Taejunomics

            政治、経済、社会、哲学、芸術、文学、スポーツ、マイクロファイナンス、教育などなど、徒然なるままに書き綴ります。 ※お初の方はカテゴリー欄の「Taejunomicsについて」、をご覧ください。
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企業買収をどうやってモデリングするか?
 昨日、山に登って筋肉痛です。 カメラを学校に忘れ、休日は閉まっているので取りにいけず、涙をのみました。


 秋期ペーパーのアイディアをつれづれと。

 コメント、意見、本当に大歓迎です(4ヶ月以内に書くと4日前に決めたので切羽詰っています)。

 
 ちなみに、来年の春には、租税回避スキーム(おいおい)について、秋にPh.Dにつなげられる純理論のものを書く予定です(しかし学校で公的に発表できるのは一つのみ。。)。


 
 やろうと思っているのは、リアルオプションの考え方を用いた、企業買収のモデリングです。

 やろうと思い立った理由は三点:
 ・企業買収が盛んになった昨今において有用な研究
 ・僕自身の将来のためにも貴重な学びの機会
 ・日本において(アメリカでもそうなのかな?)企業買収をするときに行うのは、基本的にはバリュエーションがメインで(もちろんそれはとても重要なのですが)、リアルオプション的な考え方はあまり重視されていない

 
 なので、レポートは:
 ・説明力がそこそこあって実用的なモデルを作ること
 ・公表できる水準のモデルを作ること
 ・根本概念はわかりやすく、深い理論内容を理解できなくても、一般金融機関人が使えるモデルを作ること(会社で使いたいので。 例えば、エクセルシートがあって、そこに数値を入力すればよいくらいのものを作りたいです)


 をメインの目的にしようと思っています。


 さて、よって、問題となる(もしくは、検証しなければいけない)のは、まず、次の事です。 時間の制約はどうしようもないので、自分で調べるのはもちろんなのですが、他人の智慧を借りる(≒先生に聞きに行く)、という手段をなりふり構わずとろうと考えています。 


 ・M&Aをリアルオプション的にどうやって解釈するか
 ~川口先生は、M&Aには最初の企業価値が上がったときに売却するオプションのみならず、事業整理の際の不要部門売上オプションなど、色々なオプションが埋め込まれていると見なしてモデリングしているようです。 よって、先生に相談します。
 ちなみに最近は、リアルオプションとゲーム理論を融合させて使うのが最先端なので、それも取り入れようと思っています。




 ・モデルの実証をどのように行えばよいか
 ~本当にかなり迷っています。 前提条件をすこすこ入れていって、買収価額を当てられるとは思えないので(だって、根回しがありそうですから)。。 買収3年後の株価を実証の材料とするのかもしれませんね。 ここは、軽量経済の先生に聞いてみようかと。


 ・リアルオプション理論における弱点、「効率的市場の不存在」をどのようにして乗り越えるか
 ~企業買収においては、効率的市場の議論が通用しているのか? 効率的市場が無いと本当にモデルはworkしないのか? などなど。 ここらへんは、理論においてはぴか一の池田先生とかにもアイディアを聞いてみようと思っています。
 

 ・そもそも、M&Aとは何か
 ~哲学的な問いですが、結局、ここら辺についての理解が不足していたら、結局だめな気がします。 ファイナンスにおいてはconceptualな問題がmathematicalなものよりはるかに重要なのですよね。

 
 以上です。 アドバイスいただければ幸甚です^^ 

 、、、図書館に行って宿題しないと。
Comment
≪この記事へのコメント≫
壮大なプランですね。そこまでの野望を持っている学生はうちにもそんなにいないと思います。

研究者になる人(つまりPHDを取得する人)にはそれなりの業績(質、量ともに十分な論文)がないとなかなか学術的な仕事に就けません。そちらの事情はよくわかりませんが、PHDはそれまでの論文の積み重ねというか集大成みたいなものだと思われます。
博士号のみ必要な社会人も多分同じように業績があってこそ博士論文が書けるのだと思います。
博士論文はともかく、良い論文が書ければどこかのジャーナルに投稿するか、Working Paper/Discussion Paperとしてパブリッシュすることが可能です。

