Taejunomics

            政治、経済、社会、哲学、芸術、文学、スポーツ、マイクロファイナンス、教育などなど、徒然なるままに書き綴ります。 ※お初の方はカテゴリー欄の「Taejunomicsについて」、をご覧ください。
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奔馬。
 三島由紀夫の最後の著作にして、その思想の集大成ともいえる対策、豊饒の海(全四巻)のうち、第一巻の春の雪を読んだきりになっていたのですが、ついつい手にとって読み始めて、そして読み終えてしまいました。 第二巻、奔馬。
奔馬 奔馬
三島 由紀夫 (1977/08)
新潮社




 三島由紀夫の文学の主人公に多くの場合共通している、「純粋の偏り」の権化の様な主人公を中心に物語が展開していきます。 物語で主人公が展開する思想にはさすがに同意しかねるのですが、その勢いには圧倒されるものがあります。 そして、琉璃の様な日本語の美しさ。


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 「時の流れは、崇高なものを、なしくずしに、滑稽なものに変えていゆく。 何が蝕まれるのだろう。 もしそれが外側から蝕まれてゆくのだとすれば、もともと崇高は外側をおおい、滑稽が内奥の核をなしていたのだろうか。 あるいは、崇高がすべてであって、ただ外側に滑稽の塵が降り積もったにすぎぬのだろうか。」



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2007/04/11(水) 12:55:41 | | #[ 編集]
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