジネスの財務基盤は何か
 2.どうして会員費支払い以外を求めない?
 3.やるのならやればいい。 ただ、ノウハウが必要

 0.ネットワークビジネスの仕組み
 
 そのセミナーは、用事があって途中退場してしまったのですが、ネットワークビジネス全般の仕組みというと、基本的にこんな感じです(話を途中まで聞いた限り、他のネットワークビジネスとの違いは感じられませんでした)。

 ・会員は、会員費を、最初に支払う。 その額、3000円としましょう。

 ・会員は、手続きに従い、商品を仕入れ、それを販売する。

 ・販売時に会員はマージンを受け取ることが出来る。

 ・しかも、仕入れた商品が売れそうにない場合、無料で返すことが出来る。


 
 と、まあ、会員費を3000円さえ支払えば、後は、1人くらいに商品を売っただけで元はとれ、会員としては、大してリスクはないと思われます。 上でも述べましたが、会員申し込み契約書に、何かまずい内容が書いていなければ。




 

 1.ネットワークビジネスの財務基盤は何か
 
 さて、僕が参加したセミナーは不思議なところで、何の資料も用意していなかったのですが、ちょっと財務内容を聞いたところ、売り上げと利益率はこんな感じのようです。

  20060924140834.jpg




 さて、常に利益は上げているのですが、その低率の純利益から、会員登録収入を引くと

 20060924140850.jpg

 
 となり、収益の基盤は、本業よりも会員登録にあるような感じがしてきます。 ちなみに、アメリカなどの大手家電製品店では、商品購入時の保証金収入が利益源になっていて、それが問題とされたことがちょっと前にありました。


   

 


 2.どうして会員費支払い以外を求めない?
 さて、このシステム、大体の場合は、会員費は入会時に支払うのみで終了します。
 
 その後、商品が売れなかったら送り返せばいいだけなので、本人の損失は、最悪でも3000円で抑えられます。 

 
 しかしここで、ちょっと発想の転換をしてみると、その問題が見えてきます。

 会員は、金銭的には登録費の3000円しか支払っていませんが、もっと多額のあるものを支払っています。 それは、労働力

 
 商品を購入して、それを販売して、集金するということには、かなりの労働時間を費やしています。 普通の社員であれば、売れなくても給料はもらえますが、会員の場合はそれもなく、売れないということは、労働力のタダ売りに他ならないのです。

 売れても売れなくても社員には賃金を支払わないといけませんが、会員にはそのようなことをする必要もない。 まさに、会員は、安い仕入れ、販売、宣伝広告その他の労働力なのです。 勧誘の電話、仕入れの手続き、商品の送り届け、集金、セミナー参加などすべて考えると、似たようなバイトをしていた時の経験則から言うと、販売報酬は、その労働時間に見合っていません。

 さらに、販売対象は多くが友人等になりますから、集金などに関してトラブルが生じ、それにより人間関係が壊れるおそれも、あります。 おそろしや。


 、、、僕であったら、そんなことに時間を費やすのなら、勉強するか趣味に費やします。

  
  
 3.やるのならやればいい。 ただ、ノウハウが必要

 さて、ここまで散々こきおろしてきた感じがしなくもありませんが、会員として活動することに問題があるとは言っていません^^;

 ただ、重要なことは、その労働時間に見合えった収入を得られるようにするためには、ある程度のノウハウが必要だということです。 そして、そんなノウハウがあるのなら、わざわざ会員として働かなくても、自分でビジネスをすれば成功すると思います。

 もちろん、本業等の制約がある場合にはこのビジネスをする事に関して、十分な合理性があります。 念のため^^;
Comment
≪この記事へのコメント≫
>勝手ながらリンクさせていただきました~
 リンク禁止でしたら出直して来ますww

>変な例えで恐縮ですが、某麻雀漫画で、主人公が飲み屋でサイコロの練習をしている場面を思い出しました。
 楽に稼ぐためにイカサマをするのに、そのイカサマの練習に並ならぬ努力をするという…

 あれ、趣旨違いましたww?
2006/09/24(日) 17:58:14 | URL | からのかみ #-[ 編集]
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