Taejunomics

            政治、経済、社会、哲学、芸術、文学、スポーツ、マイクロファイナンス、教育などなど、徒然なるままに書き綴ります。 ※お初の方はカテゴリー欄の「Taejunomicsについて」、をご覧ください。
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サンタの社会的損失?
 それにしても経済学者はいろんなことを考えるものです。
 
 エコノミストの記事で、面白いものを発見。

 http://www.economist.com/finance/d...


 要約すると、「クリスマスは、世の中の負担を大きくしている!」ということのようです。 死ね死ね団(わからない方は稲中卓球部を見てください)の皆さんにとっては、耳寄りの記事ですよね。

 

 どうして世の中の負担が大きくなるかというと、「プレゼントは、もらう人にとっては別に欲しくないものの場合がある」からです。

 たとえば、クリスマスプレゼントのネックレスがあるとします。 買った人は、これに10万円をつぎ込んだとしましょう。
 もし、もらう人が、「このネックレスは、自分にとって8万の値打ちしかない」と感じる場合には、2万円が無駄なコストとして世の中にかかる事になります。 このコストのことを経済学では死加重ロス(deadweight loss)と呼んだりします。

 この死加重(いうなれば、価値ギャップとでもいうのでしょうか)は、親密な人々の間では少ないのですが、疎遠な関係にるほど大きくなるそうですね。 これまた面白いし、頷ける内容です。
 
 といっても、死加重を産む一方で、嬉しい気持ちや景気の活性化など、世の中にとって益と言えるようなものもプレゼントから起こりうるので、非金銭的なものを含めた影響がどうなるのかは、今ひとつ判断しにくそうですね。 また、プレゼントをあげ合うことは、世の中の富の配分を平準化させる役割も果たしそうですし。 少なくとも、恋人同士のクリスマスプレゼントに関しては、死加重よりも、全体的には福利の方が高そうです。


 個人的インプリケーション。

 人々のつながりが強い世の中においては、与え合うということは、±ゼロのものではなく、社会全体の福利を上昇させうる。 社会主義的な経済体制を効率的なものにするためのポイントは、インセンティヴシステム以外に、人間的な連帯の強さにもあるのかもしれない。
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