Taejunomics

            政治、経済、社会、哲学、芸術、文学、スポーツ、マイクロファイナンス、教育などなど、徒然なるままに書き綴ります。 ※お初の方はカテゴリー欄の「Taejunomicsについて」、をご覧ください。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/--(--) --:--:-- | スポンサー広告 | Trackback(-) | Comment(-)
お奨めの確率関係の本。
 ファイナンスの本ではないのですが、金融経済学の多くは、工学的な知識を用いる場合が多いこともあってか、とても参考になる本です。

工学のための確率論 工学のための確率論
鳥脇 純一郎 (2002/03)
オーム社

 中・上級のファイナンス理論の教科書や論文を読むに当たって、抑えておくべき内容がかなりコンパクトに収まっています。 書き口も平易で読みやすく(相対的なお話ですが)、練習問題もついています。

  
 ちなみに、古典的なテキストで言うと、
経済分析のための統計的方法 第2版 経済分析のための統計的方法 第2版
岩田 暁一 (1983/04)
東洋経済新報社

 これがとても有名なのですが、とても厳密なため読むのにちょっと時間がかかりそうです(というのが、立ち読みしてみての感想です)。


 ちなみに確率過程に関しては、
Financial Calculus: An Introduction to Derivative Pricing Financial Calculus: An Introduction to Derivative Pricing
Martin Baxter、Andrew Rennie 他 (1996/09)
Cambridge Univ Pr (Sd)
 
 これが一番ポピュラーな本で、「(もし学問として真剣に勉強をするのなら)この程度は読んでおいて当然」なのだそうです^^;

 ※ちなみに実務においては、クォンツにでもならない限り、算数レベルの知識で十分だったりします。 確率論云々より、四則演算の速さ・正確さと、数字の感覚がもっと重要だと思います。 


 僕みたいに、理論書を読む→基礎不足に気づく→それを埋める→理論書を読む→基礎不足に気・・・というループにはまりたくない方は、まずこのあたりを読んでみてはいかがでしょうか。

Comment
≪この記事へのコメント≫
Financial Calculous
これは原書の表紙、ですよね。妙にかっこいいなあ。貧乏人なもので安い訳書しか読みませんでしたが、そちらの表装は味も素っ気もないものだったのに、えらい違いです。この表紙に惹かれて買ってしまいそうになります(笑)。
2007/03/29(木) 11:39:00 | URL | 匿名希望でございます。 #jsBW8FAg[ 編集]
一番下の本は知りませんでしたが、上の二冊は実はやりました。両方とも持っています。
経営学部出身の私の意見ですが、順序的に言えば、岩田(説明が多いので自力でやれます、というかがんばってください)をやってから、鳥脇をやるといいと思います。鳥脇は学部の理系向けの教科書で、非常に数理統計っぽいです。若干とっつきにくさがあります。
確か神戸大学の大学院(経営専攻?)では、後期の統計か計量経済学の教科書が岩田だったみたいです。多分後半をやると思います。

一番下は探してみます。あと、以前ここで紹介したまっきんぜーか何かのValuationの本がなぜか区立図書館にありました! 近々読んでみます。
2007/03/29(木) 23:53:28 | URL | チキンワイヤー #-[ 編集]
>匿名希望様
 ようやく学校からメールが届きましたね。 
 訳本のほうが安いのですね!! 訳者のマージンを考えたら、てっきり、原著のほうが安いに決まっていると考えていました^^; 


>チキンワイヤーさん
 おお、「工学のための確率論」は、マイナーな本だとばかり思っていたのですが、結構使われるのですね! かゆいところに手が届いてくれる、素晴らしい本です。 岩田の方が取り組みやすいのですね。 じゃあ、そのうち読んでみます。

 マッキンゼーのバリュエーションは、本当に算数なので、会計的には面白いかもしれません。 感想、お聞かせくださいね。

 




2007/03/30(金) 00:42:15 | URL | Taejun #-[ 編集]
たまに訳書の方が安いことがあります。私の知る限り、経済理論における最適化(http://www.amazon.co.jp/%E7%B5%8C%E6%B8%88%E7%90%86%E8%AB%96%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E6%9C%80%E9%81%A9%E5%8C%96-%E3%82%A2%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%8A%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BBK-%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%83%83%E3%83%88/dp/4326930276/ref=sr_1_2/250-6046924-0612243?ie=UTF8&s=books&qid=1175185888&sr=1-2)があります。これも院時代にやろうと思ってやれなかった本の一つです。まあ基本的に経済学の標準語は英語なので、下手な訳語の本に手を出すこともなかったです。

工学のための確率論は、M2の時の神戸大学の夏休み特別講義でやりました。これで若干数学的に確率をどう考えているかを理解できました。最後の章はやらなかったので、この春休みにやろうと思ってやっていません。やらないと駄目ですね。ちなみに、表紙はあんまりかっこよくないです。

岩田は本当に自力と友人との勉強会で端から端まで全てやりました。私は英語でレジュメを作りました。わからないことがあれば聞いてください。

Valuationの本は明日にでも図書館に行って借りてきます。
2007/03/30(金) 01:34:03 | URL | チキンワイヤー #-[ 編集]
そうなんですよね。 訳ってたまにひどいから、あまり手をつけたくないのですよね。。

確率論、行き詰ったらお手伝い願おうと思います。 よろしくお願いします!
2007/04/01(日) 00:58:19 | URL | Taejun #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
Secret: 管理者にだけ表示を許可する
 
Trackback
この記事のトラックバックURL
≪この記事へのトラックバック≫
Designed by aykm.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。