Taejunomics

            政治、経済、社会、哲学、芸術、文学、スポーツ、マイクロファイナンス、教育などなど、徒然なるままに書き綴ります。 ※お初の方はカテゴリー欄の「Taejunomicsについて」、をご覧ください。
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うーん。。。
 とっても不思議な事件が。


北、制裁前に確保? 医薬品、今年5月急増 不正輸出未遂
 



 朝鮮総連の関係団体「在日本朝鮮人科学技術協会」(科協)幹部の親族が、万景峰号で北朝鮮に大量の点滴薬を不正に持ち出そうとしていた事件で、持ち出しを図った今年5月ごろ、同船を使った医薬品輸出が急増していたことが27日、警視庁公安部と新潟県警の調べで分かった。ミサイル発射と核実験後の日本側の制裁強化を見据え、北朝鮮当局が輸出を加速させた疑いがあり、総連の関与解明を急ぐ。公安部などは同日、薬事法違反(医薬品無許可授与)容疑などで、総連東京都本部(文京区)や同中央本部祖国訪問新潟出張所(新潟市)など6カ所を捜索した。

 親族は世田谷区の科協理事の妻(74)。栄養補給用のアミノ酸点滴薬に加え、肝臓治療薬120アンプルの持ち込みも図り、肝臓治療薬は被曝(ひばく)治療にも有効とされる。10月の核実験を前に技術者らが被曝した際の治療用として輸出を図った疑いがあるとみて、用途も調べる。

 (産経新聞)



 違法行為であることは事実でしょうし、それは問題なのでしょう。 僕は薬事法がどんな法律なのかは、薬局の間の距離が問題になった憲法判例でくらいしかわかりませんが。

 ただ、ここまで取り上げる必要があるのか、と言うと、どうしても疑問符が残ります。 点滴薬を持ち出したところで、何の大問題が起こるとは、とても想像できないのです。 仰々しく「軍事転用可能」と言われていますが、そんな事を言うのなら軍事転用できないものなんて、見方によってはほとんどないわけで。 これが、六ヶ所の関連施設の強制捜査を許容するものなのでしょうか。

 僕の持っているコモン・センス的には、これは、やっぱり変だなと思うんですよね。 もしそれが独りよがりだったら、コメントくださると幸いです。


 最近の「北報道」を見ていると、エドワード・サイードの著書「イスラム報道」を思い出します。 そこでは、アメリカにおけるイスラム報道がいかにゆがんだ形でされてきたかに対する峻烈な批判が与えられています(同時に、もちろんサイードは、一部の人間によるテロは決して許容していません。)。 拉致はひどいし、問題発覚後の少なくない人々の「居直り」には辟易とさせられますし、核兵器なんて持たないほうがいいに決まっていますが、この悪の表象としての北報道はちょっと。

 本人達が主張するほど楽園ではないと思いますが、世間で言われるほどの地獄でもないのだ、と言うのが、僕の正直な感想です。 そういう、もっとありのままの姿が伝わればいいのですが。 
Comment
≪この記事へのコメント≫
暗黙の前提として、日本では将軍様が議論の相手にすらならないとんでもない相手だ、というのがありますよね。どこまであっているかはわかりませんが、問題解決のためには北風と太陽両方のアプローチを考慮して欲しいと思います。
2006/11/28(火) 20:14:24 | URL | チキンワイヤー #-[ 編集]
あれだけイメージが付与されると、もうそういう議論が固まっていってしまうのですよね。 等身大のものを見せれば、それでかなり問題が進展すると僕は感じています。
2006/11/29(水) 00:13:21 | URL | Taejun #-[ 編集]
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