ちなみに、私が思うにファイナンスでも実証と理論系にざっくり分かれると思います。データを主体に分析を進めるか、数理的なモデルをベースに議論を展開するか、基本的にそのどちらかです。
エントリーされた分だけを見ても、軽く複数の論文にはなりそうなテーマです。

「リアルオプションの考え方を用いた、企業買収のモデリング」のテーマで先行研究を理解できるようになる。そして、先行研究の改善点などを修正してみる、あるいは日本など別の地域のデータで当てはめてみる、そして先行研究と比較する、くらいが標準的な修士論文だと思います。google scholarなどで検索してみてください。

M&Aのアナウンスメント効果をEvent Studyで分析するのも面白いかもしれません。それはそれで一つの論文、少なくともタームペーパーにはなるでしょう。

あと、修士論文ははっきりいって自力だけではまずできません。私の修士論文もproduced by my professorという感じですし、その他先生、先輩、友人などの力なくしては不可能です。
アカデミックな分野でも有益なネットワークが作れるか、というのも暗に修士論文で求められる能力だと思っています。
2006/10/10(火) 22:11:08 | URL | チキンワイヤー #-[ 編集]
貴重なコメントありがとうございます。

、、やっぱり、自力だけじゃ難しいのですね(早くも開き直り)。 4ヶ月で形にする、ということ自体、かなりきついのですが、理論モデルの有用性を知りたいので、どうしても理論と実証の両方が必要になってしまいます。。 テーマは、「M&Aのモデリング」なので、どうしても、上のようなことになってしまうのでしょうね。
 
 なんにせよ、今日ゼミで発表する内容を作らないと・・・  
2006/10/12(木) 09:22:01 | URL | Taejun #-[ 編集]
確かにたいていの論文では理論と実証の両方の知識が必要になります。この場合理論というのはモデルの理解で、実証というのは実際にそのモデルにデータを当てはめてみるという意味です。

いずれにせよ、M&Aのモデリングの先行研究を調べるのが先決です。先行研究といえども完璧ではないので、その欠点や修正点などを見つけ出し、自分流に改善してみるのが当面の目標かと思われます。
私はファイナンスはよく知りませんが、Journal of Financeとか引用数の多いものから探してみると良いと思います。
http://scholar.google.com/scholar?hl=ja&lr=&q=merger+and+acquire&lr=

一つの論文を書くのに普通2,30程度の論文を読む必要があると思います。仮に一つの論文を読むのに一週間かかるとしても、半年くらいは論文読解の時間がかかるのではないでしょうか。
ちなみに、私の場合では、M2の前期と夏休みには主に用いるモデルや手法の理解、今現在はデータ入力・修正や実際の推定を中心に時間をかけています。もちろん、必要があれば適宜新しい論文を探しています。
後期は2つほど就職に関連する授業を履修するくらいで、基本的には修士論文に専念する感じです。

お仕事もありますし、まずは授業を大事にしていくことが重要だと思います。修士論文はM2からで十分間に合います。今はそのための基礎体力作りだと思ってください。
2006/10/12(木) 17:31:13 | URL | チキンワイヤー #-[ 編集]
 返信遅れて申し訳ございません。

 論文、実は100くらいは最低消化しようと思っています。。^^; 当面は、基礎知識磨きをして、その後は、一日一本読んで、要約を作って、と。。

 、、話を聞いていると並大抵の事ではなさそうですが、頑張ります!
2006/10/15(日) 23:53:04 | URL | Taejun #-[ 編集]
高い志を持つのはとても重要だと思います。
面白い論文があれば、近い将来教えてください。教えてくださいというのは、その情報を教えてくださいというのではなく、要約を作って私の前で発表してくださいということです。
2006/10/17(火) 21:46:03 | URL | チキンワイヤー #-[ 編集]
がんばります! 早速作ってみようかなぁ。
2006/10/19(木) 09:25:34 | URL | Taejun #-[ 編集]
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