Taejunomics

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原理原則と論理。
 今年色んなジャンルの本を100冊以上読むと目標に決めて、読み漁っています。 今日はこの本。

生き方―人間として一番大切なこと 生き方―人間として一番大切なこと
稲盛 和夫 (2004/07)
サンマーク出版


 
 読みながら思い出したのは、大学時代のゼミの先生、星野先生の仰っていたことでした。 この本に書かれている原理原則と論理の大切さは、星野先生が憲法のゼミのときにずっと仰っていたことだったんですね。

 
 
 人間、成功するためには、原理原則がしっかりしていなくてはいけない。 これは、経営でも、学問でも、生き方でも同じことだと思います。 原理原則がしっかりと立っていない人間が、何か大きなことを出来るとは、僕にはとても思えません。

 ですが、それと同じくらい重要なことは、原理原則を現実に当てはめるときに、正しい演繹をすることにあるのだと最近改めて思うのです。 学問の世界において、論理展開が間違っていたら致命的ですし、それは他のものにおいてもそうです。

 例えば、20世紀に台頭した、いわゆる社会主義。 この原理原則には、根本部分においては(例えば人による人への搾取にたいする反対など)、誤りが無かったと僕は思います。 けれど、多くの場合、論理展開が誤っていたのですね。 正しい原理原則を持っていたとしても、論理展開の誤りによっては、大粛清などをすることがありうるわけです。  
  
 と、ここまで考えると、原理原則が正しいだけでは不十分で、それに伴う論理の力の確かさが、ものすごく重要だという事が分かってきそうです。 星野先生がいつも言っていたことに、「論理的に考えられる人間こそが、原理原則に従って筋の通った生き方をすることが出来る。」というものがあるのですが、その含蓄の深さに考えさせられます。
 
 また、この本で稲盛さんは、原理原則はシンプルでなければいけないと説いています。 これも、僕が始終星野先生に怒られていたことです(この悪癖はまだ残っているかも知れませんが)。 「わかっていない人間ほど、難しい言葉を使いたがる。」  もちろん専門家同士で使う場合は違うのでしょうけれど。

 
 シンプルな原理原則を元に、ロジカルに考えること。
 それこそが、勉強、仕事、人生をうまく進める秘訣の一つなのだと、改めて考えさせられました。


 さらに、星野先生からはあまり聞かず、稲盛さんの本に特に書いていたことで感銘を受けたのは、そうして考えついた事は、必ず達成できると、強く(それも潜在意識にしみこむくらいのレベルで)思うこと、思い続けてその道筋を明確に思い描くこと、そうすればそのことは本当に実現するのだ、というくだりです。
 これを読んだときに思い出したのはマルクスでした。 彼は、人間は、実現可能なものだけを問題として認識する、と説きました。 問題解決のための諸条件がそろっているから、人間はそれを問題として認識すると、マルクスは考えたのです。 実現できると考えられることは、多くのものが、可能なのですね。 しっかりとした現実認識に基づいていれば。 昔カメハメ波を出そうとしたことが

 
 この『生き方』、古臭いことが書かれているかもしれませんが、僕は、共感する事しきりでした。 お時間があるときにでも、是非ご一読ください。


 ああ、稲盛和夫さんに会ってお話をしてみたい。。 強く願えば、これも適うのでしょうね。 意外と距離は近いかもしれません。

Comment
≪この記事へのコメント≫
やっぱりこの本やばいっしょ?!

でも、なんかこういう本を薦めると、青臭いなぁとか言われるんだよね。なんでかな~。別にいいけどさ。
2007/02/15(木) 00:53:35 | URL | ちう #-[ 編集]
やばいっす。 前に同じような稲盛さんの本を読んだときも、すごく感動した。

青臭いというのが、時代の流れなのだろうね。 うちらは気にせず進もうよ。
2007/02/17(土) 00:33:17 | URL | Taejun #-[ 編集]
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